JP3163503U - ダイカスト製品歪矯正装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プレス機械等に装着し、一旦セットすれば被矯正品を加圧する箇所及び圧力は一定であり、作業は標準化され、作業者による作業のバラツキもないダイカスト製品歪矯正装置を提供する。【解決手段】第1ブロック部材1及び第2ブロック部材5の二つのブロックに複数の透孔6を穿設し、これに各々高さが調節可能な突出部材2−1、2−2、2−3を上下向き合う方向に装着し、突出部材間に被矯正品4を挟持して、プレス機械によって前記ブロック間及び突出部材間に押圧力を付加して、被矯正品の曲がり、捩れ、及び歪みを矯正する。【選択図】図2
Description
本考案はダイカスト製品の曲がり、捩れ、変形を矯正する為のダイカスト製品歪矯正装置に関するものである。
ダイカスト製品は成型された段階で曲がっていたり、歪及び捩れがあったり、後の工程で歪、曲がりが発生して、求められている形状や精度を満足できないことが多く、従来手作業によりハンマー等で殴打したりして矯正していた。
ダイカスト製品は成型された段階で曲がっていたり、歪及び捩れがあったり、後の工程で歪、曲がりが発生して、求められている形状や精度を満足できないことが多く、従来手作業によりハンマー等で殴打したりして矯正していいたが名人芸によるところが多く熟練を要し非能率的であった。
請求項目1に記載のダイカスト製品歪矯正装置は一対の第一ブロック部材及び第二ブロック部材と、この第一ブロック部材及び第二ブロック部材のそれぞれに穿設した複数の透孔と、この透孔に高さ調整可能に互いに向き合う方向に突設される複数の突出部材とを有し、この突出部材間に被矯正品を挟持し、プレス機械によって前記第一ブロック部材及び第二ブロック部材間に押圧力を付加して、前記被矯正品の歪を矯正することを特徴とする。この構成により、第一ブロック部材及び第二ブロック部材間に挟持した被矯正品の部分間に歪、捩れ、曲がり等が確実に矯正され、精度の高い平坦度を有する製品が完成する。
請求項目2に記載のダイカスト製品歪矯正装置は、突出部材の先端に保護部材を装着したことを特徴とする。
この構成により、被矯正品の表面は損傷されることなく完成する。
この構成により、被矯正品の表面は損傷されることなく完成する。
請求項目3に記載のダイカスト製品歪矯正装置は、突出部材が被矯正品の材質により金属または樹脂ブロック、金属バー、ネジ等とする。
この構成により、様々な材質の被矯正品の完成が可能となる。
この構成により、様々な材質の被矯正品の完成が可能となる。
本考案は上記のように構成したので概略以下のような効果を奏する。
(1)本装置をプレス機械等に装着し、一旦突出部材をセットすれば被矯正品を加圧する箇所及び圧力は一定であり、作業は標準化され、作業者による作業のバラツキもなく製品は完成する。
(2)本装置の第一ブロック部材及び第二ブロック部材に多数の透孔と突出部材を設けることにより、被矯正品の複数個所を一度に矯正することができる。
(3)本ダイカスト製品矯正装置をプレス機械等に装着することにより、効率的に且つ大量に高い精度の製品が完成する。
(4)第一ブロック部材及び第二ブロック部材に設ける透孔の位置及び突出部材の突出量の調整は、ある程度熟練を要するが矯正作業は熟練を要しない。
(1)本装置をプレス機械等に装着し、一旦突出部材をセットすれば被矯正品を加圧する箇所及び圧力は一定であり、作業は標準化され、作業者による作業のバラツキもなく製品は完成する。
(2)本装置の第一ブロック部材及び第二ブロック部材に多数の透孔と突出部材を設けることにより、被矯正品の複数個所を一度に矯正することができる。
(3)本ダイカスト製品矯正装置をプレス機械等に装着することにより、効率的に且つ大量に高い精度の製品が完成する。
(4)第一ブロック部材及び第二ブロック部材に設ける透孔の位置及び突出部材の突出量の調整は、ある程度熟練を要するが矯正作業は熟練を要しない。
本装置はプレス機に装着する突設される部材は、被矯正品の押圧すべき各箇所に対応させて設置する。また押圧する寸法量に対応して高さを調節する。プレス機により押圧力を付加すると被矯正品は求められる精度を超え歪められる場合があるが、押圧力を解除するとスプリングバックが起きて求める精度に収めることができるダイカスト製品歪矯正装置である。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1において被矯正品4のA付近を下方に矯正しょうとした場合突出部材2−2を他の突出部材2−1及び2−3より突出させる。また突出部材20−1及び20−2を突出部材2−3より突出させる。プレス装置により第1ブロック材及び第2ブロック材を接近させ被矯正品を押圧した時点で図2の様に被矯正品は突出部材20−1及び20−2を支点にしてA部が突出部材2−1により押され曲げられる。押圧力が解除されると図1の様に被矯正品は復帰するが破線部分の状態に求められた精度をもって矯正される。
図1において被矯正品4のA付近を下方に矯正しょうとした場合突出部材2−2を他の突出部材2−1及び2−3より突出させる。また突出部材20−1及び20−2を突出部材2−3より突出させる。プレス装置により第1ブロック材及び第2ブロック材を接近させ被矯正品を押圧した時点で図2の様に被矯正品は突出部材20−1及び20−2を支点にしてA部が突出部材2−1により押され曲げられる。押圧力が解除されると図1の様に被矯正品は復帰するが破線部分の状態に求められた精度をもって矯正される。
図1に示す緩衝材は被矯正品の圧痕を防止するため被矯正品より硬度の低い材質を使用する。本実施例ではプラスチックを使用した。これにより被矯正品は表面を損傷することなく矯正される。
図1に示す透孔6は、被矯正品の押圧する部分に対応して第一ブロック材に突出部材2−2を設ける位置に設置する。また押圧部分に対する支点となる部分、すなわち図1に示す第二ブロック部材に突出部材20−1及び20−2を設ける位置に設置する。さらに被矯正品を保持する目的においても更に複数個所設置する。すなわち被矯正品によっては無数に設置することとなる。
前記透孔6は突出部材により様々な形態が考えられる。本実施例においては突出部材をボルトとし透孔はネジ孔とした。これにより突出部材の高さ及び突出量の調節は容易に可能である。
図1に示す透孔6は、被矯正品の押圧する部分に対応して第一ブロック材に突出部材2−2を設ける位置に設置する。また押圧部分に対する支点となる部分、すなわち図1に示す第二ブロック部材に突出部材20−1及び20−2を設ける位置に設置する。さらに被矯正品を保持する目的においても更に複数個所設置する。すなわち被矯正品によっては無数に設置することとなる。
前記透孔6は突出部材により様々な形態が考えられる。本実施例においては突出部材をボルトとし透孔はネジ孔とした。これにより突出部材の高さ及び突出量の調節は容易に可能である。
1 第1ブロック部材
2−1 突出部材
2−2 突出部材
2−3 突出部材
3 緩衝材
4 被矯正品
5 第2ブロック部材
6 透孔
20−1 突出部材
20−2 突出部材
20−3 突出部材
A 被矯正品の被矯正部分
P プレス機械
2−1 突出部材
2−2 突出部材
2−3 突出部材
3 緩衝材
4 被矯正品
5 第2ブロック部材
6 透孔
20−1 突出部材
20−2 突出部材
20−3 突出部材
A 被矯正品の被矯正部分
P プレス機械
Claims (3)
- 一対の第一ブロック部材及び第二ブロック部材と、この第一ブロック部材及び第二ブロック部材のそれぞれに穿設した複数の透孔と、この透孔に高さ調整可能に互いに向き合う方向に突設される複数の突出部材とを有し、この突出部材間に被矯正品を挟持し、プレス機械によって前記第一ブロック材及び第二ブロック部材間に押圧力を付加して、前記被矯正品の歪を矯正することを特徴とするダイカスト製品矯正装置。
- 前記突出部材の先端に保護部材を装着したことを特徴とする請求項目1に記載のダイカスト製品矯正装置。
- 前記突出部材を被矯正品の材質により金属または樹脂ブロック、金属バー、ネジ等とする請求項目1に記載のダイカスト製品矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010003779U JP3163503U (ja) | 2010-05-18 | 2010-05-18 | ダイカスト製品歪矯正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010003779U JP3163503U (ja) | 2010-05-18 | 2010-05-18 | ダイカスト製品歪矯正装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3163503U true JP3163503U (ja) | 2010-10-21 |
Family
ID=54874996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010003779U Expired - Fee Related JP3163503U (ja) | 2010-05-18 | 2010-05-18 | ダイカスト製品歪矯正装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3163503U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101718701B1 (ko) * | 2016-07-18 | 2017-03-22 | 주식회사 금성산업 | 자동차용 배터리 커버 교정장치 |
CN109877271A (zh) * | 2017-12-06 | 2019-06-14 | 红塔烟草(集团)有限责任公司 | 一种校平铜排链的装置及校平方法 |
KR102318147B1 (ko) * | 2020-11-20 | 2021-10-28 | (주)알이오 | 인덕션용기 제조장치 및 그 제조방법 |
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2010
- 2010-05-18 JP JP2010003779U patent/JP3163503U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102318147B1 (ko) * | 2020-11-20 | 2021-10-28 | (주)알이오 | 인덕션용기 제조장치 및 그 제조방법 |
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