JP3161077B2 - 2つの開口部をもつ恒温槽の扉の開閉機構 - Google Patents

2つの開口部をもつ恒温槽の扉の開閉機構

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JP3161077B2
JP3161077B2 JP25379292A JP25379292A JP3161077B2 JP 3161077 B2 JP3161077 B2 JP 3161077B2 JP 25379292 A JP25379292 A JP 25379292A JP 25379292 A JP25379292 A JP 25379292A JP 3161077 B2 JP3161077 B2 JP 3161077B2
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宏 太田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、恒温槽の扉の開閉機
構についてのものである。バーンイン装置に使用される
恒温槽は2つの開口部をもつものが多く、開口部から温
度試験されるバーンインボードを出し入れするときに開
口部に対応する扉を開閉する。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術による恒温槽の扉の開閉
機構の構成を図5により説明する。図5の8は恒温槽、
9Aと9Bは扉である。図5では、恒温槽8は第1の開
口部8Aと第2の開口部8Bが形成され、第1の開口部
8Aは扉9Aが開閉することにより密閉または開放さ
れ、第2の開口部8Bは扉9Bが開閉することにより密
閉または開放される。
【0003】扉9A・9Bはヒンジ8Dで恒温槽8と回
転自在に保持される。扉9A・9Bを開けるときは取っ
手9Eを引き、溝8Cから引掛具9Dを開放し、扉9A
・9Bを閉じるときは取っ手9を押し、溝8Cに引掛具
9Dを入れ固定する。開口部8A・8Bの周囲には断熱
ゴム8Dが取り付けられ、扉9A・9Bと密着し熱遮断
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5の構成では、扉を
開けると、恒温槽の前部に扉が飛び出してしまうので、
部品の出し入れにスペースをとり不便である。また、扉
の開閉は手動であり、バーンインボードを出し入れする
度に、扉を開閉するのは不便である。
【0005】この考案は、恒温槽の第1の開口部に第1
の扉が着脱するよう第1の駆動機構を設け、恒温槽の第
2の開口部に第2の扉が着脱するよう第2の駆動機構を
設け、第1の開口部を開放するときは、第1の扉を第1
の駆動機構で第1の開口部の前方に移動し、水平移動手
段で第2の扉の前方に移動し、第2の開口部を開放する
ときは、第2の扉を第2の駆動機構で第2の開口部の前
方に移動し、水平移動手段で第1の扉の前方に移動する
恒温槽の扉の開閉機構の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上部にコの字状の凸部1
Aを形成し、底面に複数の球10を回転自在に保持し、
背面に複数のL字型突起1Bを形成する扉1と、上部に
コの字状の凸部2Aを形成し、底面に複数の球10を回
転自在に保持し、背面に複数のL字型突起2Bを形成す
る扉2と、複数のL字型突起1Bと連結する複数のコの
字型の突起3Aと、複数のL字型突起2Bと連結する複
数のコの字型の突起4Aと、恒温槽5の開口部5Aに扉
1が着脱するよう突起3Aを水平に移動する駆動機構3
と、恒温槽5の開口部5Bに扉2が着脱するよう突起4
Aを水平に移動する駆動機構4と、凸部1Aの溝または
凸部2Aの溝に入る凸字状のブロック6Aをもつ水平移
動手段6と、恒温槽5に取り付け、球10を案内する軌
道7Aを形成する受台7とを備え、開口部5Aを開放す
るときは、扉1を駆動機構3で開口部5Aの前方に移動
し、水平移動手段6で扉2の前方に移動し、開口部5B
を開放するときは、扉2を駆動機構4で開口部5Bの前
方に移動し、水平移動手段6で扉1の前方に移動する。
【0007】
【作用】次に、この発明による恒温槽の扉の開閉機構の
構成を図1により説明する。図1の1と2は扉、3と4
は駆動機構、5は恒温槽、6は水平移動手段、7は受台
である。図1では、扉1は恒温槽5の開口部5Aを密閉
する形で配置され、扉2は恒温槽5の開口部5Bを密閉
する形で配置される。駆動機構3は扉1が開口部5Aに
着脱するよう水平に移動させ、駆動機構4は扉2が開口
部5Bに着脱するよう水平に移動させる。
【0008】扉1の上部にはコの字状の凸部1Aが形成
され、底面に複数の球10が回転自在に保持される。扉
2の上部にはコの字状の凸部2Aが形成され、底面に複
数の球10が回転自在に保持される。水平移動手段6は
ブロック6Aとボールねじ6Bとモータ6Cで構成さ
れ、モータ6Cでボールねじ6Bを回転するとブロック
6Aはボールねじ6Bの軸方向に水平に移動する。ブロ
ック6Aは凸字状に形成され、凸部1A・2Aの溝に入
る。受台7は恒温槽5に取り付けられ、球10を案内す
る軌道7Aが形成される。
【0009】次に駆動機構3・4の構成を図2により説
明する。図2は図1の要部斜視図であり、扉1の駆動機
構3を背面より見たものである。駆動機構3と駆動機構
4は構成が対称になっているので、図2では主として駆
動機構3の構成を説明し、駆動機構4の構成は省略す
る。図2の1BはL字型突起、3Aは突起、3Bと3C
は取付板、3Dと3Eはボールねじであり、3Fと3G
は歯車変換器、3Hと3Jは軸、3Kと3Lは歯車変換
器、3Mは軸、3Nはモータである。
【0010】扉1の背面には複数のL字型突起1Bが形
成され、複数の突起3Aと連結する。取付板3Bの第1
の端部には突起3Aが取り付けられ、第1の端部と反対
側の第2の端部にはボールねじ3Dが組み込まれる。取
付板3Cの第3の端部には突起3Aが取り付けられ、第
3の端部と反対側の第4の端部にはボールねじ3Eが組
み込まれる。ボールねじ3D・3Eは歯車変換器3F・
3Gで回転軸が変換され、軸3H・3Jで回転運動が伝
達される。軸3H・3Jは歯車変換器3K・3Lで回転
軸が変換され、軸3Mで回転運動が伝達される。歯車変
換器3Kにはモータ3Nが接続され、モータ3Nが駆動
すると、取付板3B・3Cが一体となって前後進し、扉
1を移動させる。
【0011】駆動機構4はL字型突起2B、突起4A、
取付板4B・4C、ボールねじ4D・4E、歯車変換器
4F・4G、軸4H・4J、歯車変換器4K・4L、軸
4M、モータ4Nで構成される。駆動機構4は、駆動機
構3と同様にモータ4Nを駆動することにより、取付板
4B・4Cが一体となって前後進し、扉2を移動させ
る。
【0012】次に、図3と図4により、この発明の作用
を説明する。図3は図1の状態から駆動機構3のモータ
3Nを駆動して開口部5Aに密着していた扉1を前進さ
せた状態である。図3の状態では、扉1の凸部1Aの溝
にブロック6Aが入り、連結する。
【0013】図4は、扉1がブロック6Aに連結されて
扉2の前方に移動した状態である。図3の状態からモー
タ6Cを駆動するとボールねじ6Bの回転により、ブロ
ック6Aに連結された扉1が水平に移動する。扉1が水
平に扉2側に移動すると、駆動機構3の突起3Aと扉1
のL字型突起1Bの連結が解除され、扉1は底面に保持
された球10が受台7の軌道7Aに案内され移動する。
図4の状態で開口部5Aから恒温槽5にバーンインボー
ドを出し入れする。
【0014】図4の状態からモータ6Cを駆動すると、
図3の状態に戻り、扉1のL字型突起1Bに駆動機構3
の突起3Aが連結する。図3の状態からモータ3Nを駆
動すると図1の状態に戻り、扉1が開口部5Aを密閉す
る。
【0015】開口部5Bを開放するときは、駆動機構4
で扉2の開口部5Aの前方に移動し、水平移動手段6で
扉2を扉1の前方に移動する。
【0016】
【発明の効果】この発明は、恒温槽の第1の開口部に第
1の扉が着脱するよう第1の駆動機構を設け、恒温槽の
第2の開口部に第2の扉が着脱するよう第2の駆動機構
を設け、第1の開口部を開放するときは、第1の扉を第
1の駆動機構で第1の開口部の前方に移動し、水平移動
手段で第2の扉の前方に移動し、第2の開口部を開放す
るときは、第2の扉を第2の駆動機構で第2の開口部の
前方に移動し、水平移動手段で第1の扉の前方に移動す
るので、恒温槽の前部にスペースを確保でき、扉の開閉
の自動化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による恒温槽の扉の開閉機構の構成図
である。
【図2】駆動機構3・4の構成図である。
【図3】図1の状態から扉1を前進させた状態図であ
る。
【図4】図3の状態から扉1が水平に移動した状態図で
ある。
【図5】従来技術による恒温槽の扉の開閉機構の構成図
である。
【符号の説明】
1 扉 1A 凸部 1B L字型突起 2 扉 2A 凸部 2B L字型突起 3 駆動機構 3A 突起 4 駆動機構 4A 突起 5 恒温槽 5A 開口部 5B 開口部 6 水平移動手段 6A ブロック 7 受台 7A 軌道 10 球
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01L 7/00 B01L 11/00 F27B 17/02 F27D 1/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部にコの字状の第1の凸部(1A)を形成
    し、底面に複数の球(10)を回転自在に保持し、背面に複
    数の第1のL字型突起(1B)を形成する第1の扉(1) と、 上部にコの字状の第2の凸部(2A)を形成し、底面に複数
    の球(10)を回転自在に保持し、背面に複数の第2のL字
    型突起(2B)を形成する第2の扉(2) と、 複数の第1のL字型突起(1B)と連結する複数のコの字型
    の第1の突起(3A)と、 複数の第2のL字型突起(2B)と連結する複数のコの字型
    の第2の突起(4A)と、 恒温槽(5) の第1の開口部(5A)に第1の扉(1) が着脱す
    るよう第1の突起(3A)を水平に移動する第1の駆動機構
    (3) と、 恒温槽(5) の第2の開口部(5B)に第2の扉(2) が着脱す
    るよう第2の突起(4A)を水平に移動する第2の駆動機構
    (4) と、 第1の凸部(1A)の溝または第2の凸部(2A)の溝に入る凸
    字状のブロック(6A)をもつ水平移動手段(6) と、 恒温槽(5) に取り付け、球(10)を案内する軌道(7A)を形
    成する受台(7) とを備え、 第1の開口部(5A)を開放するときは、第1の扉(1) を第
    1の駆動機構(3) で第1の開口部(5A)の前方に移動し、
    水平移動手段(6) で第2の扉(2) の前方に移動し、 第2の開口部(5B)を開放するときは、第2の扉(2) を第
    2の駆動機構(4) で第2の開口部(5B)の前方に移動し、
    水平移動手段(6) で第1の扉(1) の前方に移動すること
    を特徴とする2つの開口部をもつ恒温槽の扉の開閉機
    構。
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