JPH09301364A - 液体収容缶の開口装置 - Google Patents
液体収容缶の開口装置Info
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- JPH09301364A JPH09301364A JP8113350A JP11335096A JPH09301364A JP H09301364 A JPH09301364 A JP H09301364A JP 8113350 A JP8113350 A JP 8113350A JP 11335096 A JP11335096 A JP 11335096A JP H09301364 A JPH09301364 A JP H09301364A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- tab
- forming
- air hole
- liquid
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D17/00—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions
- B65D17/28—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness
- B65D17/401—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall
- B65D17/4012—Rigid or semi-rigid containers specially constructed to be opened by cutting or piercing, or by tearing of frangible members or portions at lines or points of weakness characterised by having the line of weakness provided in an end wall for opening partially by means of a tearing tab
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65D2517/00—Containers specially constructed to be opened by cutting, piercing or tearing of wall portions, e.g. preserving cans or tins
- B65D2517/0001—Details
- B65D2517/0091—Means for venting upon initial opening
- B65D2517/0094—Means for venting upon initial opening formed as a separate opening
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液体取出口と共に、空気穴を開口形成し、
液体取出口から液体をスムーズに取り出せるようにした
液体収容缶の開口装置を提供すること。 【解決手段】 鏡板部２に、スコア線３で形成される液
体取出口形成用被開口部４と、この被開口部４上に一端
部が重合するように固着された開口用タブ５とを設けた
液体収容缶１の開口装置において、鏡板部２には開口用
タブ５を隔てて液体取出口形成用被開口部４と反対側
に、スコア線６で形成される空気穴形成用被開口部７を
設け、この被開口部７上に連結板８の一端部を固着し且
つその他端部を開口用タブ５の下面に固着し、前記タブ
５を持ち上げることによって、このタブ５の一端部５ａ
で液体取出口形成用被開口部４を押し裂き開口すると共
に、連結板８を介して空気穴形成用被開口部７を引き裂
き開口するようにした。
液体取出口から液体をスムーズに取り出せるようにした
液体収容缶の開口装置を提供すること。 【解決手段】 鏡板部２に、スコア線３で形成される液
体取出口形成用被開口部４と、この被開口部４上に一端
部が重合するように固着された開口用タブ５とを設けた
液体収容缶１の開口装置において、鏡板部２には開口用
タブ５を隔てて液体取出口形成用被開口部４と反対側
に、スコア線６で形成される空気穴形成用被開口部７を
設け、この被開口部７上に連結板８の一端部を固着し且
つその他端部を開口用タブ５の下面に固着し、前記タブ
５を持ち上げることによって、このタブ５の一端部５ａ
で液体取出口形成用被開口部４を押し裂き開口すると共
に、連結板８を介して空気穴形成用被開口部７を引き裂
き開口するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジュース、コーヒ
ー、紅茶等の飲料水、あるいはビール、酒、焼酎等の酒
類、その他の液体が密閉収容されたアルミニウム、スチ
ール等金属製の液体収容缶、あるいはプラスチック製液
体収容缶をワンタッチで開口するようにした開口装置に
関する。
ー、紅茶等の飲料水、あるいはビール、酒、焼酎等の酒
類、その他の液体が密閉収容されたアルミニウム、スチ
ール等金属製の液体収容缶、あるいはプラスチック製液
体収容缶をワンタッチで開口するようにした開口装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるこの種の開口装置の典型的
なものは、液体収容缶の一方の鏡板部に、スコア線で形
成される液体取出口形成用の被開口部と、この被開口部
上に一端部が重合するように固着された開口用タブとを
設けてなるもので、その液体取出口形成用被開口部を開
口するには、開口用タブを指先に引っ掛けて持ち上げる
だけのワンタッチ操作で開口することができる。即ち、
この開口装置は、開口用タブの外周縁部が全周にわたり
剛体構造となっていて、その一端に折曲容易な舌片が内
向きに一体突設され、この舌片が鏡板部にリベットで固
着されている。しかして、このタブを持ち上げると、上
記舌片のところが折れ曲がって、液体取出口形成用被開
口部上に重合しているタブ外周縁部の一端部がこの被開
口部を下向きに押して切り裂き開口し、液体取出口を形
成するようになっている。
なものは、液体収容缶の一方の鏡板部に、スコア線で形
成される液体取出口形成用の被開口部と、この被開口部
上に一端部が重合するように固着された開口用タブとを
設けてなるもので、その液体取出口形成用被開口部を開
口するには、開口用タブを指先に引っ掛けて持ち上げる
だけのワンタッチ操作で開口することができる。即ち、
この開口装置は、開口用タブの外周縁部が全周にわたり
剛体構造となっていて、その一端に折曲容易な舌片が内
向きに一体突設され、この舌片が鏡板部にリベットで固
着されている。しかして、このタブを持ち上げると、上
記舌片のところが折れ曲がって、液体取出口形成用被開
口部上に重合しているタブ外周縁部の一端部がこの被開
口部を下向きに押して切り裂き開口し、液体取出口を形
成するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の開口装置では、
上記のように液体取出口のみを開口形成するようになっ
ているため、その取出口を開口して液体を取り出すと
き、液体はボコボコと不快な音をたてて、スムーズな流
出できず、特に缶ビールの場合には、その流出時に泡が
多くでき易く、好ましくなかった。
上記のように液体取出口のみを開口形成するようになっ
ているため、その取出口を開口して液体を取り出すと
き、液体はボコボコと不快な音をたてて、スムーズな流
出できず、特に缶ビールの場合には、その流出時に泡が
多くでき易く、好ましくなかった。
【０００４】本発明は、缶の鏡板部に液体取出口を開口
形成すると共に、空気穴を開口形成し、もって液体取出
口から液体をスムーズに取り出せるようにした液体収容
缶の開口装置を提供することを課題とする。
形成すると共に、空気穴を開口形成し、もって液体取出
口から液体をスムーズに取り出せるようにした液体収容
缶の開口装置を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１は、液
体収容缶１の鏡板部２に、スコア線３で形成される液体
取出口形成用の被開口部４と、この被開口部４上に一端
部が重合するように固着された開口用タブ５とを設けて
なる液体収容缶１の開口装置において、前記鏡板部２に
は開口用タブ５を隔てて液体取出口形成用被開口部４と
反対側に、スコア線６で形成される空気穴形成用の被開
口部７を設けると共に、この被開口部７上に連杆８の一
端部を固着し且つその他端部を開口用タブ５の下面に固
着し、前記タブ５を持ち上げることによって、このタブ
５の一端部５ａで液体取出口形成用被開口部４を押し裂
き開口すると共に、前記連杆８を介して空気穴形成用被
開口部７を引き裂き開口するようにしたことを特徴とし
ている。
体収容缶１の鏡板部２に、スコア線３で形成される液体
取出口形成用の被開口部４と、この被開口部４上に一端
部が重合するように固着された開口用タブ５とを設けて
なる液体収容缶１の開口装置において、前記鏡板部２に
は開口用タブ５を隔てて液体取出口形成用被開口部４と
反対側に、スコア線６で形成される空気穴形成用の被開
口部７を設けると共に、この被開口部７上に連杆８の一
端部を固着し且つその他端部を開口用タブ５の下面に固
着し、前記タブ５を持ち上げることによって、このタブ
５の一端部５ａで液体取出口形成用被開口部４を押し裂
き開口すると共に、前記連杆８を介して空気穴形成用被
開口部７を引き裂き開口するようにしたことを特徴とし
ている。
【０００６】この発明の使用においては、開口用タブ５
を持ち上げると、このタブ５の一端部５ａにより、液体
取出口形成用被開口部４が押し裂かれて開口し、液体取
出口１４が形成されると同時に、連杆８により空気穴形
成用被開口部７が引き裂かれて開口し、空気穴１７が形
成され、この空気穴１７によって缶内の空間部が外気と
連通することになる。これによって、缶１内の液体は、
液体取出口１４からスムーズに流出することができる。
を持ち上げると、このタブ５の一端部５ａにより、液体
取出口形成用被開口部４が押し裂かれて開口し、液体取
出口１４が形成されると同時に、連杆８により空気穴形
成用被開口部７が引き裂かれて開口し、空気穴１７が形
成され、この空気穴１７によって缶内の空間部が外気と
連通することになる。これによって、缶１内の液体は、
液体取出口１４からスムーズに流出することができる。
【０００７】請求項２は、請求項１に記載の液体収容缶
の開口装置において、連杆８の両端を、リベットによっ
て空気穴形成用被開口部７及び開口用タブ５にそれぞれ
鋲着してなることを特徴としている。
の開口装置において、連杆８の両端を、リベットによっ
て空気穴形成用被開口部７及び開口用タブ５にそれぞれ
鋲着してなることを特徴としている。
【０００８】請求項３は、請求項１または２に記載の液
体収容缶の開口装置において、連杆８を平面視略Ｙ字形
に形成して、このＹ字形の二股部分８ｂ，８ｂを開口用
タブ５側に固着し、この二股部分８ｂ，８ｂと反対側の
端部を空気穴形成用被開口部７側に固着してなることを
特徴としている。
体収容缶の開口装置において、連杆８を平面視略Ｙ字形
に形成して、このＹ字形の二股部分８ｂ，８ｂを開口用
タブ５側に固着し、この二股部分８ｂ，８ｂと反対側の
端部を空気穴形成用被開口部７側に固着してなることを
特徴としている。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は、例えばビールが密閉収容
されたアルミニウム製液体収容缶の開口装置を示す斜視
図、図２は、その断面図である。これらの図から分かる
ように、この開口装置は、液体収容缶１の鏡板部２に、
スコア線（切り込み線）３を刻設することによって液体
取出口形成用の平面視長円形状被開口部４を形成し、こ
の被開口部４の一端部上に開口用タブ５の一端部５ａを
重合させた状態でこのタブ５を鏡板部２に固着し、更に
この鏡板部２には、開口用タブ５を隔てて液体取出口形
成用被開口部４と反対側に、スコア線６を刻設すること
によって空気穴形成用の略馬蹄形状被開口部７を形成
し、この空気穴形成用被開口部７上に連杆８の一端部を
固着し、この連杆８の他端部を開口用タブ５の下面に固
着してなるものである。
されたアルミニウム製液体収容缶の開口装置を示す斜視
図、図２は、その断面図である。これらの図から分かる
ように、この開口装置は、液体収容缶１の鏡板部２に、
スコア線（切り込み線）３を刻設することによって液体
取出口形成用の平面視長円形状被開口部４を形成し、こ
の被開口部４の一端部上に開口用タブ５の一端部５ａを
重合させた状態でこのタブ５を鏡板部２に固着し、更に
この鏡板部２には、開口用タブ５を隔てて液体取出口形
成用被開口部４と反対側に、スコア線６を刻設すること
によって空気穴形成用の略馬蹄形状被開口部７を形成
し、この空気穴形成用被開口部７上に連杆８の一端部を
固着し、この連杆８の他端部を開口用タブ５の下面に固
着してなるものである。
【００１０】上記開口装置について更に詳細に説明する
と、開口用タブ５は、周知構造のもので、図１に示すよ
うに長円形の枠状に形成されていて、その外周枠部は容
易に変形し得ない剛体構造に形成されている。そして、
この開口用タブ５の一端部５ａには、容易に変形し易い
薄肉状の舌片９が内向きに一体に突設され、この舌片９
がリベット１０によって鏡板部２に鋲着されている。ま
た、この開口用タブ５の他端部側は、指掛け用のリング
部１１を形成している。連杆８は、図１に示すように、
平面視略Ｔ字形に形成されていて、このＹ字形の二股部
分８ｂ、８ｂが開口用タブ５の中間所要部にリベット１
２，１２で鋲着され、この二股部分８ｂ、８ｂと反対側
端部８ａが空気穴形成用被開口部７にリベット１３で鋲
着されている。空気穴形成用被開口部７の大きさは、液
体取出口形成用被開口部４に比べて十分小さくてよく、
またその形状は馬蹄形に限るものではないが、円形に近
いものがよい。
と、開口用タブ５は、周知構造のもので、図１に示すよ
うに長円形の枠状に形成されていて、その外周枠部は容
易に変形し得ない剛体構造に形成されている。そして、
この開口用タブ５の一端部５ａには、容易に変形し易い
薄肉状の舌片９が内向きに一体に突設され、この舌片９
がリベット１０によって鏡板部２に鋲着されている。ま
た、この開口用タブ５の他端部側は、指掛け用のリング
部１１を形成している。連杆８は、図１に示すように、
平面視略Ｔ字形に形成されていて、このＹ字形の二股部
分８ｂ、８ｂが開口用タブ５の中間所要部にリベット１
２，１２で鋲着され、この二股部分８ｂ、８ｂと反対側
端部８ａが空気穴形成用被開口部７にリベット１３で鋲
着されている。空気穴形成用被開口部７の大きさは、液
体取出口形成用被開口部４に比べて十分小さくてよく、
またその形状は馬蹄形に限るものではないが、円形に近
いものがよい。
【００１１】上述したような構成を有する開口装置の使
用にあたっては、図３に示すように、開口用タブ５の指
掛け用リング部１１に手指Ｆを引っ掛けてこれを持ち上
げると、舌片９の部分が下向きに屈曲変形して、このタ
ブ５の一端部５ａにより、液体取出口形成用被開口部４
が押し裂かれて開口し、液体取出口１４を形成すると同
時に、連杆８により空気穴形成用被開口部７が引き裂か
れて開口し、空気穴１７を形成する。
用にあたっては、図３に示すように、開口用タブ５の指
掛け用リング部１１に手指Ｆを引っ掛けてこれを持ち上
げると、舌片９の部分が下向きに屈曲変形して、このタ
ブ５の一端部５ａにより、液体取出口形成用被開口部４
が押し裂かれて開口し、液体取出口１４を形成すると同
時に、連杆８により空気穴形成用被開口部７が引き裂か
れて開口し、空気穴１７を形成する。
【００１２】上記のように、開口用タブ５を持ち上げる
ことによって、液体取出口形成用被開口部４が押し裂か
れて開口し、液体取出口１４を形成すると同時に、連杆
８で空気穴形成用被開口部７を引き裂かれて開口し、空
気穴１７を形成するから、液体収容缶１を傾けて液体を
取り出すとき、缶１内の空間部が空気穴１７によって外
気と連通し、これがために缶１内の液体は、液体取出口
１４からスムーズに流出することができ、従来のように
ボコボコと不快な音をたてるようなことがなくなり、特
に缶ビールの場合には液体取出口１４からの流出時に泡
ができず、美味しく飲むことができる。
ことによって、液体取出口形成用被開口部４が押し裂か
れて開口し、液体取出口１４を形成すると同時に、連杆
８で空気穴形成用被開口部７を引き裂かれて開口し、空
気穴１７を形成するから、液体収容缶１を傾けて液体を
取り出すとき、缶１内の空間部が空気穴１７によって外
気と連通し、これがために缶１内の液体は、液体取出口
１４からスムーズに流出することができ、従来のように
ボコボコと不快な音をたてるようなことがなくなり、特
に缶ビールの場合には液体取出口１４からの流出時に泡
ができず、美味しく飲むことができる。
【００１３】この実施の形態では、連杆８の両端部を、
リベット１２，１３によってそれぞれ空気穴形成用被開
口部７及び開口用タブ５に鋲着しているが、この連杆８
の両端部を、リベットによる鋲着に代えて、蝋付けによ
り、あるいはスポット溶接によって空気穴形成用被開口
部７及び開口用タブ５に固着してもよい。しかし、この
実施の形態のようなリベットによる鋲着を採用した方
が、連杆８の取り付け作業が簡単容易となる。また、こ
の実施の形態では、連杆８を平面視略Ｙ字形に形成し
て、このＹ字形の二股部分８ｂ，８ｂを開口用タブ５側
に固着し、この二股部分８ｂ，８ｂと反対側の端部８ａ
を空気穴形成用被開口部７側に固着しているから、連杆
８が開口用タブ５に対し強固に連結されることになり、
このため開口用タブ５を持ち上げるときに連杆８に対し
引っ張り力を確実に作用させることができ、空気穴形成
用被開口部７を容易に引き裂くことができる。
リベット１２，１３によってそれぞれ空気穴形成用被開
口部７及び開口用タブ５に鋲着しているが、この連杆８
の両端部を、リベットによる鋲着に代えて、蝋付けによ
り、あるいはスポット溶接によって空気穴形成用被開口
部７及び開口用タブ５に固着してもよい。しかし、この
実施の形態のようなリベットによる鋲着を採用した方
が、連杆８の取り付け作業が簡単容易となる。また、こ
の実施の形態では、連杆８を平面視略Ｙ字形に形成し
て、このＹ字形の二股部分８ｂ，８ｂを開口用タブ５側
に固着し、この二股部分８ｂ，８ｂと反対側の端部８ａ
を空気穴形成用被開口部７側に固着しているから、連杆
８が開口用タブ５に対し強固に連結されることになり、
このため開口用タブ５を持ち上げるときに連杆８に対し
引っ張り力を確実に作用させることができ、空気穴形成
用被開口部７を容易に引き裂くことができる。
【００１４】
【発明の効果】請求項１によれば、開口用タブを持ち上
げることにより、このタブの一端部で液体取出口形成用
被開口部が押し裂かれて開口し、液体取出口が形成され
ると同時に、連杆によって空気穴形成用被開口部が引き
裂かれて開口し、空気穴が形成されるから、缶内の空間
部が空気穴によって外気と連通し、それにより缶内の液
体は、液体取出口からスムーズに流出することができ、
従来のようにボコボコと不快な音をたてるようなことが
なく、特に缶ビールの場合には液体取出口からの流出時
に泡ができず、美味しく飲むことができる。
げることにより、このタブの一端部で液体取出口形成用
被開口部が押し裂かれて開口し、液体取出口が形成され
ると同時に、連杆によって空気穴形成用被開口部が引き
裂かれて開口し、空気穴が形成されるから、缶内の空間
部が空気穴によって外気と連通し、それにより缶内の液
体は、液体取出口からスムーズに流出することができ、
従来のようにボコボコと不快な音をたてるようなことが
なく、特に缶ビールの場合には液体取出口からの流出時
に泡ができず、美味しく飲むことができる。
【００１５】請求項２によれば、連杆の両端部を、リベ
ットによって空気穴形成用被開口部及び開口用タブにそ
れぞれ鋲着することによって、連杆の取り付け作業が簡
単容易となる。
ットによって空気穴形成用被開口部及び開口用タブにそ
れぞれ鋲着することによって、連杆の取り付け作業が簡
単容易となる。
【００１６】請求項３によると、連杆を平面視略Ｙ字形
に形成して、このＹ字形の二股部分を開口用タブ側に固
着し、この二股部分と反対側の端部を空気穴形成用被開
口部側に固着するようにしたことにより、連杆が開口用
タブに対し強固に連結され、開口用タブを持ち上げると
きの連杆の引っ張り力を確実に作用させることができ
て、空気穴形成用被開口部を容易に引き裂くことができ
る。
に形成して、このＹ字形の二股部分を開口用タブ側に固
着し、この二股部分と反対側の端部を空気穴形成用被開
口部側に固着するようにしたことにより、連杆が開口用
タブに対し強固に連結され、開口用タブを持ち上げると
きの連杆の引っ張り力を確実に作用させることができ
て、空気穴形成用被開口部を容易に引き裂くことができ
る。
【図１】 本発明に係る液体収容缶の開口装置を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】 図１に示す開口装置の断面図である。
【図３】 開口装置の使用状態を示す断面図である。
１ 液体収容缶 ２ 鏡板部 ３ スコア線 ４ 液体取出口形成用被開口部 ５ 開口用タブ ６ スコア線 ７ 空気穴形成用被開口部 ８ 連杆 ９ 舌片 １０ リベット １１ 指掛け用のリング部 １２ リベット １２ リベット １４ 液体取出口 １７ 空気穴
Claims (3)
- 【請求項１】 液体収容缶の鏡板部に、スコア線で形成
される液体取出口形成用の被開口部と、この被開口部上
にタブの一端部が重合するように固着される開口用タブ
とを設けてなる液体収容缶の開口装置において、前記鏡
板部には開口用タブを隔てて液体取出口形成用被開口部
と反対側に、スコア線で形成される空気穴形成用の被開
口部を設けると共に、この被開口部上に連杆の一端部を
固着し且つその他端部を開口用タブの下面に固着し、前
記タブを持ち上げることによって、このタブの一端部で
液体取出口形成用被開口部を押し裂き開口すると共に、
前記連杆を介して空気穴形成用被開口部を引き裂き開口
するようにしたことを特徴とする液体収容缶の開口装
置。 - 【請求項２】 連杆の両端部を、リベットによって空気
穴形成用被開口部及び開口用タブにそれぞれ鋲着してな
ることを特徴とする請求項１に記載の液体収容缶の開口
装置。 - 【請求項３】 連杆を平面視略Ｙ字形に形成して、この
Ｙ字形の二股部分を開口用タブ側に固着し、この二股部
分と反対側の端部を空気穴形成用被開口部側に固着して
なることを特徴とする請求項１または２に記載の液体収
容缶の開口装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113350A JPH09301364A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 液体収容缶の開口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113350A JPH09301364A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 液体収容缶の開口装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09301364A true JPH09301364A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14610042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8113350A Withdrawn JPH09301364A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 液体収容缶の開口装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09301364A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040018627A (ko) * | 2002-08-23 | 2004-03-04 | 황보연 | 캔 개봉장치 |
| WO2004035399A1 (en) * | 2002-10-18 | 2004-04-29 | Bo-Yeoun Hwang | Opening device for can |
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| EP2612821A1 (en) * | 2012-01-03 | 2013-07-10 | Anheuser-Busch InBev S.A. | Can comprising a first, dispense opening and second, vent opening |
| USD715144S1 (en) | 2012-11-13 | 2014-10-14 | Ball Corporation | Vented container end closure |
| USD715647S1 (en) | 2012-11-28 | 2014-10-21 | Ball Corporation | Vented end closure |
| USD727725S1 (en) | 2011-10-27 | 2015-04-28 | Ball Corporation | Vented container end closure |
| US9233784B2 (en) | 2011-11-04 | 2016-01-12 | Ball Corporation | Vented metallic container end closure |
| US9446879B2 (en) | 2010-08-06 | 2016-09-20 | Ball Corporation | Container end closure with optional secondary vent opening |
| WO2017035618A1 (en) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | Fernandes João Marques | Arrangement for the opening of a beverage can |
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