JP3162213U - 容器の蓋構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸気の排出量の調節が容易で、製造コストを低減するとともに、容器内の熱気や水蒸気を確実に排出することができる容器の蓋構造を提供する。【解決手段】本容器の蓋構造は、容器Aの上部開口部に載置される蓋体1と、蓋体1の中心部に設置された把手部10と、蓋体1の一部に形成された開孔部20と、該開孔部20の開閉状態を調節する開孔部開閉機構とを備えることを特徴とする。また前記開孔部開閉機構は、蓋体1の裏面に備えられた扇状の遮蔽具31と、該遮蔽具31の表面に固定された、前記開孔部20内に沿って移行する摘部32とからなる。【選択図】図1

Description

本考案は、容器内の熱湯や水蒸気の排出量の調節を容易に、且つ確実に行うことができる容器の蓋構造に関する。
鍋等の容器で煮物や茹で物をする際、火力が強くなると容器内の水分が沸騰し、容器の外へ噴きこぼれることがある。その噴きこぼれを防ぐため、容器の蓋には蒸気を外部に排出する開孔部が形成されている。しかしながら、一般的な蓋に形成されている蓋は小径状に形成されているため、火力が強過ぎたり水の量が多過ぎたりすると、蓋が持ち上がり容器の周囲より蒸気や熱湯が大量に噴きこぼれてしまうという欠点があった。
そのため従来技術として、鍋自体に孔(蒸気抜き孔)を設けることなく、摘みハンドルの操作により、蒸気調節可能な煮炊き鍋用蓋が開示されている(例えば特許文献1参照)。
上掲特許文献1の煮炊き鍋用蓋は、蓋の上面中央に摘みを嵌着する筒壁を立設し、その筒壁の一側部に蒸気抜き孔を設け、摘みはそのキャップ部の下部に前記筒壁と密接する筒状差込部を形成してその一側部に前記蒸気抜き孔と連通する調整孔を設け、この摘みの筒状差込部を前記筒壁に密接回転可能に嵌着して、摘みの回転操作により前記蒸気抜き孔を開度調節できるようにしたことを特徴としている。
特開平8−164076号公報
しかしながら、特許文献1の煮炊き鍋用蓋においては、摘みに特殊の加工を施す構造であるため、製造面においてコストアップに繋がるとともに、蒸気抜きの微調整が困難になるという欠点があった。また熱湯の大量の噴きこぼれには対応できないという問題もあった。
そこで本考案は上記の点に鑑み、蒸気の排出量の調節が容易で、製造コストを低減するとともに、容器内の熱気や水蒸気を確実に排出することができる容器の蓋構造を提供することにある。
解決を解決するための手段
上記課題を解決するために本考案の容器の蓋構造は、容器の上部開口部に載置される蓋体と、蓋体の中心部に設置された把手部と、蓋体の一部に形成された開孔部と、該開孔部の開閉状態を調節する開孔部開閉機構とを備えることを特徴とする。
また前記開孔部開閉機構は、蓋体の裏面に備えられた扇状の遮蔽具と、遮蔽具の表面に固定された、前記開孔部内に沿って移行する摘部とからなる。
また前記遮蔽具は、前記把手部を操作することにより保持力が調整可能に設置されている。
さらに前記開孔部は、把手部を中心として円弧状に形成されている。
考案の効果
蓋体に、蓋体の裏面に備えられた扇状の遮蔽具と、遮蔽具の表面に固定された、前記開孔部内に沿って移行する摘部からなる開孔部開閉機構を備えたことで、摘部を開孔部内に沿って移行するだけで開孔部の面積を調整でき、容易に、且つ確実に容器内の蒸気を外部に排出させることができる。また、容器から蓋を移動させる必要がないため、蓋の内側に付着した水滴が台所に滴下することがない。
また遮蔽具は、把手部を操作することにより保持力が調整可能に設置されているため、開孔部開閉機構における開孔部の開閉を容易に操作することができる。
開孔部開閉機構を備えた蓋体の全体斜視図である。 前記蓋体の表面側を示す。 前記蓋体の裏面側を示す。 (a)(b)(c)は使用状態を示す。 蓋体の拡大断面図を示す。
以下、本考案の容器の蓋構造における実施の形態を図面に基づいて説明する。
本考案の容器の蓋構造は、蒸気の排出量の調節が容易で、製造コストを低減するとともに、容器内の熱気や水蒸気を確実に排出できることを特徴とする。
図1に示す容器の蓋構造は、容器Aの上部開口部に載置される蓋体1と、蓋体1の中心部に設置された把手部10と、蓋体1の一部に形成された開孔部20と、該開孔部20の開閉状態を調節する開孔部開閉機構30とを備える。
蓋体1は、煮炊き等をする容器(鍋)の上部開口部に載置されるもので、金属素材からなる。また前記蓋体1の中央部表面側には、蓋体1を持ち運ぶ際に使用する把手部10が装着されている。かかる把手部10は、熱伝導性の低いプラスチック等で形成されている。また前記蓋体1には、内部の蒸気を排出する小径状の蒸気抜孔2が形成されている。
開孔部20は、前記蓋体1の一部に形成されており、容器A内の蒸気を外部に排出させる働きを有する。また開孔部20は、図2に示すように、把手部10を中心として円弧状に形成されている。前記開孔部20は、把手部10を中心として形成される円弧状の外周部21と内周部22と、前記外周部21と内周部22との両端に形成された両側の側部23,24とからなる。また、円弧状を呈する前記開孔部20が形成されている角度は特に限定されたものではないが、把手部10を中心として半径方向に100〜140度の角度に形成することが好ましい。
開孔部開閉機構30は、前記開孔部20を任意の幅に開閉させるもので、蓋体1の裏面に備えられた扇状の遮蔽具31と、遮蔽具31の表面側に固定された、前記開孔部20内に沿って移行する摘部32とからなる。
遮蔽具31は、図3に示すように、中心から半径方向に放射状に形成された扇形状を呈しており、中央軸33により回動自在に装着されている。また前記遮蔽具31の両側面にて形成される角度は特に限定されたものではないが、前記開孔部20を覆うことができる、中央軸33を中心として半径方向に130〜150度の角度に形成することが好ましい。そのことにより、図2および図3に示すように、摘部32を一端側(遮蔽側)に配置させた際、開孔20を完全に遮蔽させることができる。
摘部32は、前記遮蔽具31の上部であって、前記開孔部20内に沿って移行する位置に固定されている。前記摘部32は、熱伝導性の低いプラスチック等で形成されおり、操作性を考慮して球体状に形成されている。
また他の好適例として、前記遮蔽具31は、図5に示すように、蓋体1に装着された把手部10を操作することにより保持力が調整可能に設置されている。前記遮蔽具31は、把手部10と螺子部33を介して調整可能に設置されている。図示するように、把手部10を回動させることで、蓋体1と遮蔽具31の係合状態を緩めたり締めたりさせることができる。そのことにより、遮蔽具31の移行の微調整が可能になり、利便性を向上させることが可能になる。
次に、本考案における容器の蓋構造の使用例の詳細を図4の(a)(b)(c)に基づいて説明する。
図4の(a)においては、遮蔽具31にて開孔部20を完全に遮蔽した状態を示す。摘部32を開孔部20の側部13(図中左端)に配置させと、遮蔽具31にて開孔部20の全体を遮蔽させることができる。
図4の(b)は、摘部32を開孔部20に沿って移行させた状態を示す。この際、摘部32の移行と同時に遮蔽具31も移行され、遮蔽具31の一側34から開孔部20の側部23に開孔部20aが形成される。そのことにより、この開孔部20aから容器A内の蒸気を外部に排出させることができる。
図4の(c)は、摘部32を開孔部20に沿ってさらに移行させ、開孔部20の一側24まで到達させた状態を示す。この際、摘部32の移行と同時に遮蔽具31も移行され、遮蔽具31の一側35から開孔部20の側部23に、幅広い開孔部20bが形成される。そのことにより、この開孔部20aから容器A内の蒸気を大量に外部に排出させることができる。
上述の如く、蓋体1に開孔部20を開閉自在とする開孔部開閉機構30を形成したことで、摘部32を開孔部20内に沿って任意に移行するだけで、容易に、且つ確実に容器内の蒸気を外部に排出させることができる。
1 蓋体
2 蒸気抜孔
10 把手部
20 開孔部
20a 開孔部
20b 開孔部
21 外周部
22 内周部
23 一側部
24 一側部
30 開孔部開閉機構
31 遮蔽具
32 摘部
33 枢軸
34 一側部
35 一側部
A 容器

Claims (4)

  1. 容器の上部開口部に載置される蓋体と、蓋体の中心部に設置された把手部と、蓋体の一部に形成された開孔部と、該開孔部の開閉状態を調節する開孔部開閉機構とを備えることを特徴とする容器の蓋構造。
  2. 前記開孔部開閉機構は、蓋体の裏面に備えられた扇状の遮蔽具と、遮蔽具の表面に固定された、前記開孔部内に沿って移行する摘部とからなる請求項1記載の容器の蓋構造。
  3. 前記遮蔽具は、前記把手部を操作することにより保持力が調整可能に設置されている請求項2記載の容器の蓋構造。
  4. 前記開孔部は、把手部を中心として円弧状に形成されている請求項1記載の容器の蓋構造。
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