JP3163702B2 - 眼鏡型映像表示装置 - Google Patents

眼鏡型映像表示装置

Info

Publication number
JP3163702B2
JP3163702B2 JP34636591A JP34636591A JP3163702B2 JP 3163702 B2 JP3163702 B2 JP 3163702B2 JP 34636591 A JP34636591 A JP 34636591A JP 34636591 A JP34636591 A JP 34636591A JP 3163702 B2 JP3163702 B2 JP 3163702B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
nose pad
image display
display device
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP34636591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05183839A (ja
Inventor
良明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP34636591A priority Critical patent/JP3163702B2/ja
Priority to US07/990,458 priority patent/US5880773A/en
Priority to DE69217905T priority patent/DE69217905T2/de
Priority to EP92403523A priority patent/EP0551781B1/en
Publication of JPH05183839A publication Critical patent/JPH05183839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3163702B2 publication Critical patent/JP3163702B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は眼鏡を掛けるように着用
して、液晶等の映像表示用の光学ブロック部に表示され
た映像を見ることができるようにした眼鏡型映像表示装
置に関し、特に、鼻に当てるノーズパッドを左右に移動
可能にすることにより、ノーズパッドから接眼レンズま
での間隔を調整できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】眼鏡型映像表示装置として、図5に示し
たように、左右一対の映像表示用の光学ブロック部10
1,102と、これら左右一対の光学ブロック部10
1,102を互に接離する方向にスライド可能に取付け
た眼鏡状のカバー(筐体)103と、該カバー103の
上記左右一対の光学ブロック部101,102を構成す
る左右一対の接眼レンズ104,105間に取付けられ
たノーズパッド106とを備えていて、眼鏡のように着
目して、左右の目で上記左右一対の光学ブロック部10
1,102に表示された映像を見ることができるように
したものが知られている。
【0003】なお、107は左右一対の光学ブロック部
101,102の接眼レンズ104,105の間隔を調
整するためのレンズ間隔調整用ダイヤルであり、該ダイ
ヤル107で上記左右一対の光学ブロック部101,1
02を左右対称に移動させて、左右一対の接眼レンズ1
04,105の間隔を調整するようになっている。
【0004】108,109は左右一対のつる、11
0,111はイヤーパッド式のイヤーホンである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
眼鏡型映像表示装置においては、ノーズパッド106を
カバー104の上記左右一対の接眼レンズ104,10
5間の中央部に位置移動不可能に固定した状態で設けて
いたために次に述べるような問題点があった。
【0006】(1)左右の目の真ん中に鼻が位置してい
ない人、換言すれば鼻に対して、左右の目の位置が非対
称な人は、眼鏡型映像表示装置を着用した場合に、鼻と
ノーズパッド106の位置がズレて、不快感を与える。
【0007】(2)鼻の位置にノーズパッド106の位
置を合わせて、レンズ間隔の調整を行って、一方の目に
一方の接眼レンズの位置を合わせると、他方の目と他方
の接眼レンズの位置が必然的にズレて(左右の接眼レン
ズ104,105が左右対称に移動するため)所謂両目
で映像表示部を見られない状態になる。
【0008】上記問題点を解決するために図6に示した
ように、左右の接眼レンズ104,105を左右の間隔
調整レバー121,122で別々に動かして、左右の目
と左右の接眼レンズ104,105の位置を合わせるよ
うにすること、或は接眼レンズのレンズ径を大きくする
ことにより、左右の目の非対称を補償するようにするこ
とも考えられるが、前者は左右の間隔調整レバー12
1,122をそれぞれ別々に操作しなければならず、レ
バー操作が面倒であるという問題点があり、また、後者
は接眼レンズが大きくなるために、軽量化、小型化の上
で不利になるという問題点がある。
【0009】本発明はノーズパッドの位置を移動させる
という簡単な構成で上記従来の問題点を解決できるよう
にしたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右一対の映
像表示用の光学ブロック部と、これら光学ブロック部を
取付けた眼鏡状のカバーと、該カバーに取付けられたノ
ーズパッドとを備えた眼鏡型映像表示装置において、上
記ノーズパッドを、上記カバーに取付けた左右一対の光
学ブロック部の接眼レンズ間に左右方向に移動可能に取
付けた。
【0011】
【作用】ノーズパッドをカバーに移動可能に取付けたの
で、鼻に対して左右の目の位置が非対称の場合でも、左
右の目に合わせて、左右の接眼レンズの間隔を調整した
のちに、或はこれと同時に、ノーズパッドの位置を移動
させることによりノーズパッドと鼻の位置を合わせるこ
とができる。
【0012】
【実施例】次に本発明を図1〜図4を参照して説明す
る。
【0013】図1において、1は本発明の眼鏡型映像表
示装置であり、該眼鏡型映像表示装置1は、左右一対の
映像表示用の光学ブロック部2,3と、これら光学ブロ
ック部2,3を取付けた眼鏡(ゴークル)状のカバー
(筐体)4と、該カバー4に取付けられたノーズパッド
5とを備えていて、該ノーズパッド5は上記カバー4
の、上記左右一対の光学ブロック部2,3を構成する接
眼レンズ14,14の間に左右方向に移動可能に取付け
られている。
【0014】上記光学ブロック部2,3は図2に示した
ように、液晶ディスプレイ(LCD)11と、該ディス
プレイ11の後方に配置されたバックライト12と、プ
リズム13と、接眼レンズ(非球面レンズ)14とを備
えて、上記液晶ディスプレイ11の映像をバックライト
12で照し出して、プリズム13で屈折させて、接眼レ
ンズ14に入射させるようになっている。
【0015】そして、上記光学ブロック部2,3は上記
カバー4に互に接近又は離間する方向にスライド可能に
取付けられていて、図1に示したレンズ間隔調整用ダイ
ヤル15を一方向に回わすと、左右の一対の光学ブロッ
ク部2,3は左右対称に互に離れる方向に移動して、接
眼レンズ14,14の間隔が広がり、レンズ間隔調整用
ダイヤル15を他方向に回わすと、左右一対の光学ブロ
ック部2,3を左右対称に互いに近ずく方向に移動し
て、接眼レンズ14,14の間隔が縮まるようになって
いる。
【0016】また、左右一対の光学ブロック部2,3の
接眼レンズ14,14は、図1に示した視度調整用ダイ
ヤル16,17によりそれぞれ、図1の矢印A,B方向
に移動して、視度調整を行うことができるようになって
いる。
【0017】次に、カバー4について述べる。
【0018】カバー4は図1に示したように、フロント
カバー21とリヤカバー22に分割されていて、該リヤ
カバー22は図3に示したように更に、アッパカバー2
3とロアカバー24とに分割されている。
【0019】そして、上記ロアカバー24には上記左右
一対の光学ブロック部2,3の接眼レンズ14,14が
臨む左右一対の接眼レンズ用の開口部25,26が設け
られていると共に、これら開口部25,26の間にノー
ズパッド取付用の凹部27が形成されている。
【0020】また、上記アッパカバー23の上記ロアカ
バー24の凹部27に対応する位置には、図4に示した
ような凸部28が形成されている。
【0021】そして、ノーズパッド25に設けた断面コ
状の係合部29を上記凹部27の底面30の上端に引掛
けるようにして係合することにより、ノーズパッド5は
上記凹部27の範囲内で左右方向にスライド可能にロア
カバー24に取付けられるようになっていると共に、該
ロアカバー24にアッパカバー23を取付けると、該ア
ッパカバー23に設けた上記凸部28で、上記係合部2
9を押え込むようにして、ノーズパッド5がロアカバー
24から脱落するのを防止するようになっている。
【0022】なお、図1において、31,32は耳に掛
けるための左右のつる、33,34はイヤホーンであ
る。
【0023】実施例の眼鏡型映像表示装置は以上説明し
たような構成であって、頭部に装着したのち、カバー4
の左右両側部を両手で持って、レンズ間隔調整用ダイヤ
ル15で左右の接眼レンズ14,14の位置を左右の目
の位置に合わせるのであるが、このときに、両手でカバ
ー4を左右に動かせば鼻に掛っているノーズパッド5も
自ずと左右に動いて、左右の接眼レンズ14,14の間
隔調整と同時に、ノーズパッド5の位置調整も行われる
ことになるのである。
【0024】なお、ノーズパッド5は係合部29と凹部
27との摩擦抵抗により所定以上の圧力を加えないとス
ライドしないようになっているが、更に係合部29に板
ばね等を取付けて、その圧力でノーズパッド5のスライ
ドを抑制するようにしてもよい。
【0025】また、ノーズパッド5の位置調整を行なっ
たのちに、ロアカバー24等に設けたロックボタン等で
ノーズパッド5の動きを阻止するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明の眼鏡型映像表示装置は以上、説
明したような構成であって、ノーズパッドをカバーに左
右方向に移動可能に取付けたので、鼻の位置に対して、
左右の目の位置が非対称な人の場合でもノーズパッドの
位置を移動させることにより、左右の目の位置に容易に
左右の接眼レンズの位置を合わせることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の眼鏡型映像表示装置の斜視図。
【図2】光学ブロック部の平面図。
【図3】ロアカバーの分解斜視図。
【図4】凸部の正面図。
【図5】従来例の斜視図。
【図6】他の従来例の斜視図。
【符号の説明】
1…眼鏡型映像表示装置、2,3…光学ブロック部、4
…カバー、5…ノーズパッド、14…接眼レンズ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の映像表示用の光学ブロック部
    と、これら光学ブロック部を取付けた眼鏡状のカバー
    と、該カバーに取付けられたノーズパッドとを備えてい
    て、 上記ノーズパッドは、上記カバーの上記左右一対の光学
    ブロック部を構成する左右の接眼レンズ間に左右方向に
    移動可能に取付けられていることを特徴とする眼鏡型映
    像表示装置。
JP34636591A 1991-12-27 1991-12-27 眼鏡型映像表示装置 Expired - Lifetime JP3163702B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34636591A JP3163702B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 眼鏡型映像表示装置
US07/990,458 US5880773A (en) 1991-12-27 1992-12-15 Head mounted display configured to a user's physical features
DE69217905T DE69217905T2 (de) 1991-12-27 1992-12-22 Brillenartige Bildanzeige-Vorrichtung
EP92403523A EP0551781B1 (en) 1991-12-27 1992-12-22 Goggle type image display apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34636591A JP3163702B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 眼鏡型映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05183839A JPH05183839A (ja) 1993-07-23
JP3163702B2 true JP3163702B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=18382923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34636591A Expired - Lifetime JP3163702B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 眼鏡型映像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3163702B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05183839A (ja) 1993-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9766482B2 (en) Wearable device with input and output structures
EP0438362B1 (en) A spectacle type display apparatus displaying directly to retina
EP0045656B1 (en) Vision enhancing system
JP5594258B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP4155343B2 (ja) 二つの光景からの光を観察者の眼へ代替的に、あるいは同時に導くための光学系
JP5030595B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
US4744633A (en) Stereoscopic viewing system and glasses
JP5589992B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JPH0679114B2 (ja) プリズム部分レンズ眼鏡
EP0575257B1 (en) Spectacle type display apparatus
JP3163701B2 (ja) 眼鏡型映像表示装置
JP3163702B2 (ja) 眼鏡型映像表示装置
JP4363929B2 (ja) 映像付与装置
JP5614386B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP4258950B2 (ja) 映像表示装置
JPH0548991A (ja) 眼鏡型映像表示装置
JP6813856B2 (ja) 眼鏡型ウエアラブル端末
JP3365564B2 (ja) 眼鏡型デイスプレイ装置
JP5648603B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JPH05244539A (ja) メガネ型ディスプレイ
JP3077165B2 (ja) 眼鏡型映像表示装置
JP2982214B2 (ja) 眼鏡型映像表示装置
JPH06315121A (ja) 眼鏡型映像表示装置
JP2024120139A (ja) 視覚装置の位置調整機構及びこれを有する視覚装置
JP2001209000A (ja) 映像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080302

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090302

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term