JP3212952U - 組立式玩具 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のピースを組み合わせて一つの組立体を作るにあたって、創作に専念することが可能な組立式玩具を提供する。【解決手段】板状の本体部4および本体部を囲む第1〜第4の辺部5〜8を有する複数のピース2と、ピースに設けられた永久磁石3とを備える。第1〜第4の辺部は、第1〜第4の凸部31〜34と第1〜第3の凹部35〜37とを有する。第1〜第4の凸部は、本体部から本体部の厚み方向と直交する方向に突出する。第1〜第3の凹部は、第1〜第4の凸部間に形成され、他のピースの凸部と嵌合する。第1〜第4の凸部と、第1〜第3の凹部の底を含む第1〜第3の外縁部42〜44とのうち、二つのピースの辺部どうしを互いに組み合わせた状態で互いに対向する第4の凸部34と第1の外縁部42とに磁石収容室41,51がそれぞれ形成され、永久磁石は、方向転換が自在となる状態で磁石収容室に収容される。【選択図】図2
Description
本考案は、ピースどうしが磁気吸引力によって吸着される組立式玩具に関する。
従来のこの種の組立式玩具としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。特許文献1には、永久磁石を有する板状の構造本体部が開示されている。永久磁石は、円柱状に形成され、構造本体部の接続端の内部に接続端と平行になる状態で回転自在に収容されている。この永久磁石のN極は径方向の一方に着磁され、S極は径方向の他方に着磁されている。構造本体部の接続端は、永久磁石の周面に倣って断面半円状に形成されている。
この構造本体部の接続端に他の構造本体部の接続端が突き合わせられると、永久磁石どうしが反発する場合であってもこれらの永久磁石が回転して互いに吸引し合うようになり、構造本体部どうしが磁気によって吸着される。
この構造本体部の接続端に他の構造本体部の接続端が突き合わせられると、永久磁石どうしが反発する場合であってもこれらの永久磁石が回転して互いに吸引し合うようになり、構造本体部どうしが磁気によって吸着される。
特許文献1に開示された構造本体部の接続端は、断面半円状に形成されている。このため、この接続端と他の構造本体部の接続端との接触は線接触になるから、一方の構造本体部に対して他方の構造本体部が接続端の長手方向にずれ易い。このような構造本体部では、接続端の長手方向において複数の構造本体部を同じ位置に配置することが難しい。この構造本体部を組立式玩具の一つのピースとして用いる場合には、接続端の長手方向の位置を絶えず考慮しなければならないから、創作に専念することができないという問題があった。
本考案の目的は、永久磁石を有する複数のピースを組み合わせて一つの組立体を作るにあたって、創作に専念することが可能な組立式玩具を提供することである。
この目的を達成するために、本考案に係る組立式玩具は、板状の本体部およびこの本体部を囲む複数の辺部を有する複数のピースと、前記ピースに設けられた永久磁石とを備え、前記辺部は、前記本体部からこの本体部の厚み方向とは直交する方向に突出する複数の凸部と、これらの凸部どうしの間に形成され、他のピースの前記凸部と嵌合する凹部とを有し、前記凸部と、前記本体部における前記凹部の底を含む外縁部とのうち、二つの前記ピースの前記辺部どうしを互いに組み合わせた状態で互いに対向する前記凸部と前記外縁部とには磁石収容室がそれぞれ形成され、前記永久磁石は、方向転換が自在となる状態で前記磁石収容室に収容されている。
本考案は、前記組立式玩具において、前記凸部の前記磁石収容室は、前記辺部の一端部に位置する凸部に形成され、前記外縁部の前記磁石収容室は、前記辺部の他端部に位置する外縁部に形成されていてもよい。
本考案は、前記組立式玩具において、前記凸部は、前記本体部の厚み方向とは直交する方向に延びる一対の互いに平行な側壁を有する角柱状に形成され、前記凹部は、互いに隣り合う2つの凸部の互いに対向する側壁と前記外縁部とによって形成されていてもよい。
本考案においては、二つのピースの辺部どうしを互いに組み合わせ、磁石が設けられた凸部と、磁石が底の近傍に設けられた凹部とが嵌合することによって、これらの磁石どうしが磁気吸引力によって互いに引き合うようになり、一方のピースに他方のピースが磁気によって吸着される。この吸着状態においては、辺部の長手方向における一方のピースに対する他方のピースの移動が凸部と凹部とによって規制される。
このため、二つのピースどうしを辺部の長手方向にずれることを防ぎながら磁気吸着によって互いに連結することができる。
したがって、この考案によれば、永久磁石を有する複数のピースを組み合わせて一つの組立体を作るにあたって、辺部の長手方向の位置が凸部と凹部とによって決められ、煩わしい位置合わせを行う必要がないから、創作に専念することが可能な組立式玩具を提供することができる。
したがって、この考案によれば、永久磁石を有する複数のピースを組み合わせて一つの組立体を作るにあたって、辺部の長手方向の位置が凸部と凹部とによって決められ、煩わしい位置合わせを行う必要がないから、創作に専念することが可能な組立式玩具を提供することができる。
以下、本考案に係る組立式玩具の一実施の形態を図1〜図9を参照して詳細に説明する。
図1に示す組立式玩具1は、使用者(図示せず)が複数の板状のピース2を互いに組み合わせて平面的あるいは立体的な組立体を作って遊ぶ玩具である。図1には3つのピース2が描かれているが、ピース2の個数は適宜変更することができる。この組立式玩具1は、詳細は後述するが、複数のピース2と、これらのピース2にそれぞれ設けられた円柱状の永久磁石3とによって構成されている。
図1に示す組立式玩具1は、使用者(図示せず)が複数の板状のピース2を互いに組み合わせて平面的あるいは立体的な組立体を作って遊ぶ玩具である。図1には3つのピース2が描かれているが、ピース2の個数は適宜変更することができる。この組立式玩具1は、詳細は後述するが、複数のピース2と、これらのピース2にそれぞれ設けられた円柱状の永久磁石3とによって構成されている。
この実施の形態による永久磁石3は、軸線方向の一端がN極となり、他端がS極となるように着磁されている。なお、永久磁石3は、このような構成のものに限定されることはなく、例えば、径方向の一方がN極となるとともに径方向の他方がS極になるように着磁された永久磁石を用いることができる。
この実施の形態によるピース2は、図2に示すように、正方形の板状に形成された本体部4と、この本体部4を囲む第1〜第4の辺部5〜8とによって構成されている。
これらの第1〜第4の辺部5〜8の構成は、同一である。これらの第1〜第4の辺部5〜8の詳細な構成は後述する。
これらの第1〜第4の辺部5〜8の構成は、同一である。これらの第1〜第4の辺部5〜8の詳細な構成は後述する。
また、この実施の形態によるピース2は、図3に示すように、本体部4の厚み方向(図3においては上下方向)に分離する第1の半部11と第2の半部12とによって形成されている。これらの第1および第2の半部11,12は、それぞれ非磁性材によって所定の形状に形成されている。この実施の形態による第1および第2の半部11,12は、プラスチック材料によって形成されている。また、第1および第2の半部11,12は、外面を全体的あるいは部分的に塗装したり、外面に絵柄を印刷することも可能である。
第1の半部11には、図4および図6に示すように、本体部4の厚み方向とは直交する方向(図6においては紙面と平行な方向)に延びる第1の横壁13と、この第1の横壁13の外縁に立設された第1の縦壁14と、第1の横壁13の4つの隅部と中央部とにそれぞれ設けられた第1の突起15と、第1の横壁13の4つの隅部の近傍にそれぞれ設けられたU字状の隔壁16と、これらの隔壁16とは第1の突起15を挟んで反対側に位置する仕切壁17とが設けられている。
第1の突起15は、先端の中央部から突出するピン15aを有している。隔壁16は、第1の縦壁14に向けて開放するU字状に形成されており、図4に示すように、第1の横壁13から本体部4の厚み方向に突出している。隔壁16の突出端は、後述する第2の半部12の第2の横壁21に当接している。また、隔壁16の開放部分は、第1の縦壁14と、後述する第2の半部12の第2の縦壁22とによって閉塞されている。
仕切壁17は、図4に示すように、第1の半部11の第1の横壁13から本体部4の厚み方向に突出している。仕切壁17の突出端は、後述する第2の半部12の第2の横壁21に当接している。この仕切壁17と上述した隔壁16の位置は、第1〜第4の辺部5〜8の構成の説明と合わせて後述する。
第2の半部12には、図7に示すように、本体部4の厚み方向とは直交する方向(図7においては紙面と平行な方向)に延びる第2の横壁21と、この第2の横壁21の外縁に立設された第2の縦壁22と、第2の横壁21の4つの隅部と中央部とにそれぞれ設けられた第2の突起23とが設けられている。
第2の突起23は、先端の中央部に穴23aを有している。この穴23aは、図5に示すように、第1の突起15のピン15aが嵌合する形状に形成されている。第1の突起15と第2の突起23は、ピン15aが穴23aに嵌合することによって、互いに重なり合う状態で結合される。
本体部4の四隅部と中央部とにおいて、第1の突起15に第2の突起23が結合されることにより、第1の半部11と第2の半部12とが本体部4の厚み方向とは直交する方向において互いに位置決めされ、第1の縦壁14と第2の縦壁22とが互いに接続される。第1の半部11と第2の半部12とは、詳細には図示してはいないが、第1の縦壁14に第2の縦壁22を溶着することによって、分離することができないように結合されている。
ピース2の第1〜第4の辺部5〜8は、上述したように同一の構成である。このため、ここでは第1の辺部5について説明し、第2〜第4の辺部6〜8の説明は、図面に第1の辺部5と同一の符号を付して省略する。
第1の辺部5は、図2に示すように、本体部4からこの本体部4の厚み方向とは直交する方向(図2においては紙面と直交する方向であって左方)に突出する第1〜第4の凸部31〜34と、これらの第1〜第4の凸部31〜34どうしの間に形成された第1〜第3の凹部35〜37とを有している。
第1の辺部5は、図2に示すように、本体部4からこの本体部4の厚み方向とは直交する方向(図2においては紙面と直交する方向であって左方)に突出する第1〜第4の凸部31〜34と、これらの第1〜第4の凸部31〜34どうしの間に形成された第1〜第3の凹部35〜37とを有している。
第1〜第4の凸部31〜34は、本体部4の厚み方向とは直交する方向に延びる一対の互いに平行な側壁38,38を有する角柱状に形成されている。これらの第1〜第4の凸部31〜34のうち、第1の辺部5の長手方向の一端部(図2においては上端部)に位置する第4の凸部34には、凸部側の磁石収容室41が形成されている。この凸部側の磁石収容室41には、永久磁石3が収容されている。この磁石収容室41は、図4の左側の端部に示すように、第1および第2の半部11,12の第1および第2の横壁13,21と、第1および第2の縦壁14,22と、仕切壁17とによって形成されている。
第1および第2の横壁13,21と、第1および第2の縦壁14,22とにおける、凸部側の磁石収容室41を形成する部位は、それぞれ他の部位より薄く形成されている。すなわち、凸部側の磁石収容室41は、図4に示すように、第1および第2の横壁13,21の薄壁部分13a,21aと、第1および第2の縦壁14,22の薄壁部分14a,22aと、仕切壁17とによって形成されている。
言い換えれば、凸部側の磁石収容室41とピース2の外とを仕切る壁は、このピース2の他の壁より薄く形成されている。
また、この凸部側の磁石収容室41は、この磁石収容室41に収容された永久磁石3が磁石収容室41内で自由に移動できるように形成されている。すなわち、永久磁石3は、凸部側の磁石収容室41に方向転換が自在となる状態で収容されている。
また、この凸部側の磁石収容室41は、この磁石収容室41に収容された永久磁石3が磁石収容室41内で自由に移動できるように形成されている。すなわち、永久磁石3は、凸部側の磁石収容室41に方向転換が自在となる状態で収容されている。
第1〜第3の凹部35〜37は、図2に示すように、第1〜第4の凸部31〜34のうち、互いに隣り合う2つの凸部の互いに対向する側壁38,38と、本体部4の一部とによって形成されている。この本体部4の一部とは、本体部4における、第1〜第3の凹部35〜37の底を含む第1〜第3の外縁部42〜44である。詳述すると、第1の辺部5の他端部に位置する第1の凹部35は、第1の凸部31の一方の側壁38および第2の凸部32の他方の側壁38と、第1の外縁部42とによって形成されている。
第2の凹部36は、第2の凸部32の一方の側壁38および第3の凸部33の他方の側壁38と、第2の外縁部とによって形成されている。第3の凹部37は、第3の凸部33の一方の側壁38および第4の突起34の他方の側壁38と、第3の外縁部44とによって形成されている。
第1〜第3の凹部35〜37は、図8に示すように、2つのピース2,2を本体部4どうしが段差なく連なるように並べて組み合わせたときに、他のピース2の第2〜第4の凸部32〜34と嵌合する。この嵌合部分の状態は、第2〜第4の凸部32〜34が第1〜第3の凹部35〜37に対して僅かに動くことができるような遊嵌状態である。なお、図8は、嵌合状態が判り易いように、嵌合部の隙間を実際より狭くして描いてある。
第1〜第3の凹部35〜37は、図8に示すように、2つのピース2,2を本体部4どうしが段差なく連なるように並べて組み合わせたときに、他のピース2の第2〜第4の凸部32〜34と嵌合する。この嵌合部分の状態は、第2〜第4の凸部32〜34が第1〜第3の凹部35〜37に対して僅かに動くことができるような遊嵌状態である。なお、図8は、嵌合状態が判り易いように、嵌合部の隙間を実際より狭くして描いてある。
2つのピース2の本体部4どうしが段差なく連なるように2つのピース2が組み合わせられた場合は、第2の凸部32が第3の凹部37に嵌合し、第3の凸部33が第2の凹部36に嵌合する。また、第4の凸部34が第1の凹部35に嵌合する。
第1の辺部5の長手方向の他端部(図2においては下端部)に位置する第1の外縁部42には、図4に示すように、凹部側の磁石収容室51が形成されている。
第1の辺部5の長手方向の他端部(図2においては下端部)に位置する第1の外縁部42には、図4に示すように、凹部側の磁石収容室51が形成されている。
この凹部側の磁石収容室51には、永久磁石3が収容されている。この磁石収容室51は、第1および第2の半部11,12の第1および第2の横壁13,21と、第1および第2の縦壁14,22と、第1の半部11の隔壁16とによって形成されている。第1および第2の横壁13,21と、第1および第2の縦壁14,22とにおける、凹部側の磁石収容室51を形成する部位は、それぞれ他の部位より薄く形成されている。
すなわち、凹部側の磁石収容室51は、第1および第2の横壁13,21の薄壁部分13b,21bと、第1および第2の縦壁14,22の薄壁部分14b,22bと、隔壁16とによって形成されている。言い換えれば、凹部側の磁石収容室51とピース2の外とを仕切る壁は、このピース2の他の壁より薄く形成されている。
また、この凹部側の磁石収容室51は、この磁石収容室51に収容された永久磁石3が磁石収容室51内で自由に移動できるように形成されている。すなわち、永久磁石3は、凹部側の磁石収容室51に方向転換が自在となる状態で収容されている。
また、この凹部側の磁石収容室51は、この磁石収容室51に収容された永久磁石3が磁石収容室51内で自由に移動できるように形成されている。すなわち、永久磁石3は、凹部側の磁石収容室51に方向転換が自在となる状態で収容されている。
この実施の形態においては、第1〜第4の凸部31〜34と、第1〜第3の外縁部42〜44とのうち、2つのピース2の辺部5〜8どうしを互いに組み合わせた状態で互いに対向する第4の凸部34と、第1の外縁部42とに、それぞれ磁石収容室41,51が形成されることになる。
このように構成された組立式玩具1においては、複数のピース2を組み合わせて平面的あるいは立体的に並べ、所望の形状の物品を作って遊ぶことができる。複数のピース2を組み合わせるときは、二つのピース2の辺部5〜8どうしを互いに組み合わせたり、2つのピース2を厚み方向に重ねて行う。辺部5〜8どうしを互いに組み合わせるにあたっては、本体部4どうしが段差なく並ぶように、一方のピース2の複数の凸部31〜34を他方のピース2の複数の凹部35〜37に嵌合させる。
このときは、図8に示すように、一方のピース2の第4の凸部34が他方のピース2の第1の凹部35に嵌合する。第4の凸部34の磁石収容室41と、第1の凹部35の底を含む第1の外縁部42内の磁石収容室51とには、それぞれ永久磁石3が収容されている。これらの永久磁石3は、第4の凸部34が第1の凹部35に嵌合することによって、S極とN極とが向き合うように磁石収容室41,51内で回転したりスライドしたりして磁気吸引力で互いに引き合うようになる。このため、2つのピース2が互いに組み合わせたられた状態で、一方のピース2に他方のピース2が磁気によって吸着される。
この吸着状態においては、2つのピース2が磁気吸引力で連結され、一方のピース2を持ち上げたとしても、他方のピース2が重量で落ちることはない。また、この吸着状態では、2つのピース2どうしを接続している第1〜第4の辺部5〜8の長手方向において、一方のピース2に対して他方のピース2を移動させることはできない。すなわち、第1〜第4の辺部5〜8の長手方向における一方のピース2に対する他方のピース2の移動が凸部31〜34と凹部35〜37とによって規制される。
このため、二つのピース2どうしを第1〜第5の辺部5〜8の長手方向にずれることを防ぎながら磁気吸着によって互いに連結することができる。
したがって、この組立式玩具1によれば、永久磁石3を有する複数のピース2を組み合わせて一つの組立体を作るにあたって、第1〜第4の辺部5〜8の長手方向の位置が第1〜第4の凸部31〜34と第1〜第3の凹部35〜37とによって決められ、煩わしい位置合わせを行う必要がないから、創作に専念することが可能になる。
したがって、この組立式玩具1によれば、永久磁石3を有する複数のピース2を組み合わせて一つの組立体を作るにあたって、第1〜第4の辺部5〜8の長手方向の位置が第1〜第4の凸部31〜34と第1〜第3の凹部35〜37とによって決められ、煩わしい位置合わせを行う必要がないから、創作に専念することが可能になる。
この実施の形態による凸部の磁石収容室41は、第1〜第4の辺部5〜8の一端部に位置する第4の凸部34に形成されている。また、外縁部の磁石収容室51は、第1〜第5の辺部5〜8の他端部に位置する外縁部第1の外縁部42に形成されている。
このため、二つのピース2の第1〜第4の辺部5〜8どうしを互いに組み合わせることによって、これらの第1〜第4の辺部5〜8の両端部で永久磁石3どうしが吸引し合うから、二つのピース2が強固に連結される。したがって、複数のピース2を組み合わせる過程でピース2どうしの連結部分が外れることがないから、より一層創作が容易な組立式玩具を提供することができる。
このため、二つのピース2の第1〜第4の辺部5〜8どうしを互いに組み合わせることによって、これらの第1〜第4の辺部5〜8の両端部で永久磁石3どうしが吸引し合うから、二つのピース2が強固に連結される。したがって、複数のピース2を組み合わせる過程でピース2どうしの連結部分が外れることがないから、より一層創作が容易な組立式玩具を提供することができる。
この実施の形態による第1〜第4の凸部31〜34は、本体部4の厚み方向とは直交する方向に延びる一対の互いに平行な側壁38を有する角柱状に形成されている。第1〜第3の凹部35〜37は、互いに隣り合う2つの凸部の互いに対向する側壁38と第1〜第3の外縁部42〜44とによって形成されている。
このため、角柱状の第1〜第4の凸部31〜34が第1〜第3の凹部35〜37に嵌合するから、二つのピース2を図9に示すように直角に交わるように連結する場合に、第1〜第4の凸部31〜34と第1〜第3の凹部35〜37とが互いに面接触の状態で接するようになる。このため、第1〜第4の凸部31〜34と第1〜第3の凹部35〜37との嵌合状態が強固に保たれるから、一方のピース2に対して他方のピース2が起立する状態で手を離したとしても、他方のピース2が倒れるようなことはない。
したがって、この実施の形態によれば、立体的な組立体を簡単に作ることが可能な組立式玩具を提供することができる。
このため、角柱状の第1〜第4の凸部31〜34が第1〜第3の凹部35〜37に嵌合するから、二つのピース2を図9に示すように直角に交わるように連結する場合に、第1〜第4の凸部31〜34と第1〜第3の凹部35〜37とが互いに面接触の状態で接するようになる。このため、第1〜第4の凸部31〜34と第1〜第3の凹部35〜37との嵌合状態が強固に保たれるから、一方のピース2に対して他方のピース2が起立する状態で手を離したとしても、他方のピース2が倒れるようなことはない。
したがって、この実施の形態によれば、立体的な組立体を簡単に作ることが可能な組立式玩具を提供することができる。
この実施の形態によるピース2は、磁石収容室41,51の外壁部分(薄壁部分13a,13b,14a,14b,21a,21b,22a,22b)が相対的に薄く形成されている。このため、この外壁部分の磁気抵抗が小さくなるから、2つのピース2を磁気吸引力によって強固に連結することができる。
上述した実施の形態においては、第1〜第4の凸部31〜34の平面形状が四角形である例を示した。しかし、第1〜第4の凸部31〜34と第1〜第3の凹部35〜37の平面形状は、このような限定にとらわれることはなく、適宜変更することができる。例えば、第1〜第4の凸部31〜34の平面形状を三角形の山形状とすることができ、第1〜第3の凹部35〜37の平面形状を山形状の凸部が嵌合する谷形状とすることができる。
また、この実施の形態においては、本体部4の平面形状が正方形状である例を示した。しかし、本体部4の平面形状は、このような限定にとらわれることはなく、適宜変更するができる。例えば、本体部4の平面形状を三角形や五角形などとすることができる。
また、この実施の形態においては、本体部4の平面形状が正方形状である例を示した。しかし、本体部4の平面形状は、このような限定にとらわれることはなく、適宜変更するができる。例えば、本体部4の平面形状を三角形や五角形などとすることができる。
1…組立式玩具、2…ピース、3…永久磁石、4…本体部、5〜8…第1〜第4の辺部、31〜34…第1〜第4の凸部、35〜37…第1〜第3の凹部、38…側壁、41…凸部側の磁石収容室、42〜44…第1〜第3の外縁部、51…凹部側の磁石収容室。
Claims (3)
- 板状の本体部およびこの本体部を囲む複数の辺部を有する複数のピースと、
前記ピースに設けられた永久磁石とを備え、
前記辺部は、前記本体部からこの本体部の厚み方向とは直交する方向に突出する複数の凸部と、これらの凸部どうしの間に形成され、他のピースの前記凸部と嵌合する凹部とを有し、
前記凸部と、前記本体部における前記凹部の底を含む外縁部とのうち、二つの前記ピースの前記辺部どうしを互いに組み合わせた状態で互いに対向する前記凸部と前記外縁部とには磁石収容室がそれぞれ形成され、
前記永久磁石は、方向転換が自在となる状態で前記磁石収容室に収容されていることを特徴とする組立式玩具。 - 請求項1記載の組立式玩具において、前記凸部の前記磁石収容室は、前記辺部の一端部に位置する凸部に形成され、前記外縁部の前記磁石収容室は、前記辺部の他端部に位置する外縁部に形成されていることを特徴とする組立式玩具。
- 請求項1または請求項2記載の組立式玩具において、
前記凸部は、前記本体部の厚み方向とは直交する方向に延びる一対の互いに平行な側壁を有する角柱状に形成され、
前記凹部は、互いに隣り合う2つの凸部の互いに対向する側壁と前記外縁部とによって形成されていることを特徴とする組立式玩具。
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- 2017-07-28 JP JP2017003468U patent/JP3212952U/ja active Active
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Legal Events
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