JP3162742U - クリーニングクロス - Google Patents

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Abstract

【課題】洗剤と水の量を節約するクリーニングクロスを提供する。【解決手段】クリーニングクロス50は、上部表面布10、中間連結層20、及び底面布30から構成される。上部表面布10と底面布30とは、中間連結層20の両端に支えられて結合し一体となり、中間連結層20は上部表面布10と底面布30とに挟まれて空間210を形成する。したがって、少量の洗剤を使用するだけで、大量の泡が発生して洗浄を行なうことが可能で、洗浄後の洗い流しの際も少ない水量を使用するだけで完了するので、洗剤と水の量が節約できると同時に、ウィルスの繁殖も抑えることが可能である。【選択図】図1

Description

本考案は、クリーニングクロスに関し、特に上部表面布、中間連結層、及び底面布から構成されることで、少量の洗剤でも大量の泡が発生して洗浄を行い、少量の水ですすぎが完了することにより、洗剤とすすぎの水の量を節約し、同時にウィルスの繁殖を抑えるクリーニングクロスに関する。
一般に、厨房や浴室で使用されるクリーニングクロスは、クリーニングクロスに洗剤(あるいはボディソープ)を吸着させ、物体や身体表面の皮膚に接触させて、クリーニングクロスの両表面の繊維層で摩擦することによって汚れを除去する。しかしながら、実際に使用してみると、以下のような欠点に気付く。クリーニングクロス内部には洗剤に泡を発生させる空間がないため、洗剤を多めに使用することで泡を立たせることになる。使用する洗剤の量が多くなると、当然ながら大量の水を使用して洗い流す必要がある。つまり、従来のクリーニングクロスは洗剤にせよ、水にせよ、多くの資源を無駄にするのである。
したがって、本考案は、洗剤と水の量を節約するクリーニングクロスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案によるクリーニングクロスは、上部表面布、中間連結層、及び底面布から構成される。上部表面布と底面布とは、中間連結層の両端に支えられて結合し一体となる。したがって、本考案のクリーニングクロスは少量の洗剤を使用するだけで、大量の泡が発生して洗浄を行なうことが可能で、洗浄後の洗い流しの際も少ない水量を使用するだけで完了する。したがって、洗剤と水の量が節約できると同時に、ウィルスの繁殖も抑えることが可能である。
さらに、本考案によるクリーニングクロスは、上部表面布と底面布との間に位置する中間連結層が上下両端によって支えて結合することで一体となり、中間連結層によって形成された空間が大量に洗剤を吸着する。
(考案の効果)
本考案のクリーニングクロスは、上部表面布と底面布との間に中間連結層を有し、その中間連結層の空間を有することで、少量の洗剤で泡が立ち、洗い流しの際の水の量も少なくてすむため、資源の節約が可能である。
本考案の第1実施形態によるクリーニングクロスを示す斜視図及び部分断面図である。 本考案の第1実施形態によるクリーニングクロスの使用例を示す模式図である。 本考案の第1実施形態によるクリーニングクロスの使用時の断面を示す模式図である。 本考案の第2実施形態によるクリーニングクロスの実施形態を示す斜視図及び部分断面図である。 本考案の第2実施形態によるクリーニングクロスの使用例を示す模式図である。 本考案の第3実施形態によるクリーニングクロスの使用例を示す模式図である。
以下、本考案によるクリーニングクロスを図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜3には、本考案のクリーニングクロスによる第1実施形態を示す。
図1に示すように、本考案の第1実施形態によるクリーニングクロス50は、上部表面布10、中間連結層20、及び底面布30より構成される。上部表面布10と底面布30との間に位置する中間連結層20は、その両端が上部表面布10と底面布30とを支えることで連結し一体となる。同時に、中間連結層20は、上部表面布10と底面布30とに挟まれて、空間210を形成する。中間連結層20の組織220は、直状の形態で配列分布する。
図2、3に示すように、このような構造により、少量の洗剤Aをクリーニングクロス50の両表面の上部表面布10及び底面布30につけるだけで、両者の間の中間連結層20が適度な空間210を形成することにより大量の泡を発生させ、クリーニングクロス50全体で一度に物体Bの洗浄ができ、流失することがない。このように、少量の洗剤を使用するだけで洗浄が可能なため、洗い流す水の量も少なくて済む。つまり、少量の洗剤A及び少量の水を使用するだけでクリーニングクロス50が接触した物体Bの洗浄と洗い流しが完了する。したがって、洗剤Aと水とを節約することが可能である。同時に、このように、クリーニングクロス50全体で洗浄して、完全に洗い流すことで、ウィルスの繁殖を抑えることができる。
(第2実施形態)
図4には、本考案のクリーニングクロスによる第2実施形態を示す。
図4に示すように、本考案の第2実施形態によるクリーニングクロス53は、上部表面布13、中間連結層23、及び底面布33より構成される。上部表面布13と底面布33とは細かい繊維の材料によって製造され、両者の間に位置する中間連結層23は、その両端が上部表面布13と底面布33とを支えることによって連結し一体となる。中間連結層23は、上部表面布13と底面布33とに挟まれて、空間213を形成する。中間連結層23の組織223は、交差状の形態で配列される。
図5に示すように、クリーニングクロス53に少量のボディソープをつけて、身体Cを清拭し、身体Cの皮膚を傷つけたりすることがない。
(第3実施形態)
図6には、本考案のクリーニングクロスによる第3実施形態を示す。
図6に示すように、本考案の第3実施形態によるクリーニングクロス54は、上部表面布14、中間連結層24、及び底面布34より構成される。上部表面布14と底面布34とは細かい繊維の材料によって製造される。クリーニングクロス54で容器D(例えば、電子レンジ専用の柔らかい材質の容器)を洗浄し、容器Dの表面に傷を残すことがない。
第2、3実施形態の使用及び特徴は第1実施形態と同じであるため、詳細な説明を省略する。
本考案によるクリーニングクロスは、目的に合わせて物体表面の汚れを落とすために、上部表面布と底面布とを、表面が異なる粗さの繊維材にしてもよい。
本考案によるクリーニングクロスは、目的に合わせて身体を清拭するために、上部表面布と底面布とを、表面が異なる粗さの繊維材にしてもよい。
本考案によるクリーニングクロスは、上部表面布と底面布との間に位置する中間連結層の組織が直状配列であってもよい。
本考案によるクリーニングクロスは、上部表面布と底面布との間に位置する中間連結層の組織が交差配列であってもよい。
10、13、14・・・上部表面布、
20、23、24・・・中間連結層、
210、213 ・・・空間、
220、223 ・・・組織、
30、33、34・・・底面布、
50、53、54・・・クリーニングクロス
A ・・・洗剤、
B ・・・物体、
C ・・・身体、
D ・・・容器、
E ・・・ボディソープ。

Claims (3)

  1. 上部表面布、中間連結層、及び底面布から構成されるクリーニングクロスであって、
    前記上部表面布と前記底面布とは、前記中間連結層の組織両端に支えられて結合されて一体となり、
    前記中間連結層は、前記上部表面布と前記底面布とに挟まれて空間を形成することを特徴とするクリーニングクロス。
  2. 前記上部表面布と前記底面布との間に位置する前記中間連結層の組織は、直状配列であることを特徴とする請求項1に記載のクリーニングクロス。
  3. 前記上部表面布と前記底面布との間に位置する前記中間連結層の組織は、交差配列であることを特徴とする請求項1に記載のクリーニングクロス。
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