JP3162857U - レールの継ぎ目で音と振動が出ないレール - Google Patents

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Abstract

【課題】レールの継ぎ目で音と振動が出ないレールを提供する。【解決方法】レール1、1の端部先端部を約40〜50度位に斜めに角度を設けて切断し、これらを互いに重ね合わせ、継ぎ板3で挟みこんで複数の締付けボルト4で締付けて組み立てることを特徴とする。レールを製作するとき、レールの両端に同方向に斜めに切断して組み立ててあるので、レールの継ぎ目での車輪とレールの接線が一致しない。その結果、レールの継ぎ目特有のコトンという音と振動が発生しない。【選択図】図2

Description

本考案は、レールの長さの両端先端部を40〜50度位に斜めに角度を設けて、切断したレールと継ぎ板を複数の締付けボルトで組み立てたレールの継ぎ目で音と振動が出ないように工夫したレールに関するものである。
従来は、振動が出ないように工夫したロングレールが普及して直線部では問題ないが、カーブ、駅周辺、ポイント、鉄橋等は在来のままであり、騒音、振動が激しく従来とかわりなく、又、直線部は継ぎ目の溶接などの欠点がある。
例えば、特許文献1 特開2002−097601号公報。
それには次のような問題点があった。
(1)ロングレールはレールとレールを溶接し、継ぐのが面倒であった。
(2)ロングレールとロングレールを継ぐには、長いジョイントが必要であった。
(3)ロングレール解体には溶断する面倒があった。
(4)ロングレールのレールが長く補修等に問題があった。
(5)従来のレールは継ぎ目でのコトン・コトンと音が大きかった。
(6)従来のレールは振動も激しかった。
本考案は、以上の問題点を解決するためのものである。
問題を解決するための手段
各レールの両端先端部を40〜50度位(レールの形により多少変わる)に同方向に斜めに切断して、従来通り調整間隔を約6mm位あけて、従来通り継目板を複数の締付けボルトで組み立てる。
考案の効果
レールを製作するとき、レールの両端に同方向に斜めに約40〜50度位(レールの形により多少変わる)で切断して組み立ててある。そのため、レールの継ぎ目が車輪とレールの接線が一致しない。その結果、レールの継ぎ目特有のコトンという音と振動が発生しない効果が期待できる。
以下、本考案の実施の形態を説明する。
(1)斜めに約40〜50度位(レール形態により角度が変わる)に両端先端部に同方 向に切断したレール1を設ける。
(2)調整隙間2に約6mm位に設ける。
(3)継ぎ目板3を2枚と複数の締め付けボルト4、及び複数のナット5、複数のスプ リングワッシャー6、複数の平ワッシャー7を設けて組み立てる。
(4)車輪とレールの接線が一致しないため、従来のレールの様なコトンという音と振 動が発生しない。
本考案を、使うときは、レールの両端先端部を約40〜50度位(レールの形により多少かわる)に、同方向に斜めに切断し、レールテールを従来通り調整間隔を約6mm位あけて、従来通り継目板を複数の締め付けボルトで組み立てる。
本考案は、以上のような構成よりなっている。
本考案の約40〜50度位に切断した平面図である。 本考案の標準の継ぎ目と締め付けボルトで組み立てた状態の説明図である。
符号の説明
1 40〜50度位に切断したレール。
2 調整隙間
3 継ぎ目板
4 締め付けボルト
5 ナット
6 スプリングワッシャー
7 平ワッシャー

Claims (1)

  1. レールの両端に40〜50度位(レールの形により多少変わる)の斜めに角度を設けて、切断したレールと継ぎ目板を6mm位の調整間隔を複数の締め付けボルト等で組み立てたレールの継ぎ目で音と振動が出ないレール。
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