JP3159777B2 - 圧延設備で使用された冷却媒体およびまたは潤滑剤を浄化する方法および浄化設備 - Google Patents

圧延設備で使用された冷却媒体およびまたは潤滑剤を浄化する方法および浄化設備

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    • Y10S75/962Treating or using mill scale

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延設備の開放冷却回
路を流れる、圧延スケールで汚染され油を含む工場水を
浄化する方法であって、工場水から圧延スケールを磁気
分離し、浮遊選別によって3つの物質に分別するように
した前記方法に関する。本発明は更に、この方法を実施
するための浄化(処理または再生)設備に関する。
【0002】
【従来の技術】切削成形技術並びに非切削成形技術の場
合には、いろいろな加工方法について、除去能力または
成形能力に関する高度な要求と、加工される製品の表面
品質に関する非常に高度な要求が年々なされてきてい
る。除去能力または成形能力と共に発生する熱はチェッ
クしながら保持しなければならない。従って、ほとんど
の場合には、加工時の温度を一定に保つために、冷却が
必要である。要求される品質の場合には、既に除去され
た粒子を、加工個所から迅速にかつ完全に取り去らなけ
ればならない。特に非切削成形技術、例えば圧延設備で
は、成形工具、例えばロールスタンドのロールが工作物
に作用する範囲において、固体の異物が表面に存在しな
いように注意すべきである。なぜなら、もしそうしない
と、この異物が圧延材中にロールで押し込まれ、圧延材
が屑になるからである。従って、冷却媒体と潤滑剤は常
に、成形による細かい砕片によって汚れている。潤滑剤
の場合には老化製品が付加的に生じる。それによってこ
の冷却媒体と潤滑剤に砕片または他の汚染物が蓄積する
ので、冷却媒体と潤滑剤を浄化しなければならない。冷
却媒体または潤滑剤の良好で連続的な浄化により、運転
状態やこの媒体の寿命が大幅に改善されるだけでなく、
切削成形技術および非切削成形技術の結果が最適化され
る。
【0003】1975年、第68巻、7/8号の技術報
告(Technische Mitteilung )には、冷却媒体を大切に
扱い、浄化するため、並びに古いエマルジョン分離のた
めに、いろいろな個別機械の配置または沈澱槽、液体サ
イクロン、遠心分離機、セパレータ、ベルトフィルタ
ー、圧力フィルター、プリコートフィルターのような個
々の分離装置の配置が記載されている。しかし、例えば
圧延設備においてそこで使用される開放した冷却水回路
のための最適な浄化結果を得るために、これらの個別機
械をどのように作用的に相互接続すべきかについては何
ら指摘されていない。この刊行物に示された、研磨油浄
化のためのプリコートフィルター設備の図または熱式エ
マルジョン分離設備またはエマルジョン分離のための限
外濾過設備の説明図は、圧延設備には適用不可能であ
る。
【0004】汚染物、残渣およびまたは老化製品を含む
圧延設備の液体を浄化するための装置は、ドイツ連邦共
和国特許出願公開第3616426号明細書によって知
られている。冷却およびまたは潤滑のために圧延設備で
使用された汚れた液体は先ず、捕集容器に集められ、そ
こから複数の膜フィルターにポンプで供給される。この
膜フィルターは逆洗回路内にあり、周期的に制御され
る。膜フィルターの濾液出口は上流容器に通じており、
この容器から浄化液が上流ポンプによって排出可能であ
り、その使用目的、例えば冷却のため圧延機に供給され
る。洗浄過程で膜フィルターに溜まる非常に汚れた液体
を浄化するために、特別な沈澱容器が設けられている。
この容器の非常に大きく傾斜した底には、汚染物が沈澱
し、底の最も深い個所に供給され、そこに設けられた出
口から排出される。沈澱容器の上側範囲には溢流樋が設
けられている。この溢流樋には、沈澱によって予備浄化
された液体が流れることができる。溢流樋に捕集された
液体は少なくとも一部が制御されて、ポンプによって膜
フィルターに戻され、そこで、フィルター内の膜を洗浄
するための逆洗媒体として役立つ。このような浄化装置
により、圧延設備の水利経済を充分に自動化することが
でき、圧延設備の特徴である開放した冷却媒体回路を非
常に少ない損失で運転することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、圧延
設備の冷却媒体または潤滑剤のための浄化方法および浄
化設備から出発して、スペースをとらないできるだけ低
コストの装置により、使用済の工場水から圧延スケー
ル、油および脂肪を完全に分離することができ、従って
浄化した水を非常に綺麗な工場水として圧延設備に戻す
ことができるだけでなく、油または脂肪を廃油浄化の後
更に使用することができ、分離された圧延スケールを直
ちに精練することができるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、大きな圧延
スケールが重力沈澱によって汚染工場水から分離され、
これにより予備浄化された工場水から、中間の圧延スケ
ール粒子および細かい圧延スケール粒子が磁気分離によ
って除去され、このようにして後浄化された工場水が浮
遊選別によって、油濃縮液を含む部分と、水を含む部分
と、油分の少ない微細な圧延スケール粒子を含む部分と
に分別され、浮遊選別で分離された油分の少ない微細な
圧延スケール粒子が粉砕されて、水に懸濁され、懸濁液
が、第2次浮遊選別によって、油濃縮液を含む部分と、
水を含む部分と、微細な圧延スケール粒子を含む部分と
に分別され、浄化された工場水は冷却媒体として再び使
用され、工場水から分離された全部の圧延スケール
結体として精練され、油を含む濃縮液廃棄されるかま
たは廃油再生処理されることによって解決される。更
に、この方法を実施するための本発明による浄化設備に
おいて、使用済の汚れた工場水を供給するための沈澱槽
と、沈澱した粗い圧延スケールを取り出すための装置
と、予備浄化された工場水をポンプ手前の槽に移すため
の装置とを具備し、このポンプ手前の槽が中間の圧延ス
ケール粒子と細かい圧延スケール粒子のための磁気分離
機を備え、更に、後浄化された工場水を少なくとも一つ
の浮遊選別装置に移すための装置を具備し、この浮遊選
別装置が強制通気装置を備え、浄化された工場水のよう
な分離された製品を圧延設備の冷却回路に戻すため浮遊
選別装置の分別部分出口が搬送手段を備え、分離された
圧延スケールを排出する浮遊選別装置の分別部分出口が
粉砕機に接続され、粉砕機の出口が懸濁槽と連通してお
り、懸濁槽の懸濁管が、強制通気を行う第2の浮遊選別
装置に通じ、分離された全部の圧延スケールを精練設備
へ移送するための装置と、油分を含む濃縮液を廃油再生
装置に移送するための装置とが設けられていることによ
って解決される。
【0007】上記の手段により、固体特に圧延スケール
と、油を含む物質と脂肪を含む物質が多量に混ざった工
場水を、少ないコストでかつコンパクトな浄化設備で、
非常にまじり物のない分別部分、すなわちまじり物のな
い水と圧延スケールに分離することができる。まじり物
のない水は工場水として圧延設備の開放した冷却回路に
戻すことができる。圧延スケールは油を含む物質を充分
に取り除いて、焼結ベルトに直接載せて精練設備に供給
することが可能であり、しかも通常はこのような設備の
後に接続配置された危険な電気集塵機を用いることなく
可能である。油を含む濃縮液、すなわち固体を充分に除
去し或る程度のH2 O成分を固める廃油エマルジョン
は、直ちに廃油再生装置に供給され、その後所定の用途
で使用可能である。従って、本発明の重要な効果は、今
まで圧延設備の水の回路から分離された油を含む圧延ス
ケールスラッジの発生が完全に阻止されることにある。
従来の浄化方法で発生し、今までゴミ捨て場に捨てられ
ていた、20〜30%の油成分を含むこの圧延スケール
スラッジは公知のごとく、環境を悪化させていた。
【0008】工場水浄化の最後の段に、高価な砂利床フ
ィルターによる従来の微細浄化の代わりに、本発明によ
り、安価な浮遊選別装置(第2次浮遊選別)を用いたこ
とによって、設備コストの節約が行われる。
【0009】本発明による方法と浄化設備は経済的であ
る。というのは、従来では処理量の1〜3%の範囲で
生じていた圧延スケール残留油含有量は本発明により
約0.1 %に制限され、精練設備に多量戻すことができ
るからである。
【0010】本発明による方法と種類が異なるヨーロッ
パ特許第0080589号明細書による方法の場合に
は、油で汚染した圧延スケールスラッジにおいて、固体
を1mm以下の大きさの粒に破砕することにより、脂肪
分の多い物質を固体から剥離することが提案された。こ
の場合、固体は機械的な応力を受け、そして浮遊選別で
洗浄される。その際、破砕された固体は下流側の浮遊選
別から分離され、脱水されて乾燥される。浮遊選別の溢
流口から排出され、続いて脂肪分の多い物質を除去され
た溢流液体は、浄化プロセスに戻される。この方法は、
既に発生しゴミ捨て場に貯蔵された圧延スケールスラッ
ジの再処理方法である。本発明による方法では、このよ
うな油を含む圧延スケールスラッジの発生が最初から回
避される。本発明の実施形では、浮遊選別時に得られる
浄化水が場合によっては濾過され、続いて冷却塔で噴霧
され、捕集され、そして圧延設備の水消費個所へ戻され
る。そのために、設備技術的には、浄化された工場水の
ための浮遊選別装置の浮遊物出口がフィルターに接続さ
れ、フィルターの濾液出口が冷却塔に接続され、その下
方にポンプ手前の槽が設けられ、この槽のポンプが接続
管によって圧延設備の冷却水消費個所に接続されてい
る。浮遊選別装置からの浄化水を再度濾過することは、
浮遊選別セルでの固体発生により運転が中断されるとき
に、有利に行われる。冷却塔での浄化水の噴霧により、
多量の水が強く冷却される。これは圧延設備で必要とさ
れる。この場合、例えば循環する5000m3/時間の
水の量が約50℃から30℃へ迅速に冷却される。
【0011】本発明の特に有利な実施形では、浮遊選別
で分離された、油分の少ない圧延スケール粒子が粉砕さ
れて水に懸濁され、そして懸濁液が後浮遊選別によって
油濃縮液を含む部分、水を含む部分および微細な圧延ス
ケール粒子を含む部分に分離される。これは設備技術的
には、分離された圧延スケール粒子のための浮遊選別装
置の分別部分が破砕機械、特に粉砕機に接続され、この
破砕機械の製品出口が懸濁液槽に接続され、この懸濁液
槽の懸濁液管が強制通気を行う第2の浮遊選別装置に通
じていることにより行われる。粉砕機では、特にスケー
ル片の機械的な加工が行われる。それによって、付着し
た油粒子が完全に剥離されるかあるいは後続配置の懸濁
液槽で容易に剥離可能である。そこで、表面活性剤等の
ような洗剤を添加すると容易である。このようにして準
備された懸濁液は後浮遊選別によって前記の三つの分別
部分に簡単に分離可能である。
【0012】方法の他の実施形では、工場水の予備浮遊
選別によって生じる油を含む濃縮液と、懸濁液の後浮遊
選別によって生じる油を含む濃縮液が、複数の物質相に
分けられ、特に廃油の部分、水の部分および少量の圧延
スケールの部分に分けられる。これは設備技術的には、
第1浮遊選別装置およびまたは第2浮遊選別装置の油を
含む濃縮液のための分別部分出口が、遠心分離機、特に
浄化された水、廃油および固体のための排出口を有する
三相分離機に接続されていることにより達成される。こ
れにより、流動性廃油が水浄化プロセスから分離され
る。廃油は、廃油再生装置に搬送する前に、油容器に詰
めることができ、直ちに貯蔵可能であるかまたは圧延機
で再利用のために使用可能である。
【0013】
【実施例】本発明の他の特徴および効果は、実施例の以
下の説明から明らかになる。
【0014】先ず最初に、技術的な背景について説明す
る。
【0015】特に熱間圧延機と連続鋳造装置では多量の
スケールが発生する。この場合同時に、開放した多量の
冷却水が使用される。圧延スケールは空気中の酸素と鉄
の化合によって生じる。スケールはいろいろな形態の酸
化鉄FeO , FeO , FeO からなっている。鉄含有
量は70〜75%である。連続鋳造装置と圧延機におい
ては更に、このスケール損失に、鋸屑、ガス切断焼き減
りおよび炎切断焼き減りが加わる。連続鋳造装置の場合
には、スケールは鋳型から積み込み装置まで達する区間
にわたって生じる。熱間圧延機の大きなインゴット通路
では、大きなせんべいおよびいわゆる魚の形をしたスケ
ールが生じる。ローラコンベヤおよび冷却ベッドでは、
スケールは小さな板および数千分の一ミリメトール以下
の粒径の板片である。圧延機で生じるスケールは、装入
された圧延材の1〜3パーセントである。圧延プロセス
に供給される冷却水は同時に、発生する圧延スケールと
他の固体のための搬送媒体として有利に利用され、使用
済の潤滑油、すなわち圧延鋼1トン当たり約2リットル
の油または脂肪(グリース)を洗い流すために利用され
る。使用された工場水を集めるために、通常は、基礎の
中にスケール通路が設けられている。このスケール通路
は洗い流し作用を良好にするために、適当な落差を有す
る。
【0016】スケール通路に沿って流れる非常に汚れた
工場水Wは、圧延設備の外で、本実施例に従って先ず沈
澱槽1に導かれる。この沈澱槽1では、その底に大きな
せんべい状および魚状スケールとガス切断焼き減りおよ
び炎切断焼き減りの大きな粒が集まることにより、大ま
かな浄化が行われる。この沈澱槽1では、平均直径が0.
5 mm以上の大きな圧延スケールZ1 が約80パーセン
トだけ重力作用によって工場水から分離される。分離さ
れた大きな圧延スケールは全く油を含んでいない。スケ
ールは略示したクレーン装置18によってときどき沈澱
槽1から持ち上げられ、そしてベルトコンベヤ19によ
って精練設備21へ運ばれる。
【0017】沈澱槽1で大まかに浄化された工場水は続
いて第2の浄化段において、後続配置されたポンプ手前
の槽内に設置された磁気分離機3を通って流れる。ポン
プ手前の槽2の流れができるだけ静かな領域内で、磁気
分離機によって、直径が0〜0.5 mmの中間および細か
い圧延スケール粒子Z2 が50〜80%の分離率で工場
水から分離され、水面の上方で磁気分離機から払い落と
される。中間および細かい圧延スケール粒子は、油分が
少ないので、沈澱槽1からの粗い圧延スケールと共に、
脱水槽20で脱水した後ベルトコンベヤ19によって精
練設備21に供給可能である。粗い圧延スケールと、磁
気分離機で分離された中間および細かい圧延スケール粒
子とは、油含有量が少ないので、精練プロセスのとき
に、このような設備で除塵のために使用される電気集塵
機は危険ではない。最初の両浄化段の圧延スケール
1 ,Z2 中に、油を含む物質の割合が少ないので、比
較的に大きな表面積を有する圧延スケール粒子に油相が
堆積しない。従って、予め浄化した工場水を最初の沈澱
段から磁気分離する第2の浄化段へ移す際に、乱流はほ
とんど発生しない。従って、油相は圧延スケール粒子に
堆積しない。
【0018】細かい圧延スケール粒子の或る割合と微細
な圧延スケール粒子(粒の大きさが約0.01mm)が混ざ
っていてかつ油脂で汚れた工場水は続いて、ポンプ手前
の槽2からポンプ4と管5を経て、精練所フロアの上方
にある浮遊選別装置6へ運ばれる。この浮遊選別装置で
は、浄化された工場水が浮遊する油濃縮液、水、および
油の少ないスケール粒子の各分別部分に分離される。こ
れを達成するために、工場水とその中の物質は、強制的
に案内されて浮遊選別装置を通って流れる。この場合、
空気が微細に分散されて取り込まれる。微細に分散した
気泡に、工場水中の微細な粒子や油や脂肪が付着し、気
泡と一緒に浮遊する。泡だらけの泡沫が生じる。この泡
沫は浮遊セルの上側範囲において調節可能な環状室から
連続的に取り除かれて排出される。浮遊プロセスを補助
するために、必要に応じて、いろいろな反応を行わせる
ことができる。このようにして得られた濃縮油は管6.3
を経て分離器7へ流れる。この三相分離器内では、導入
された製品が浮遊する廃油、水および非常に少ない細か
い圧延スケールに分離される。浮遊選別装置6によって
浄化された工場水は落差を有する管6.1 を経て、後フィ
ルターとして設けられた重力フィルター8に導かれる。
この重力フィルターは、浮遊選別装置6で分離除去が正
確に行われず、固体が浄化された工場水に含まれている
ときにのみ、その濾過作用を発揮する。浄化された工場
水は重力フィルター8に続いて冷却塔装置9に導かれ
る。この冷却塔装置では水が噴霧され、冷却を行い、そ
の下に設けられたポンプ手前の槽10に捕集される。こ
の冷却プロセスでは、冷却塔内で噴霧された水が必要な
運転温度に冷却される。浄化された工場水Wはポン
プ手前の槽10からポンプ11と管17によって再び圧
延機の水消費部に運ばれる。 浮遊選別装置内で工場水
から90〜95%分離された、粒の大きさが0.001〜0.5
mmの細かい乃至微細な圧延スケールは、浮遊選別装
置の下流6.2 に捕集され、そこから粉砕機12に運ばれ
る。この粉砕機では、油を含む圧延スケールが粉砕さ
れ、その際特に剪断力を受ける。それによって生じた製
品は、水を入れた懸濁槽に達する。この懸濁槽では、油
相が圧延スケール粒子から新たに剥離される。吐出ポン
プ14と管15によって、懸濁液は再浮遊選別のため第
2の浮遊選別装置16に導かれる。浮遊選別装置16で
は懸濁液が前記の浮遊選別装置6で述べたプロセスによ
り三つに分別される。その際発生する濃縮油は管16.3を
経て分離器7に供給され、この分離器内で前述のように
廃油、水および少量の微細な圧延スケールに分離され
る。浮遊選別装置16で浄化された水は管16.1を経て重
力によってポンプ手前の槽2に供給される。水損失量に
対応するこの水の量は水浄化回路に戻される。浮遊選別
装置16の下流16.2で懸濁液から分離された最も微細で
油分の少ない圧延スケール はそこから取り去ら
れ、沈澱槽1からの圧延スケールZ やポンプ手前の
槽2からの圧延スケールZと共に、焼結ベルト19
に達し、そこから脱水槽20で脱水した後精練設備21
に供給される。
【0019】圧延機で発生する非常に汚れた工場水を浄
化するための上記の方法と設備により、多量発生する圧
延スケールを経済的に再利用することができるだけでな
く、圧延プロセスで多量使用される潤滑油やグリースを
廃油として回収し、他の用途に供することができる。特
に、本発明の方法を実施すると、従来の工場水浄化方法
で発生するような油を含む圧延スケールスラッジのゴミ
捨て場問題やゴミ処理問題が生じない。
【0020】本発明による浄化方法と浄化設備の有利な
構成を列記すると、次の通りである。
【0021】1.浮遊選別の際に得られる浄化水が場合
によっては濾過され、続いて冷却塔で噴霧され、捕集さ
れ、そして圧延設備の水消費個所へ戻されることを特徴
とする浄化方法。
【0022】2.浮遊選別で分離された、油分の少ない
圧延スケール粒子が粉砕されて水に懸濁され、そして懸
濁液が後浮遊選別によって油濃縮液を含む部分、水を含
む部分および微細な圧延スケール粒子を含む部分に分離
されることを特徴とする浄化方法。
【0023】3.懸濁液の後浮遊選別の際に得られる浄
化水が、浄化回路、特に磁気分離のために予備浄化され
た工場水に戻されることを特徴とする上記第2項の浄化
方法。
【0024】4.後浮遊選別で懸濁液から分離された圧
延スケール粒子が精練され、場合によっては、最初の方
法ステップで沈澱と磁気分離によって工場水から分離さ
れた圧延スケールまたは圧延スケール粒子と共に精練さ
れることを特徴とする上記第2項の浄化方法。
【0025】5.工場水の予備浮遊選別によって生じる
油を含む濃縮液と、懸濁液の後浮遊選別によって生じる
油を含む濃縮液が、複数の物質相に分けられ、特に廃油
の部分、水の部分および少量の圧延スケールの部分に分
けられることを特徴とする上記第2項の浄化方法。
【0026】6.浄化された工場水のための浮遊選別装
置6の分別部分出口が場合によってはフィルター8に接
続され、このフィルターの濾液出口が冷却塔9に接続さ
れ、この冷却タワーの下方にポンプ手前の槽10が設け
られ、このポンプ11が接続管17によって圧延設備の
冷却水消費部に接続されていることを特徴とする浄化設
備。
【0027】7.分離された圧延スケール粒子のための
浮遊選別装置6の分別部分6.2 が破砕機械12、特に粉
砕機に接続され、この破砕機械の製品出口が懸濁液槽1
3に接続され、この懸濁液槽の懸濁液管15が強制通気
を行う第2の浮遊選別装置16に通じていることを特徴
とする上記第6項の浄化設備。
【0028】8.まじり物のない水のための第2の浮遊
選別装置16の分別部分出口16.1が、磁気分離のための
ポンプ手前の槽2に接続されていることを特徴とする上
記第7項の浄化設備。
【0029】9.圧延スケール粒子のための第2の浮遊
選別装置16の分別部分出口16.2が、分離された圧延ス
ケールを精練設備21へ移送するための搬送手段19に
連結されていることを特徴とする上記第7項の浄化設
備。
【0030】10.第1浮遊選別装置6およびまたは第2
浮遊選別装置16の油を含む濃縮液のための分別部分出
口6.3 , 16.3が、遠心分離機7、特に浄化された水、廃
油および固体のための排出口を有する三相分離機に接続
されていることを特徴とする上記第7項の浄化設備。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による浄化
方法と浄化設備は、スペースをとらないできるだけ低コ
ストの装置により、使用済の工場水から圧延スケール、
油および脂肪を完全に分離することができ、従って浄化
した水を非常に綺麗な工場水として圧延設備に戻すこと
ができるだけでなく、油または脂肪を廃油浄化の後更に
使用することができ、分離された圧延スケールを直ちに
精練することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による浄化方法および装置の実施例を示
す図である。
【符号の説明】
1 沈澱槽 2 ポンプ手前の槽 3 磁気分離機 4 ポンプ 5 管 6 浮遊選別装置 18 沈澱スケール取り出し装置 21 精練設備 22 廃油再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−190622(JP,A) 特開 昭48−29060(JP,A) 特開 昭48−104348(JP,A) 特開 昭56−33080(JP,A) 特開 昭62−19300(JP,A) 実開 昭55−144588(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C10M 175/00 - 175/06 B01D 21/00 C02F 1/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧延設備の開放冷却回路を流れる、圧延
    スケールで汚染され油を含む工場水を浄化する方法であ
    って、工場水から圧延スケールを磁気分離し、浮遊選別
    によって3つの物質に分別するようにした前記方法にお
    いて、大きな圧延スケール(Z が重力沈澱によって
    汚染工場水(W から分離され、これにより予備浄化
    された工場水から、中間の圧延スケール粒子および細か
    い圧延スケール粒子(Z )が磁気分離(3)によって
    除去され、このようにして後浄化された工場水(5)
    浮遊選別(6)によって、油濃縮液(6.3)を含む部
    分と、水(6.1)を含む部分と、油分の少ない微細な
    圧延スケール粒子(Z を含む部分とに分別され、
    遊選別(6)で分離された油分の少ない微細な圧延スケ
    ール粒子(Z )が粉砕されて(12)、水に懸濁され
    (13)、懸濁液が、第2次浮遊選別(16)によっ
    て、油濃縮液(16.3)を含む部分と、水(16.
    1)を含む部分と、微細な圧延スケール粒子(Z
    含む部分とに分別され、浄化された工場水(W )は
    却媒体として再び使用され、工場水(W から分離さ
    れた全部の圧延スケール(Z ,Z ,Z )は焼結体
    として精練され、油を含む濃縮液(6.3,16.3)
    廃棄されるかまたは廃油再生処理されることを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 圧延設備の開放冷却回路を流れる、圧延
    スケールで汚染され油を含む工場水を浄化する浄化設備
    であって、圧延スケールを磁気分離する磁気分離機
    (3)と、3つの物質に分別するための少なくとも1つ
    の浮遊選別装置(6,16)とを備えた浄化設備におい
    て、使用済の汚れた工場水(W)を供給するための沈
    澱槽(1)と、沈澱した粗い圧延スケールを取り出すた
    めの装置(18)と、予備浄化された工場水をポンプ手
    前の槽(2)に移すための装置とを具備し、このポンプ
    手前の槽が中間の圧延スケール粒子と細かい圧延スケー
    ル粒子のための磁気分離機(3)を備え、更に、後浄化
    された工場水を少なくとも一つの浮遊選別装置(6)に
    移すための装置(4,5)を具備し、この浮遊選別装置
    が強制通気装置を備え、浄化された工場水(W)のよ
    うな分離された製品を圧延設備の冷却回路に戻すため
    遊選別装置の分別部分出口が搬送手段を備え、分離され
    た圧延スケール(Z )を排出する浮遊選別装置(6)
    の分別部分出口 (6.2)が粉砕機(12)に接続さ
    れ、粉砕機(12)の出口が懸濁槽(13)と連通して
    おり、懸濁槽(13)の懸濁管(15)が、強制通気を
    行う第2の浮遊選別装置(16)に通じ、分離された全
    部の圧延スケール(Z ,Z ,Z )を精練設備(2
    1)へ移送するための装置と、油分を含む濃縮液を廃油
    再生装置(22)に移送するための装置とが設けられて
    いることを特徴とする浄化設備
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