JP3162606B2 - 配信機能付データ認識システム - Google Patents

配信機能付データ認識システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された入力デ
ータに対するデータ認識を行い、その認識結果を基に所
定の情報処理を行う配信機能付データ認識システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、配信機能付データ認識システムと
しては、例えば金融機関や販売業や流通業において利用
されているFAX−OCR(Facsimile −Optical Char
acterReader)システムが知られている。FAX−OC
Rシステムは、例えば金融機関において省力化、合理化
等に対応するために、為替集中処理システムとして利用
されているもので、金融機関営業店のファクシミリ装置
(以下、FAXと称す)からこの金融機関営業店を統括
する地区センタに為替伝票等の入力データが送信される
と、その入力データに対する情報処理を地区センタにお
いて行うように構成されたものである。また、例えば販
売業や流通業において商品管理業務の省力化、ペーパレ
ス化に対応するために、各地に分散している販売店等の
FAXから地区センタに手書き帳票等の入力データが送
信されると、その入力データに対する情報処理を地区セ
ンタにおいて行うように構成されたものである。
【0003】このようなFAX−OCRシステムでは、
地区センタでの情報処理を行うために、FAXからの入
力データを地区センタで受信すると、そのデータの内容
を認識するためのデータ認識として文字認識を行うよう
になっている。ただし、このFAX−OCRシステムで
は、文字認識を行った際に認識不能な文字があると、F
AXからの入力データに対する情報処理を行うことがで
きないので、地区センタにおいて前記認識不能な文字に
対する修正を行うための端末装置を複数備えている。そ
して、認識不能な文字のある入力データがあれば、その
入力データをこれら複数の端末装置のいずれか一つに配
信し、その端末装置において認識不能な文字に対する修
正を操作者(オペレータ)が行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のFA
X−OCRシステムでは、認識不能な文字のある入力デ
ータがあれば、その入力データを複数の端末装置の中で
他の処理を行っていない端末装置、すなわち空き状態で
ある端末装置に配信するようになっている。つまり、こ
のFAX−OCRシステムでは、認識不能な文字のある
入力データを端末装置に配信する際に、その端末装置の
オペレータに対する考慮をせずに入力データの配信を行
う。したがって、このFAX−OCRシステムでは、初
心者のオペレータに修正箇所の多い入力データが配信さ
れる可能性があり、その場合に初心者のオペレータが入
力データの修正を行うのに多くの時間を必要としてしま
い、結果としてシステム全体の処理能力の低下を招いて
しまう。また、初心者のオペレータに修正箇所の多い入
力データが配信されると、データ修正ミスが発生する確
率が高くなってしまう。
【0005】そこで、本発明は、オペレータの能力を考
慮して入力データの配信制御を実施することにより、シ
ステム全体の処理能力を最大限に引き出すことを可能と
した配信機能付データ認識システムを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために案出された配信機能付データ認識システム
で、入力データを入力する入力手段と、この入力手段で
入力された入力データに対するデータ認識を行う認識手
段と、この認識手段で認識不能なデータのある入力デー
タの修正をオペレータに行わせるための複数の修正手段
と、前記入力手段で入力された入力データに前記認識手
段で認識不能なデータがあると、その入力データの修正
を前記複数の修正手段の中のいずれかに行わせるデータ
制御手段とを備えるものにおいて、さらに、前記入力手
段で入力された入力データにおける前記認識手段での認
識不能なデータの度合いを不認識率として検知する検
知手段と、前記複数の修正手段を操作する各オペレータ
の操作経験をオペレータランクとして設定する設定手段
と、前記検知手段による不認識率の検知結果と前記設定
手段でのオペレータランクの設定結果とを基に、前記認
識手段で認識不能なデータのある入力データの修正を前
記データ制御手段が前記複数の修正手段の中のどの修正
手段に行わせるかを決定する配信決定手段とが設けられ
たことを特徴とする。
【0007】上記構成の配信機能付データ認識システム
では、入力手段で入力データが入力されると、この入力
データに対して認識手段で、例えば文字認識のようなデ
ータ認識が行われる。認識手段によるデータ認識の結
果、例えば不読文字のように認識不能なデータがある
と、データ制御手段は、その認識不能なデータのある入
力データの修正を複数の修正手段のいずれかに行わせ
る。このとき、検知手段では、修正を行う入力データに
おける認識不能なデータの度合いを不認識率として
知し、さらに、設定手段では、複数の修正手段を操作す
る各オペレータの操作経験がオペレータランクとして
定されている。そして、配信決定手段は、検知手段によ
不認識率の検知結果と設定手段でのオペレータランク
設定結果とを基に、データ制御手段が認識不能なデー
タのある入力データの修正をどの修正手段に行わせるか
を決定する。したがって、データ制御手段は、例えば、
検知手段で不認識率が低いと検知された入力データの修
正を、設定手段でオペレータランクが低いと設定された
修正手段に行わせ、また、検知手段で不認識率が高いと
検知された入力データの修正を、設定手段でオペレータ
ランクが高いと設定された修正手段に行わせる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る配信機能付データ認識システムについて説明する。た
だし、ここでは、本発明を金融機関で利用されているF
AX−OCRシステムに適用した場合について説明す
る。本実施の形態のFAX−OCRシステムは、図1に
示すように、金融機関営業店及びこの金融機関営業店を
統括する地区センタに設置されているものから構成され
ており、金融機関営業店にはFAX1が、また地区セン
タには通信制御装置(Facsimile Control Unit;以下F
CUと称す)2と、文字認識装置(Character Recognit
ion Unit;以下CRUと称す)3と、複数の修正端末装
置(修正WorkStation;以下修正WSと称す)4a、4
b、4c、4d…と、検証端末装置(検証Work Statio
n;以下検証WSと称す)5a、5b…と、データ制御
装置(Master Control Unit ;以下MCUと称す)6と
がそれぞれ設けられている。そして、FAX装置1とF
CU2とは、公衆回線7を介して接続されている。
【0009】FAX1は、本発明の入力手段として機能
するもので、為替伝票(帳票)等に記載された手書き文
字を読み取り、その読み取り結果を入力データとして公
衆回線7を介して地区センタのFCU2へ送信するもの
である。FCU2は、FAX1との通信を制御し、この
FAX1からの入力データを受信するものである。な
お、このFCU2では、受信した入力データをこのFC
U2内のハードディスク装置等に一旦蓄積し、その中か
ら処理を行う入力データをMCU6を介してCRU3へ
転送するようになっている。
【0010】CRU3は、公知の光学式文字読み取り装
置(OCR)と同様の技術により形成され、本発明の認
識手段としての機能を有するものであり、FCU2から
転送された入力データに対するデータ認識として、前記
入力データの認識対象エリアの文字認識を行うものであ
る。ただし、このCRU3では、入力データを文字デー
タに変換して、英字、数字、かな、記号に加え約400
0字の手書き漢字の文字を認識するようになっている。
また、CRU3は、本発明の検知手段としての機能を有
するものであり、入力データに対する文字認識を行う際
に、この入力データの認識対象エリアにおいて例えば不
読や誤読のように認識できなかった文字の数の度合いが
どの程度であるか、すなわち前記入力データに対する不
読率を検知するものである。なお、CRU3では、検知
した入力データに対する不読率をMCU6に通知するよ
うになっている。
【0011】複数の修正WS4a、4b、4c、4d…
は、それぞれが本発明の修正手段としての機能を有する
ものであり、CRU3での文字認識の結果を画面上に表
示するためのCRT(Cathode Ray Tube)と、オペレー
タが操作するためのキーボードとを備え、前記オペレー
タがCRU3で認識できなかった文字に対する修正を行
うものである。また、修正WS4a、4b、4c、4d
…は、本発明の設定手段としての機能を有するものであ
り、各修正WS4a、4b、4c、4d…を操作するオ
ペレータの操作経験に応じて、図2に示すようなオペレ
ータランクを設定するものである。
【0012】オペレータランクは、例えば、オペレータ
の操作経験が1年以上であれば、そのオペレータの文字
修正の処理能力は高いのでAランクとし、またオペレー
タの操作経験が1ヶ月未満であれば、そのオペレータの
文字修正の処理能力は低いのでEランクとするようにな
っている。すなわち、オペレータランクは、各修正WS
4a、4b、4c、4d…における文字修正の処理能力
を表すものである。なお、各修正WS4a、4b、4
c、4d…では、例えばシステム立ち上げ時にオペレー
タによるキーボードでの操作によりオペレータランクが
設定されるようになっており、設定されたオペレータラ
ンクをMCU6に通知するようになっている。
【0013】また図1において、検証WS5a、5b…
は、修正WS4a、4b、4c、4d…と同様にCRT
とキーボードとを備えるもので、CRU3での文字認識
の結果や修正WS4a、4b、4c、4d…での修正結
果をオペレータに表示して、データ内容の検証を受ける
ためのものである。なお、検証WS5a、5b…で検証
されたデータは、図示しないホストコンピュータ等の上
位装置へ送信され、その上位装置において例えばFAX
1からの為替伝票による振込業務のように必要に応じた
情報処理が行われるようになっている。
【0014】MCU6は、このFAX−OCRシステム
の中枢としてシステム全体の制御を行うものであり、さ
らには、本発明のデータ制御手段及び配信決定手段とし
ての機能を有するものである。すなわち、MCU6は、
FCU2で受信した入力データにCRU3で認識できな
かった文字があると、その認識できなかった文字の修正
を修正WS4a、4b、4c、4d…の中のいずれかに
行わせるものである。そのために、このMCU6では、
認識できなかった文字のある入力データを、修正WS4
a、4b、4c、4d…の中のいずれか1つに配信する
ようになっている。
【0015】このとき、MCU6では、CRU3で検知
された入力データに対する不読率と、修正WS4a、4
b、4c、4d…で設定されたオペレータランクとを基
に、このMCU6に予め設定されている図3に示すよう
な配信優先度決定テーブルに従って、入力データをどの
修正WS4a、4b、4c、4d…に配信するかを決定
するようになっている。つまり、MCU6では、CRU
3で検知された入力データに対する不読率に応じて、こ
の不読率が高ければ処理能力の高い修正WS、すなわち
経験豊富なオペレータが操作する修正WSに優先して配
信し、また不読率が低ければ処理能力の低い修正WS、
すなわち初心者のオペレータが操作する修正WSに優先
して配信するようになっている。
【0016】次に、以上のように構成されたFAX−O
CRシステムにおいて、入力データを修正WS4a、4
b、4c、4d…に配信する際の動作例について、図4
のフローチャートに従い説明する。FAX1から送信さ
れた入力データをFCU2で受信すると(ステップ10
1、以下ステップをSと略す)、CRU3では、この入
力データに対する文字認識を行い、認識できなかった文
字があれば、その文字の数の度合いを不読率として検知
する。そして、MCU6では、認識できなかった文字の
修正を行うために、その入力データを複数の修正WS4
a、4b、4c、4d…の中のいずれか1つに配信す
る。
【0017】このとき、MCU6では、配信優先度決定
テーブル従い、CRU3で検知された入力データの不
読率に応じて、この入力データについての修正を行うオ
ペレータのオペレータランクを決定する(S102)。
例えば、CRU3で入力データの不読率が50%である
と検知されると、MCU6では、その入力データを、オ
ペレータランクがCランクである修正WSに最も優先し
て配信するように決定する。
【0018】最も優先するオペレータランクを決定する
と、続いてMCU6では、該当するオペレータランクの
修正WSを、各修正WS4a、4b、4c、4d…で設
定されたそれぞれのオペレータランクを参照して選別す
る。例えば、修正WS4aのオペレータランクがCラン
クに設定されていると、MCU6では、不読率が50%
の入力データに対して、この修正WS4aを該当するも
のとして選別する。そして、MCU6では、選別した修
正WS4aが空き状態、すなわち文字の修正を行うこと
が可能な状態であるか否かを判断する(S103)。該
当するオペレータランクの修正WS4aが空き状態であ
る場合に、MCU6は、その修正WS4aに修正を行う
入力データを配信する(S104)。ただし、該当する
オペレータランクの修正WSで空き状態のものが複数あ
れば、MCU6では、例えば先に空き状態になったもの
を優先するといったような所定の順に従って、入力デー
タを配信する。
【0019】一方、該当するオペレータランクの修正W
S4aが空き状態でない場合、あるいは該当するオペレ
ータランクが設定されていない場合には、MCU6は、
上述のステップ(S102)で決定したオペレータラン
ク、すなわちCランク以外の修正WS4b、4c、4d
…に空き状態のものがあるか否かを、配信優先度決定テ
ーブルにおける優先度の順に従って判断する(S10
5)。例えば、MCU6では、不読率が50%である入
力データに対して、オペレータランクがCランクの修正
WS4aが空き状態でなければ、続いてオペレータラン
クがBランクの修正WSから順にAランク、Dランク、
Eランクの修正WS4b、4c、4d…に空き状態のも
のがあるか否かを判断する。
【0020】空き状態の修正WS4b、4c、4d…が
あれば、MCU6は、その修正WS4b、4c、4d…
に修正を行う入力データを配信する(S106)。ま
た、空き状態の修正WS4b、4c、4d…がなけれ
ば、すなわち全ての修正WS4a、4b、4c、4d…
が空き状態でなければ、MCU6では、空き状態の修正
WS4a、4b、4c、4d…が発生するまで待ち(S
107)、再び最も優先するオペレータランクの修正W
S4aが空き状態であるか否かを判断するステップ(S
103)から上述のステップを、複数の修正WS4a、
4b、4c、4d…の中のいずれか一つに修正を行う入
力データを配信するまで繰り返す。
【0021】MCU6が複数の修正WS4a、4b、4
c、4d…の中のいずれか一つに修正を行う入力データ
を配信すると、その入力データが配信された修正WSで
は、オペレータによりCRU3で認識できなかった文字
の修正が行われる。そして、検証WS5a、5b…で
は、修正WSでの修正結果を表示してオペレータによる
データ内容の検証を受ける。検証WS5a、5b…でデ
ータ内容が検証されると、上位装置により必要に応じた
情報処理が行われるとともに、このFAX−OCRシス
テムでは、処理を終了する。
【0022】このように本実施の形態のFAX−OCR
システムは、CRU3で検知された入力データに対する
不読率と、各修正WS4a、4b、4c、4d…で設定
されたオペレータランクとを基に、MCU6が文字修正
の必要な入力データをどの修正WS4a、4b、4c、
4d…に配信するか決定するようになっている。したが
って、文字修正の処理能力の低いオペレータ(初心者の
オペレータ)が操作する修正WS4a、4b、4c、4
d…には、不読率が低く修正箇所の少ない入力データが
配信されるので、オペレータの処理能力が低くても、一
件当たりの平均処理時間が短くなり、結果としてシステ
ム全体の処理能力が向上する。また、文字修正の処理能
力の高いオペレータ(ベテランのオペレータ)が操作す
る修正WS4a、4b、4c、4d…には、不読率が高
く修正箇所の多い入力データが配信されるので、修正箇
所が多くてもデータ修正ミスは少なくなり、データの信
頼性が高くなる。
【0023】なお、本実施の形態では、修正WS4a、
4b、4c、4d…がそれぞれ設定手段としての機能を
有する場合について説明したが、例えば、MCU6が設
定手段としての機能を有する場合であっても実施可能で
ある。すなわち、MCU6に不揮発性メモリ等を設け、
この不揮発性メモリにMCU6に接続された各修正WS
4a、4b、4c、4d…のオペレータランクを予め保
持しておくことによりMCU6では、設定手段として機
能するようになる。このように構成されたFAX−OC
Rシステムでは、MCU6に各修正WS4a、4b、4
c、4d…のオペレータランクを一度設定すれば、例え
ばシステム立ち上げ時毎に設定を行う必要はなくなる。
【0024】また、本実施の形態では、CRU3が検知
手段としての機能を有し、MCU6が配信決定手段とし
ての機能を有する場合について説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。すなわち、例えば、MC
U6が検知手段及び配信決定手段としての機能を有して
いたり、また、検知手段や配信決定手段としての機能を
有する新たな処理装置が設けられたものであってもよ
い。さらに、本実施の形態では、本発明を金融機関で利
用されているFAX−OCRシステムに適用した場合に
ついて説明したが、例えば旅行業や保険会社や通信販売
業などの申込受付業務や顧客管理、製造業や倉庫や問屋
などの在庫管理、ホテルや旅館などの予約、残室紹介業
務等に利用されるFAX−OCRシステム(配信機能付
データ認識システム)であっても適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の配信機
能付データ認識システムは、検知手段による不認識率の
検知結果と設定手段でのオペレータランクの設定結果と
を基に、配信決定手段が入力データの修正をどの修正手
段に行わせるかを決定するので、不認識率の低い入力デ
ータがオペレータランクの低い修正手段で、また不認識
の高い入力データがオペレータランクの高い修正手段
で、それぞれ修正されるようになっている。そのため
に、操作経験の少ないオペレータが操作する修正手段で
あっても、不認識率の低い入力データ、すなわち修正箇
所の少ない入力データが配信されるので、一件当たりの
平均処理時間が短くなり、結果としてシステム全体の処
理能力が向上する。また、不認識率が高く修正箇所の多
い入力データであっても、操作経験の豊富なオペレータ
が操作する修正手段に配信されるので、データ修正ミス
は少なくなる。よって、この配信機能付データ認識シス
テムでは、システム全体の処理能力を最大限に活かすこ
とが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる配信機能付データ認識システム
の一実施の形態の概略構成を示すシステム構成図であ
る。
【図2】オペレータランクを示す説明図である。
【図3】配信優先度決定テーブルを示す説明図である。
【図4】図1の配信機能付データ認識システムにおける
配信決定の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 FAX(入力手段) 3 CRU(認識手段、検知手段) 4a、4b、4c、4d 修正WS(複数の修正手段、
設定手段) 6 MCU(データ制御手段、配信決定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−121967(JP,A) 特開 平6−162254(JP,A) 特開 昭59−149571(JP,A) 特開 平7−85212(JP,A) 「沖電気研究開発」第158号 Vol. 60 No.2 p.25(1993)”FAX −OCRシステム" 「NEC技報」 Vol.44 No. 30 p.85−90(1991)”ハンガリー郵 便物自動処理システム" (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 9/03 - 9/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データを入力する入力手段と、 該入力手段で入力された入力データに対するデータ認識
    を行う認識手段と、 該認識手段で認識不能なデータのある入力データの修正
    オペレータに行わせるための複数の修正手段と、 前記入力手段で入力された入力データに前記認識手段で
    認識不能なデータがあると、該入力データの修正を前記
    複数の修正手段の中のいずれかに行わせるデータ制御手
    段とを備える配信機能付データ認識システムにおいて、 前記入力手段で入力された入力データにおける前記認識
    手段での認識不能なデータの度合いを不認識率として
    検知する検知手段と、 前記複数の修正手段を操作する各オペレータの操作経験
    をオペレータランクとして設定する設定手段と、 前記検知手段による不認識率の検知結果と前記設定手段
    でのオペレータランクの設定結果とを基に、前記認識手
    段で認識不能なデータのある入力データの修正を前記デ
    ータ制御手段が前記複数の修正手段の中のどの修正手段
    に行わせるかを決定する配信決定手段とが設けられたこ
    とを特徴とする配信機能付データ認識システム。
JP18886895A 1995-07-25 1995-07-25 配信機能付データ認識システム Expired - Fee Related JP3162606B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「NEC技報」 Vol.44 No.30 p.85−90(1991)"ハンガリー郵便物自動処理システム"
「沖電気研究開発」第158号 Vol.60 No.2 p.25(1993)"FAX−OCRシステム"

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