JP3154517U - プランタ装置およびプランタ - Google Patents
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Abstract
【課題】根腐れを防止し、自然薯等の栽培に適した複数の植物栽培部を有するプランタ装置を提供する。【解決手段】プランタは、平面視して矩形の底板11aと、この底板の外周に立設された側板11bと、この底板11aから上方に向かって突出したプランタリブ11cとを有する。プランタ装置には、プランタ内部を、第1の植物栽培部と、第2の植物栽培部とに仕切る仕切部材12を有する。仕切部材は、その上面から上方に向かって突出した仕切部材リブ12cを有する。このプランタ装置には、1枚または複数枚の仕切部材を有する。【選択図】図1
Description
この考案はプランタ装置およびプランタ、詳しくは根腐れを防止し、自然薯等の栽培に適した複数の植物栽培を有するプランタ装置およびプランタに関する。
花や野菜の世話が毎日はできなくても、花や野菜を良好に育てることができるプランタ装置が、特許文献1に開示されている。この特許文献1に記載のプランタ装置は、平面視して矩形の底板と、この底板の外周に立設された側板とを有している。この底板から上方に向かって突出して、複数のリブが設けられている。このプランタ装置では、その内部が仕切部材によって上側領域(植物栽培部)と下側領域(貯水部)とに仕切られている。
しかしながら、特許文献1に記載の発明によれば、植物栽培部に水を供給しすぎた場合、この植物栽培部の下部に水が滞留する。その結果、植物が根腐れし、花や野菜を良好に育てることができない。
さらに、特許文献1に記載のプランタでは、自然薯、長芋等を真っ直ぐに育てることができない。
そこで、この発明は、植栽した植物についてその根腐れを防止することで、自然薯、人参、大根等の根栽の栽培に適した2段式のプランタ装置およびこれに使用するプランタを提供することを目的とする。
さらに、特許文献1に記載のプランタでは、自然薯、長芋等を真っ直ぐに育てることができない。
そこで、この発明は、植栽した植物についてその根腐れを防止することで、自然薯、人参、大根等の根栽の栽培に適した2段式のプランタ装置およびこれに使用するプランタを提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案は、平面視して矩形の底板と、この底板の外周に立設された側板とを有するプランタを備え、このプランタの内部を、その上側領域に形成された第1の植物栽培部と、その下側領域に形成された第2の植物栽培部とに仕切る平面視して矩形で仕切部材が設けられ、この仕切部材には、その上面から上方に向かって突出し、この仕切部材の長さ方向に延びる複数の仕切部材リブが設けられたプランタ装置である。
請求項1に記載の考案によれば、第1の植物栽培部に水を供給しすぎた場合、傾斜がつけられた仕切部材の下部から容易に流出することで、第1の植物栽培部の下部に水が滞留することを防止し、かつ、第2の植物栽培部に水を供給することができる。その結果、花や野菜等の根腐れを防止することができる。
また、この仕切部材に仕切部材リブを設けることにより、第1の植物栽培部には第1の栽培溝が形成される。そして、この第1の栽培溝に自然薯等の根菜を植えることとなる。この根栽は第1の栽培溝内で、第1の栽培溝の延在する方向に沿って成育される。このため、根菜を真っ直ぐに育てることができる。
ここでいう根菜とは、根菜類の中で、自然薯、人参、大根、ゴボウなど、杆状に成育したものであって市場価値を有するものをさす。
また、この仕切部材に仕切部材リブを設けることにより、第1の植物栽培部には第1の栽培溝が形成される。そして、この第1の栽培溝に自然薯等の根菜を植えることとなる。この根栽は第1の栽培溝内で、第1の栽培溝の延在する方向に沿って成育される。このため、根菜を真っ直ぐに育てることができる。
ここでいう根菜とは、根菜類の中で、自然薯、人参、大根、ゴボウなど、杆状に成育したものであって市場価値を有するものをさす。
プランタ(栽培容器)の素材としては、例えば塩化ビニル樹脂、ABS樹脂などの硬質かつ高強度の合成樹脂がある。この他、その一部または全部を木材、金属などで構成してもよい。この栽培容器の形状、サイズは平面視して矩形状であれば良く、その寸法などは任意である。
仕切部材としては、プラスチックに穿孔したものや、不織布、金網、木製網、セラミック網、濾紙、プラスチック製フィルタなども使用することができる。
この仕切部材は、1枚用いてもよい。また、複数枚用いてもよい。仕切部材を複数用いた場合、プランタの第1の植物栽培部を複数に分割することが可能となる。このため、多くの根菜を栽培することができる。
仕切部材としては、プラスチックに穿孔したものや、不織布、金網、木製網、セラミック網、濾紙、プラスチック製フィルタなども使用することができる。
この仕切部材は、1枚用いてもよい。また、複数枚用いてもよい。仕切部材を複数用いた場合、プランタの第1の植物栽培部を複数に分割することが可能となる。このため、多くの根菜を栽培することができる。
請求項2に記載の考案は、上記プランタの底板には、上方に向かって突出し、この底板の長さ方向に延びる複数のプランタリブが設けられた請求項1に記載のプランタ装置である。これらのプランタリブにより底板上に複数の栽培用の溝が配置され、これらの栽培用の溝は、底板の長さ方向(長手方向)に延びることとなる。
請求項2に記載の考案によれば、プランタの底板に複数条のプランタリブが設けられている。このように複数条のプランタリブを設けることにより、第2の植物栽培部に第2の栽培溝が形成され、この第2の栽培溝に根菜を植えることができる。根菜は第2の栽培溝内で、第2の栽培溝の延びる方向に沿って伸びて生育される。このため、第1の植物栽培部と第2の植物栽培部とにおいて、それぞれ根菜を真っ直ぐに栽培することが可能である。また、第1の植物栽培部と第2植物栽培部にて根菜を栽培することが可能であるため、1台のプランタ装置で多くの根菜を栽培することができる。
請求項3に記載の考案は、仕切部材の長さが伸縮自在に設けられた請求項1または請求項2に記載のプランタ装置である。平面視して矩形の底板と、この底板の長手方向に立設された側板と、側板に平行して底板より突出した複数のリブが設けられたプランタ装置において、
請求項3によれば、長手方向に伸縮できるプランタ装置である。底板に設けられた複数のリブはパルスのような形状であり、長手方向に対して直角方向に切断した場合、切断された部材2つを重ね合わせ、長手方向の長さを調整でき、長手方向に伸縮できる。
このため、植栽する植物の生育条件に合せ伸縮調整ができる。また、底板に設けられた複数のリブで栽培溝が形成され、この栽培溝に根菜を植えることができる。根菜は栽培溝内で、栽培溝に沿って伸びて成育される。このため、根菜を真っ直ぐに育てることができるとともに、多くの根菜を1つのプランタなどで同時に育てることができる。
このため、植栽する植物の生育条件に合せ伸縮調整ができる。また、底板に設けられた複数のリブで栽培溝が形成され、この栽培溝に根菜を植えることができる。根菜は栽培溝内で、栽培溝に沿って伸びて成育される。このため、根菜を真っ直ぐに育てることができるとともに、多くの根菜を1つのプランタなどで同時に育てることができる。
請求項4に記載の考案は、平面視して矩形の底板と、この底板の外周の対の2辺に立設された側板と、この側板に並行して突出した複数枚の仕切部材及び底板の外周の対の2辺に側板が立設されない開口部に加工された栽培装置である。
請求項4によれば、底板に複数リブを設けることにより栽培溝が形成され、この栽培溝に根菜を植えることができる。根菜は栽培溝内で、栽培溝に沿って伸びて成長される。このため、根菜を真っ直ぐに育てることができるとともに、多くの根菜を1つの栽培装置で同時に育てることができる。
本願考案によれば、仕切部材にリブが複数形成される。これらのリブを設けることにより、植物栽培部に栽培溝が形成される。この栽培溝に根菜を植える。根菜は栽培溝内で、栽培溝に沿って成育される。このため、根菜を真っ直ぐに栽培することができる。また、仕切部材を設けることによって、プランタの内部を第1の植物栽培部と第2の植物栽培部とに分割する。これらの第1の植物栽培部と第2の植物栽培部とにそれぞれ根菜を栽培する。このため、1台のプランタ装置において、同時的に多くの根菜を栽培することができる。また、複数枚の仕切部材を設けることにより、第1の植物栽培部を複数に分割することができ、同時的に多くの根菜を栽培することが可能である。仕切部材は長手方向に対して直角に切断し、切断された1組の仕切部材を重ね合わせることで仕切部材の長さを伸縮調整が可能、この伸縮調整によって、プランターなどの容器内に納まるよう調整できます。
本考案の実施例を具体的に説明する。
実施例1に係るプランタ装置10は、図1に示すように、箱形のプランタ11と、プランタ内に組み込まれてプランタ11の内部を上下二段に分ける仕切部材12とから構成されている。
図2に示すように、植物の栽培容器である上記プランタ11は、射出成形されたプラスチック製の部材で、側面視して上向きコの字型(上側が開口して)に形成されている。すなわち、このプランタ11は、所定幅、所定長さの平面視して矩形の底板11aと、この底板11aの外周縁において上方に向かって立設された所定高さの4枚の側板11bとを有している。
また、この底板11aから上方に向かって所定高さだけ突出した状態で、2本のプランタリブ11cが底板11aに設けられている。これらのプランタリブ11cはこの底板11aの長さ方向(長手方向)に沿って延びるように設けられている。このプランタリブ11cは、断面が台形(上幅が下幅より小さい)の板材である。このプランタリブ11cは上記プランタ11と一体に成形されている。
これらのプランタリブ11cの高さは、上記側板11bの高さより低い(約1/2〜1/10とすることができる)。
また、上記のプランタ11の底面は水平面で構成するが、この底面を傾斜させてもよい。すなわち、このプランタ11の長さ方向の一端部の底面の高さを低くし、その他端部の底面の高さを一端部のそれより高くしてもよい。底面を傾斜面で形成することで水はけを良くすることができる。
このプランタ11の底板部の長さは1000〜1200mm、その幅は幅200〜300mm、その高さ(深さ)は200〜300mm、プランタリブの高さは10〜50mmとすることができる。
さらに、このプランタ11の長さ方向一端側の側板11bには、その下端の一箇所に、又は複数箇所に排水口11dが設けられている。この排水口11dは、通水性を有する不織布の蓋体で覆われている。
また、この底板11aから上方に向かって所定高さだけ突出した状態で、2本のプランタリブ11cが底板11aに設けられている。これらのプランタリブ11cはこの底板11aの長さ方向(長手方向)に沿って延びるように設けられている。このプランタリブ11cは、断面が台形(上幅が下幅より小さい)の板材である。このプランタリブ11cは上記プランタ11と一体に成形されている。
これらのプランタリブ11cの高さは、上記側板11bの高さより低い(約1/2〜1/10とすることができる)。
また、上記のプランタ11の底面は水平面で構成するが、この底面を傾斜させてもよい。すなわち、このプランタ11の長さ方向の一端部の底面の高さを低くし、その他端部の底面の高さを一端部のそれより高くしてもよい。底面を傾斜面で形成することで水はけを良くすることができる。
このプランタ11の底板部の長さは1000〜1200mm、その幅は幅200〜300mm、その高さ(深さ)は200〜300mm、プランタリブの高さは10〜50mmとすることができる。
さらに、このプランタ11の長さ方向一端側の側板11bには、その下端の一箇所に、又は複数箇所に排水口11dが設けられている。この排水口11dは、通水性を有する不織布の蓋体で覆われている。
プランタ11の内部を上下に仕切るための上記仕切部材12は、軽くて丈夫な板材(底板と略同形の一様に薄い板)である。具体的には、この仕切部材12は、プラスチックス製のトレイまたは図1の仕切部材12のような断面形状で押し出された形のもので形成され、トレイの場合、長手方向の一端に図4の(A),(B)にある水を排除する貫通孔32aが形成されている。この仕切部材12の上面に2本の仕切部材リブ12cが設けられている。つまり、この仕切部材12は、平面視して矩形の板材12aの上面に2本の仕切部材リブ12cが固着されている(一体に成形でもよい)。この仕切部材12の長さは、上記プランタ11の底板11aの長さより短い。また、幅も少しだけ短い。本実施例では、この仕切部材12の長さと、このプランタ11の底板11aの長さの差は100mmである。
複数の仕切部材リブ12cは、いずれもこの仕切部材12の長さ方向に延びて設けられている。この仕切部材リブ12cの突出高さは10〜50mmである。
この仕切部材12は、射出成形等の同時成形により板材12aと、仕切部材リブ12cとを一体に形成している。
複数の仕切部材リブ12cは、いずれもこの仕切部材12の長さ方向に延びて設けられている。この仕切部材リブ12cの突出高さは10〜50mmである。
この仕切部材12は、射出成形等の同時成形により板材12aと、仕切部材リブ12cとを一体に形成している。
図3おいて培養土110は、自然薯100の栽培に適している赤土である。
なお、この培養土110は作付けする植物によって変更することが好ましい。例えば、人参を栽培するときは、有機栽培土を使用する。
なお、この培養土110は作付けする植物によって変更することが好ましい。例えば、人参を栽培するときは、有機栽培土を使用する。
このプランタ装置20を用いて、自然薯100を栽培する方法について説明する。
プランタ21内に培養土を加え、表面を平坦化する。次に、仕切部材22を培養土110の表面と、この仕切部材22との成す角度が例えば45°となるように培養土110の表面から地中に向かって埋め込む。
この仕切部材22より上側を第1の植物栽培部として、下側を第2の植物栽培部としてそれぞれ植物を栽培する。この培養土110に根菜を埋め込むのである。
そして、第1の植物栽培部に水を供給する。第1の植物栽培部に過剰の水を供給しても、仕切部材22を通水して、プランタ21の下側に形成された第2の植物栽培部に水が供給される。さらに供給すると、プランタ21の側板に形成された排水口により水が排出される。このため、第1の植物栽培部および第2の植物栽培部に過剰の水を保持することがないため、根腐れを防止することができる。
プランタ21内に培養土を加え、表面を平坦化する。次に、仕切部材22を培養土110の表面と、この仕切部材22との成す角度が例えば45°となるように培養土110の表面から地中に向かって埋め込む。
この仕切部材22より上側を第1の植物栽培部として、下側を第2の植物栽培部としてそれぞれ植物を栽培する。この培養土110に根菜を埋め込むのである。
そして、第1の植物栽培部に水を供給する。第1の植物栽培部に過剰の水を供給しても、仕切部材22を通水して、プランタ21の下側に形成された第2の植物栽培部に水が供給される。さらに供給すると、プランタ21の側板に形成された排水口により水が排出される。このため、第1の植物栽培部および第2の植物栽培部に過剰の水を保持することがないため、根腐れを防止することができる。
また、根菜類の栽培、特に自然薯100の栽培において、パイプ等を使用せずに、形状のよい自然薯100を栽培することができる。
まず、図1で示す第1の栽培部に有する仕切部材リブ12cと、仕切部材リブ12cまたは側壁11bと、の間に自然薯100の種芋を植える。また、第2の栽培部に有するプランタリブ11cと、プランタリブ11cまたは外壁11bと、の間に自然薯100の種芋100を植える。この時、種芋の長さ方向とプランタリブ11c、仕切部材リブ12cの延びる方向とを一致させるように植える。その後、畑での栽培と同様に自然薯を栽培する。このことによって、プランタリブ11c、仕切部材リブ12cの延びる方向に自然薯100が成長し、杆状の形状のよい自然薯100を収穫することができる。
まず、図1で示す第1の栽培部に有する仕切部材リブ12cと、仕切部材リブ12cまたは側壁11bと、の間に自然薯100の種芋を植える。また、第2の栽培部に有するプランタリブ11cと、プランタリブ11cまたは外壁11bと、の間に自然薯100の種芋100を植える。この時、種芋の長さ方向とプランタリブ11c、仕切部材リブ12cの延びる方向とを一致させるように植える。その後、畑での栽培と同様に自然薯を栽培する。このことによって、プランタリブ11c、仕切部材リブ12cの延びる方向に自然薯100が成長し、杆状の形状のよい自然薯100を収穫することができる。
図3に示すように、実施例2に係るプランタ装置20は、実施例1のプランタ装置を傾斜させて用いている。
この傾斜の角度は25°〜45°である。この傾斜を有することによって、自然に近い状態での栽培が可能となる。
この傾斜の角度は25°〜45°である。この傾斜を有することによって、自然に近い状態での栽培が可能となる。
このプランタ装置20によれば、自然に近い状態で自然薯を栽培することができる。つまり、自然薯の栽培にとって、より適切な環境で自然薯を育成することができる。また、自然薯を多く栽培することが可能である。
図4(A)に示すように、実施例3に係るプランタ装置30では、浅いトレイのような平板状の仕切部材32を複数個並べて構成してある。すなわち、トレイである仕切部材32を複数個縦横に並べてプランタ31に内設した例である。よって、このプランタ31は細長い開口ではなくほぼ正方形の広い開口を有するのである。この仕切部材32には複数のリブが凸設されて複数の溝を構成している。複数の溝に自然薯などが個別に埋設されることができる。さらに、これらの仕切部材32は広いプランタ31に盛りつけた培養土による傾斜面に搭載することで図5のように傾斜させることができる。
また、図4(B)のように、各仕切部材32をそのリブにて切断などすることで、複数の仕切部材片32Aに分割し、この仕切部材片32Aを細長い開口を有するプランタ31Aに嵌設してもよい。
このように複数の仕切部材32または仕切部材片32Aが着脱自在に取り付けることができるため、どのようなプランタ31(31A)においても、プランタ装置として利用することが可能である。
実施例3に係るプランタ装置で使用している仕切部材32で隣接したもの同士の着脱を面ファスナによることができ、または両面テープによる貼り合わせを行うこともできる。
図5に示すように、この仕切部材32を傾斜を有するように埋め込まれている。具体的には、プランタ31内に培養土を加え、表面を平坦化する。次に、この仕切部材32を培養土の表面と、この仕切部材32との成す角度が例えば45°となるように培養土の表面から地中に向かって埋め込む。このプランタに4枚の仕切部材32が埋め込まれている。
その他の構成は実施例1と同様である。
また、実施例3の図4(C)のように、長手方向に対して直角方向が同じ寸法の平面視して矩形の仕切部材32と平面視して矩形の仕切部材33において、仕切部材33を長手方向に切断し重ね合せ長手方向の長さを調整することで、仕切部材32の替わりに仕切部材33をプランタ装置として利用することが可能である。仕切部材33の平面視して矩形の底板33aの長手方向に側板33bの2枚が底板33aの長手方向の両側より上方向に突出している。仕切部材33の側板33bに平行して底板33aより上方向に突出している仕切部材リブ33cが構成される。仕切部材リブ33cは1条または複数条のリブでもよい。仕切部材リブ33cは内部が空洞で底板33aの面が解放されたパルス波形のような断面形状である。実施例3の図4(D)のように仕切部材33を2枚重ね合せ、長さを調整し、伸縮させることができる。仕切部材33はプラスチック、金属などの材料が使用可能である。
また、図4(B)のように、各仕切部材32をそのリブにて切断などすることで、複数の仕切部材片32Aに分割し、この仕切部材片32Aを細長い開口を有するプランタ31Aに嵌設してもよい。
このように複数の仕切部材32または仕切部材片32Aが着脱自在に取り付けることができるため、どのようなプランタ31(31A)においても、プランタ装置として利用することが可能である。
実施例3に係るプランタ装置で使用している仕切部材32で隣接したもの同士の着脱を面ファスナによることができ、または両面テープによる貼り合わせを行うこともできる。
図5に示すように、この仕切部材32を傾斜を有するように埋め込まれている。具体的には、プランタ31内に培養土を加え、表面を平坦化する。次に、この仕切部材32を培養土の表面と、この仕切部材32との成す角度が例えば45°となるように培養土の表面から地中に向かって埋め込む。このプランタに4枚の仕切部材32が埋め込まれている。
その他の構成は実施例1と同様である。
また、実施例3の図4(C)のように、長手方向に対して直角方向が同じ寸法の平面視して矩形の仕切部材32と平面視して矩形の仕切部材33において、仕切部材33を長手方向に切断し重ね合せ長手方向の長さを調整することで、仕切部材32の替わりに仕切部材33をプランタ装置として利用することが可能である。仕切部材33の平面視して矩形の底板33aの長手方向に側板33bの2枚が底板33aの長手方向の両側より上方向に突出している。仕切部材33の側板33bに平行して底板33aより上方向に突出している仕切部材リブ33cが構成される。仕切部材リブ33cは1条または複数条のリブでもよい。仕切部材リブ33cは内部が空洞で底板33aの面が解放されたパルス波形のような断面形状である。実施例3の図4(D)のように仕切部材33を2枚重ね合せ、長さを調整し、伸縮させることができる。仕切部材33はプラスチック、金属などの材料が使用可能である。
このプランタ装置30によれば、プランタ31の大きさによって仕切板32の大きさを変更することができる。また、平板状の仕切板32を斜めに埋め込むことによって、多くの自然薯を容易に栽培することが可能なプランタ装置を製造することができる。
10,20,30 プランタ装置、
11,21,31 プランタ、
11a 底板、
11b 側板、
11c プランタリブ、
11d 排水口、
12,22,32,33 仕切部材、
12c 仕切部材リブ。
11,21,31 プランタ、
11a 底板、
11b 側板、
11c プランタリブ、
11d 排水口、
12,22,32,33 仕切部材、
12c 仕切部材リブ。
Claims (4)
- 平面視して矩形の底板と、
この底板の外周に立設された側板とを有するプランタを備え、
このプランタの内部を、その上側領域に形成された第1の植物栽培部と、その下側領域に形成された第2の植物栽培部とに仕切る平面視して矩形で仕切部材が設けられ、
この仕切部材には、その上面から上方に向かって突出し、この仕切部材の長さ方向に延びる複数の仕切部材リブが設けられたプランタ装置。 - 上記プランタの底板には、上方に向かって突出し、この底板の長さ方向に延びる複数のプランタリブが設けられた請求項1に記載のプランタ装置。
- 上記の仕切部材はその長さが伸縮自在に設けられた請求項1または請求項2に記載のプランタ装置。
- 平面視して矩形の底板と、
この底板の外周に立設された側板と、
この側板かの下端に設けられた排水口と、を有するプランタにおいて、
この底板から上方に向かって突出し、この底板の長さ方向に延びる複数のリブが設けられたプランタ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015177777A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-08 | 敏夫 星野 | 自然薯栽培箱 |
CN112673850A (zh) * | 2020-12-22 | 2021-04-20 | 程伟 | 一种基于大棚的防起雾腐烂的马铃薯种植装置 |
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