JP3161711U - 抗菌効果を有するメラミン食器 - Google Patents

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Abstract

【課題】抗菌効果を有するメラミン食器を提供する。【解決手段】メラミン食器基材からなる基材部1と上記基材部に均一にブレンドされた抗菌剤2とが含有され、上記抗菌剤が、無機抗菌剤や有機抗菌剤或いは金属酸化物抗菌剤である。メラミン食器基材に上記の何れかの一つの抗菌剤が混合された本体3が形成された後、各抗菌剤の異なる抗菌作用により、異なる抗菌効果が発揮され、また、簡単に作製できるので、コストが低い利点を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、メラミン食器に関するものであり、さらに詳しくは、メラミン食器基材部と抗菌剤とを、適当な割合で混合し、上記混合物を利用して適当な加工条件で、ダイカストにより作製された抗菌効果を有するメラミン食器に関するものである。
メラミン食器は、無味、無毒及び耐天候性でありながら、表面硬度が高く、耐摩擦と環境汚染の問題がないなどの特性があるため、幅広く日常用品の材料として利用されている。例えば、食器や果物皿、サラダ椀、ナイフ、フォーク及びスプーン等のテーブル用品であり、また、浴室や便所の用品にも適用され、その適用範囲が非常に広いが、さらに、メラミン食器について、より多くの利点が得られることが、強く要請されている。
従って、関係分野においてもメラミン成形品の改良が研究開発の重点になり、食器分野においても、メラミン食器基材に抗菌作用を有する植物が添加されて、抗菌効果が実現された食器が開発されている。例えば、竹炭食器であり、所定の割合である粉末状熱硬化性樹脂原料と竹炭粉末粒と添加剤微細粒を混合して原料とし、上記原料を予熱し、必要に応じて造形し、適当な鋳型で成形し、所定の形状を有する本体に硬化させ、更に、本体について、装飾や処理を行って、竹炭食器を作製することができる。このような製品は、内部にある竹炭粉末粒により、抗菌効果が得られるが、その作製過程において、次の欠点がある。
1.熱硬化性樹脂材料に竹炭を添加すると、竹炭の色が黒色であるため、熱硬化性樹脂材料と混合された後、上記混合原料の色が均一に分散されず、美感性に悪影響を与えるという問題がある。
2.竹炭と熱硬化性樹脂材料とを混合した後、上記混合原料が、色が均一にならない問題を解消するためには、黒色の竹炭を漂白することができるが、黒色竹炭を漂白する過程は、複雑で、コストが上昇し、実施することの困難度が非常に高いという問題がある。
かかる状況下において、前記問題点の解消にとって新規な着想が求められてきた。
従って、本考案の主な課題は、メラミン食器基材からなる基材部に、抗菌剤が均一に混合されることにより、美感性に優れ、かつ、抗菌効果が実現された抗菌効果を有するメラミン食器を提供することにある。
そこで、本考案者は、前記の本考案の課題を解決するため、鋭意検討を重ねたところ、メラミン樹脂に着目し、これに抗菌剤を配合することにより、メラミン樹脂を主成分とする前記問題点を解消した食器を提供できることを見出し、本考案に想到した。
かくして、本考案によれば、請求項1において、メラミン樹脂を主成分とするメラミン樹脂成形品の基材部と、該基材部の内部に均一に混合された抗菌剤とからなることを特徴とする抗菌効果を有するメラミン食器が提供される。
請求項2に係る考案によれば、前記抗菌剤が、無機抗菌剤、有機抗菌剤又は金属酸化物抗菌剤であることを特徴とする請求項1に記載の抗菌効果を有するメラミン食器が提供される。
請求項3に係る考案によれば、前記無機抗菌剤が、金属イオンを含有する抗菌剤とTiO光触媒作用を有する抗菌剤及び遠赤外輻射機能を有する抗菌剤からなる群から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする請求項2に記載の抗菌効果を有するメラミン食器が提供される。
請求項4に係る考案によれば、前記有機抗菌剤が、化学合成抗菌剤及び天然抗菌剤からなる群から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする請求項2に記載の抗菌効果を有するメラミン食器が提供される。
請求項5に係る考案によれば、前記金属酸化物抗菌剤が、酸化マグネシウム(MgO)、酸化カルシウム(CaO)及び酸化亜鉛(ZnO)からなる群から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする請求項2に記載の抗菌効果を有するメラミン食器が提供される。
本考案によれば、前記構成からなるメラミン食器を提供するものであり、メラミン樹脂の性能を生かすと共に抗菌効果を奏し、また、美感性に優れたものである。
以下、図面を参照しながら、本考案の特徴や技術内容について、詳しく説明する。もっとも、それらの図面等は、参考や説明のためであり、本考案は、それらによって限定されるものではない。
本考案に係る抗菌効果を有するメラミン食器は、図1乃至図3に示すように、本体3と、該本体3に混合した抗菌剤とからなるメラミン食器をナマのまま提供する。上記本体3は、加熱して所定の形状にダイカストされたもので、例えば、碗やカップ、スプーン及び他の形状の食器を挙げることができ、メラミン食器基材からなる基材部1と、上記基材部1に、均一に混合された抗菌剤2とからなる。
上記抗菌剤2が、無機抗菌剤や有機抗菌剤或いは金属酸化物抗菌剤であり、メラミン食器基材に、上記抗菌剤2の少なくとも一種、特に、何れか一種を混合する。本体3を作製した後、各抗菌剤2の異なる抗菌作用により、異なる抗菌効果が発揮され、また、無機抗菌剤は、金属イオンの抗菌剤やTiO光触媒抗菌剤、遠赤外輻射機能を有する抗菌剤からなる群から選ばれた少なくとも一種、特に、何れか一種であり、上記無機抗菌剤とメラミン食器基材との最適混合割合は、70〜75%のメラミン食器基材と、30〜25%の無機抗菌剤との混合であり、有機抗菌剤は、化学合成抗菌剤や天然抗菌剤の少なくとも一種、特に、何れか一種であり、上記有機抗菌剤とメラミン食器基材との最適混合割合は、70〜69.5%のメラミン食器基材と、30〜30.5%の有機抗菌剤との混合物であり、金属酸化物抗菌剤は、酸化マグネシウムMgOや酸化カルシウムCaO及び酸化亜鉛ZnOからなる群から選ばれた少なくとも一種、特に、何れか一種である。上記金属酸化物抗菌剤とメラミン食器基材1との最適混合割合は、千分の998〜千分の995のメラミン食器基材1と、千分の2〜千分の5の金属酸化物抗菌剤との混合割合が好ましい。
本考案に係るメラミン食器を成形作製する場合において、メラミン食器基材に、適当な割合で、抗菌剤2を均一に混合した後、上記混合原料を、温度170℃〜180℃の環境で加熱し、上記加熱された後の混合原料をダイカストして、硬化させ、所定の造型を有する本体3が形成され、上記本体3は、その内部に混合分散された抗菌剤2により、抗菌効果が得られる。
以上は、本考案のより良い一実施形態についての説明であり、本考案は、それらによって限定されるものではなく、本考案に係わる考案登録請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本考案の範囲内に含まれる。
本考案の一実施形態による椀形状メラミン食器の断面の説明図である。 本考案の一実施形態によるカップ形状メラミン食器の把手部断面の説明図である。 本考案の一実施形態によるスプーン形状メラミン食器の柄部断面の説明図である。
1 基材部
2 抗菌剤
3 本体

Claims (5)

  1. メラミン樹脂を主成分とするメラミン樹脂成形品の基材部と、該基材部の内部に均一に混合された抗菌剤とからなることを特徴とする抗菌効果を有するメラミン食器。
  2. 前記抗菌剤が、無機抗菌剤、有機抗菌剤又は金属酸化物抗菌剤であることを特徴とする請求項1に記載の抗菌効果を有するメラミン食器。
  3. 前記無機抗菌剤が、金属イオンを含有する抗菌剤とTiO光触媒作用を有する抗菌剤及び遠赤外輻射機能を有する抗菌剤からなる群から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする請求項2に記載の抗菌効果を有するメラミン食器。
  4. 前記有機抗菌剤が、化学合成抗菌剤及び天然抗菌剤からなる群から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする請求項2に記載の抗菌効果を有するメラミン食器。
  5. 前記金属酸化物抗菌剤が、酸化マグネシウム(MgO)、酸化カルシウム(CaO)及び酸化亜鉛(ZnO)からなる群から選ばれた少なくとも一種であることを特徴とする請求項2に記載の抗菌効果を有するメラミン食器。
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