JP3160017U - 巻きタオル - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造で更衣時に巻きタオルの内部に腕を挿入し、自由に動かすことができ、外部から見える事なく安心して更衣できる巻きタオルを提供する。【解決手段】タオル地の幅方向両縁はエンドレス化の為に縫い付けてあり、その上縁部aには伸縮部2を形成している。上縁部aを首から下に装着する巻きタオル本体1では、その下縁部bはほぼ膝よりも下の位置となる長さとする。前記タオル本体1の上縁部aには2本の肩紐4を設け、上縁部aから5〜30cmほど下方の左右両側に腕の挿入を許容する開口部3を形成している。肩紐4は両端を上縁部aに縫い付けても良いし、片方だけ縫い付け他方はボタンなどで着脱可能にしても良い。開口部3は円形あるいは直線状など任意の形状として良い。また、開口部3の縁はゴム紐などで伸縮部を形成しても良い。開口部3は2個に限定するものではなく1個としても良い。【選択図】図1
Description
本考案は巻きタオルに関する。
この巻きタオルは、たとえば海辺、プールサイド、更衣室、教室、体育館などにおいて、水着や運動用衣服等に更衣する際に利用されるほか、タオルの一種としても利用されている。
しかし、従来の巻きタオルは、上縁部にゴム紐などで伸縮部を形成したタオル本体の左右をボタンやホックなどにより筒状になるように留める構造となっていた為、巻きタオルを使って更衣作業を行う際、巻きタオル内の限られたスペースで手を前後左右に動かす為、ホックが外れたり、ボタンやホックの間が開き外部から見える恐れがあった。
また、衣類を装着する際、巻きタオルの裾をめくりタオル下部より手を入れ装着したり、タオルが体にくっついた際に裾がめくれたりしていた為、外部から見える恐れがあった。
本考案は前記のような問題点を解消する為になされたもので、その目的は、簡単な構造で更衣時に巻きタオルの内部に腕を挿入し、自由に動かすことができ、外部から見える事なく安心して更衣できる巻きタオルを提供することにある。
上記目的を達成する為、本考案は上縁に伸縮部を形成したタオル本体の幅方向縁はエンドレス化のため縫い付けたものにおいて、前記タオル本体の上縁やその近傍に頭と腕を出す開口部を形成すると共に、上縁の伸縮部の下方に腕を挿入できる開口部を形成していることを特徴としている。
本考案の巻きタオルは、従来のものと同じように本体はエンドレス状になり、腰から下あるいはワキから下がすっぽりと覆われるので、外部から見られずに更衣等を行うことができる。
本考案では、伸縮部よりも適度の下方に円状または直線状の開口部を設けている為、図1や図2のように、開口部から自由に腕を内部に挿入することができ、内部で自由に手が動かせる為、外部から見られる事がなく安心して着替えを容易に行うことができる。
また、本考案の別考案では伸縮部の近傍に腕を外に出す第二の開口部を設け、更にこの開口部よりも適度の下方に腕を挿入する伸縮性の第三の開口部を設けている為、図3のように、巻きタオルを装着した後第三の開口部から自由に腕を内部に挿入することができ、内部で自由に手が動かすことが出来、外部から見られる事なく安心して着替えを容易に行うことができる。
尚、腕を挿入する第三の開口部は、開口部の上半分に開口部からの覗き見防止の為の適度な長さの覆い布を取り付けてもよい。
本考案では、伸縮部よりも適度の下方に円状または直線状の開口部を設けている為、図1や図2のように、開口部から自由に腕を内部に挿入することができ、内部で自由に手が動かせる為、外部から見られる事がなく安心して着替えを容易に行うことができる。
また、本考案の別考案では伸縮部の近傍に腕を外に出す第二の開口部を設け、更にこの開口部よりも適度の下方に腕を挿入する伸縮性の第三の開口部を設けている為、図3のように、巻きタオルを装着した後第三の開口部から自由に腕を内部に挿入することができ、内部で自由に手が動かすことが出来、外部から見られる事なく安心して着替えを容易に行うことができる。
尚、腕を挿入する第三の開口部は、開口部の上半分に開口部からの覗き見防止の為の適度な長さの覆い布を取り付けてもよい。
考案を実施するための形態の例として、以下の例で説明する。
以下添付図面1から図4を参照して請求項1の実施例について説明する。
図1は本考案の巻きタオルを装着した図であり、図2は本考案の巻きタオルを装着した透視図を示す。図3,4は本考案の巻きタオルの正面図と側面図である。
1はタオル地で構成された巻きタオル本体であり、タオル地の幅方向両縁はエンドレス化の為に縫い付けてあり、その上縁部aには伸縮部2を形成している。図1、図2のように上縁部aを首から下に装着する巻きタオル本体1では、その下縁部bはほぼ膝よりも下の位置となる長さとする。前記タオル本体1の上縁部aには2本の肩紐4を設け、上縁部aから5〜30cmほど下方の左右両側に腕の挿入を許容する開口部3を形成している。肩紐4は両端を上縁部aに縫い付けても良いし、片方だけ縫い付け他方はボタンなどで着脱可能にしても良い。開口部3は円形あるいは直線状など任意の形状として良い。また、開口部3の縁はゴム紐などで伸縮部を形成しても良い。開口部3は2個に限定するものではなく1個としても良い。
図1は本考案の巻きタオルを装着した図であり、図2は本考案の巻きタオルを装着した透視図を示す。図3,4は本考案の巻きタオルの正面図と側面図である。
1はタオル地で構成された巻きタオル本体であり、タオル地の幅方向両縁はエンドレス化の為に縫い付けてあり、その上縁部aには伸縮部2を形成している。図1、図2のように上縁部aを首から下に装着する巻きタオル本体1では、その下縁部bはほぼ膝よりも下の位置となる長さとする。前記タオル本体1の上縁部aには2本の肩紐4を設け、上縁部aから5〜30cmほど下方の左右両側に腕の挿入を許容する開口部3を形成している。肩紐4は両端を上縁部aに縫い付けても良いし、片方だけ縫い付け他方はボタンなどで着脱可能にしても良い。開口部3は円形あるいは直線状など任意の形状として良い。また、開口部3の縁はゴム紐などで伸縮部を形成しても良い。開口部3は2個に限定するものではなく1個としても良い。
次に請求項1の作用について説明する。本考案の巻きタオル本体1は、従来品と同じように図1、図2に示すように首から下に装着し、首から膝の下部まで完全に覆われる。装着は、図1、図2に示すように、2本の肩紐4の間に頭を通し、肩紐4と伸縮部2で形成された左右2つの空間に夫々左右の腕Aを通す。肩紐4が夫々左右の両肩に掛かり、巻きタオル本体1が落下しないように作用する。装着した後は、両腕は巻きタオル本体1の外側に出ている。着替えをする場合、外部に置いてある着替えに必要なものを手で取って持ったまま開口部3から自由に巻きタオル本体1の内部に挿入でき、内部で手を自由に動かせるので、外部から見られる事なく安心して更衣できる。
開口部3が1個の場合は、開口部3と同じ側の肩紐4と伸縮部2で形成された空間から外側に腕を出し、他方の腕は巻きタオル本体1の内側に入れて置く。着替えをする場合、外部に置いてある着替えに必要なものを外側に出ている手で取って持ったまま開口部3から自由に巻きタオル本体1の内部に挿入でき、内部で両手を自由に動かせるので、外部から見られる事なく安心して更衣できる。
開口部3が1個の場合は、開口部3と同じ側の肩紐4と伸縮部2で形成された空間から外側に腕を出し、他方の腕は巻きタオル本体1の内側に入れて置く。着替えをする場合、外部に置いてある着替えに必要なものを外側に出ている手で取って持ったまま開口部3から自由に巻きタオル本体1の内部に挿入でき、内部で両手を自由に動かせるので、外部から見られる事なく安心して更衣できる。
次に図5を参照して本考案の請求項2の実施例について説明する。図5は本考案の他の実施例の巻きタオルを装着した図である。1はタオル地で構成された巻きタオル本体であり、タオル地の幅方向両縁はエンドレス化の為に縫い付けてあり、その上縁部aには伸縮部2を形成している。図5のように上縁部aを首から下に装着する巻きタオル本体1では、その下縁部bはほぼ膝よりも下の位置となる長さとする。前記タオル本体1の上縁部aには頭を通す伸縮性の開口部6を構成し、その近傍の左右には腕を外に通す開口部7を設け、この開口部7夫々の5〜30cmほど下方に腕の挿入を許容する開口部3を形成している。腕を巻きタオル本体1の外に出す開口部7の縁はゴム紐などで伸縮部を形成しも良い。腕を巻きタオル本体1に挿入する開口部3に付いては、請求項1の開口部3と同様な構造として良い。
次に請求項2の実施例の作用について説明する。本考案の巻きタオル本体1は、従来品と同じように図5に示すように首から下に装着し、首から膝の下部まで完全に覆われる。開口部6に頭を通し、その近傍の左右に設けられた開口部7に夫々左右の腕Aを通す。装着した後は、両腕は巻きタオル本体1の外側に出ている。着替えをする場合、外部に置いてある着替えに必要なものを手で取って持ったまま開口部3から自由に巻きタオル1本体の内部に挿入でき、内部で両手を自由に動かせるので、外部から見られる事なく安心して更衣できる。
開口部3が1個の場合は、開口部3と同じ側の開口部6から外側に腕を出し、他方の腕は巻きタオル本体1の内側に入れて置く。着替えをする場合、外部に置いてある着替えに必要なものを外側に出ている手で取って持ったまま開口部3から自由に巻きタオル本体1の内部に挿入でき、内部で両手を自由に動かせるので、外部から見られる事なく安心して更衣できる。
開口部3が1個の場合は、開口部3と同じ側の開口部6から外側に腕を出し、他方の腕は巻きタオル本体1の内側に入れて置く。着替えをする場合、外部に置いてある着替えに必要なものを外側に出ている手で取って持ったまま開口部3から自由に巻きタオル本体1の内部に挿入でき、内部で両手を自由に動かせるので、外部から見られる事なく安心して更衣できる。
図7は請求項3に関する腕を通す開口部3の例を示す。開口部3に取り付けた適度な長さ(開口寸法の1〜2倍程度)の覆い布5は、開口部3からの覗き見防止の為のものである。覆い布5は開口部3の内側または外側の上部cのほぼ半分に取り付けてある。覆い布5を取り付ける事により、例え開口部3が開いた状態に成った場合でも、巻きタオル本体1を装着時はこの覆い布5が垂れ下がるので、開口部3の開いた所が覆われ内部を覗き見される事は無い。上部半分とする事により、使用する布、縫製の長さ、縫製の時間などを半分にする事が出来、安価に製作できるメリットがある。
1 巻きタオル本体
2 伸縮部
3 腕を挿入する開口部
4 肩紐
5 腕を通す開口部に付ける覆い布
6 頭を通す伸縮性の開口部
7 腕を通す開口部
A 腕
a 巻きタオル本体上縁部
b 巻きタオル本体下縁部
c 腕を通す開口部の上部
2 伸縮部
3 腕を挿入する開口部
4 肩紐
5 腕を通す開口部に付ける覆い布
6 頭を通す伸縮性の開口部
7 腕を通す開口部
A 腕
a 巻きタオル本体上縁部
b 巻きタオル本体下縁部
c 腕を通す開口部の上部
Claims (3)
- 上縁に伸縮部を形成したタオル本体の幅方向の両端縁を相互に縫い付けたものにおいて、伸縮部を有する上縁の開口部に肩紐を設けると共に、前記開口部の下方に腕の挿入を許容する開口部を形成したことを特徴とする巻きタオル。
- 上縁に伸縮部を形成したタオル本体の幅方向の両端縁を相互に縫い付けたものにおいて、伸縮部を有する上縁開口部の近傍の下方に腕を外に出す開口部を形成すると共に前記開口部のさらに下方に腕の挿入を許容する開口部を形成したことを特徴とする巻きタオル。
- 腕の挿入を許容する開口部の上半分に、蓋状となる覆い布を設けた事を特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の巻きタオル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010001759U JP3160017U (ja) | 2010-03-18 | 2010-03-18 | 巻きタオル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010001759U JP3160017U (ja) | 2010-03-18 | 2010-03-18 | 巻きタオル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3160017U true JP3160017U (ja) | 2010-06-10 |
Family
ID=54863235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010001759U Expired - Fee Related JP3160017U (ja) | 2010-03-18 | 2010-03-18 | 巻きタオル |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3160017U (ja) |
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2010
- 2010-03-18 JP JP2010001759U patent/JP3160017U/ja not_active Expired - Fee Related
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