JP3162807B2 - 臨床分析装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、移送通路と、容器を担
持するトレイのための移送往復台と、分析されるべき物
質のための吸引ヘッドを有する処理部署とを具備する分
析装置の廃棄物容器の中に、目的物を供給する装置に関
する。
持するトレイのための移送往復台と、分析されるべき物
質のための吸引ヘッドを有する処理部署とを具備する分
析装置の廃棄物容器の中に、目的物を供給する装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】目的物を廃棄物容器の中に供給する装置
を開示する様々な分析装置が知られている。例えば、廃
棄物容器が、吸引ヘッドの下側のピペット先端を担持す
るトレイ又は分析される液体が充填された容器に近接し
た処理部署の領域に配設されている、分析装置が米国特
許第４，２８７，１５５号に示されている。この装置に
おいては、吸引ヘッドがピペットを摘み上げ、使用後
に、すなわち分析される液体を吸引し分配した後に、そ
の頂端を取りはずし廃棄物容器の中に落下させる。
を開示する様々な分析装置が知られている。例えば、廃
棄物容器が、吸引ヘッドの下側のピペット先端を担持す
るトレイ又は分析される液体が充填された容器に近接し
た処理部署の領域に配設されている、分析装置が米国特
許第４，２８７，１５５号に示されている。この装置に
おいては、吸引ヘッドがピペットを摘み上げ、使用後
に、すなわち分析される液体を吸引し分配した後に、そ
の頂端を取りはずし廃棄物容器の中に落下させる。
【０００３】このような構造は過去においては満足に作
動するものであった。しかし、分析装置をコンパクトに
しようとした時、すなわち分析装置の容積を減少させる
必要がある時には、困難が生じる。廃棄物容器は他の構
成要素、例えば吸引ヘッドに物質を供給するトレイの通
路を組み入れるものとなる。取りはずし段階と処理容器
が従来のもののように、トレイの通路からはずれて動か
されたならば、その時はこの動かされた場所は分析装置
に空間を形成しなければならないもう１つの部位とな
り、これをなくさなければならない大きな問題が生じ
る。
動するものであった。しかし、分析装置をコンパクトに
しようとした時、すなわち分析装置の容積を減少させる
必要がある時には、困難が生じる。廃棄物容器は他の構
成要素、例えば吸引ヘッドに物質を供給するトレイの通
路を組み入れるものとなる。取りはずし段階と処理容器
が従来のもののように、トレイの通路からはずれて動か
されたならば、その時はこの動かされた場所は分析装置
に空間を形成しなければならないもう１つの部位とな
り、これをなくさなければならない大きな問題が生じ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、吸引
ヘッドの廃棄物容器とトレイ通路とを重ね、分析装置、
特に減少された原料処理量とより小さな空間とのために
構成された分析装置において空間を最小限とすることの
できる方法を提供することである。
ヘッドの廃棄物容器とトレイ通路とを重ね、分析装置、
特に減少された原料処理量とより小さな空間とのために
構成された分析装置において空間を最小限とすることの
できる方法を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、容器のト
レイを担持するよう構成された移送往復台と、該往復台
を第１の移送通路に取付ける手段と、使い捨ての先端部
を用いて分析されるべき物質を吸引しかつ分配する吸引
手段と該吸引手段を吸引及び分配部署で第１の移送通路
と交差する第２の通路上で動かす手段と吸引及び分配に
用いられた廃棄物を処理するための該吸引及び分配部署
の処理手段とからなる処理部署、とを具備する臨床分析
装置によって、達成される。この装置は、廃棄物を廃棄
物容器に案内する供給用シュートと、該シュートを前記
吸引及び分配部署に移動可能に取付け該シュートが吸引
手段と連通ししかも第１の通路を遮断する第１の位置か
ら第１の通路を遮断せずしかも吸引手段とは連通しない
第２の位置に動かされるようにする取付け手段とをさら
に含み、それにより前記シュートがこれを必要としない
時分析装置の他の部分によって占有される空間を占める
ことができるようにする点において、改善されるもので
ある。
レイを担持するよう構成された移送往復台と、該往復台
を第１の移送通路に取付ける手段と、使い捨ての先端部
を用いて分析されるべき物質を吸引しかつ分配する吸引
手段と該吸引手段を吸引及び分配部署で第１の移送通路
と交差する第２の通路上で動かす手段と吸引及び分配に
用いられた廃棄物を処理するための該吸引及び分配部署
の処理手段とからなる処理部署、とを具備する臨床分析
装置によって、達成される。この装置は、廃棄物を廃棄
物容器に案内する供給用シュートと、該シュートを前記
吸引及び分配部署に移動可能に取付け該シュートが吸引
手段と連通ししかも第１の通路を遮断する第１の位置か
ら第１の通路を遮断せずしかも吸引手段とは連通しない
第２の位置に動かされるようにする取付け手段とをさら
に含み、それにより前記シュートがこれを必要としない
時分析装置の他の部分によって占有される空間を占める
ことができるようにする点において、改善されるもので
ある。
【０００６】
【作用】本発明は特に、分析装置の他の場所から得られ
た標本を希薄にするのにトレイが用いられ、前記希薄に
された標本がイーストマンコダック会社から得られる
“Ektachem”（登録商標）スライド要素のような乾燥ス
ライド要素上に置かれるのに関連して記載される。しか
しさらに、トレイの容器の液体は標本液体であっても任
意の液体とすることができ、分析のための最後の分配は
細菌培養器の他の場所に担持された湿った分析物のため
の反応キュヴェットの中に分配することができる。
た標本を希薄にするのにトレイが用いられ、前記希薄に
された標本がイーストマンコダック会社から得られる
“Ektachem”（登録商標）スライド要素のような乾燥ス
ライド要素上に置かれるのに関連して記載される。しか
しさらに、トレイの容器の液体は標本液体であっても任
意の液体とすることができ、分析のための最後の分配は
細菌培養器の他の場所に担持された湿った分析物のため
の反応キュヴェットの中に分配することができる。
【０００７】本発明を用いる臨床分析装置は通常のよう
に標本の源と、試薬の源（湿った又は乾燥したスライド
型の）と、細菌培養器と、読取り部署とを含んでいる。
これらは普通のものであるので、図面には示されていな
い。
に標本の源と、試薬の源（湿った又は乾燥したスライド
型の）と、細菌培養器と、読取り部署とを含んでいる。
これらは普通のものであるので、図面には示されていな
い。
【０００８】本発明の使い捨て又は供給用シュートは主
として希釈用として用いられた使い捨て先端部の処理に
用いられるが、またこのシュートに接近できる任意の使
い捨て用品の処理のために用いることができる。
として希釈用として用いられた使い捨て先端部の処理に
用いられるが、またこのシュートに接近できる任意の使
い捨て用品の処理のために用いることができる。
【０００９】
【実施例】本発明によれば、図１に示される装置は供給
用シュート１と移送通路４の凹所４４の内部にかつ廃棄
物容器３の上方に配設されたシュート取付け手段２とを
具備している。遮断フィンガー２０を有する手段２は、
ピン２８を介して２つの軸受によって支持され、ストッ
パ部２３から出発して移送通路の長手方向軸線に沿って
支点２４の周りに回動することができる。フィンガー２
０はシュート１が取外された時にこの装置に信号を送る
ための検知手段として作用する。
用シュート１と移送通路４の凹所４４の内部にかつ廃棄
物容器３の上方に配設されたシュート取付け手段２とを
具備している。遮断フィンガー２０を有する手段２は、
ピン２８を介して２つの軸受によって支持され、ストッ
パ部２３から出発して移送通路の長手方向軸線に沿って
支点２４の周りに回動することができる。フィンガー２
０はシュート１が取外された時にこの装置に信号を送る
ための検知手段として作用する。
【００１０】供給シュート１はその供給位置１０で示さ
れており、この供給位置１０においては処理部署８の領
域でその垂直方向に延びる中心軸線が吸引されるべき液
体のための吸引ヘッド８０の下側に配設された吸引部署
８２の方に向って位置しそれによりピペット先端８１が
取りはずしできるようになっている（図２参照）。図示
しない公知の手段が設けられヘッド８０を図１で通路
“Ｐ”に沿って動かすようにする。
れており、この供給位置１０においては処理部署８の領
域でその垂直方向に延びる中心軸線が吸引されるべき液
体のための吸引ヘッド８０の下側に配設された吸引部署
８２の方に向って位置しそれによりピペット先端８１が
取りはずしできるようになっている（図２参照）。図示
しない公知の手段が設けられヘッド８０を図１で通路
“Ｐ”に沿って動かすようにする。
【００１１】手段１２が、これを手段２に連結してフィ
ンガー２０の信号発信作用を無効にする供給シュート１
上に配設される。供給シュートは、化学的抵抗力のある
プラスチック材料で作られ正方形断面を有する中空シリ
ンダからなっている。手段１２は好ましくは、供給シュ
ートが手段２に戻った時フィンガー２０の届く範囲を越
えて突出するフランジである。
ンガー２０の信号発信作用を無効にする供給シュート１
上に配設される。供給シュートは、化学的抵抗力のある
プラスチック材料で作られ正方形断面を有する中空シリ
ンダからなっている。手段１２は好ましくは、供給シュ
ートが手段２に戻った時フィンガー２０の届く範囲を越
えて突出するフランジである。
【００１２】容器６を担持するトレイ７を有する移送往
復台５が通路４上に配設されその２つの滑り材５０を介
して移送通路４の表面４６によって支持される。往復台
５は移送通路の案内４５と抑止手段４３とに共働する横
方向のリブ５２が設けられている。滑り材はシュート１
をその垂直位置をはずれるよう押し出す主要な手段であ
る。
復台５が通路４上に配設されその２つの滑り材５０を介
して移送通路４の表面４６によって支持される。往復台
５は移送通路の案内４５と抑止手段４３とに共働する横
方向のリブ５２が設けられている。滑り材はシュート１
をその垂直位置をはずれるよう押し出す主要な手段であ
る。
【００１３】滑り材５０は供給シュートにおける手段１
２の距離に等しい相互からの距離を有している。供給シ
ュート１に対面する前壁で移送往復台５には移送通路４
に配設されたセンサ９と共働するフランジ５４と反対側
のトレイ移動部材５５とが設けられている。
２の距離に等しい相互からの距離を有している。供給シ
ュート１に対面する前壁で移送往復台５には移送通路４
に配設されたセンサ９と共働するフランジ５４と反対側
のトレイ移動部材５５とが設けられている。
【００１４】トレイ移動部材５５は、移送通路４の外側
をこれに沿って走行しかつマイクロプロセッサ制御のパ
ルスモータ４０の駆動プーリ４１と遊動プーリ（図示し
ない）との周りに案内される無端駆動ベルト４２に連結
される。
をこれに沿って走行しかつマイクロプロセッサ制御のパ
ルスモータ４０の駆動プーリ４１と遊動プーリ（図示し
ない）との周りに案内される無端駆動ベルト４２に連結
される。
【００１５】図２において、供給シュート１はその垂直
供給位置で示され、ピペット８１をその水平終端位置１
１（仮想線の）で廃棄物容器３の中に投入し、液体を容
器６から吸引ヘッド８０により取り出すようにする。
供給位置で示され、ピペット８１をその水平終端位置１
１（仮想線の）で廃棄物容器３の中に投入し、液体を容
器６から吸引ヘッド８０により取り出すようにする。
【００１６】軸受２７上で、供給シュート１にはこのシ
ュートをストッパ部材２３に押しつけ供給位置１０に持
っていく脚つきスプリングのような形状の弾性手段２２
が設けられている。
ュートをストッパ部材２３に押しつけ供給位置１０に持
っていく脚つきスプリングのような形状の弾性手段２２
が設けられている。
【００１７】シュート１の側壁１４は十分に高く延出し
先端８１がシュートの中に落下した時容器６にはね返り
に対する保護が与えられるようになっている。
先端８１がシュートの中に落下した時容器６にはね返り
に対する保護が与えられるようになっている。
【００１８】移送通路４に沿って延びる２つの側壁１４
に供給シュート１は凹所１５を有し、これら凹所１５は
吸引ヘッド８０の高さに配置されまたピペット８１が挿
入された吸引ヘッドのための通路を形成している。さら
に、軸受２７の上方の領域で供給シュート１は、取付け
手段２の開口２６を通って突出し保持器に中心が合わさ
れ板ばね２５により保持器に固定される、もう１つの保
持要素１６を有している。供給シュート１のフランジ１
２にはカム斜面１３が設けられ、このカム斜面１３はフ
ィンガー２０の高さより大きな高さを有し、そのため供
給シュート１がその終端位置に回動された時手段２上に
形成された手段１２が移送往復台５の滑り材５０のため
の摺動表面４６の一部を区画形成するようになってい
る。面取り部５１が滑り材５０の前縁上に設けられる。
フランジ１２はしたがって仮想線に示すように、往復台
５をフィンガー２０を越えて案内するよう作用し、その
ためこのフィンガーの作用を不可能にする。
に供給シュート１は凹所１５を有し、これら凹所１５は
吸引ヘッド８０の高さに配置されまたピペット８１が挿
入された吸引ヘッドのための通路を形成している。さら
に、軸受２７の上方の領域で供給シュート１は、取付け
手段２の開口２６を通って突出し保持器に中心が合わさ
れ板ばね２５により保持器に固定される、もう１つの保
持要素１６を有している。供給シュート１のフランジ１
２にはカム斜面１３が設けられ、このカム斜面１３はフ
ィンガー２０の高さより大きな高さを有し、そのため供
給シュート１がその終端位置に回動された時手段２上に
形成された手段１２が移送往復台５の滑り材５０のため
の摺動表面４６の一部を区画形成するようになってい
る。面取り部５１が滑り材５０の前縁上に設けられる。
フランジ１２はしたがって仮想線に示すように、往復台
５をフィンガー２０を越えて案内するよう作用し、その
ためこのフィンガーの作用を不可能にする。
【００１９】図３は供給シュート１が取り外された終端
位置２１における取付け手段２を示している。移送往復
台５の前縁５３は移送通路４の中に延びているフィンガ
ー２０と接触し、往復台５はしたがって吸引ヘッド８０
がトレイ７で保持されている２つの隣接容器６の間の中
程に置かれた位置にある。これに代わって（図示しな
い）、往復台５から離間している自動化されたモータ手
段を用い、往復台が接近するにしたがってシュート１を
その通路の外に回動させそれにより滑り材５０がこの作
用を行う必要がないようにすることができる。
位置２１における取付け手段２を示している。移送往復
台５の前縁５３は移送通路４の中に延びているフィンガ
ー２０と接触し、往復台５はしたがって吸引ヘッド８０
がトレイ７で保持されている２つの隣接容器６の間の中
程に置かれた位置にある。これに代わって（図示しな
い）、往復台５から離間している自動化されたモータ手
段を用い、往復台が接近するにしたがってシュート１を
その通路の外に回動させそれにより滑り材５０がこの作
用を行う必要がないようにすることができる。
【００２０】この装置は以下のように作動する。通路４
と通路“ｐ”とが図１の地点“Ｐ”で交差し、先端８１
から容器６内の液体を放出又は収集できるようにする。
最初に、分析されるべき液体を保持する容器６を担持す
るトレイ７が図示しない搬入部署で移送往復台５上に置
かれる。標本分析をするためのマイクロプロセッサ制御
のプログラムをスタートさせた後、移送往復台５はパル
スモータ４０により移送通路４上を第１の方向Ｘに動か
され、その供給位置に置かれた供給シュート１に到達す
る。移送往復台５が供給シュート１に到達する前にフラ
ンジ５４が、マイクロプロセッサー制御の制御ユニット
（図示しない）によりパルスモータ４０のステップを数
えるための信号を発する光電子センサ９を通過する。図
１を参照されたい。次に移送往復台５は供給シュート１
の取付け手段２に打ち当たり取付け手段２を移送通路４
に沿って回動し凹所４４の中に入れる。さらに運動して
いる間に、移送往復台はその滑り材５０と共に、決めら
れた値、すなわち所定の数のステップに対応する終端位
置に到達するまで取付け手段２の手段１２を越えて摺動
する。案内リブ５２により移送往復台５は移送通路４の
案内手段４５と抑止手段４３との間に保持される（図２
参照）。続いて、パルスモータ４０の回転方向は逆にさ
れ移送往復台５はフランジ５４が再びセンサ９に到達す
るまで第２の方向Ｙに戻される。実際の値に対応する第
２の方向Ｙのステップの数が決められた値に一致したな
らば、制御ユニットは供給シュート１が取付け手段２に
取付けられていることを検知する。
と通路“ｐ”とが図１の地点“Ｐ”で交差し、先端８１
から容器６内の液体を放出又は収集できるようにする。
最初に、分析されるべき液体を保持する容器６を担持す
るトレイ７が図示しない搬入部署で移送往復台５上に置
かれる。標本分析をするためのマイクロプロセッサ制御
のプログラムをスタートさせた後、移送往復台５はパル
スモータ４０により移送通路４上を第１の方向Ｘに動か
され、その供給位置に置かれた供給シュート１に到達す
る。移送往復台５が供給シュート１に到達する前にフラ
ンジ５４が、マイクロプロセッサー制御の制御ユニット
（図示しない）によりパルスモータ４０のステップを数
えるための信号を発する光電子センサ９を通過する。図
１を参照されたい。次に移送往復台５は供給シュート１
の取付け手段２に打ち当たり取付け手段２を移送通路４
に沿って回動し凹所４４の中に入れる。さらに運動して
いる間に、移送往復台はその滑り材５０と共に、決めら
れた値、すなわち所定の数のステップに対応する終端位
置に到達するまで取付け手段２の手段１２を越えて摺動
する。案内リブ５２により移送往復台５は移送通路４の
案内手段４５と抑止手段４３との間に保持される（図２
参照）。続いて、パルスモータ４０の回転方向は逆にさ
れ移送往復台５はフランジ５４が再びセンサ９に到達す
るまで第２の方向Ｙに戻される。実際の値に対応する第
２の方向Ｙのステップの数が決められた値に一致したな
らば、制御ユニットは供給シュート１が取付け手段２に
取付けられていることを検知する。
【００２１】これは、先頭の容器６の中心軸線がピペッ
ト先端８１の取付けられた吸引ヘッド８０の吸引部署８
２の下方に位置するまで、移送往復台５が再び第１の方
向Ｘに動くことができるようにする。
ト先端８１の取付けられた吸引ヘッド８０の吸引部署８
２の下方に位置するまで、移送往復台５が再び第１の方
向Ｘに動くことができるようにする。
【００２２】液体を容器６から取り出した後分析される
べき標本液体ともう１つの処理部署（図示しない）で混
合している間、移送往復台５は、供給シュート１が置替
え手段２２によりその供給位置１０に回動して戻るまで
第２の方向Ｙに動かされる。液体の混合及び分配手順が
終了した時、吸引ヘッド８０は、移送通路４に直角にこ
れを案内し側壁１４の凹所１５を通って供給シュート１
の中に入れることにより吸引部署８２に戻される。続い
て、使用ずみのピペット８１が例えば図２の取りはずし
フィンガー１００により吸引ヘッド８０から取りはずさ
れ、空にするため移送通路４の凹所４４から取り除くこ
とのできる廃棄物容器３の中に投げ入れられる。吸引ヘ
ッド８０は次に吸引ヘッド８２の外に動かされ新しいピ
ペット先端８１を受け取るようにする。この手順は容器
６の分析されるべき全ての液体を使い切るまで繰返され
る。
べき標本液体ともう１つの処理部署（図示しない）で混
合している間、移送往復台５は、供給シュート１が置替
え手段２２によりその供給位置１０に回動して戻るまで
第２の方向Ｙに動かされる。液体の混合及び分配手順が
終了した時、吸引ヘッド８０は、移送通路４に直角にこ
れを案内し側壁１４の凹所１５を通って供給シュート１
の中に入れることにより吸引部署８２に戻される。続い
て、使用ずみのピペット８１が例えば図２の取りはずし
フィンガー１００により吸引ヘッド８０から取りはずさ
れ、空にするため移送通路４の凹所４４から取り除くこ
とのできる廃棄物容器３の中に投げ入れられる。吸引ヘ
ッド８０は次に吸引ヘッド８２の外に動かされ新しいピ
ペット先端８１を受け取るようにする。この手順は容器
６の分析されるべき全ての液体を使い切るまで繰返され
る。
【００２３】新しいトレイ７を挿入し供給シュートが取
付け手段２から取外されそして誤って再度の取付けがさ
れなかった時は、移送往復台５の前縁５３が取付け手段
２のフィンガー２０に当接し、往復台の第１方向Ｘへの
続いての運動の間停止されることになる（図３参照）。
しかし、減速されているパルスモータ４０は制御ユニッ
トにより所定の数の制御パルスを受け続ける。
付け手段２から取外されそして誤って再度の取付けがさ
れなかった時は、移送往復台５の前縁５３が取付け手段
２のフィンガー２０に当接し、往復台の第１方向Ｘへの
続いての運動の間停止されることになる（図３参照）。
しかし、減速されているパルスモータ４０は制御ユニッ
トにより所定の数の制御パルスを受け続ける。
【００２４】続いての第２方向Ｙへの戻り運動の間、パ
ルスモータ４０のための、より小さな実際の値に対応す
るより小さなステップ数が、もたらされる。
ルスモータ４０のための、より小さな実際の値に対応す
るより小さなステップ数が、もたらされる。
【００２５】この実際の値は供給シュート１が手段２か
ら取外されたとき制御ユニットにより検知され図示しな
い表示手段により使用者に表示される。さらに、この制
御ユニットは処理部署８の作動停止をもたらす。使用ず
みピペット８１の投げ捨てはしかし容器６の液体と分析
装置自体との汚染を回避するため阻止される。
ら取外されたとき制御ユニットにより検知され図示しな
い表示手段により使用者に表示される。さらに、この制
御ユニットは処理部署８の作動停止をもたらす。使用ず
みピペット８１の投げ捨てはしかし容器６の液体と分析
装置自体との汚染を回避するため阻止される。
【００２６】
【発明の効果】以上のことから、本発明の有利な技術的
効果は、先端のための廃棄物シュートが、トレイの作用
を妨害することなく液体のためのトレイの通路と同じ場
所に配置され、空間を省略するということである。
効果は、先端のための廃棄物シュートが、トレイの作用
を妨害することなく液体のためのトレイの通路と同じ場
所に配置され、空間を省略するということである。
【００２７】本発明の他の有利な技術的効果は、供給シ
ュートが取外された時処理部署が停止されそしてそのた
め使用ずみピペットが吸引ヘッドから投げ出されること
がないということである。
ュートが取外された時処理部署が停止されそしてそのた
め使用ずみピペットが吸引ヘッドから投げ出されること
がないということである。
【図１】本発明の移送通路の部分の頂面図である。
【図２】図１の装置の図１のＡ−Ａに沿って切断した側
面図である。
面図である。
【図３】図２の装置をさらに機能的に表現した図であ
る。
る。
１…供給用シュート ２…シュート取付け手段 ３…廃棄物容器 ４…移送通路 ５…移送往復台 ６…容器 ７…トレイ ８…処理部署 １０…供給位置 １１…終端位置 ４０…パルスモータ ８０…吸引ヘッド ８１…ピペット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−188538（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−115858（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−100663（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−135966（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01N 35/10
Claims (1)
- 【請求項１】 容器のトレイを担持するよう構成された
移送往復台と、前記往復台を第１の移送通路に取付ける
手段と、分析されるべき物質を使い捨て先端部を用いて
吸引し分配する吸引手段を備えている処理部署と、前記
吸引手段を前記第１の移送通路と吸引及び分配部署で交
差する第２の通路上で動かす手段と、前記吸引及び分配
において使用された廃棄物を処理するための前記吸引及
び分配部署の処理手段とを具備し、 前記処理手段が、廃棄物を廃棄物容器に案内する供給用
シュートと、該シュートを前記吸引及び分配部署で移動
可能に取付け、該シュートが前記吸引手段と連通ししか
も前記第１の通路を遮断する第１の位置から前記第１の
通路を遮断せずしかも前記吸引手段とは連通しない第２
の位置へと動かされるようにする取付け手段とを具備
し、 前記シュートが必要でない時分析装置の他の部分によっ
て占有される空間を占めることができるようにしてい
る、臨床分析装置。
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|---|---|
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| JP (1) | JP3162807B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-06-26 EP EP92110871A patent/EP0523426B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-26 DE DE69208757T patent/DE69208757T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-14 US US07/913,556 patent/US5242659A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-15 JP JP18782092A patent/JP3162807B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH05196627A (ja) | 1993-08-06 |
| EP0523426A3 (en) | 1993-03-24 |
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