JP3162113U - 血圧計 - Google Patents
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Abstract
Description
(1) 血圧測定部位に巻き付けるカフと、
該カフを加圧する加圧手段と、
前記カフを減圧する減圧手段として設けられて、前記カフ内の空気を制御値に応じた速度で排気する自動排気弁と、
前記カフの圧力を検出して電気的出力を発する圧力センサと、
該圧力センサの検出した圧力値を表示する表示器と、
前記自動排気弁の動作制御を行い、前記自動排気弁に制御値を与えて前記カフ内の空気を排気し該カフを減圧するとき、開弁側への制御値を与えることだけで、前記カフ内の空気の排気速度を制御する制御手段と、を具備し、
前記減圧手段の他の1つとして、前記自動排気弁とは別に更に手動排気弁が設けられ、
前記制御手段が、予め設定された一定排気速度となるように第1の制御値を前記自動排気弁に与えて自動排気動作を実行している途中で、前記手動排気弁による補助排気が行われた場合に、該補助排気の終了時点の前記圧力センサの出力に基づいて、前記一定排気速度と同等の排気速度となるような、前記第1の制御値とは別の第2の制御値を新たに演算し、該第2の制御値を前記自動排気弁に与えて、該自動排気弁に自動排気動作を継続させることを特徴とする血圧計。
(2) 上記(1)の構成において、
更に、手動操作により外部入力信号を発生する外部入力スイッチが設けられると共に、
前記制御手段に、
血圧測定のためのカフの減圧過程において、前記外部入力スイッチにより、第1の外部入力信号が入力されたタイミングと、その後の第2の外部入力信号が入力されたタイミングと、にそれぞれ対応した前記圧力センサの検出値を、最高血圧及び最低血圧として判定する血圧判定手段と、該血圧判定手段が最高血圧と最低血圧を判定した後に、前記表示器に対し最高血圧と最低血圧を表示させる表示制御手段と、が含まれていることを特徴とする血圧計。
(3) 上記(1)または(2)の構成において、
前記加圧手段として、ゴム球よりなる手動ポンプが設けられ、その手動ポンプの排気口に前記手動排気弁が設けられていることを特徴とする血圧計。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれかの構成において、
前記表示器に、
前記圧力センサの検出した実際の圧力値を表示する第1表示部と、
前記自動排気弁による排気速度の設定値を目盛上に指標として表示する第2表示部と、
前記圧力センサの検出出力から演算した実際の排気速度を前記目盛に沿って表示する第3表示部と、
が設けられていることを特徴とする血圧計。
(5) 上記(4)の構成において、
前記第3表示部に、前記目盛に沿って、前記実際の排気速度を表示する表示セグメントが複数配列されており、各表示セグメントは、前記目盛と直交する方向の長さの異なるバー状にそれぞれ形成され、且つ、各バー状の表示セグメントの長さが、前記目盛上における排気速度が大になる位置に形成されているものほど長く設定されていることを特徴とする血圧計。
(6) 上記(5)の構成において、
前記第3表示部における前記表示セグメントによる実際の排気速度の表示が、該当する実際の排気速度に相当する表示セグメントと、それより下の排気速度に相当する表示セグメントの全部を表示状態にすることによって行われることを特徴とする血圧計。
上記(2)の構成によれば、聴診器でK音を聴きながら、K音が発生し始めたタイミングと再び消失したタイミングで外部スイッチを操作することにより、最高血圧と最低血圧を表示器に表示させることができる。従って、医療従事者が使い慣れた従来の水銀柱式の血圧計の使用法を踏襲しながら、外部スイッチを操作するだけで、血圧値を、記憶に頼らずに目で表示を見て認識することができる。
上記(3)の構成によれば、加圧手段として、ゴム球よりなる手動ポンプが設けられ、その手動ポンプの排気口に手動排気弁が設けられているので、従来より医療従事者が使い慣れた装備をそのまま使用することができ、使い勝手を良くすることができる。
上記(4)の構成によれば、表示器に、圧力センサの検出した実際の圧力値を表示する第1表示部の他に、自動排気弁による排気速度の設定値を目盛上に指標として表示する第2表示部と、圧力センサの検出出力から演算した実際の排気速度を前記目盛に沿って表示する第3表示部とを設けているので、実際の排気速度が設定値よりも速くなっているか遅くなっているかを即座に認識することができる。従って、手動排気弁を操作するときの目安が付けやすくなる。
上記(5)の構成によれば、第3表示部に、前記目盛に沿って、実際の排気速度を表示する表示セグメントが複数配列されており、各表示セグメントが目盛と直交する方向の長さの異なるバー状にそれぞれ形成され、且つ、各バー状の表示セグメントの長さが、目盛上における排気速度が大になる位置に形成されているものほど長く設定されているので、実際の排気速度の大小を直感的に容易に認識することができる。
上記(6)の構成によれば、第3表示部における前記表示セグメントによる実際の排気速度の表示が、該当する実際の排気速度に相当する表示セグメントと、それより下の排気速度に相当する表示セグメントの全部を表示状態にすることによって行われるので、実際の排気速度がより直感的に認識しやすくなる。
図1は実施形態の血圧計の概略構成を示す図で、(a)は外観構成を示す図、(b)は血圧計本体の内部構成をブロックで示す図、(c)は自動排気弁の要部の構成の説明図、図2は同血圧計の血圧測定時のカフ圧の特性図である。また、図3は同血圧計の表示器の表示内容の詳細図で、(a)は電源ON直後の全点灯時の状態、(b)はその後のゼロの点滅時の状態、(c)は更にその後のゼロの点灯時の状態、(d)は実際の血圧測定時の表示状態をそれぞれ示す図、図4は同表示器における第2の表示部(自動排気弁による減圧速度の設定値を目盛上に指標として表示する表示部)の拡大図と目盛の意味する減圧速度を示す図、図5は同血圧計において、最高血圧と最低血圧をホールド表示するまでの順を示す図で、(a)は第1のタイミング(K音が発生したタイミング)でAボタンを押したときの表示、(b)はその後の第2のタイミング(K音が再び消失したタイミング)でAボタンを押したときの表示、(c)は最終的に血圧測定が終了したときの最高血圧と最低血圧のホールド表示の状態をそれぞれ示す図である。
この血圧計は、図1(a)、(b)に示すように、上腕(血圧測定部位)に巻き付ける空気袋11内蔵のカフ10と、カフ10を加圧する加圧手段として空気袋11にゴム管22を通して接続されたゴム球よりなる手動ポンプ20と、その手動ポンプ20の排気口に設けられたネジ式の手動排気弁25と、カフ10の外面(カフ11を上腕に巻き付けたときに外側になる面)に設けられた接続口14に着脱自在に接続される血圧計本体40と、から構成されている。
まず、血圧計本体40の背面にある接続口(図1に図示せず)をカフ10の接続口14に嵌合させて、血圧計本体40をカフ10に装着固定した上で、カフ10を患者の上腕に巻き付け、必要箇所に聴診器をあてる。次にBボタン(電源スイッチ)44を押して電源を入れる。
20 手動ポンプ(加圧手段)
25 手動排気弁(減圧手段)
40 血圧計本体
42 表示器
42a 第1表示部
42e 第2表示部
42e1 目盛
42e2 指標
42f 第3表示部
43 外部入力スイッチ(Aボタン)
46 圧力センサ
47 自動排気弁
48 制御手段
Claims (6)
- 血圧測定部位に巻き付けるカフと、
該カフを加圧する加圧手段と、
前記カフを減圧する減圧手段として設けられて、前記カフ内の空気を制御値に応じた速度で排気する自動排気弁と、
前記カフの圧力を検出して電気的出力を発する圧力センサと、
該圧力センサの検出した圧力値を表示する表示器と、
前記自動排気弁の動作制御を行い、前記自動排気弁に制御値を与えて前記カフ内の空気を排気し該カフを減圧するとき、開弁側への制御値を与えることだけで、前記カフ内の空気の排気速度を制御する制御手段と、を具備し、
前記減圧手段の他の1つとして、前記自動排気弁とは別に更に手動排気弁が設けられ、
前記制御手段が、予め設定された一定排気速度となるように第1の制御値を前記自動排気弁に与えて自動排気動作を実行している途中で、前記手動排気弁による補助排気が行われた場合に、該補助排気の終了時点の前記圧力センサの出力に基づいて、前記一定排気速度と同等の排気速度となるような、前記第1の制御値とは別の第2の制御値を新たに演算し、該第2の制御値を前記自動排気弁に与えて、該自動排気弁に自動排気動作を継続させることを特徴とする血圧計。 - 請求項1に記載の血圧計であって、
更に、手動操作により外部入力信号を発生する外部入力スイッチが設けられると共に、
前記制御手段に、
血圧測定のためのカフの減圧過程において、前記外部入力スイッチにより、第1の外部入力信号が入力されたタイミングと、その後の第2の外部入力信号が入力されたタイミングと、にそれぞれ対応した前記圧力センサの検出値を、最高血圧及び最低血圧として判定する血圧判定手段と、該血圧判定手段が最高血圧と最低血圧を判定した後に、前記表示器に対し最高血圧と最低血圧を表示させる表示制御手段と、が含まれていることを特徴とする血圧計。 - 請求項1または2に記載の血圧計であって、
前記加圧手段として、ゴム球よりなる手動ポンプが設けられ、その手動ポンプの排気口に前記手動排気弁が設けられていることを特徴とする血圧計。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の血圧計であって、
前記表示器に、
前記圧力センサの検出した実際の圧力値を表示する第1表示部と、
前記自動排気弁による排気速度の設定値を目盛上に指標として表示する第2表示部と、
前記圧力センサの検出出力から演算した実際の排気速度を前記目盛に沿って表示する第3表示部と、
が設けられていることを特徴とする血圧計。 - 請求項4に記載の血圧計であって、
前記第3表示部に、前記目盛に沿って、前記実際の排気速度を表示する表示セグメントが複数配列されており、各表示セグメントは、前記目盛と直交する方向の長さの異なるバー状にそれぞれ形成され、且つ、各バー状の表示セグメントの長さが、前記目盛上における排気速度が大になる位置に形成されているものほど長く設定されていることを特徴とする血圧計。 - 請求項5に記載の血圧計であって、
前記第3表示部における前記表示セグメントによる実際の排気速度の表示が、該当する実際の排気速度に相当する表示セグメントと、それより下の排気速度に相当する表示セグメントの全部を表示状態にすることによって行われることを特徴とする血圧計。
Priority Applications (1)
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JP2010003938U JP3162113U (ja) | 2010-06-10 | 2010-06-10 | 血圧計 |
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JP2010003938U JP3162113U (ja) | 2010-06-10 | 2010-06-10 | 血圧計 |
Publications (1)
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JP3162113U true JP3162113U (ja) | 2010-08-19 |
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Family Applications (1)
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JP2010003938U Expired - Lifetime JP3162113U (ja) | 2010-06-10 | 2010-06-10 | 血圧計 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3162113U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014033865A (ja) * | 2012-08-09 | 2014-02-24 | Omron Healthcare Co Ltd | 血圧情報測定装置 |
JP2015177917A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | テルモ株式会社 | 血圧計 |
CN110013236A (zh) * | 2019-03-27 | 2019-07-16 | 浙江糖链科技有限公司 | 一种远程控制血压仪及其远程控制方法 |
CN110652291A (zh) * | 2019-09-27 | 2020-01-07 | 王海荣 | 医用听诊法血压计 |
CN111565627A (zh) * | 2018-01-10 | 2020-08-21 | 欧姆龙健康医疗事业株式会社 | 血压计 |
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- 2010-06-10 JP JP2010003938U patent/JP3162113U/ja not_active Expired - Lifetime
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CN111565627B (zh) * | 2018-01-10 | 2023-12-01 | 欧姆龙健康医疗事业株式会社 | 血压计 |
CN110013236A (zh) * | 2019-03-27 | 2019-07-16 | 浙江糖链科技有限公司 | 一种远程控制血压仪及其远程控制方法 |
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CN110652291B (zh) * | 2019-09-27 | 2024-03-22 | 青岛大学附属医院 | 医用听诊法血压计 |
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