JP3159995U - 配管用保温具 - Google Patents

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征平 吉田
征平 吉田
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Abstract

【課題】配管に固定する作業を簡易にした、断熱体を配管に巻き付けて固定する配管用保温具を提供する。【解決手段】断熱体10を配管に巻き付けて固定する配管用保温具1において、断熱体10が、配管に巻き付けた際に互いに当接する端面10c,10dをそれぞれ有する一端部10aと他端部10bとを有し、一端部10aまたは他端部10bのいずれか一方の外面に取り付けられた保護部材20が、巻き付け後に一端部10aと他端部10bとを覆い、一端部10aまたは他端部10bの他方の外面に設けられた第1のこはぜ部材31に、保護部材の、第1のこはぜ部材31に対向する部分に設けられた第2のこはぜ部材32をこはぜ掛けする。【選択図】図3

Description

本考案は、半導体製造装置、その他の製造装置等に使用される配管用保温具に関する。
半導体製造装置、化学処理装置およびその他の製造装置においては、処理される気体または液体を保温または加熱するために、配管に断熱体を巻き付けて固定する配管用保温具が使用される。
特許文献1には、断熱材を緊縛用テープによって配管に巻きつけて固定する技術が提案されている。特許文献2には、発熱部層と断熱部層とを面ファスナーによって配管に巻き付けて固定する技術が提案されている。また、これら以外にも、ベルトやバンド等を使用して金属性の締め具で固定する技術が知られている。
特開2004−301210 特開2005−188677
しかしながら、この配管用保温具には、施工性において、正確な固定が容易であるともに、メンテナンス等による再固定後の再現性が確保されることが要求される。施工性における配慮が十分になされていない場合、保温ムラあるいは加熱ムラが発生する虞がある。
しかしながら、特許文献1に提案される技術では、正確な固定のためには作業者の熟練を必要とする可能性があり、特許文献2に提案される技術では、面ファスナーによる固定では、固定された状態にばらつきが生じる易く、特に繰り返しの固定によって面ファスナーの固定する力が低下する問題もあり、再現性を確保することが困難となる可能性がある。
本考案の目的は、上記事情に鑑み、優れた施工性を有する配管用保温具を提供するものである。
上記課題を解決するために、本考案の配管用保温具は、断熱体を保温対象である配管に巻き付けて保温または加熱する配管用保温具において、配管に巻き付けた際に互いに当接する端面をそれぞれ有する一端部と他端部とを有する断熱体と、一端部または他端部のいずれか一方の外面に取り付けられ、巻き付け後に一端部と他端部とを覆う保護部材と、一端部または他端部の他方の外面に設けられた第1のこはぜ部材と、保護部材の、第1のこはぜ部材に対向する部分に設けられた第2のこはぜ部材とを備えていることを特徴とする。
ここで、「端部」とは、それぞれの端面から100mm程度の範囲内の断熱体の領域を意味するものである。
また、本考案の配管用保温具は、加熱ヒータを備えたものであってもよい。
本考案によれば、配管に巻き付けた際に互いに当接する端面をそれぞれ有する一端部と他端部とを有する断熱体と、一端部または他端部のいずれか一方の外面に取り付けられ、巻き付け後に一端部と他端部とを覆う保護部材と、一端部または他端部の他方の外面に設けられた第1のこはぜ部材と、保護部材の第1のこはぜ部材に対向する部分に設けられた第2のこはぜ部材とを備えることにより、保護部材が、互いに当接する一端部と他端部とを覆い、第1のこはぜ部材と第2のこはぜ部材によってこはぜ掛けされて断熱体に固定されるため、配管への正確な固定が容易であるとともに、再現性も確保されて優れた施工性を有する。
配管用保温具の斜視図(その1) 配管に固定された配管用保温具の断面図 配管用保温具の斜視図(その2) 配管用保温具の部分拡大図 第2の実施形態の配管用保温具の断面図
以下、本考案の実施の形態について、図面を用いて説明する。本考案の配管用保温具1は、図1および図3に示す通り、略C型の断熱体10と、略C型の断熱体10の互いに当接する端面10c、10dからそれぞれ100mm程度の範囲内にある端部10a、10bのうち、一方の端部10aの外面に縫着して固定されている保護部材20と備えている。
配管用保温具1は、配管Pに断熱体10を巻き付けて固定する際に、図1に示すように、保護部材20が、端面10c、10dが当接した端部10a、10bのそれぞれの外面を覆うように、他方の端部10bに取り付けられる。
本実施形態では、配管用保温具1が、図2に示すように、フランジ部Fを有する配管Pの接合部分を保温するものとして説明する。
断熱体10は、図2に示すように、例えば、ガラス繊維等のシート状材料からなるカバー11と、カバー11に収容された断熱材12とから構成される。
断熱材12は、ガラス繊維や、耐熱樹脂繊維等の周知の断熱材料や、エアロゲルが充填された繊維からなるものであってもよい。
配管用保温具1は、図3および図4に示すように、断熱体10の端部10bの外面の所定の位置に第1のこはぜ部材31を備え、保護部材20の、保護部材20が端部10a、10bの外面を覆った際に、第1のこはぜ部材31と対向する位置に第2のこはぜ部材32を備えている。
配管用保温具1は、端面10c、10d同士を当接させた状態で配管Pに断熱体10を巻き付け、保護部材20で端部10a、10bの外面を覆い、第1のこはぜ部材31に第2のこはぜ部材32を所定の位置でこはぜ掛けすることにより、配管Pに固定されるものである。
配管用保温具1の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、配管用保温具1が、配管Pを加熱するものである。第2の実施形態において、断熱材12には、図5に示すような複数の溝が形成され、この溝内に、例えば、ヒータとしてコイル状のニクロム線40が配置される。そしてニクロム線40と溝との間に、ペースト状の耐熱表面硬化剤塗布し硬化させて、ニクロム線40を溝に固定するとともに、ニクロム線40の周囲に絶縁層を形成する。また、ニクロム線40は、不図示のリード線によって電源と接続している。なお、第2の実施形態の他の構成は、第1の実施形態の構成と同様であり、詳細な説明は省略する。
以上述べた通り、本考案の実施形態である配管用保温具1は、配管Pに巻き付けた際に互いに当接する端面10c、10dをそれぞれ有する端部10a、10bを有する断熱体10と、端部10aの外面に取り付けられ、巻き付け後に端部10a、10bを覆う保護部材20と、端部10bの外面の所定の位置に設けられた第1のこはぜ部材31と、保護部材20の第1のこはぜ部材31に対向する部分に設けられた第2のこはぜ部材32とを備えることにより、保護部材20が、端部10a、10bの外面を覆い、第1のこはぜ部材31と第2のこはぜ部材32によって、常に所定の位置でこはぜ掛けされて断熱体10に固定されるため、作業者の熟練を必要とせずに配管Pへの正確な固定が容易であるとともに、繰り返しの使用によっても固定する力が低下することもないので再現性も確保されて優れた施工性を有する。
また、第1および第2のこはぜ部材31、32は、互いにこはぜ掛けができればよいので、厚みを薄くできるとともに、こはぜ掛けされた際に保護部材20で覆われて表面に露出しないため、ベルトや、バンド等を使用して金属性の締め具で固定する場合と比較して優れた安全性を有する。
本考案の配管用保温具1は、ヒータであるニクロム線40を備えることにより、配管Pを保温するだけでなく、加熱することもできる。
なお、本実施形態の配管用保温具1は、フランジ部Fを有する配管Pの接合部を保温または加熱するものとして説明したが、特に限定するものではなく、配管Pの中央部を保温または加熱するものであってもよい、その際、断熱体10には、図に示すような接合部の逃げとなる凹部を形成する必要がなく、断熱体10の巻き付け面が平坦なものであってもよい。本実施形態の配管用保温具1は、保護部材20が端部10aに固定され、端部10bに第1のこはぜ部材31を備えるものとして説明したが、保護部材20が端部10bに固定され、端部10aに第1のこはぜ部材31を備えるものであってもよい。
P 配管
1 配管用保温具
10 断熱体
10a、10b 端部
10c、10d 端面
20 保護部材
31 第1のこはぜ部材
32 第2のこはぜ部材
40 ニクロム線

Claims (2)

  1. 断熱体を保温対象である配管に巻き付けて保温または加熱する配管用保温具において、
    前記配管に巻き付けた際に互いに当接する端面をそれぞれ有する一端部と他端部とを有する断熱体と、
    前記一端部または他端部のいずれか一方の外面に取り付けられ、前記巻き付け後に前記一端部と他端部とを覆う保護部材と、
    前記一端部または他端部の他方の外面に設けられた第1のこはぜ部材と、
    前記保護部材の前記第1のこはぜ部材に対向する部分に設けられた第2のこはぜ部材とを備えていることを特徴とする配管用保温具。
  2. 加熱ヒータを備えたことを特徴とする請求項1に記載の配管用保温具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102312258B1 (ko) * 2021-05-15 2021-10-13 임채현 배기관용 단열커버

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