JP3160426B2 - 混相流体の分配器 - Google Patents

混相流体の分配器

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JP3160426B2 JP16381893A JP16381893A JP3160426B2 JP 3160426 B2 JP3160426 B2 JP 3160426B2 JP 16381893 A JP16381893 A JP 16381893A JP 16381893 A JP16381893 A JP 16381893A JP 3160426 B2 JP3160426 B2 JP 3160426B2
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/40Fluid line arrangements
    • F25B41/42Arrangements for diverging or converging flows, e.g. branch lines or junctions
    • F25B41/45Arrangements for diverging or converging flows, e.g. branch lines or junctions for flow control on the upstream side of the diverging point, e.g. with spiral structure for generating turbulence
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B39/00Evaporators; Condensers
    • F25B39/02Evaporators
    • F25B39/028Evaporators having distributing means

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は気体と液体、気体と粉粒
状固体、液体と粉粒状固体、気体と液体と粉粒状固体等
の混相流体の分配器、特に、冷凍装置の気液二相冷媒を
分配するのに好適な分配器に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は図7に示す分配器について特
許出願(特願平5-39305) した。図7において、1は流
入管、2は拡散管、3A、3B、3C、3D、3E、3Fは多孔盤、
4A、4B、4C、4D、4E、4Fは集合盤、6は終端盤、10A 、
10B 、10C 、10D 、10E、10F は流出管である。
【0003】多孔盤3A、3B、3C、3D、3E、3Fは同一の形
状、寸法を有し、その1つ、例えば、多孔盤3Aは、図7
(C) に示すように、これを貫通する多数( 図には12個)
の孔S1〜S12 が同心円上に等間隔を隔てて穿設されてい
る。
【0004】集合盤4A、4B、4C、4D、4E、4Fは同一の形
状・寸法を有し、その1つ、例えば、集合盤4Bは、図7
(D) に示すように、同心円上に等間隔を隔てて穿設され
た多数( 図には12個) の孔P1〜P12 とこの同心円の中心
Cを挟んで対向する2つの孔P4とP10 とを互いに連通さ
せる合流孔Qを有する。そして、これらの孔P1〜P12
多孔盤の多数の孔S1〜S12 と整合するようにこれと対応
する大きさとされ、かつ、これと対応する位置に穿設さ
れている。
【0005】終端盤6には6個の流出孔6A〜6Fが穿設さ
れ、これら流出孔6A〜6Fは集合盤の孔P1〜P12 が配設さ
れた同心円と同じ同心円上に配設され、これら流出孔6A
〜6Fに整合するように終端盤6の後面には6本の流出管
10A 〜10F が接続されている。
【0006】そして、多孔盤3A、3B、3C、3D、3E、3Fと
集合盤4A、4B、4C、4D、4E、4F及び終端盤6は、図7
(A) 、(B) に示すように、積層して配置され、互いに密
接せしめられている。
【0007】集合盤4Aは、図7(A) に示すように、合流
孔Qが上下に向くように設置され、集合盤4Bは集合盤4A
に対して90°角度をずらせて設置され、集合盤4Cは集合
盤4Aに対して30°角度をずらせて設置され、集合盤4Dは
集合盤4Aに対して120 °角度をずらせて設置され、集合
盤4Eは集合盤4Aに対して150 °角度をずらせて設置さ
れ、集合盤4Fは集合盤4Aに対して60°角度をずらせて設
置されている。
【0008】流入管1から流入した気液二相冷媒は拡散
管2を流過する過程で拡散して多孔盤3Aに穿設された各
孔S1〜S12 に流入する。多孔盤3Aの孔S1及びS7から流入
した冷媒は集合盤4Aの孔P1、 P7に流入し、その合流孔Q
を通って合流し、以後、多孔盤3Bの孔S1、集合盤4Bの孔
P1、多孔盤3Cの孔S1、集合盤4Cの孔P1、多孔盤3Dの孔
S1、集合盤4Dの孔P1、多孔盤3Eの孔S1、集合盤4Eの孔
P1、多孔盤3Fの孔S1、集合盤4Fの孔P1をこの順に通り終
端盤6の流出孔6Aから流出管10A に流出する。
【0009】多孔盤3Aの孔S2及びS8から流入した冷媒は
多孔盤3B、3Cの孔S2、S8及び集合盤4A、4Bの孔P2、P8
通って集合盤4Cの合流孔Qで合流し、以後、多孔盤3D、
3E、3Fの孔S2及び集合盤4D、4E、4Fの孔P2、終端盤6の
流出孔6Bを通って流出管10Bに流出する。
【0010】同様に、多孔盤3Aの孔S5及びS11 から流入
した冷媒は集合盤4Dの合流孔Qで合流して終端盤6の流
出孔6Cから流出管10C に流出する。
【0011】同様に、多孔盤3Aの孔S6及びS12 から流入
した冷媒は集合盤4Eの合流孔Qで合流して終端板6の流
出孔6Dから流出管10D に流出する。
【0012】同様に、多孔盤3Aの孔S3及びS9から流入し
た冷媒は集合盤4Fの合流孔Qで合流して終端板6の流出
孔6Eから流出管10E に流出する。
【0013】同様に、多孔盤3Aの孔S4及びS10 から流入
した冷媒は集合盤4Bの合流孔Qで合流して終端板6の流
出孔6Fから流出管10F に流出する。
【0014】かくして、流入管1から流入した気液二相
冷媒は6つに均等に分配されて流出管10A 〜10F からそ
れぞれ流出する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の分配器にお
いては、終端盤6の流出孔6Aと6B、6Cと6D、6Eと6Fがそ
れぞれ互いに近接するので、流出孔6A〜6Fや流出管10A
〜10F の径をを大きくできないとともに流出管10A 〜10
F を終端盤6の後面にろう付けするのが極めて困難であ
った。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、同心円上に等間隔を隔てて穿設された
多数の孔を有する複数の多孔盤と、これら多孔盤の後流
側に配設され、その多数の孔に整合する多数の孔及びこ
れら多数の孔のうち複数の孔を互いに連通させる合流孔
を有する複数の集合盤とを積層し、上記多孔盤の孔を流
過した混相流体を複数のグループ毎に上記集合盤の合流
孔により順次合流させた後、終端に配設された終端盤の
流出孔から複数の流出管を経て流出させる混相流体の分
配器において、上記集合盤の合流孔を1の孔とこれに中
心を挟んで対向する孔に対して所定の角度位置にある孔
とを互いに連通させることにより構成するとともに上記
流出管の数に応じて多孔盤の数及びこの後流側に配設さ
れる集合盤の向き及び枚数を選定したことを特徴とする
混相流体の分配器にある。
【0017】第2の発明の要旨とするところは、同心円
上に等間隔を隔てて穿設された多数の孔を有する複数の
多孔盤と、これら多孔盤の後流側に配設され、その多数
の孔に整合する多数の孔及びこれら多数の孔のうち複数
の孔を互いに連通させる合流孔を有する複数の集合盤と
を積層し、上記多孔盤の孔を流過した混相流体を複数の
グループ毎に上記集合盤の合流孔により順次合流させた
後、終端に配設された終端盤の流出孔から複数の流出管
を経て流出させる混相流体の分配器において、上記複数
の多孔盤のうち所定の数の多孔盤をその多数の孔のうち
の1つを閉塞した第2の多孔盤となすとともに上記集合
盤を中心を挟んで対向する2つの孔を互いに連通させた
合流孔を有する第1の集合盤と、上記2つの孔とその一
方に隣接する1つの孔との3つの孔を互いに連通させた
合流孔を有する第2の集合盤とで構成し、最先端の多孔
盤の後流側に配設される多孔盤及び第2の多孔盤の順序
及び向きに応じてこれら各多孔盤の後流側に配設される
第1及び第2の集合盤の向き、数及び組み合わせを選定
したことを特徴とする混相流体の分配器にある。
【0018】
【作用】第1の発明においては、多孔盤の数及びこの後
流側に配設する集合盤の向き及び枚数を選定することに
よって分流数を任意に設定できるとともに終端盤の流出
孔を近接させることなく相互に間隔を隔てて設置でき
る。
【0019】第2の発明においては、最先端の多孔盤の
後流側に配設される多孔盤及び第2の多孔盤の順序及び
向きに応じてこれら各多孔盤の後流側に配設される第1
及び第2の集合盤の向き、数及び組合せを選定すること
によって終端盤の流出孔を円周上に等間隔を隔てて設置
できる。
【0020】
【実施例】本発明の第1の実施例が図1に示されてい
る。集合盤4Aの合流孔Qは孔P6とこれに中心Cを挟んで
対向する孔P12 に対し所定の角度30°をなす位置にある
孔P1を互いに連通してへの字状に構成されている。集合
盤4B、4C、4D、4E、4Fも集合盤4Aと同一の形状・寸法を
有するが、集合盤4Aに対して集合盤4Bは300 °、集合盤
4Cは240 °、集合盤4Dは180 °、集合盤4Eは120 °、集
合盤4Fは60°ずらせてそれぞれ配設されている。
【0021】そして、終端盤6には多孔盤3A、3B、3C、
3D、3E、3Fの孔S1〜S12 及び集合盤4A、4B、4C、4D、4
E、4Fの孔P1〜P12 が配設された円と同じ同心円上に等
間隔(60 °) を隔てて6ケの流出孔6A〜6Fが穿設されて
いる。他の構成は図7に示す従来のものと同様であり、
対応する部材には同じ符号が付されている。
【0022】しかして、多孔盤3Aの孔S1及びS6から流入
した冷媒は集合盤4Aの孔P1及びP6に入り、その合流孔Q
を通って合流する。そして、多孔盤3B、3C、3D、3E、3F
の孔S1及び集合盤4B、4C、4D、4E、4Fの孔P1を通って終
端盤6の流出孔6Aから流出する。
【0023】多孔盤3Aの孔S3及びS8から流入した冷媒は
多孔盤3B、3C、3D、3E、3Fの孔S3、S8及び集合盤4A、4
B、4C、4D、4Eの孔P3、P8を通って集合盤4Fの孔P3、P8
に入り、その合流孔Qを通って合流して終端盤6の流出
孔6Bから流出する。
【0024】同様に、多孔盤3Aの孔S5及びS10 から流入
した冷媒は集合盤4Eの合流孔Qで合流し、終端盤6の流
出孔6Cから流出する。
【0025】同様に、多孔盤3Aの孔S7及びS12 から流入
した冷媒は集合盤4Dの合流孔Qで合流し、終端盤6の流
出孔6Dから流出する。
【0026】同様に、多孔盤3Aの孔S9及びS2から流入し
た冷媒は集合盤4Cの合流孔Qで合流し、終端盤6の流出
孔6Eから流出する。
【0027】同様に、多孔盤3Aの孔S11 及びS4から流入
した冷媒は集合盤4Bの合流孔Qで合流し、終端盤6の流
出孔6Fから流出する。
【0028】かくして、流入管1から流入した冷媒は6
つに均等に分配されて流出管10A 〜10F から流出する。
そして、流出孔6A〜6Fは同一円上に等間隔を隔てて設置
されているので、流出孔6A〜6Fの径及びこれらに連通す
るように接続される流出管10A 〜10F の径を従来のもの
に比し大きくしうるとともに流出管10A 〜10F の接続が
容易になる。
【0029】図2には本発明の第2の実施例が示されて
いる。この第2の実施例は、終端盤6の流出孔6Dが閉塞
されている点でのみ図1に示す第1の実施例と異なるが
他の構成は同じであり、対応する部材には同じ符号が付
されている。
【0030】しかして、この第2の実施例においては、
多孔盤3Aの孔S7及びS12 から流入した冷媒は流出孔6Dが
閉塞されているので流出することができず、従って、流
入管1から流入した冷媒は5つに分配されて流出孔6A、
6B、6C、6E、6Fから流出する。
【0031】図3には本発明の第3の実施例が示されて
いる。この第3の実施例は、終端盤6の流出孔6D及び6A
が閉塞されている点でのみ図1に示す第1の実施例と異
なるが、他の構成は同じであり、対応する部材には同じ
符号が付されている。
【0032】しかして、この第3の実施例においては、
多孔盤3Aの孔S1、S6、S7及びS12 から流入した冷媒は流
出孔6A、6Dが閉塞されているので流出することができ
ず、従って、流入管1から流入した冷媒は4つに分配さ
れて流出孔6B、6C、6D、6Fから流出する。
【0033】図4には本発明の第4の実施例が示されて
いる。この第4の実施例においては、3枚の多孔盤3A、
3B、3Cと6枚の集合盤4A、4B、4C、4D、4E、4Fとを備
え、多孔盤3Aと3Bとの間に2 枚の集合盤4A及び4Bが設置
され、多孔盤3Bと3Cとの間に2枚の集合盤4C及び4Dが設
置され、多孔盤3Cと終端盤6との間に2枚の集合盤4E及
び4Fが設置されている。
【0034】そして、各集合盤4A〜4Eはそれぞれ角度を
ずらせて設置され、かつ、集合盤4Aと4B、集合盤4Cと4
D、集合盤4Eと4Fもそれぞれ互いに角度をずらせて設置
されている。また、終端盤6には3個の流出孔6A、6C、
6Eが同一円上に等間隔を隔てて設置されている。
【0035】しかして、多孔盤3Aの孔S1及びS8から流入
した冷媒は集合盤4Aの合流孔Qで合流した後集合盤4Bの
合流孔Qに入る。多孔盤3AのS6及びS11 から流入した冷
媒は集合盤4Bの合流孔Qに入り、集合盤4Aの合流孔Qか
ら流入した冷媒と合流する。この合流した冷媒は多孔盤
3B、3Cの孔S1、集合盤4C、4D、4E、4Fの孔P1を通って終
端盤6の流出孔6Aから流出する。
【0036】同様に、多孔盤3Aの孔S3、S5、S10 、S12
から流入した冷媒は集合盤4C、4Dの合流孔Qで合流し、
終端盤6の流出孔6Cから流出する。
【0037】同様に、多孔盤3Aの孔S2、S4、S7、S9から
流入した冷媒は集合盤4E、4Fの合流孔Qで合流し、終端
盤6の流出孔6Eから流出する。かくして、この第4の実
施例では、流入管1から流入した冷媒は3つに分配され
る。
【0038】図5には本発明の第5の実施例が示されて
いる。この第5の実施例においては、2枚の多孔盤3A、
3Bと6枚の集合盤4A、4B、4C、4D、4E、4Fとを備え、多
孔盤3Aと3Bとの間に3枚の集合盤4A、4B、4Cが設置さ
れ、多孔盤3Bと終端盤6との間に3枚の集合盤4D、4E、
4Fが設置されている。そして、終端盤6には2個の流出
孔6A、6Dが設けられている。
【0039】しかして、多孔盤3Aの孔S1、S4、S6、S8
S9、S11 から流入した冷媒は集合盤4A、4B、4Cの合流孔
Qで合流して流出孔6Aから流出する。また、多孔盤3Aの
孔S2、S3、S5、S7、S10 、S12 から流入した冷媒は集合
盤4D、4E、4Fの合流孔Qで合流して流出孔6Dから流出す
る。かくして、この第5の実施例では流入管1から流入
した冷媒は2つに分配される。
【0040】図6には本発明の第6の実施例が示されて
いる。この第6の実施例は6枚の多孔盤3A、3B、3C、3
D、3E、3Fと9枚の集合盤4A、4B、4C、4D、4E、4F、4
G、4H、4Iとを備えている。
【0041】多孔盤3Aと3Bとの間に1枚の集合盤4Aが設
置され、多孔盤3Bと3Cとの間に1枚の集合盤4Bが設置さ
れ、多孔盤3Cと3Dとの間に1枚の集合盤4Cが設置され、
多孔盤3Dと3Eとの間に2枚の集合盤4D、4Eが設置され、
多孔盤3E、3Fとの間に2枚の集合盤4F、4Gが設置され、
多孔盤3Fと終端盤6との間に2枚の集合盤4H、4Iが設置
されている。
【0042】多孔盤3A、3E、3F、即ち、第1の多孔盤は
同一円上に等間隔を隔てて12ケの孔S1〜S12 が設けられ
ているが、第2の多孔盤3B及び3Dは孔S1〜S12 のうちの
1つが閉塞され、かつ、第2の多孔盤3Bと3Dは互いに角
度をずらせて設置されている。
【0043】また、集合盤4A、4B、4C、4D、4F、4H、即
ち、第1の集合盤はその孔P1〜P12のうち中心Cを挟ん
で対向する2つを互いに連通する合流孔Qを有するが、
第2の多孔盤4E、4G、4Iは中心Cを挟んで対向する2つ
の孔とその一方に隣接する孔、即ち、3つの孔を互いに
連通する合流孔Qを有している。そして、これら9枚の
集合盤4A〜4Iはそれぞれ図示のような角度で設置されて
いる。終端盤6は6ケの流出孔6A〜6Fを有し、これら流
出孔6A〜6Fは同一円上に等間隔を隔てて配設されてい
る。
【0044】しかして、多孔盤3Aの孔S2及びS8から流入
した冷媒は集合盤4A、4Bの孔P2、P8及び多孔盤3B、3Cの
孔S2、S8を通って集合盤4Cの孔P2、P8に入りその合流孔
Qで合流する。そして、多孔盤3D、3E、3Fの孔S2及び集
合盤4D、4E、4F、4G、4H、4Iの孔P2を通って終端盤6の
流出孔6Aから流出する。
【0045】同様に、多孔盤3Aの孔S5及びS11 から流入
した冷媒は集合盤4Dの合流孔Qで合流し、集合盤4Eの合
流孔Qを通ってその孔P4に入り、多孔盤3E、3Fの孔S4
び集合盤4F、4G、4H、4Iの孔P4に通って流出孔6Bから流
出する。
【0046】同様に、多孔盤3Aの孔S6及びS12 から流入
した冷媒は集合盤4Aの合流孔Qで合流し、多孔盤3B、3
C、3C、3D、3E、3Fの孔S6及び集合盤4B、4C、4D、4E、4
F、4G、4H、4Iの孔P6を通って流出孔6Cから流出する。
【0047】同様に、多孔盤3Aの孔S9及びS3から流入し
た冷媒は集合盤4Hの合流孔Qで合流し、集合盤4Iの合流
孔Qを通って流出孔6Dから流出する。
【0048】同様に、多孔盤3Aの孔S4及びS10 から流入
した冷媒は集合盤4Bの合流孔Qで合流して流出孔6Eから
流出する。
【0049】同様に、多孔盤3Aの孔S1及びS7から流入し
た冷媒は集合盤4Fの合流孔Qで合流し、集合盤4Gの合流
孔Qを通ってその孔P12 に入り、以後、多孔盤3Fの孔S
12 及び集合盤4H、4Iの孔P12 を通って流出孔6Fから流
出する。
【0050】この第6の実施例においては、流入管1か
ら流入した冷媒を6つに均等に分配することができ、ま
た、流出孔6A〜6Fを同一円上に等間隔を隔てて設置でき
るので、流出孔6A〜6F及び流出管10A 〜10F の径を大き
くできるとともに流出管10A〜10F の終端盤6への接続
も容易となる。
【0051】以上、実施例について具体的に説明した
が、多孔盤及び集合盤の孔は12ケに限らず、例えば、
18、24等とすることができ、これに応じて多孔盤及
び集合盤の数や順序も適宜変更しうることは勿論であ
る。
【0052】
【発明の効果】第1の本発明においては、集合盤の合流
孔を1の孔とこれに中心を挟んで対向する孔に対して所
定の角度位置にある孔とを互いに連通させることにより
構成するとともに流出管の数に応じて多孔盤の数及びこ
の後流側に配設される集合盤の向き及び枚数を選定する
ことによって、混相流体をその成分比を変えることなく
任意の分配数にしかも実質的に均等に分配することがで
きるとともに終端盤に接続される流出管を互いに接近さ
せることなく間隔を隔てて配設できるので、その径を大
きくすることができ、かつ、流出管を終端盤に容易に接
続できる。
【0053】第2の発明においては、複数の多孔盤のう
ち所定の数の多孔盤をその多数の孔のうちの1つを閉塞
した第2の多孔盤となすとともに上記集合盤を中心を挟
んで対向する2つの孔を互いに連通させた合流孔を有す
る第1の集合盤と、上記2つの孔とその一方に隣接する
1つの孔との3つの孔を互いに連通させた合流孔を有す
る第2の集合盤とで構成し、最先端の多孔盤の後流側に
配設される多孔盤及び第2の多孔盤の順序及び向きに応
じてこれら各多孔盤の後流側に配設される第1及び第2
の集合盤の向き、数及び組み合わせを選定することによ
って、混相流体をその成分比を変えることなく任意の分
配数に、しかも、実質的に均等に分配できるとともに終
端盤に接続される流出管を互いに接近させることなく間
隔を隔てて配設できるので、この流出管の径を大きくす
ることができ、かつ、流出管を終端盤に容易に接続でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における多孔盤、集合盤
及び終端盤の配列要領を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例における多孔盤、集合盤
及び終端盤の配列要領を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例における多孔盤、集合盤
及び終端盤の配列要領を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施例における多孔盤、集合盤
及び終端盤の配列要領を示す図である。
【図5】本発明の第5の実施例における多孔盤、集合盤
及び終端盤の配列要領を示す図である。
【図6】本発明の第6の実施例における多孔盤、集合盤
及び終端盤の配列要領を示す図である。
【図7】従来の分配器の1例を示し、(A) は多孔盤、集
合盤及び終端盤の配列要領を示す図、(B) は分配器の略
示的縦断面図、(C) は多孔盤の斜視図、(D) は集合盤の
斜視図である。
【符号の説明】
3A〜3F 多孔盤 S1〜S12 孔 4A〜4F 集合盤 P1〜P12 孔 C 中心 Q 合流孔 6 終端盤 6A〜6F 流出孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−260568(JP,A) 特開 平3−263563(JP,A) 特開 平6−229651(JP,A) 特開 平5−322378(JP,A) 実開 平5−27568(JP,U) 実開 平4−106467(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 41/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円上に等間隔を隔てて穿設された多
    数の孔を有する複数の多孔盤と、これら多孔盤の後流側
    に配設され、その多数の孔に整合する多数の孔及びこれ
    ら多数の孔のうち複数の孔を互いに連通させる合流孔を
    有する複数の集合盤とを積層し、上記多孔盤の孔を流過
    した混相流体を複数のグループ毎に上記集合盤の合流孔
    により順次合流させた後、終端に配設された終端盤の流
    出孔から複数の流出管を経て流出させる混相流体の分配
    器において、上記集合盤の合流孔を1の孔とこれに中心
    を挟んで対向する孔に対して所定の角度位置にある孔と
    を互いに連通させることにより構成するとともに上記流
    出管の数に応じて多孔盤の数及びこの後流側に配設され
    る集合盤の向き及び枚数を選定したことを特徴とする混
    相流体の分配器。
  2. 【請求項2】 同心円上に等間隔を隔てて穿設された多
    数の孔を有する複数の多孔盤と、これら多孔盤の後流側
    に配設され、その多数の孔に整合する多数の孔及びこれ
    ら多数の孔のうち複数の孔を互いに連通させる合流孔を
    有する複数の集合盤とを積層し、上記多孔盤の孔を流過
    した混相流体を複数のグループ毎に上記集合盤の合流孔
    により順次合流させた後、終端に配設された終端盤の流
    出孔から複数の流出管を経て流出させる混相流体の分配
    器において、上記複数の多孔盤のうち所定の数の多孔盤
    をその多数の孔のうちの1つを閉塞した第2の多孔盤と
    なすとともに上記集合盤を中心を挟んで対向する2つの
    孔を互いに連通させた合流孔を有する第1の集合盤と、
    上記2つの孔とその一方に隣接する1つの孔との3つの
    孔を互いに連通させた合流孔を有する第2の集合盤とで
    構成し、最先端の多孔盤の後流側に配設される多孔盤及
    び第2の多孔盤の順序及び向きに応じてこれら各多孔盤
    の後流側に配設される第1及び第2の集合盤の向き、数
    及び組み合わせを選定したことを特徴とする混相流体の
    分配器。
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