JP3161570B2 - 交流入力電源装置の制御方法及び制御回路 - Google Patents
交流入力電源装置の制御方法及び制御回路Info
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- JP3161570B2 JP3161570B2 JP03865994A JP3865994A JP3161570B2 JP 3161570 B2 JP3161570 B2 JP 3161570B2 JP 03865994 A JP03865994 A JP 03865994A JP 3865994 A JP3865994 A JP 3865994A JP 3161570 B2 JP3161570 B2 JP 3161570B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力の高力率化と出力
の交流周波数リプル低減を実現する交流入力電源装置の
制御方法及び制御回路に関するものである。
の交流周波数リプル低減を実現する交流入力電源装置の
制御方法及び制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、高入力力率と低出力リプルを実
現する交流入力電源装置の従来の構成例を示すものであ
る。本従来例では、交流入力源1に力率改善回路Aを介
して接続されるコンデンサCおよび入力電圧Vi ,入力
電流Ii およびコンデンサCの電圧Vc を入力として制
御を行う第1の制御回路Bより構成される第1の電力変
換回路において、入力電流Ii を正弦波形に近似させ高
周波分を減少することによって入力の高力率化が行わ
れ、DC−DCコンバータDおよび第2の制御回路Eよ
り構成される第2の電力変換回路において、出力端子7
に発生する出力電圧V0 の低リプル化が行われる。
現する交流入力電源装置の従来の構成例を示すものであ
る。本従来例では、交流入力源1に力率改善回路Aを介
して接続されるコンデンサCおよび入力電圧Vi ,入力
電流Ii およびコンデンサCの電圧Vc を入力として制
御を行う第1の制御回路Bより構成される第1の電力変
換回路において、入力電流Ii を正弦波形に近似させ高
周波分を減少することによって入力の高力率化が行わ
れ、DC−DCコンバータDおよび第2の制御回路Eよ
り構成される第2の電力変換回路において、出力端子7
に発生する出力電圧V0 の低リプル化が行われる。
【0003】このような従来の入力高力率化を実現する
交流入力電源装置においては、力率改善回路Aの出力電
圧には交流周波数のリプルが生じるので、リプルの低減
された安定な出力電圧を得るためには、図5に示すよう
に力率改善回路Aの後段にDC/DCコンバータを必要
とした。
交流入力電源装置においては、力率改善回路Aの出力電
圧には交流周波数のリプルが生じるので、リプルの低減
された安定な出力電圧を得るためには、図5に示すよう
に力率改善回路Aの後段にDC/DCコンバータを必要
とした。
【0004】図6は、上記の従来方式に比べて装置の小
形化や高効率化に有利となる2入力トランスを用いた交
流入力電源装置の従来の構成例を示すものである。本従
来例では、交流入力源1に接続される第1のインバータ
部2と、この第1のインバータ部2に接続されたエネル
ギー蓄積素子としてのコンデンサ3と、このコンデンサ
3が入力として接続された第2のインバータ部4と、前
記第1,第2のインバータ部2,4の出力にそれぞれ接
続された2つの入力巻線51,52と出力巻線53を有
する2入力トランス5と、前記出力巻線53に接続され
た整流・平滑回路6と、この整流・平滑回路6に接続さ
れた出力端子7と、入力電流Ii および出力電圧V0 を
検出し入力電圧Vi を基準とする前記第1,第2のイン
バータ部2におけるスイッチ素子(図示省略)を制御す
る制御回路8とにより構成されているので、エネルギー
蓄積用のコンデンサ3に充放電される一部の電力量以外
の出力電力量は一段の電力変換回路を通過させるだけで
供給でき、入力高力率と出力交流周波数リプル低減が実
現できるため、小形で高効率な交流入力電源装置を構成
することができる。
形化や高効率化に有利となる2入力トランスを用いた交
流入力電源装置の従来の構成例を示すものである。本従
来例では、交流入力源1に接続される第1のインバータ
部2と、この第1のインバータ部2に接続されたエネル
ギー蓄積素子としてのコンデンサ3と、このコンデンサ
3が入力として接続された第2のインバータ部4と、前
記第1,第2のインバータ部2,4の出力にそれぞれ接
続された2つの入力巻線51,52と出力巻線53を有
する2入力トランス5と、前記出力巻線53に接続され
た整流・平滑回路6と、この整流・平滑回路6に接続さ
れた出力端子7と、入力電流Ii および出力電圧V0 を
検出し入力電圧Vi を基準とする前記第1,第2のイン
バータ部2におけるスイッチ素子(図示省略)を制御す
る制御回路8とにより構成されているので、エネルギー
蓄積用のコンデンサ3に充放電される一部の電力量以外
の出力電力量は一段の電力変換回路を通過させるだけで
供給でき、入力高力率と出力交流周波数リプル低減が実
現できるため、小形で高効率な交流入力電源装置を構成
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本従来例における制御
回路8では、入力電流Ii 及び出力電圧Vi は制御して
いるが、エネルギー蓄積用のコンデンサ3の電圧を制御
する手段が提案されていなかったため、耐圧の高い素子
の使用やコンデンサ3の状態を監視した保護回路等が必
要となり、上記の利点に対する制約があった。
回路8では、入力電流Ii 及び出力電圧Vi は制御して
いるが、エネルギー蓄積用のコンデンサ3の電圧を制御
する手段が提案されていなかったため、耐圧の高い素子
の使用やコンデンサ3の状態を監視した保護回路等が必
要となり、上記の利点に対する制約があった。
【0006】本発明の目的は、上記の欠点を解決し、入
力高力率化と出力交流周波数リプル低減を実現する交流
入力電源装置の制御方法及び制御回路を提供することに
ある。
力高力率化と出力交流周波数リプル低減を実現する交流
入力電源装置の制御方法及び制御回路を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る交流入力電
源装置の制御方法は、エネルギー蓄積素子と、交流入力
源を入力とし前記エネルギー蓄積素子を接続した第1の
インバータ部と、前記エネルギー蓄積素子を入力とする
第2のインバータ部とを有し、前記第1のインバータ部
の出力と前記第2のインバータ部の出力を合成して出力
となす交流入力電源装置の制御方法であって、出力電圧
を検出しこれが一定となるように前記交流入力源から前
記エネルギー蓄積素子への充電エネルギーの制御と、入
力電流を検出しこれを前記交流入力源の電圧に相似な正
弦波状の波形あるいはそれに準じた波形にする制御と、
前記エネルギー蓄積素子の電圧あるいは電流等を検出し
この交流周期での平均値が一定となるように入力電力の
制御とを前記第1のインバータ部におけるスイッチ素子
で行い、出力電圧を検出しこれが一定となるように前記
エネルギー蓄積素子から出力への放電エネルギーの制御
を前記第2のインバータ部におけるスイッチ素子で行う
ことによって、入力力率,出力電圧およびエネルギー蓄
積素子の電圧あるいは電流等を制御するものである。
源装置の制御方法は、エネルギー蓄積素子と、交流入力
源を入力とし前記エネルギー蓄積素子を接続した第1の
インバータ部と、前記エネルギー蓄積素子を入力とする
第2のインバータ部とを有し、前記第1のインバータ部
の出力と前記第2のインバータ部の出力を合成して出力
となす交流入力電源装置の制御方法であって、出力電圧
を検出しこれが一定となるように前記交流入力源から前
記エネルギー蓄積素子への充電エネルギーの制御と、入
力電流を検出しこれを前記交流入力源の電圧に相似な正
弦波状の波形あるいはそれに準じた波形にする制御と、
前記エネルギー蓄積素子の電圧あるいは電流等を検出し
この交流周期での平均値が一定となるように入力電力の
制御とを前記第1のインバータ部におけるスイッチ素子
で行い、出力電圧を検出しこれが一定となるように前記
エネルギー蓄積素子から出力への放電エネルギーの制御
を前記第2のインバータ部におけるスイッチ素子で行う
ことによって、入力力率,出力電圧およびエネルギー蓄
積素子の電圧あるいは電流等を制御するものである。
【0008】また、本発明にかかる交流入力電源装置の
制御回路は、交流入力源に接続される第1のインバータ
部と、この第1のインバータ部により充電されるエネル
ギー蓄積用のコンデンサと、このエネルギー蓄積コンデ
ンサが入力として接続される第2のインバータ部と、前
記第1,第2のインバータ部の出力にそれぞれ接続され
る2つの入力巻線と出力巻線を有する2入力トランス
と、前記出力巻線に接続される整流・平滑回路と、この
整流・平滑回路に接続される出力端子と、前記第1,第
2のインバータ部におけるスイッチ素子を制御する制御
回路とにより構成される交流入力電源装置において、前
記制御回路を、前記コンデンサの電圧と第1の基準電圧
とを入力する第1の誤差増幅器と、前記第1の誤差増幅
器の出力と前記交流入力源の電圧あるいはこれに同期し
た正弦波状の発振波形とを入力とする乗算器と、この乗
算器の出力と入力電流の検出信号とを入力とする第2の
誤差増幅器と、この第2の誤差増幅器の出力を入力とし
入力電流が前記交流入力源の電圧に相似な正弦波状の波
形あるいはそれに準じた波形となり前記コンデンサの電
圧の交流周期での平均値が一定となるようなパルス信号
を出力する第1の比較器と、前記交流入力電源装置の出
力端子の電圧と第2の基準電圧を入力とする第3の誤差
増幅器と、前記第3の誤差増幅器の出力を入力とし、前
記出力端子の電圧が前記第2の基準電圧と等しくなるよ
うに前記コンデンサへの充電エネルギーを制御するパル
ス信号を出力する第2の比較器と、前記交流入力電源装
置の出力端子の電圧と第2の基準電圧を入力とする第4
の誤差増幅器と、この第4の誤差増幅器の出力を入力と
し、前記出力端子の電圧が前記第2の基準電圧と等しく
なるように前記エネルギー蓄積コンデンサからの放電エ
ネルギーを制御するパルス信号を出力する第3の比較器
と、前記3つの比較器の出力を入力とする論理回路と、
前記論理回路の出力を入力とし、前記第1,第2のイン
バータ部におけるスイッチ素子を駆動するドライブ回路
とにより構成したものである。
制御回路は、交流入力源に接続される第1のインバータ
部と、この第1のインバータ部により充電されるエネル
ギー蓄積用のコンデンサと、このエネルギー蓄積コンデ
ンサが入力として接続される第2のインバータ部と、前
記第1,第2のインバータ部の出力にそれぞれ接続され
る2つの入力巻線と出力巻線を有する2入力トランス
と、前記出力巻線に接続される整流・平滑回路と、この
整流・平滑回路に接続される出力端子と、前記第1,第
2のインバータ部におけるスイッチ素子を制御する制御
回路とにより構成される交流入力電源装置において、前
記制御回路を、前記コンデンサの電圧と第1の基準電圧
とを入力する第1の誤差増幅器と、前記第1の誤差増幅
器の出力と前記交流入力源の電圧あるいはこれに同期し
た正弦波状の発振波形とを入力とする乗算器と、この乗
算器の出力と入力電流の検出信号とを入力とする第2の
誤差増幅器と、この第2の誤差増幅器の出力を入力とし
入力電流が前記交流入力源の電圧に相似な正弦波状の波
形あるいはそれに準じた波形となり前記コンデンサの電
圧の交流周期での平均値が一定となるようなパルス信号
を出力する第1の比較器と、前記交流入力電源装置の出
力端子の電圧と第2の基準電圧を入力とする第3の誤差
増幅器と、前記第3の誤差増幅器の出力を入力とし、前
記出力端子の電圧が前記第2の基準電圧と等しくなるよ
うに前記コンデンサへの充電エネルギーを制御するパル
ス信号を出力する第2の比較器と、前記交流入力電源装
置の出力端子の電圧と第2の基準電圧を入力とする第4
の誤差増幅器と、この第4の誤差増幅器の出力を入力と
し、前記出力端子の電圧が前記第2の基準電圧と等しく
なるように前記エネルギー蓄積コンデンサからの放電エ
ネルギーを制御するパルス信号を出力する第3の比較器
と、前記3つの比較器の出力を入力とする論理回路と、
前記論理回路の出力を入力とし、前記第1,第2のイン
バータ部におけるスイッチ素子を駆動するドライブ回路
とにより構成したものである。
【0009】
【作用】本発明にかかる交流入力電源装置の制御方法に
おいては、出力電圧を検出しこれが一定となるように交
流入力源からエネルギー蓄積素子への充電エネルギーの
制御と、入力電流を検出しこれを交流入力源の電圧に相
似な正弦波状の波形あるいはそれに準じた波形にする制
御と、エネルギー蓄積素子の電圧あるいは電流等を検出
しこの交流周期での平均値が一定となるように入力電力
の制御とを第1のインバータ部におけるスイッチ素子で
行い、出力電圧を検出しこれが一定となるようにエネル
ギー蓄積素子から出力への放電エネルギーの制御を第2
のインバータ部におけるスイッチ素子で行うことによっ
て、入力力率,出力電圧およびエネルギー蓄積素子の電
圧あるいは電流等を制御するものである。
おいては、出力電圧を検出しこれが一定となるように交
流入力源からエネルギー蓄積素子への充電エネルギーの
制御と、入力電流を検出しこれを交流入力源の電圧に相
似な正弦波状の波形あるいはそれに準じた波形にする制
御と、エネルギー蓄積素子の電圧あるいは電流等を検出
しこの交流周期での平均値が一定となるように入力電力
の制御とを第1のインバータ部におけるスイッチ素子で
行い、出力電圧を検出しこれが一定となるようにエネル
ギー蓄積素子から出力への放電エネルギーの制御を第2
のインバータ部におけるスイッチ素子で行うことによっ
て、入力力率,出力電圧およびエネルギー蓄積素子の電
圧あるいは電流等を制御するものである。
【0010】また、本発明にかかる交流入力電源装置の
制御回路においては、第1の誤差増幅器は、コンデンサ
の電圧に発生する交流入力源の2倍の周波数のリプルを
伝達しないように、第1の基準電圧源との誤差電圧を出
力する。第2の誤差増幅器は、第1のインバータ部にお
いて高周波スイッチングを行っているために生じる入力
電流のスイッチングリプルを平均化したものと乗算器が
出力する基準電流波形との誤差電圧を出力する。また、
第1の比較器は、入力電流が交流入力源1の入力電圧V
i に相似な正弦波状の波形あるいはそれに準じた波形と
なりコンデンサの電圧Vc の交流周期での平均値が一定
となるような制御を行うためのパルス信号を出力する。
第2の比較器は、出力端子の出力電圧が第2の基準電圧
と等しくなるようにコンデンサへの充電エネルギーを制
御するためのパルス信号を出力する。第3の比較器は、
出力端子の出力電圧が第2の基準電圧と等しくなるよう
にコンデンサからの放電エネルギーを制御するためのパ
ルス信号を出力する。
制御回路においては、第1の誤差増幅器は、コンデンサ
の電圧に発生する交流入力源の2倍の周波数のリプルを
伝達しないように、第1の基準電圧源との誤差電圧を出
力する。第2の誤差増幅器は、第1のインバータ部にお
いて高周波スイッチングを行っているために生じる入力
電流のスイッチングリプルを平均化したものと乗算器が
出力する基準電流波形との誤差電圧を出力する。また、
第1の比較器は、入力電流が交流入力源1の入力電圧V
i に相似な正弦波状の波形あるいはそれに準じた波形と
なりコンデンサの電圧Vc の交流周期での平均値が一定
となるような制御を行うためのパルス信号を出力する。
第2の比較器は、出力端子の出力電圧が第2の基準電圧
と等しくなるようにコンデンサへの充電エネルギーを制
御するためのパルス信号を出力する。第3の比較器は、
出力端子の出力電圧が第2の基準電圧と等しくなるよう
にコンデンサからの放電エネルギーを制御するためのパ
ルス信号を出力する。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0012】図1は、本発明における請求項1に記載の
発明の一実施例を示す回路構成図である。図1に示すよ
うに、本実施例では、交流入力源1に接続される第1の
インバータ部2と、前記第1のインバータ部2に接続さ
れたエネルギー蓄積素子としてのコンデンサ3と、この
コンデンサ3を入力として接続された第2のインバータ
部4と、前記2つのインバータ部2,4の出力にそれぞ
れ接続された2つの入力巻線51,52と出力巻線53
を有する2入力トランス5と、前記出力巻線53に接続
された整流・平滑回路6と、前記整流・平滑回路6に接
続された出力端子7と、入力電流Ii ,出力電圧V0 お
よびコンデンサ3の電圧Vc を検出し前記第1,第2の
インバータ部2,4におけるスイッチ素子(図示省略)
を制御する制御回路100とにより構成され、前記出力
端子7の出力電圧V0 を検出し、これが一定となるよう
に交流入力源1から前記コンデンサ3への充電エネルギ
ーの制御と、入力電流Ii を検出しこれを前記交流入力
源1の入力電圧Vi に相似な正弦波状の波形あるいはそ
れに準じた波形にする制御と、前記コンデンサ3の電圧
Vc を検出しこの交流周期での平均値が一定となるよう
に入力電力の制御とを前記第1のインバータ部2におけ
るスイッチ素子で行い、前記出力端子7の出力電圧V0
を検出し、これが一定となるように行う前記エネルギー
蓄積素子であるコンデンサ3から出力への放電エネルギ
ーの制御を前記第2のインバータ部4におけるスイッチ
素子で行うことによって、入力力率,出力電圧及びコン
デンサ3の電圧を制御するものである。
発明の一実施例を示す回路構成図である。図1に示すよ
うに、本実施例では、交流入力源1に接続される第1の
インバータ部2と、前記第1のインバータ部2に接続さ
れたエネルギー蓄積素子としてのコンデンサ3と、この
コンデンサ3を入力として接続された第2のインバータ
部4と、前記2つのインバータ部2,4の出力にそれぞ
れ接続された2つの入力巻線51,52と出力巻線53
を有する2入力トランス5と、前記出力巻線53に接続
された整流・平滑回路6と、前記整流・平滑回路6に接
続された出力端子7と、入力電流Ii ,出力電圧V0 お
よびコンデンサ3の電圧Vc を検出し前記第1,第2の
インバータ部2,4におけるスイッチ素子(図示省略)
を制御する制御回路100とにより構成され、前記出力
端子7の出力電圧V0 を検出し、これが一定となるよう
に交流入力源1から前記コンデンサ3への充電エネルギ
ーの制御と、入力電流Ii を検出しこれを前記交流入力
源1の入力電圧Vi に相似な正弦波状の波形あるいはそ
れに準じた波形にする制御と、前記コンデンサ3の電圧
Vc を検出しこの交流周期での平均値が一定となるよう
に入力電力の制御とを前記第1のインバータ部2におけ
るスイッチ素子で行い、前記出力端子7の出力電圧V0
を検出し、これが一定となるように行う前記エネルギー
蓄積素子であるコンデンサ3から出力への放電エネルギ
ーの制御を前記第2のインバータ部4におけるスイッチ
素子で行うことによって、入力力率,出力電圧及びコン
デンサ3の電圧を制御するものである。
【0013】図2に、本実施例における入出力電力,充
放電電力及びコンデンサ3の電圧の関係図を示す。すな
わち、本実施例によると、コンデンサ3の充放電エネル
ギーの制御により出力電力が制御できるため、出力電圧
の交流周波数リプル低減と安定化が実現でき、負荷変動
時に対する高速応答や定常誤差低減が可能となる。ま
た、入力電流の波形及び振幅制御により高力率化を図り
ながら入出力電力のバランスがとれるため、コンデンサ
3の電圧も制御することができる。
放電電力及びコンデンサ3の電圧の関係図を示す。すな
わち、本実施例によると、コンデンサ3の充放電エネル
ギーの制御により出力電力が制御できるため、出力電圧
の交流周波数リプル低減と安定化が実現でき、負荷変動
時に対する高速応答や定常誤差低減が可能となる。ま
た、入力電流の波形及び振幅制御により高力率化を図り
ながら入出力電力のバランスがとれるため、コンデンサ
3の電圧も制御することができる。
【0014】図3は、本発明における請求項2に記載の
第1の実施例を示す回路構成図である。図3に示すよう
に、本実施例における交流入力電源装置は、交流入力源
1に接続されるダイオードよりなる整流回路8と、前記
整流回路8に接続されたインダクタ21と、前記インダ
クタ21に接続されたスイッチ素子22,23により構
成される第1のインバータ部2と、前記インダクタ21
にダイオード9を介して接続されたエネルギー蓄積コン
デンサ3と、このコンデンサ3に接続されスイッチ素子
42,43を有する第2のインバータ部4と、前記2つ
のインバータ部2,4の出力にそれぞれ接続された2つ
の入力巻線51,52と出力巻線53を有する2入力ト
ランス5と、前記出力巻線53に接続されたダイオード
61,62および出力コンデンサ63からなる整流・平
滑回路6と、前記整流・平滑回路6に接続される出力端
子7と、制御回路100とにより構成される。
第1の実施例を示す回路構成図である。図3に示すよう
に、本実施例における交流入力電源装置は、交流入力源
1に接続されるダイオードよりなる整流回路8と、前記
整流回路8に接続されたインダクタ21と、前記インダ
クタ21に接続されたスイッチ素子22,23により構
成される第1のインバータ部2と、前記インダクタ21
にダイオード9を介して接続されたエネルギー蓄積コン
デンサ3と、このコンデンサ3に接続されスイッチ素子
42,43を有する第2のインバータ部4と、前記2つ
のインバータ部2,4の出力にそれぞれ接続された2つ
の入力巻線51,52と出力巻線53を有する2入力ト
ランス5と、前記出力巻線53に接続されたダイオード
61,62および出力コンデンサ63からなる整流・平
滑回路6と、前記整流・平滑回路6に接続される出力端
子7と、制御回路100とにより構成される。
【0015】また、図3に示すように、本実施例におけ
る制御回路100は、前記コンデンサ3の電圧Vc と第
1の基準電圧源101とを入力とする第1の誤差増幅器
102と、前記第1の誤差増幅器102の出力と交流入
力源1の電圧あるいはこれに同期した正弦波状の発振波
形の絶対値とを入力とする乗算器103と、前記乗算器
103の出力と入力インダクタ21に流れる入力電流I
i の検出信号とを入力とする第2の誤差増幅器104
と、前記第2の誤差増幅器104の出力と鋸波発振器1
05から出力される鋸波とを入力する第1の比較器10
6と、前記交流入力電源装置の出力端子7の出力電圧V
0 と第2の基準電圧107とを入力とする第3の誤差増
幅器108と、前記第3の誤差増幅器108の出力と前
記鋸波発振器105からの鋸波とを入力とする第2の比
較器109と、前記交流入力電源装置の出力端子7の出
力電圧V0 と第2の基準電圧107とを入力とする第4
の誤差増幅器110と、前記第4の誤差増幅器110の
出力と前記鋸波発振器105からの鋸波とを入力とする
第3の比較器111と、前記3つの比較器106,10
9,111の出力を入力としNOT,AND,NOR及
びフリップフロップ等からなる論理回路112と、前記
論理回路112の出力を入力とし前記スイッチ素子22
及び23を駆動する第1のドライブ回路113と、前記
論理回路112の出力を入力とし前記スイッチ素子42
及び43を駆動する第2のドライブ回路114とにより
構成される。
る制御回路100は、前記コンデンサ3の電圧Vc と第
1の基準電圧源101とを入力とする第1の誤差増幅器
102と、前記第1の誤差増幅器102の出力と交流入
力源1の電圧あるいはこれに同期した正弦波状の発振波
形の絶対値とを入力とする乗算器103と、前記乗算器
103の出力と入力インダクタ21に流れる入力電流I
i の検出信号とを入力とする第2の誤差増幅器104
と、前記第2の誤差増幅器104の出力と鋸波発振器1
05から出力される鋸波とを入力する第1の比較器10
6と、前記交流入力電源装置の出力端子7の出力電圧V
0 と第2の基準電圧107とを入力とする第3の誤差増
幅器108と、前記第3の誤差増幅器108の出力と前
記鋸波発振器105からの鋸波とを入力とする第2の比
較器109と、前記交流入力電源装置の出力端子7の出
力電圧V0 と第2の基準電圧107とを入力とする第4
の誤差増幅器110と、前記第4の誤差増幅器110の
出力と前記鋸波発振器105からの鋸波とを入力とする
第3の比較器111と、前記3つの比較器106,10
9,111の出力を入力としNOT,AND,NOR及
びフリップフロップ等からなる論理回路112と、前記
論理回路112の出力を入力とし前記スイッチ素子22
及び23を駆動する第1のドライブ回路113と、前記
論理回路112の出力を入力とし前記スイッチ素子42
及び43を駆動する第2のドライブ回路114とにより
構成される。
【0016】ここで、第1の誤差増幅器102は、コン
デンサ3の電圧に発生する交流入力源1の2倍の周波数
のリプルを伝達しないものであり、第1の基準電圧源1
01との誤差電圧を出力する。第2の誤差増幅器104
は、第1のインバータ部2において高周波スイッチング
を行っているために生じる入力電流Ii のスイッチング
リプルを平均化したものと、乗算器103が出力する基
準電流波形との誤差電圧を出力する。また、第1の比較
器106は、入力電流Ii が交流入力源1の入力電圧V
i に相似な正弦波状の波形あるいはそれに準じた波形と
なりコンデンサ3の電圧Vc の交流周期での平均値が一
定となるような制御を行うため、スイッチ素子22と2
3との同時オン期間を制御するパルス信号を出力する。
第2の比較器109は、出力端子7の出力電圧V0 が第
2の基準電圧107と等しくなるようにコンデンサ3へ
の充電エネルギーを制御するため、スイッチ素子22と
23との同時オフ期間のパルス信号を出力する。第3の
比較器111は、出力端子7の出力電圧V0 が第2の基
準電圧107と等しくなるようにコンデンサ3からの放
電エネルギーを制御するため、スイッチ素子42及び4
3のオン期間のパルス信号を出力する。
デンサ3の電圧に発生する交流入力源1の2倍の周波数
のリプルを伝達しないものであり、第1の基準電圧源1
01との誤差電圧を出力する。第2の誤差増幅器104
は、第1のインバータ部2において高周波スイッチング
を行っているために生じる入力電流Ii のスイッチング
リプルを平均化したものと、乗算器103が出力する基
準電流波形との誤差電圧を出力する。また、第1の比較
器106は、入力電流Ii が交流入力源1の入力電圧V
i に相似な正弦波状の波形あるいはそれに準じた波形と
なりコンデンサ3の電圧Vc の交流周期での平均値が一
定となるような制御を行うため、スイッチ素子22と2
3との同時オン期間を制御するパルス信号を出力する。
第2の比較器109は、出力端子7の出力電圧V0 が第
2の基準電圧107と等しくなるようにコンデンサ3へ
の充電エネルギーを制御するため、スイッチ素子22と
23との同時オフ期間のパルス信号を出力する。第3の
比較器111は、出力端子7の出力電圧V0 が第2の基
準電圧107と等しくなるようにコンデンサ3からの放
電エネルギーを制御するため、スイッチ素子42及び4
3のオン期間のパルス信号を出力する。
【0017】図4は、本発明における請求項2に記載の
発明の第2の実施例を示す回路構成図である。図4に示
すように、本実施例における交流入力電源装置は、交流
入力源1に接続されるダイオードよりなる整流回路8
と、前記整流回路8に接続されたインダクタ21と、前
記インダクタ21に接続されたスイッチ素子22,23
により構成される第1のインバータ部2と、前記インダ
クタ21にダイオード9を介して接続されたエネルギー
蓄積コンデンサ3と、このコンデンサ3に接続されたス
イッチ素子42を有する第2のインバータ部4と、前記
2つのインバータ部2,4の出力にそれぞれ接続された
2つの入力巻線51,52と出力巻線53を有する2入
力トランス5と、前記出力巻線53に接続されたダイオ
ード61および出力コンデンサ63からなる整流・平滑
回路6と、前記整流・平滑回路6に接続される出力端子
7と、制御回路100とにより構成される。
発明の第2の実施例を示す回路構成図である。図4に示
すように、本実施例における交流入力電源装置は、交流
入力源1に接続されるダイオードよりなる整流回路8
と、前記整流回路8に接続されたインダクタ21と、前
記インダクタ21に接続されたスイッチ素子22,23
により構成される第1のインバータ部2と、前記インダ
クタ21にダイオード9を介して接続されたエネルギー
蓄積コンデンサ3と、このコンデンサ3に接続されたス
イッチ素子42を有する第2のインバータ部4と、前記
2つのインバータ部2,4の出力にそれぞれ接続された
2つの入力巻線51,52と出力巻線53を有する2入
力トランス5と、前記出力巻線53に接続されたダイオ
ード61および出力コンデンサ63からなる整流・平滑
回路6と、前記整流・平滑回路6に接続される出力端子
7と、制御回路100とにより構成される。
【0018】また、図4に示すように、本実施例におけ
る制御回路100は、前記コンデンサ3の電圧Vc と第
1の基準電圧源101とを入力とする第1の誤差増幅器
102と、前記第1の誤差増幅器102の出力と交流入
力源1の入力電圧Vi あるいはこれに同期した正弦波状
の発振波形の絶対値とを入力とする乗算器103と、前
記乗算器103の出力と入力インダクタ21に流れる入
力電流Ii の検出信号とを入力とする第2の誤差増幅器
104と、前記第2の誤差増幅器104の出力と鋸波発
振器105から出力される鋸波とを入力する第1の比較
器106と、前記交流入力電源装置の出力端子7の出力
電圧V0 と第2の基準電圧107とを入力とする第3の
誤差増幅器108と、前記第3の誤差増幅器108の出
力と前記鋸波発振器105からの鋸波とを入力とする第
2の比較器109と、前記交流入力電源装置の出力端子
7の出力電圧V0 と第2の基準電圧107とを入力とす
る第4の誤差増幅器110と、前記第4の誤差増幅器1
10の出力と前記鋸波発振器105からの鋸波とを入力
とする第3の比較器111と、前記3つの比較器10
6,109,111の出力を入力としOR,NOT,A
ND等からなる論理回路112と、前記論理回路112
の出力を入力とし前記スイッチ素子22及び23を駆動
する第1のドライブ回路113と、前記論理回路112
の出力を入力とし前記スイッチ素子42を駆動する第2
のドライブ回路114とにより構成される。
る制御回路100は、前記コンデンサ3の電圧Vc と第
1の基準電圧源101とを入力とする第1の誤差増幅器
102と、前記第1の誤差増幅器102の出力と交流入
力源1の入力電圧Vi あるいはこれに同期した正弦波状
の発振波形の絶対値とを入力とする乗算器103と、前
記乗算器103の出力と入力インダクタ21に流れる入
力電流Ii の検出信号とを入力とする第2の誤差増幅器
104と、前記第2の誤差増幅器104の出力と鋸波発
振器105から出力される鋸波とを入力する第1の比較
器106と、前記交流入力電源装置の出力端子7の出力
電圧V0 と第2の基準電圧107とを入力とする第3の
誤差増幅器108と、前記第3の誤差増幅器108の出
力と前記鋸波発振器105からの鋸波とを入力とする第
2の比較器109と、前記交流入力電源装置の出力端子
7の出力電圧V0 と第2の基準電圧107とを入力とす
る第4の誤差増幅器110と、前記第4の誤差増幅器1
10の出力と前記鋸波発振器105からの鋸波とを入力
とする第3の比較器111と、前記3つの比較器10
6,109,111の出力を入力としOR,NOT,A
ND等からなる論理回路112と、前記論理回路112
の出力を入力とし前記スイッチ素子22及び23を駆動
する第1のドライブ回路113と、前記論理回路112
の出力を入力とし前記スイッチ素子42を駆動する第2
のドライブ回路114とにより構成される。
【0019】ここで、第1の誤差増幅器102は、コン
デンサ3の電圧に発生する交流入力源の2倍の周波数の
リプルを伝達しないものであり、第1の基準電圧源10
1との誤差電圧を出力する。第2の誤差増幅器104
は、第1のインバータ部2において高周波スイッチング
を行っているために生じる入力電流Ii のスイッチング
リプルを平均化したものと乗算器103が出力する基準
電流波形との誤差電圧を出力する。また、第1の比較器
106は、入力電流Ii が交流入力源1の電圧に相似な
正弦波状の波形あるいはそれに準じた波形となりコンデ
ンサ3の電圧の交流周期での平均値が一定となるような
制御を行うために、スイッチ素子22のオン期間を制御
するパルス信号を出力する。第2の比較器109は、出
力端子7の出力電圧V0 が第2の基準電圧107と等し
くなるようにコンデンサ3への充電エネルギーを制御す
るため、スイッチ素子23のオフ期間のパルス信号を出
力する。第3の比較器111は、出力端子7の電圧が第
2の基準電圧107と等しくなるようにコンデンサ3か
らの放電エネルギーを制御するため、スイッチ素子42
のオン期間のパルス信号を出力する。
デンサ3の電圧に発生する交流入力源の2倍の周波数の
リプルを伝達しないものであり、第1の基準電圧源10
1との誤差電圧を出力する。第2の誤差増幅器104
は、第1のインバータ部2において高周波スイッチング
を行っているために生じる入力電流Ii のスイッチング
リプルを平均化したものと乗算器103が出力する基準
電流波形との誤差電圧を出力する。また、第1の比較器
106は、入力電流Ii が交流入力源1の電圧に相似な
正弦波状の波形あるいはそれに準じた波形となりコンデ
ンサ3の電圧の交流周期での平均値が一定となるような
制御を行うために、スイッチ素子22のオン期間を制御
するパルス信号を出力する。第2の比較器109は、出
力端子7の出力電圧V0 が第2の基準電圧107と等し
くなるようにコンデンサ3への充電エネルギーを制御す
るため、スイッチ素子23のオフ期間のパルス信号を出
力する。第3の比較器111は、出力端子7の電圧が第
2の基準電圧107と等しくなるようにコンデンサ3か
らの放電エネルギーを制御するため、スイッチ素子42
のオン期間のパルス信号を出力する。
【0020】この第2の実施例でも示したように、他の
タイプのコンバータに対する制御回路も同様に構成で
き、本発明を実現することができる。
タイプのコンバータに対する制御回路も同様に構成で
き、本発明を実現することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、エ
ネルギー蓄積素子と、交流源を入力とし前記エネルギー
蓄積素子を接続した第1のインバータ部と、前記エネル
ギー蓄積素子を入力とする第2のインバータ部とを有
し、前記第1のインバータ部の出力と前記第2のインバ
ータ部の出力を合成して出力となす交流入力電源装置に
おいて、出力電圧を検出しこれを一定にする制御と、入
力電流を検出しこれを前記交流入力源の電圧に相似な正
弦波状の波形あるいはそれに準じた波形にする制御に加
え、前記エネルギー蓄積素子の電圧あるいは電流等を検
出しこの交流周期での平均値が一定となるように行う入
力電力の制御を行うことによって、入力力率,出力電圧
だけでなくエネルギー蓄積素子の電圧あるいは電流等を
制御することができる。したがって、本発明の制御方法
及び制御回路を用いることにより、前記交流入力電源装
置をエネルギー蓄積素子が安定な状態で動作させること
ができるため、前記交流入力電源装置の小形・高効率化
の効果を十分に発揮することができる。
ネルギー蓄積素子と、交流源を入力とし前記エネルギー
蓄積素子を接続した第1のインバータ部と、前記エネル
ギー蓄積素子を入力とする第2のインバータ部とを有
し、前記第1のインバータ部の出力と前記第2のインバ
ータ部の出力を合成して出力となす交流入力電源装置に
おいて、出力電圧を検出しこれを一定にする制御と、入
力電流を検出しこれを前記交流入力源の電圧に相似な正
弦波状の波形あるいはそれに準じた波形にする制御に加
え、前記エネルギー蓄積素子の電圧あるいは電流等を検
出しこの交流周期での平均値が一定となるように行う入
力電力の制御を行うことによって、入力力率,出力電圧
だけでなくエネルギー蓄積素子の電圧あるいは電流等を
制御することができる。したがって、本発明の制御方法
及び制御回路を用いることにより、前記交流入力電源装
置をエネルギー蓄積素子が安定な状態で動作させること
ができるため、前記交流入力電源装置の小形・高効率化
の効果を十分に発揮することができる。
【図1】本発明における請求項1に記載の発明の実施例
を示す回路構成図である。
を示す回路構成図である。
【図2】本発明におけるコンデサの電圧,入力電圧の波
形例ならびに入出力電力,充放電電力の関係を示す図で
ある。
形例ならびに入出力電力,充放電電力の関係を示す図で
ある。
【図3】本発明における請求項2に記載の発明の第1の
実施例を示す回路構成図である。
実施例を示す回路構成図である。
【図4】本発明における請求項2に記載の発明の第2の
実施例を示す回路構成図である。
実施例を示す回路構成図である。
【図5】従来の縦続接続による交流入力電源装置を示す
回路構成図である。
回路構成図である。
【図6】従来の2入力トランスを用いた交流入力電源装
置を示す回路構成図である。
置を示す回路構成図である。
1 交流入力源 2 第1のインバータ部 3 コンデンサ 4 第2のインバータ部 5 2入力トランス 6 整流・平滑回路 7 出力端子 8 整流回路 9 ダイオード 21 インダクタ 22 スイッチ素子 23 スイッチ素子 61 ダイオード 62 ダイオード 63 出力コンデンサ 100 制御回路 101 第1の基準電圧源 102 第1の誤差増幅器 103 乗算器 104 第2の誤差増幅器 105 鋸波発振器 106 第1の比較器 107 基準電圧 108 第3の誤差増幅器 109 第2の比較器 110 第4の誤差増幅器 111 第3の比較器 112 論理回路 113 第1のドライブ回路 114 第2のドライブ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−56070(JP,A) 実開 平2−83689(JP,U) 実開 平4−10587(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/00 - 7/40 H02M 3/00 - 3/44
Claims (2)
- 【請求項1】 エネルギー蓄積素子と、 交流入力源を入力とし前記エネルギー蓄積素子を接続し
た第1のインバータ部と、 前記エネルギー蓄積素子を入力とする第2のインバータ
部と、を有し、 前記第1のインバータ部の出力と前記第2のインバータ
部の出力を合成して出力となす交流入力電源装置の制御
方法であって、 出力電圧を検出しこれが一定となるように前記交流入力
源から前記エネルギー蓄積素子への充電エネルギーの制
御と、入力電流を検出しこれを前記交流入力源の電圧に
相似な正弦波状の波形あるいはそれに準じた波形にする
制御と、前記エネルギー蓄積素子の電圧あるいは電流等
を検出しこの交流周期での平均値が一定となるように入
力電力の制御とを前記第1のインバータ部におけるスイ
ッチ素子で行い、 出力電圧を検出しこれが一定となるように前記エネルギ
ー蓄積素子から出力への放電エネルギーの制御を前記第
2のインバータ部におけるスイッチ素子で行うことによ
って、 入力力率,出力電圧およびエネルギー蓄積素子の電圧あ
るいは電流等を制御することを特徴とする交流入力電源
装置の制御方法。 - 【請求項2】 交流入力源に接続される第1のインバー
タ部と、 この第1のインバータ部により充電されるエネルギー蓄
積用のコンデンサと、 このエネルギー蓄積コンデンサが入力として接続される
第2のインバータ部と、 前記第1,第2のインバータ部の出力にそれぞれ接続さ
れる2つの入力巻線と出力巻線を有する2入力トランス
と、 前記出力巻線に接続される整流・平滑回路と、 この整流・平滑回路に接続される出力端子と、 前記第1,第2のインバータ部におけるスイッチ素子を
制御する制御回路とにより構成される交流入力電源装置
において、前記制御回路を、 前記コンデンサの電圧と第1の基準電圧とを入力とする
第1の誤差増幅器と、 この第1の誤差増幅器の出力と前記交流入力源の電圧あ
るいはこれに同期した正弦波状の発振波形とを入力とす
る乗算器と、 この乗算器の出力と入力電流の検出信号とを入力とする
第2の誤差増幅器と、 この第2の誤差増幅器の出力を入力とし、前記入力電流
が前記交流入力源の電圧に相似な正弦波状の波形あるい
はそれに準じた波形となり前記コンデンサの電圧の交流
周期での平均値が一定となるようなパルス信号を出力す
る第1の比較器と、 前記交流入力電源装置の出力端子の電圧と第2の基準電
圧を入力とする第3の誤差増幅器と、 前記第3の誤差増幅器の出力を入力とし、前記出力端子
の電圧が前記第2の基準電圧と等しくなるように前記コ
ンデンサへの充電エネルギーを制御するパルス信号を出
力する第2の比較器と、 前記交流入力電源装置の出力端子の電圧と第2の基準電
圧を入力とする第4の誤差増幅器と、 この第4の誤差増幅器の出力を入力とし、前記出力端子
の電圧が前記第2の基準電圧と等しくなるように前記コ
ンデンサからの放電エネルギーを制御するパルス信号を
出力する第3の比較器と、 前記3つの比較器の出力を入力とする論理回路と、 前記論理回路の出力を入力とし、前記第1,第2のイン
バータ部におけるスイッチ素子を駆動するドライブ回路
と、 により構成したことを特徴とする交流入力電源装置の制
御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03865994A JP3161570B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 交流入力電源装置の制御方法及び制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03865994A JP3161570B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 交流入力電源装置の制御方法及び制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07250476A JPH07250476A (ja) | 1995-09-26 |
JP3161570B2 true JP3161570B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=12531395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03865994A Expired - Fee Related JP3161570B2 (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 交流入力電源装置の制御方法及び制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3161570B2 (ja) |
-
1994
- 1994-03-09 JP JP03865994A patent/JP3161570B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH07250476A (ja) | 1995-09-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |