JP3163739U - パック入り種菌 - Google Patents

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俊充 大竹
俊充 大竹
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菌興椎茸協同組合
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Abstract

【課題】扱いやすく嵩張りにくくすることが可能で、植え付け作業を容易にするパック入り種菌を提供する。【解決手段】成型シートは、平板状体2に複数の収容部4をマトリクス状に設けたもので、平板状体2の一方の面に開口を有し、他方の面から突出している。各収容部4にそれぞれ種菌が収容されている。平板状体2に、収容部4の列に平行な複数の切り込み12を収容部4の列間に所定の間隔をおいて形成してある。【選択図】図1

Description

本考案は、椎茸、なめこ等の食用茸の原木栽培に用いるパック入り種菌に関する。
食用茸の栽培では、原木にドリル等で形成した穴に種菌を充填し、一定期間、適温適湿の環境下において茸を発生させる原木栽培法が実施されている。種菌には、おがくずや木材チップ等の菌支持体と、米糠、ふすま等の栄養材との混練物に椎茸菌などの菌糸を接種、培養したおがくず種菌がある。このおがくず種菌の植菌作業を容易にするために、例えば特許文献1に開示されているようなパック種菌がある。
特許文献1のパック種菌は、平板状の成型シートに縦横に形成された複数の収容部に、おがくず種菌を充填したものである。
特開平7−255272号公報
しかし、特許文献1のパック種菌では、収容部から1個ずつ種菌を手で外して、植え付ける必要があるが、パックは、例えば38cm*33cmのように大型に形成されることが多く、パックが大型であるので、扱いにくく、しかも嵩張る。このような大型のパックから1個ずつ種菌を手で外して植え付ける作業は、面倒で、円滑に作業を行うことができない。
本考案は、小型化することで扱いやすく嵩張りにくくすることが可能で、植え付け作業を容易にすることができるパック入り種菌を提供することを目的とする。
本考案の一態様のパック入り種菌は、平板状体を有している。平板状体の一方の面に開口を有し、他方の面から突出した複数の収容部を、マトリクス状に設けてある。前記各収容部にそれぞれ種菌が収容されている。平板状体において、複数の切り込みを前記収容部の列間に所定の間隔をおいて形成してある。
このように構成されたパック入り種菌では、切り込みに沿って平板状体を折り曲げることによってパック入り種菌を複数に分割することができる。このように分割されたパック入り種菌は、小型であるので、扱いやすく、嵩張らず、また、収容部から種菌を取りだし、原木に植え付ける作業も容易に行える。
前記複数の切り込みと交差するように、別の複数の切り込みを、それらの間に所定の間隔をおいて形成することもできる。この場合、切り込みに沿って折り曲げることによって分割されたパック入り種菌をさらに小型化することができるし、或いは上記別の切り込みを設けない場合よりも大きな平板状体を使用しながら、上記別の切り込みを設けない場合に分割されたパック入り種菌と同じ大きさの分割されたパック入り種菌とすることもできる。
以上のように、本考案によれば、切り込みを形成することによって大型のパック入り種菌を複数の小型なパック入り種菌に分割することができ、その結果、パック入り種菌は、嵩張らずに、扱いやすく、植え付け作業を容易にすることができる。
本考案の一実施形態のパック入り種菌の斜視図である。 図1のパック入り種菌の部分拡大縦断面図である。
本考案の一実施形態のパック入り種菌は、図1に示すように平板状体2を有している。この平板状体2は、例えばポリスチレン、ポリプロピレンまたはポリエステル等の熱可塑性樹脂製のシートまたは上述したような熱可塑性樹脂の繊維からなる不織布製のシートで、縦及び横の長さが例えばそれぞれ38cm、33cmのものである。
この平板状体2には、縦横にマトリクス状に、複数の種菌収容部4が形成されている。これら収容部4は、平板状体2の一方の面にそれぞれ円形の開口を有し、図2に示すように、これら開口から他方の面側に突出したものである。これら突出部分は、例えば、開口から先端に向かうに従って徐々に直径が短くなる概略円錐状に形成されている。
これら収容部4には、それぞれ種菌6が収容されている。これら種菌6は、おがくずや木材チップ等の菌支持体と、米糠、ふすま等の栄養材との混練物に椎茸菌などの菌糸を接種、培養したおがくず種菌である。種菌6が収容された各収容部4の開口には、例えば発泡スチロール製の蓋8が嵌められて、各開口は閉じられている。
これら蓋8を覆うように、平板状体2の一方の面全域が、紙または合成樹脂製のフィルム10によってシールされている。これは、種菌8の乾燥を防止するために使用されている。
平板状体2の一方の面、即ちシールされている面には、図1に破線で示すように、複数、この実施形態では2つの切り込み12が形成されている。これら切り込み12は、収容部4の列に平行に、収容部の列間に位置するように形成されている。しかも、これら切り込み12は、予め定めた間隔、この実施形態では、それぞれがほぼ同じ大きさに平板状体2を分割することができる間隔をおいて、形成されている。
このように構成されたパック入り種菌では、紙またはフィルム10を剥離した後、各切り込み12に沿って平板状体2を折り曲げて、平板状体2を、複数、この実施形態では3つの分割パック入り種菌に分割する。これら分割パック入り種菌は、元のパック入り種菌よりも小型であるので、嵩張らず、取り扱いが容易である。この分割パック入り種菌において、収容部4を開口側に押すことによって、種菌6を蓋8と共に取りだして、原木に形成した穴に挿入し、蓋8によって穴を塞ぐ。分割パック入り種菌が小型であるので、この取り出し作業は容易に行える。
上記の実施形態では、2つの切り込み12を形成したが、分離された小パックを上記の実施形態の場合よりもさらに小型化したい場合には、切り込み12の間隔を上記の実施形態の場合よりも狭くして、3本以上の切り込みを形成すればよい。
また、上記の実施形態では、切り込み12は、平行なもののみを設けたが、これら平行な切り込み12と交差するように互いに間隔をおいた別の複数の切り込みを形成することもできる。この場合も、分離された小パックを上記の実施形態の場合よりもさらに小型化することができる。
上記の実施形態では、平板状体2は、縦横の長さがそれぞれ38cm、33cmのものを示したが、これに限ったものではなく、さらに大きなものとすることもできる。この場合には、切り込み12の間隔を上記の実施形態の場合よりも狭くすることによって、小パックの大きさを上記の実施形態の小パックと同じ程度の大きさとすることができる。
上記の実施形態では、紙またはフィルム10によって平板状体2の一方の面をシールしたが、場合によっては、このシールは不要である。
2 平板状体
4 収容部
6 種菌
12 切り込み

Claims (2)

  1. 平板状体と、
    この平板状体の一方の面に開口を有し、他方の面から突出しており、マトリクス状に設けられた複数の収容部と、
    前記各収容部にそれぞれ収容された種菌とを、
    具備し、前記平板状体に、複数の切り込みを前記収容部の列間に所定の間隔をおいて位置するように形成したことを特徴とするパック入り種菌。
  2. 請求項1記載のパック入り種菌において、前記複数の切り込みと交差するように、別の複数の切り込みを、それらの間に所定の間隔をおいて形成したことを特徴とするパック入り種菌。
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