JP3162980U - 図形棒 - Google Patents

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Abstract

【課題】他の部材を用いることなく図形を容易に作成させることができる学習用の図形棒を提供する。【解決手段】学習用の図形棒11は、棒本体12を備える。棒本体12の長手方向における両端には、該棒本体12の幅方向に並置される一対の係合凸部19が形成され、一対の係合凸部19の間には、他の図形棒11に設けられた係合凸部19を挿入可能に構成される係合用切欠部18が形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、小学校などで教材として利用される学習用の図形棒に関する。
小学校の低学年の授業では、箱が頂点、辺及び面で構成されることを学習させるために、箱を分解させたり、棒と粘土とを組み合わせて箱の形を作らせたりしている。こうした授業で利用される図形棒セットとして、例えば特許文献1に記載の図形棒セットが提案されている。
この図形棒セットは、筒状をなす図形棒と、継手とを備えている。この継手は、図形棒の長手方向における端部内に挿入可能な複数の凸部を備えており、該各凸部は、互いに異なる方向に突出している。そして、複数の図形棒及び複数の継手を組み合わせることにより、二次元的な図形及び三次元的、即ち立体的な図形が作成されていた。
実公平1−57779号公報(図4及び図8)
ところで、特許文献1に記載の図形棒を用いて二次元的な図形や三次元的な図形を作成する場合には、図形棒とは異なる他の部材(この場合、継手)を用いる必要があった。このように形状の異なる複数の部材を用いて図形を作成することは、小学生(特に、低学年の小学生)にとって非常に困難であった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、他の部材を用いることなく図形を容易に作成させることができる学習用の図形棒を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案の図形棒は、棒本体を備え、前記棒本体の長手方向における両端には、該棒本体の幅方向に並置される一対の係合凸部が形成され、前記一対の係合凸部の間には、他の図形棒に設けられた係合凸部を挿入可能に構成された係合用切欠部が形成されることを要旨とする。
上記構成によれば、一の図形棒の長手方向における端部に形成された係合用切欠部には、他の図形棒の係合用凸部を挿入させることができる。すなわち、各図形棒を、図形棒以外の他の部材を用いることなく連結させることができる。したがって、他の部材を用いることなく図形を容易に作成させることができる。
本考案の図形棒において、前記一対の係合凸部の前記長手方向における長さは、前記係合凸部の前記幅方向における長さと、前記係合用切欠部の前記幅方向における幅との加算値以上の長さであることが好ましい。
上記構成によれば、立体的な図形を、図形棒以外の他の部材を用いることなく作成することができる。
本考案の図形棒において、前記棒本体の前記両端側において前記係合用切欠部の内側には、他の図形棒における一対の係合凸部のうち何れか一方を挿入可能な係合用孔部がそれぞれ形成され、前記係合用切欠部と前記係合用孔部との間には、前記係合用切欠部と前記係合用孔部とを区切るように設けられた被係合部がそれぞれ設けられ、前記各被係合部は、他の図形棒に設けられた係合用切欠部内に収容可能にそれぞれ構成されることが好ましい。
上記構成によれば、図形棒の長手方向における両端には、他の図形棒の端部に設けられた係合凸部が挿入可能な部分(本考案でいう係合用切欠部及び係合用孔部)が複数形成されている。そのため、一の図形棒の長手方向における両端には、複数の図形棒を係合させることができる。したがって、本考案の図形棒を複数用いることにより、二次元的な図形及び立体的な図形を作成することができる。
本考案の図形棒において、前記一対の係合凸部は、それらの基端の前記幅方向における間隔よりも、それらの先端の前記幅方向における間隔のほうが狭くなるように、それぞれ形成されることが好ましい。
上記構成によれば、一の図形棒を他の図形棒に係合させた場合、一の図形棒の一対の係合凸部は、他の図形棒において一の図形棒の係合用切欠部内に挿入された部分を挟持することができる。すなわち、一の図形棒には、他の図形棒が強力な係止力で係合される。そのため、複数の図形棒を用いることにより、二次元的な図形や立体的な図形を、容易に作成することができる。
本考案の図形棒において、前記係合用孔部は、その前記幅方向における間隔が前記一対の係合凸部の基端の前記幅方向における間隔と同一となるように、形成されることが好ましい。
上記構成によれば、一の図形棒の一対の係合凸部のうち何れか一方を、他の図形棒の係合用孔部内に挿入させることにより、図形棒以外の他のパーツを用いることなく、一の図形棒を他の図形棒に対して好適に組み付けることができる。
本考案の図形棒において、前記被係合部は、その前記幅方向における長さが前記棒本体の厚み方向における長さと同一となるように、形成されることが好ましい。
上記構成によれば、一の図形棒の一対の係合凸部のうち何れか一方を、他の図形棒の係合用孔部内に挿入させると共に、一の図形棒の一対の係合凸部のうち何れか他方を、他の図形棒の係合用切欠部内に挿入させることができる。
本考案の図形棒において、前記棒本体は、短冊状に形成されることが好ましい。
本考案の図形棒において、前記棒本体において長手方向における両側に配置される前記各係合用切欠部よりも中央側には、収容凹部が形成されており、前記収容凹部内には、磁石が収容されることが好ましい。
上記構成によれば、小学生(特に、低学年の小学生)に数の勉強をさせる際に、例えば鉄のように磁性を有する板上に図形棒を並べやすくできる。
本考案によれば、他の部材を用いることなく図形を容易に作成させることができる。
(a)は第1の実施形態における学習用の図形棒を示す正面図、(b)は学習用の図形棒の背面図、(c)は図1(b)のA−A線矢視断面図。 (a)は4本の図形棒を用いて二次元の図形を作成した場合の一例を示す斜視図、(b)は図2(a)の要部を拡大した拡大図。 (a)は12本の図形棒を用いて三次元の図形を作成した場合の一例を示す斜視図、(b)は図3(a)の要部を拡大した拡大図。 (a)は第2の実施形態における学習用の図形棒を示す平面図、(b)は学習用の図形棒の背面図、(c)は図4(b)のB−B線矢視断面図。 (a)は12本の図形棒を用いて三次元の図形を作成した場合の一例を示す斜視図、(b)は図5(a)の要部を拡大した拡大図。 別の実施形態における学習用の図形棒の要部を示す斜視図。 (a)は他の別の実施形態における学習用の図形棒の要部を示す平面図、(b)は図7(a)に示す図形棒を組み合わせた状態を示す要部斜視図。
(第1の実施形態)
以下、本考案を具体化した第1の実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1(a)(b)(c)に示すように、本実施形態における学習用の図形棒11は、合成樹脂で形成された短冊状の棒本体12を備えている。この棒本体12の幅方向(長手方向と直交する方向であって、図1(a)では上下方向)の幅H1は、棒本体12の厚み方向(幅方向と直交する方向であって、図1(c)では上下方向)の厚みH2の3倍である。例えば、棒本体12の厚みH2が「2cm」である場合、棒本体12の幅H1は、「6cm」である。
こうした棒本体12の表面12a(図1(c)では上面)において長手方向(図1では左右方向)における中央には、収容凹部としての第1凹部13が形成されており、該第1凹部13内には、略直方体状の磁石14が収容されている。この磁石14の第1面14a(図1(c)では下面)は、第1凹部13の底面に密接すると共に、磁石14の第2面14b(図1(c)では上面)は、棒本体12の表面12aと面一である。なお、磁石14は、第1凹部13内において棒本体12に接着されている。
また、棒本体12の表面12aにおいて第1凹部13の両側(図1(a)における左右の両側)には、第2凹部15がそれぞれ形成されている。第2凹部15の底面には、例えば、図形棒11を所有するユーザ(生徒)の名前シールが貼られる。
棒本体12の裏面12b(図1(c)では下面)側には、棒本体12の長手方向に沿って等間隔に配置される複数(図1(b)では3つ図示)の目盛り線16が形成されている。また、各目盛り線16の中間位置には、補助目盛り17がそれぞれ形成されている。
棒本体12の長手方向における両端部には、前記幅方向の中央部分に係合用切欠部18を形成することにより、一対の係合凸部19がそれぞれ設けられている。すなわち、一対の係合凸部19は、係合用切欠部18を挟んで前記幅方向に並置されている。また、一対の係合凸部19は、それらの基端から先端に向けて僅かに幅広となる。つまり、一対の係合凸部19の基端の間隔は、一対の係合凸部19の先端の間隔よりも僅かに広い。こうした一対の係合凸部19の前記長手方向における長さH3は、棒本体12の幅H1の1/3である。例えば、棒本体12の幅H1が「6cm」である場合、係合凸部19の長さH3は、「2cm」である。
係合用切欠部18は、他の図形棒11の係合凸部19が挿入可能に形成されている。具体的には、係合用切欠部18において一対の係合凸部19の基端に対応する部分の前記幅方向における幅H4は、係合凸部19の基端の前記幅方向における幅H5と同一である。例えば、棒本体12の幅H1が「6cm」である場合、係合用切欠部18の幅H4及び係合凸部19の幅H5は、それぞれ「2cm」である。
また、棒本体12の長手方向における両端側において係合用切欠部18よりも中央側には、表面12a及び裏面12bに形成される開口形状が略正方形となる係合用孔部20がそれぞれ貫通形成されている。この係合用孔部20の前記長手方向における幅H6及び前記幅方向における幅H7は、係合用切欠部18の幅H4と同一である。例えば、係合用切欠部18の幅H4が「2cm」である場合、係合用孔部20の各幅H6,H7は、それぞれ「2cm」である。
なお、棒本体12において係合用孔部20の前記幅方向における両側に位置する各部分21は、それらの前記幅方向における幅が、係合用孔部20の幅H6と同一となるように形成されている。すなわち、係合用孔部20は、棒本体12において幅方向における中央に位置している。
また、前記長手方向において係合用孔部20と係合用切欠部18との間には、係合用孔部20と係合用切欠部18とを区切るように設けられた被係合部22が形成されている。この被係合部22の前記長手方向における長さ(幅)H6は、棒本体12の厚みH2と同一である。例えば、棒本体12の厚みH2が「2cm」である場合、被係合部22の長さH8は「2cm」である。
本実施形態の図形棒11を複数組み合わせることにより、様々な形状の図形を作成することができる。例えば、図2(a)に示すように、4本の図形棒11を用いることにより、長方形の図形(即ち、二次元の図形)を作成することができる。二次元の図形の一つの頂点は、図2(b)に示すように、2本の図形棒11(11A,11B)によって形成される。すなわち、一の図形棒11Aの第1の端部には、他の図形棒11Bの第2の端部が係合される。一の図形棒11Aの係合用切欠部18内には、他の図形棒11Bの第2の端部に形成された一対の係合凸部19のうち一方が挿入される。また、一の図形棒11Aの係合用孔部20内には、他の図形棒11Bの第2の端部に形成された一対の係合凸部19のうち他方が挿入される。
また、他の図形棒11Bの係合用切欠部18内には、一の図形棒11Aの被係合部22が他の図形棒11Bの先端側から収容される。このとき、他の図形棒11Bの係合用切欠部18内に一の図形棒11Aの被係合部22が収容される過程で、他の図形棒11Bの一対の係合凸部19は、互いに離間する方向にそれぞれ撓む。棒本体12は、合成樹脂で形成されているため、撓んだ係合凸部19は、弾性復帰力を発揮する。そのため、他の図形棒11Bの一対の係合凸部19は、他の図形棒11Bの係合用切欠部18内に収容された一の図形棒11Aの被係合部22を前記幅方向から挟み込む。その結果、一の図形棒11Aの被係合部22が、他の図形棒11Bの一対の係合凸部19に係止される。
また、例えば、図3(a)に示すように、12本の図形棒11を用いることにより、立方体に近い三次元の図形を作成することができる。三次元の図形の一つの頂点は、図3(b)に示すように、3つの図形棒11(11C,11D,11E)によって形成される。すなわち、図3(b)において上下方向に沿う第1の図形棒11Cの先端部に形成された係合用切欠部18内には、第2の図形棒11Dの被係合部22が収容される。また、第2の図形棒11Dの係合用切欠部18内には、第1の図形棒11Cの一対の係合凸部19のうち何れか一方が収容されると共に、第2の図形棒11Dの係合用孔部20内には、第1の図形棒11Cの一対の係合凸部19のうち何れか他方が挿入される。そのため、第2の図形棒11Dの被係合部22は、第1の図形棒11Cの一対の係合凸部19によって両側から挟み込まれると共に、第1の図形棒11Cの一対の係合凸部19のうち何れか一方は、第2の図形棒11Dの係合凸部19によって両側から挟み込まれる。
また、第1の図形棒11Cの係合用孔部20内には、第3の図形棒11Eの一対の係合凸部19のうち何れか一方が挿入される。また、第3の図形棒11Eの係合用切欠部18内には、第1の図形棒11Cにおいて係合用孔部20の前記幅方向における一方側の部分21が収容される。その結果、第1の図形棒11Cにおいて係合用孔部20の前記幅方向における一方側の部分21は、第3の図形棒11Eの一対の係合凸部19によって両側から挟み込まれる。
したがって、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)本実施形態の図形棒11の長手方向における両端部には、他の方向に延びる図形棒11の長手方向における端部を係止させることができる。そのため、図形棒11以外の他の部材を用いることなく図形を容易に作成させることができる。
(2)また、本実施形態の図形棒11の長手方向における両端部には、互いに異なる方向(互いに直交する方向)に延びる複数の他の図形棒11をそれぞれ係止することが可能となる。そのため、先端に係合用孔部20が設けられない従来の図形棒を用いる場合と比較して、本実施形態の図形棒11を複数本用いることにより立体の図形を容易に作成することができる。
(3)一対の係合凸部19は、それらの間隔が先端に近づくほど狭くなるようにそれぞれ形成されている。そのため、一の図形棒11の係合用切欠部18内に、他の図形棒11の一部分を挿入させた場合、一の図形棒11の一対の係合凸部19は、それらの弾性復帰力によって、係合用切欠部18内に挿入された部位を挟持する。したがって、一の図形棒11と他の図形棒11との係止力を強くでき、ひいては、小学生などのユーザに、所望する図形を作成させやすくすることができる。
(4)また、図形棒11に形成された係合用孔部20の前記幅方向における幅H7及び前記長手方向における幅H6は、棒本体12の厚みH2及び係合凸部19の基端の幅H5と同一である。そのため、一の図形棒11の係合用孔部20内に、他の図形棒11の係合凸部19を挿入させることにより、一の図形棒11に他の図形棒11を係止させることができる。すなわち、一の図形棒11から他の図形棒11を離間させにくくすることができる。
(5)また、被係合部22の長さH8は、係合用切欠部18の幅H4と同一である。そのため、一の図形棒11の係合用切欠部18内に、他の図形棒11の被係合部22を挿入することにより、一の図形棒に他の図形棒11を係止させることができる。
(6)本実施形態の図形棒11には、磁石14が設けられている。そのため、鉄板などの磁性を有する板上に、図形棒11を、磁石14の磁力でもって貼付けることができる。そのため、小学生(特に、低学年の小学生)に数の勉強を行いやすくすることができる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態を、図4及び図5に従って説明する。
図4(a)(b)(c)に示すように、本実施形態における学習用の図形棒11において、棒本体12の長手方向における両端部には、前記幅方向の中央部分に係合用切欠部18を形成することにより、一対の係合凸部19Aがそれぞれ設けられている。一対の係合凸部19Aの前記長手方向における長さH3は、棒本体12の幅方向における長さH1と略同等である。すなわち、長さH3は、係合凸部19Aの幅方向における長さH5と、係合用切欠部18の幅方向における長さH4との合計値以上の長さを有している。
なお、本実施形態の係合用孔部20は、棒本体12の表面12aに矩形状をなす開口が形成されるように構成されている。
本実施形態の図形棒11を複数組み合わせることにより、様々な形状の図形を作成することができる。例えば、図5(a)に示すように、12本の図形棒11を用いることにより、立方体に近い三次元の図形を作成することができる。三次元の図形の一つの頂点は、図5(b)に示すように、3つの図形棒11(11F,11G,11H)によって形成される。すなわち、図5(b)において上下方向に沿う第1の図形棒11Fの先端部に形成された係合用切欠部18内には、第2の図形棒11Gの一対の係合凸部19Aが挿入される。より具体的には、第1の図形棒11Fの係合用切欠部18内には、第2の図形棒11Gの一対の係合凸部19Aの長手方向における中間部分が挿入される。このとき、第1の図形棒11Fの長手方向と、第2の図形棒11Gの幅方向とが一致している。
また、第1の図形棒11Fの一対の係合凸部19Aは、第1の図形棒11F及び第2の図形棒11Gと直交する方向に延びる第3の図形棒11Hの係合用切欠部18内に挿入される。より具体的には、第1の図形棒11Fの一対の係合凸部19Aの長手方向における中間部分は、第3の図形棒11Hの係合用切欠部18内に挿入される。このとき、第1の図形棒11Fの幅方向は、第3の図形棒11Hの長手方向と一致している。さらに、第3の図形棒11Hの一対の係合凸部19Aは、第2の図形棒11Gの係合用切欠部18内に挿入される。より具体的には、第3の図形棒11Hの一対の係合凸部19Aの長手方向における中間部分は、第2の図形棒11Gの係合用切欠部18内に挿入される。このとき、第3の図形棒11Hの幅方向は、第2の図形棒11Gの長手方向と一致している。
このように、本実施形態では、図形棒11の係合用孔部20を用いなくても、立体的な図形を作成することができる。もちろん、係合用孔部20を用いても、立体的な図形を作成することができる。
なお、上記各実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・第2の実施形態において、図形棒11は、係合用孔部20を備えない構成であってもよい。
・第1の実施形態において、係合用孔部20は、平面視略正方形状をなす開口形状ではなく、他の任意の開口形状なす孔であってもよい。例えば、係合用孔部20は、棒本体12の表面12aに矩形状をなす開口が形成される構成であってもよい。この場合であっても、係合用孔部20の前記幅方向における幅H7が、棒本体12の厚みH2及び係合凸部19の基端の幅H5と同一であることが好ましい。
・各実施形態では、係合凸部19は、平面視略矩形状をなしているが、他の任意の形状をなすように形成されたものであってもよい。例えば、図6に示すように、一対の係合凸部19は、略円柱形状をなすものであってもよい。また、一対の係合凸部19は、平面視三角形状をなすように形成されたものであってもよい。
また、係合用孔部20に関しては、係合凸部19の形状に応じた形状であることが好ましい。例えば、図6に示すように、係合凸部19が平面視略円形状をなす場合、係合用孔部20は、棒本体12に略円形状をなす開口が形成される構成であることが好ましい。
・各実施形態において、係合用孔部20を、棒本体12の長手方向に沿って複数設けた構成であってもよい。例えば、図7(a)に示すように、図形棒11は、前記長手方向に沿って2つの係合用孔部20を設けた構成であってもよい。この場合、前記長手方向において互いに隣り合う各係合用孔部20同士の間隔は、被係合部22の長さH8と同一であることが好ましい。この場合、図7(b)に示すように、互いに隣り合う各係合用孔部20には、他の図形棒11の一対の係合凸部19をそれぞれ挿入させることができる。
・各実施形態において、一対の係合凸部19を、それらの基端の幅方向における間隔と、それらの先端の幅方向における間隔とが同一となるように形成してもよい。
・各実施形態において、図形棒11は、磁石14を設けない構成であってもよい。この場合、棒本体12には、第1凹部13を設けなくてもよい。
11,11A〜11H…学習用の図形棒、12…棒本体、13…収容凹部、14…磁石、18…係合用切欠部、19,19A…係合凸部、20…係合用孔部、22…被係合部。

Claims (8)

  1. 棒本体を備え、
    前記棒本体の長手方向における両端には、該棒本体の幅方向に並置される一対の係合凸部が形成され、
    前記一対の係合凸部の間には、他の図形棒に設けられた係合凸部を挿入可能に構成された係合用切欠部が形成されることを特徴とする学習用の図形棒。
  2. 前記一対の係合凸部の前記長手方向における長さは、前記係合凸部の前記幅方向における長さと、前記係合用切欠部の前記幅方向における幅との加算値以上の長さであることを特徴とする請求項1に記載の学習用の図形棒。
  3. 前記棒本体の前記両端側において前記係合用切欠部の内側には、他の図形棒における一対の係合凸部のうち何れか一方を挿入可能な係合用孔部がそれぞれ形成され、
    前記係合用切欠部と前記係合用孔部との間には、前記係合用切欠部と前記係合用孔部とを区切るように設けられた被係合部がそれぞれ設けられ、
    前記各被係合部は、他の図形棒に設けられた係合用切欠部内に収容可能にそれぞれ構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の学習用の図形棒。
  4. 前記一対の係合凸部は、それらの基端の前記幅方向における間隔よりも、それらの先端の前記幅方向における間隔のほうが狭くなるように、それぞれ形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の学習用の図形棒。
  5. 前記係合用孔部は、その前記幅方向における間隔が前記一対の係合凸部の基端の前記幅方向における間隔と同一となるように、形成されることを特徴とする請求項3に記載の図形棒。
  6. 前記被係合部は、その前記幅方向における長さが前記棒本体の厚み方向における長さと同一となるように、形成されることを特徴とする請求項3又は請求項5に記載の学習用の図形棒。
  7. 前記棒本体は、短冊状に形成されることを特徴とする請求項1〜請求項6のうち何れか一項に記載の学習用の図形棒。
  8. 前記棒本体において長手方向における両側に配置される前記各係合用切欠部よりも中央側には、収容凹部が形成されており、
    前記収容凹部内には、磁石が収容されることを特徴とする請求項1〜請求項7のうち何れか一項に記載の学習用の図形棒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016042174A (ja) * 2014-08-16 2016-03-31 岩男 青地 立体構造物(立体空間)モデル創作モジュール及びモデル構築方法

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