JP3163303U - 調味選択可能なプルトップ缶 - Google Patents

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Abstract

【課題】プルトップ缶飲料にて嗜好により選択可能な飲料を密封性を損なわずに提供する。【解決手段】プルトップ缶容器において、缶蓋1に1個以上の開口用スコア101、102、103と回転可能に固定されたタブ2と缶蓋内面に1個以上の調味料収納部3を開口用スコアの下に固定するとともに、開口用スコアの近辺には内部の調味料に合わせた表示をすることで、顧客が希望する調味料表示位置にタブを回転させた時に、タブを開封位置で位置決めし尚且つ傾け手段を具備することで、タブを引き上げて開封することにより、開口用スコアから破断した破断開口片が開口用スコアの下に固定された調味料収納部を突き破り、希望の調味料を放出させることで調味選択可能とさせたことである。【選択図】図1

Description

本考案は、嗜好により選択可能な飲料を提供する調味選択可能なプルトップ缶に関するものである。
プルトップ缶は単一の飲料を単一の味で製造メーカが入れて提供し、消費者は自分の嗜好に近いものを選択し購入するしかなかった。
プルトップ缶で味を変化させる方法としては、開封前にタブを回転させで調味料を放出する方法があった。(例えば、特許文献1参照)
特開平5−16939号公報(段落0014〜0027、図1)
しかしながら、開封前にタブを回転させて調味料を放出する方法では以下のような問題があった。
開封操作前に顧客の希望する調味料の位置までタブを回転させて調味料を放出させたのち、タブを開封位置に戻し開封する操作が必要であり、2度の操作をしなければならなかった。
また、開封前にタブを回転させて調味料を放出したのち、タブを元の位置に戻されていると調味料が放出されたものか見分けがることができなかった。
構造としても、缶蓋の外部にあるタブと内部にある爪付き回転部材とを連結させる部品があり、缶蓋の貫通する部分から密封性を悪化させるという問題点があった。
さらに、タブを回転させるため開封位置でのタブの位置が不安定となり開封しにくくなる可能性もあった。
本考案は、このような従来の問題点を解決しようとする調味選択可能なプルトップ缶を、提供することを目的とするものである。
本考案は、飲料を収納するプルトップ缶容器において、缶蓋に2個以上の開口用スコアと回転可能に固定されたタブと缶蓋の内面に1個以上の調味料収納部を開口用スコアの下に固定し、タブの開封操作と同時に開口用スコアから切り裂かれた破断開口片によって、開口用スコアの下に固定された調味料収納部を突き破り、缶内部に調味料を放出する手段をそなえたことを特徴とする調味選択可能なプルトップ缶で、2個以上の開口用スコア近辺には、開口用スコア下の調味料収納部の内容を示す文字や記号を表示したことと、缶蓋上面にある蓋側段差とタブに設けたタブ側段差によって、開封時にタブを開封位置で位置決めする手段とタブの指掛け部の下スペースを拡大させる、タブの傾け手段をそなえたことを特徴とする調味選択可能なプルトップ缶である。
本考案のプルトップ缶は、顧客が選択する調味料の開封位置でタブを引き上げることで、開口用スコアから破断した破断開口片によって、開封と同時に缶蓋内面の調味料を放出することができ、一度の操作で出来るようになった。
また、タブを回転させても内部の調味料を放出する構造でないため、開封前には調味料を放出していないことが明確になった。
構造も内部との連結部品がないため、密封性を悪化させないという利点がある、さらに、開封位置でのタブの位置決めを設けることで開けやすいという効果がある。
本考案のプルトップ缶で同図(a)は缶の上から見た缶蓋平面図で、同図(b) はA―A断面図である。 図1の缶蓋内面側平面図である。 本考案のプルトップ缶の開封前を示すもので、同図(a)は上から見た缶蓋平面図で、同図(b)はB−B断面図、同図(c)はC−C断面図である。 本考案のプルトップ缶で顧客が調味料を選択した開封位置を示したもので、同図(a)は上から見た缶蓋平面図で、同図(b)はD−D断面図、同図(c)はE−E断面図である 本考案の調味料収納部を切り裂いた状態を示した缶蓋断面図である。 他の実施例のプルトップ缶の開封前を示すもので、同図(a)は缶の上から見た缶蓋平面図で、同図(b)は缶蓋内面側平面図である。 他の実施例のプルトップ缶の顧客が選択した調味料での開封位置を示すもので、缶の上から見た缶蓋平面図である。
プルトップ缶にて、顧客の嗜好にあわせた調味料を開封と同時に放出される構造であり、さらに缶の密封性を確保しながら調味料放出構造を実現した。
図1は、本考案のプルトップ缶の実施例1を示し、同図(a)は本考案で3種の嗜好に対応する場合のプルトップ缶の上から見た缶蓋平面図で、缶蓋1には開口用スコア(切り込み)101,102,103が120度の等分位置にあり、その開口用スコア101,102,103は缶蓋上面104から段差をもって絞りこまれた開口面105,106,107にある。また開口面105,106,107には調味料を示す表示108,109,110があり、ここではブラックコーヒー飲料でのシロップを示すSとミルクを示すMと調味料を入れないブラックコーヒーを示すBを表示している。
タブ2は、回転中心となる取付け穴21に缶蓋上面104の中心に缶蓋1と一体で絞り込まれたリベット111を通して回転可能に固定されている。タブ2には開口面105,106,107を押す端部22と指掛け部23と、タブ側段差として二つのディンプル24、25がある。
開口面105と106の間にも絞り込まれた指逃げ部112があり、同様に開口面106と107の間に指逃げ部113があり、開口面107と開口面105の間に指逃げ部114がある。また指逃げ部112,113,114には蓋内部に向かって缶蓋1と一体で絞り込まれたリベット115,116,117がある。
同図(b)はA−A断面を示し、缶蓋1の内面側には袋状の調味料収納部3を取り付けたシート5を開口面105の両側に配置された、指逃げ部112、114にあるリベット115,117で固定されている。
図2は図1の缶蓋内面側平面図を示し、シート5は開口用スコア101,102,103を逃げた扇状の逃げ穴51,52,53があって、缶蓋1とリベット115,116,117で固定されている。調味料収納部3は開口面105の表示108(図1に記載)で表示された調味料を内部に収納し、調味料収納部4は開口面106の表示109(図1に記載)で表示された調味料を内部に収納している。調味料収納部3,4は破断し易い樹脂シート等の材質で袋状になっている。また調味料収納部破断辺31,41は直線的になっておりシート5の逃げ穴51、52をまたいでいて調味料収納部固定辺32、42はシート5に接着またはリベットで固定されている。
なお調味料収納部3,4は、シート5を使用せずに開口面105,106をまたいで缶蓋1に接着やリベットで直接固定してもよい。
図3は本考案のプルトップ缶の開封前を示すもので、同図(a)は上から見た缶蓋平面図で、タブ2の指掛け部23が開口面106の絞り込まれた面上にあり、同図(c)CーC断面図のようにタブ2にあるディンプル24,25は開口面106とは接触していないため、同図(b)B−B断面図で示すようにタブ2は水平になっている。
図4は、本考案のプルトップ缶で顧客が調味料を選択した開封位置を示したもので、同図(a)は上から見た缶蓋平面図でタブ2を図3の位置から矢印方向に回転させ、希望の調味料の表示108に端部22を合わせた状態である。この時、同図(a)E−E断面図のようにタブ2にあるタブ側段差のディンプル24は開口面106,107をつなぐ段差面120を一端のりあげ、ディンプル25は段差面120に当たった位置で、ディンプル24,25は段差120、121を跨いだ状態になり、タブ2は回転方向で位置決めされることになる。またディンプル24,25の間隔は段差面120,121をつなぐ間隔より若干狭くなっているため、同図(b)D−D断面図に示すようにタブ2端の部22が開口面105に接触する方向に近づき、指掛け部23は缶蓋上面104から離れるようになり、下面の指逃げ部113とともに指の引っかかりスペースを拡大することになる。
図5は図4からタブ2の指掛け部23を矢印方向に引き上げ、調味料収納部3を切り裂いた状態を示した缶蓋断面図で、端部22が開口面105を押すことで、開口用スコア101が破断したところを破断開口片118と示している。この破断開口片118が缶内部(図示せず)に折れ曲がり、内部の調味料収納部破断辺31を押し込み、袋を突き破り内部の調味料を放出することになる。この時、切り裂かれた調味料収納部3は、缶内部に押し込まれるため、飲む時の妨げにならない。
図6は他の実施例のプルトップ缶の開封前を示すもので、2種の嗜好の飲料を提供するものである。同図(a)は上から見た缶蓋平面図で、同図(b)は缶蓋内面側平面図である。同図(a)で缶蓋1には図1の開口部用スコア102と表示109がなく、2箇所の開口用スコア101、103と2箇所の開口面105、107があり、もう一箇所は同形状の絞り面119がある。同図(b)では、シート5は扇状の逃げ穴51,52,53があって、缶蓋1とリベット115,116,117で固定されている。調味料収納部3は開口面105の表示108(同図(a)に記載)で表示された調味料を内部に収納し、調味料収納部4は開口面107の表示110(同図(a)に記載)で表示された調味料を内部に収納している。ここでは紅茶飲料でのレモンティーを示すLとミルクティーを示すMの表示がある。
図7は、他の実施例のプルトップ缶で顧客が選択した調味料での開封位置を示すもので、缶の上から見た缶蓋平面図で、タブ2を図6の位置から矢印方向に回転させ、希望の調味料の表示108に端部22を合わせた状態である。この図においてもタブ2はタブ側段差のディンプル24、25と缶蓋の段差120、121(図4に示す)により位置決めされ、指掛け部23が上側に傾くことになる。さらに指掛け部23を引き上げることにより、図5と同様に端部22が開口面105を押すことで破断開口片118が缶内部(図示せず)に折れ曲がり、内部の調味料収納部破断辺31を押し込み、袋を突き破り内部の調味料を放出することになる。
本考案は、顧客の嗜好に合わせ例えばコーヒー飲料ではブラック、シロップ入り、ミルク入りと選択でき、紅茶ではレモンティーやミルクティーと一つ缶で2種選択できる。また飲んでいる途中に、味に変化を付けたい場合は他の調味料を追加することも可能となる。
1 缶蓋
101 開口用スコア
102 開口用スコア
103 開口用スコア
104 缶蓋上面
105 開口面
106 開口面
107 開口面
108 表示
109 表示
110 表示
111 リベット
112 ユビ逃げ部
113 指逃げ部
114 指逃げ部
115 リベット
116 リベット
117 リベット
118 破断開口片
119 絞り面
120 段差面
121 段差面
2 タブ
21 回転穴
22 端部
23 指掛け部
24 ディンプル
25 ディンプル
3 調味料収納部
31 調味料収納部破断辺
32 調味料収納部固定辺
4 調味料収納部
41 調味料収納部破断辺
42 調味料収納部固定辺
5 シート
51 逃げ穴
52 逃げ穴
53 逃げ穴

Claims (3)

  1. 飲料を収納するプルトップ缶容器において、缶蓋に2個以上の開口用スコアを形成し、前記缶蓋に回転可能にタブを設置し、前記缶蓋の内面の前記開口用スコアの下に1個以上の調味料収納部を固定し、前記タブの開封操作によって前記開口用スコアから切り裂かれた破断開口片を利用して、前記調味料収納部を突き破り、缶内部に前記調味料を放出することを特徴とする調味選択可能なプルトップ缶。
  2. 前記開口用スコアの下に固定した前記調味料収納部の内容を示す文字や記号を、前記開口用スコアの近辺に表示したことを特徴とする請求項1記載の調味選択可能なプルトップ缶
  3. 前記缶蓋の上面に蓋側段差を形成し、前記タブにはタブ側段差を形成し、開封時に前記タブを開封位置で位置決めし、かつ前記タブの指掛け部の下スペースを拡大させることを特徴とする請求項1記載の調味選択可能なプルトップ缶
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