JP3162993U - かんな台を傾斜させた鰹節削り器 - Google Patents

かんな台を傾斜させた鰹節削り器 Download PDF

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和夫 小椋
和夫 小椋
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Abstract

【課題】材木の適切な削り方を、鰹節削り用のかんなに応用することを可能とした鰹節削り器を提供する。【解決手段】課題を解決するため、かんな台4を傾斜させた鰹節削り器に次の手段を採用する。上面側が開放された開放口が形成された本体1と、該本体の開放口を取り外し可能に閉塞する蓋体と、該本体の開放口に支持される鰹節削り用のかんな3とからなる。上記かんなのかんな台が、本体の開放口の長尺方向の奥方及び手前側の内壁面に設けられるかんな台支持部8,9で支持される鰹節削り器である。支持されるかんな台の台頭が台尻7より高くなるよう台頭6側のかんな台支持部を台尻側のかんな台支持部より高い位置に設けた。【選択図】図3

Description

本考案は、かんなを用いた鰹節削り器の改良に関するものである。
従来より、上面側が開放された本体と、該本体の開放口を取り外し可能に閉塞する蓋体と、本体の開放口に支持される鰹節削り用のかんなとからなる鰹節削り器が知られている。この鰹節削り器において、鰹節削り用のかんなは、本体の開放口の長尺方向の奥方及び手前側の内壁面に設けられる支持部で水平に支持されていた。しかし、従来の鰹節削り器の改良は、特許文献1に示されるように使用上の安全を目指したものが、ほとんどで、上手な削り方を目指したものはなかった。
そもそも鰹節削り用のかんなは、鰹節を削るためのものであるが、通常のかんな、即ち、材木の面を削って滑らかにする道具と同じである。材木の面を削って滑らかにする場合、材木を傾斜させて固定し、高い方より低い方へかんなを引きながら削っていくことが知られている。
本考案は、この材木の削り方を鰹節削り用のかんなに応用することを可能とした鰹節削り器を提供しようとするものである。鰹節削り器では、かんなを移動させるのではなく、かんなは下端面を上に向けて固定し、鰹節の頭を手前にして、削り角度を付けた上、かんな台の台尻方向より台頭方向へ鰹節を押して削るのである。
他方、材木を傾斜させた場合の高い方より低い方へかんなを引くという動作は、かんなの台頭を高い方へ位置させ、低い位置である台尻の方へ引く動作である。この動作を上記鰹節削り器に応用するには、かんな台の台頭が高くなるようかんなを支持し、鰹節を頭を手前にして削り角度を付けた上、低い位置である台尻側より高い位置である台頭側へ押し上げることで可能となる。この動作は、相対的に観察すれば傾斜した鰹節に対し、かんなの台頭を高い方へ位置させ、低い位置である台尻の方に向かってかんなを引いたのと同じ動作となるのである。
特開2009−39798号公開特許公報
本考案は、材木の適切な削り方を、鰹節削り用のかんなに応用することを可能とした鰹節削り器を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、第1の考案は、かんな台を傾斜させた鰹節削り器に次の手段を採用する。
第1に、上面側が開放された開放口が形成された本体と、該本体の開放口を取り外し可能に閉塞する蓋体と、該本体の開放口に支持される鰹節削り用のかんなとからなる。
第2に、上記かんなのかんな台が、本体の開放口の長尺方向の奥方及び手前側の内壁面に設けられるかんな台支持部で支持される鰹節削り器である。
第3に、支持されるかんな台の台頭が台尻より高くなるよう台頭側のかんな台支持部を台尻側のかんな台支持部より高い位置に設けた。
第2の考案は、第1の考案に、同考案の台頭側のかんな台支持部を台尻側のかんな台支持部より6ミリメートル乃至7ミリメートル高い位置に設けたものであることを付加したかんな台を傾斜させた鰹節削り器である。
第3の考案は、第1または第2の考案におけるかんな台を傾斜させた鰹節削り器に次の手段を付加したものである。
第1に、かんな台支持部付近の内壁面に、かんな台に対し弾性押圧力を付与するかんな台ずれ防止の当接部を設ける。
第2に、本体底面に滑り止め用ゴムシートを貼付する。
第1の考案は、かんな台の台頭が台尻より高くなるよう台頭側のかんな台支持部を台尻側のかんな台支持部より高い位置に設けたことにより、鰹節を傾斜させ、材木を適正に削る場合と同様の削り方が実現でき、鰹節を削った時に削り節が粉にならず、薄い紙片のように美しい削り節に仕上げることができるかんな台を傾斜させた鰹節削り器となった。
第2の考案の効果ではあるが、台頭側のかんな台支持部が台尻側のかんな台支持部より6ミリメートル乃至7ミリメートル高い位置に設けたことにより、鰹節を削るのに最適な傾斜となり、より美しい削り節に仕上げることのできるかんな台を傾斜させた鰹節削り器となった。
第3の考案の効果ではあるが、かんな台支持部付近の内壁面に、かんな台に対し弾性押圧力を付与するかんな台ずれ防止の当接部を設けることにより、鰹節を削る際にかんな台がかんな台支持部上でずれることがなく、又、本体底面に滑り止め用ゴムシートを貼付したことにより、鰹節を削る際に本体が動いてしまうこともなく、安定した状態で鰹節を削ることのできるかんな台を傾斜させた鰹節削り器となった。
本考案に係るかんな台を傾斜させた鰹節削り器の分解斜視図。 同蓋体を外した状態の斜視図。 同蓋体を外した状態の断面説明図。 本考案に係るかんな台を傾斜させた鰹節削り器の使用状態を示す説明図。
以下、図面に従って、実施例と共に本考案を実施するための形態について説明する。図1は、本実施例に係るかんな台を傾斜させた鰹節削り器の分解斜視図である。
本考案のかんな台を傾斜させた鰹節削り器は、上面側が開放された開放口13が形成された本体1と、該本体1の開放口13を取り外し可能に閉塞する蓋体2と、本体の開放口13に支持される鰹節削り用のかんな3とからなる。
本体1には、削った鰹節が溜め置かれ、後に取り出すための引き出し10が、本体1の下方に摺動自在に収納されている。引き出し10には、引き出し10の正面側に、引き出し10を本体1から出し入れするための取っ手15が取り付けられている。
本体1の開放口13の長尺方向の奥方(背面)及び手前(正面)側の内壁面にはかんな台支持部8、9が設けられ、かんな3のかんな台4を支持する。かんな台支持部8、9の取り付けられる内壁面の位置は、図3に示されるように、引き出し10の出し入れを阻害しない高さで、かつ、かんな台4の下端面16が本体1の上端部より上方に位置し、更に、支持されるかんな台4の台頭6が台尻7より高くなるよう台頭側のかんな台支持部8は台尻側のかんな台支持部9より高い位置に設けられる。
実施例では、かんな3は、幅7.3センチメートル、長さ25.4センチメートル、厚さ3センチメートルである。このかんな3を用いた場合の台頭側のかんな台支持部8と台尻側のかんな台支持部9との高さの差Lは6.5ミリメートルが最適であった。かんな3がこれより小さい場合には、高さの差Lは6ミリメートルとし、かんな3がこれより大きい場合には、高さの差Lは7ミリメートルとするのが最適であった。
本体1の長尺方向の内壁面(左右の壁面)には、かんな3を本体1に装着する際のガイド板17が設けられている。かんな台支持部9付近の内壁面(正面側の壁面)には、かんな台4に対し弾性押圧力を付与するかんな台ずれ防止の当接部11が設けられている。これにより、かんな台4が本体1にしっかりと固定される。本体1底面には、滑り止め用ゴムシート12が貼付されている。これにより、鰹節14を削る際にも本体1が動いてしまうことのないものとなる。
かんな3は、かんな台4とかんな刃5とからなり、かんな刃5は、かんな台4の台尻7の方向に鰹節14を削る刃先を向けてかんな台4に装入されている。かんな刃5の刃先は、図面では認識しにくいが、かんな台4の下端面16より0.1ミリメートル位出すのがよい。かんな3のかんな台4は、本体1の奥方側(背面側)のかんな台支持部8に台頭6が支持され、本体1の手前側(正面側)のかんな台支持部9に台尻7が支持されて本体1に着脱自在に取り付けられる。
以下、図示の実施例に係るかんな台を傾斜させた鰹節削り器の使用方法について説明する。かんな台を傾斜させた鰹節削り器は、本体1の下方部に引き出し10が収納され、かんな3はガイド板17に沿って本体1に装着される。かんな3のかんな台4は、台頭6が台頭側のかんな台支持部8に支持され、台尻7が台尻側のかんな台支持部9に支持され本体1に装着される。その際、かんな3は下端面16を上に向けて本体1に取り付けられる。この時、かんな台4の下端面16は、台頭6側が高く、台尻7側が低い位置として傾斜している。尚、本体1には、かんな台支持部9付近の内壁面に、かんな台4に対し弾性押圧力を付与するかんな台ずれ防止の当接部11が設けられているので、かんな台4は、本体1にしっかりと固定される。
ここで、鰹節14を鰹節14の頭が台尻7側に、尾が台頭6側にくるように向けて、かんな3に対して、鰹節14の尾に削り角度を付けてセットし、台尻7側から台頭6側(図4中矢印の方向)に向かって押して削る。即ち、かんな3の低い位置から高い位置に向かって鰹節14を押し上げて削るのである。この動作は、相対的に観察すれば、傾斜した材木に相当する傾斜した鰹節14に対し、かんな3の台頭6を高い方へ位置させ、低い位置である台尻7の方に向かってかんな3を引いたのと同じ動作となり、材木を適正に削る場合と同様の削り方が実現でき、鰹節14を薄い紙片のように美しい削り節に仕上げることができる。尚、本体底面には、滑り止め用ゴムシート12を貼付してあるので、かんな台を傾斜させた鰹節削り器が動くことなく、鰹節14を削ることができる。
1・・・・・本体
2・・・・・蓋体
3・・・・・かんな
4・・・・・かんな台
5・・・・・かんな刃
6・・・・・台頭
7・・・・・台尻
8、9・・・かんな台支持部
10・・・・引き出し
11・・・・当接部
12・・・・ゴムシート
13・・・・開放口
14・・・・鰹節
15・・・・取っ手
16・・・・下端面
17・・・・ガイド板
L・・・・・高さの差

Claims (3)

  1. 上面側が開放された開放口が形成された本体と、該本体の開放口を取り外し可能に閉塞する蓋体と、該本体の開放口に支持される鰹節削り用のかんなとからなり、該かんなのかんな台が、本体の開放口の長尺方向の奥方及び手前側の内壁面に設けられるかんな台支持部で支持される鰹節削り器において、支持されるかんな台の台頭が台尻より高くなるよう台頭側のかんな台支持部を台尻側のかんな台支持部より高い位置に設けてかんな台を傾斜させた鰹節削り器。
  2. 上記台頭側のかんな台支持部を上記台尻側のかんな台支持部より6ミリメートル乃至7ミリメートル高い位置に設けたものである請求項1記載のかんな台を傾斜させた鰹節削り器。
  3. かんな台支持部付近の内壁面に、かんな台に対し弾性押圧力を付与するかんな台ずれ防止の当接部を設けるとともに、本体底面に滑り止め用ゴムシートを貼付したことを特徴とする請求項1または2記載のかんな台を傾斜させた鰹節削り器。
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