JP3159723U - 制振かすがい - Google Patents

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Abstract

【課題】木造家屋の耐震改修に利用する場合、施工が簡単で、壁面からでも内部の構造材に設置出来、開口部に設置しても支障がなく、外観のアクセントにもなる制振かすがいを提供する。【解決手段】木材の接合面を挟んで打ち込むかすがいに於いて、かすがいを棒ばね材で組成し、露出部分1を弓形にして、埋め込み部の木材としての管柱2と軒桁3をつなぎ留めると共に、地震等の振動を吸収し、崩壊を阻止する制振性能を発揮する。【選択図】図1

Description

本考案は制振性能を有するかすがいに関するものである。
かすがいは木材同士をつなぎ留める役割をしているが、想定以上の地震により、接合部が崩壊して、役割を果たさない。
特開平11−222931号 公報
木造の構造材を繋ぎ止め、地震等の振動にも耐え得る金具を低コストで提供する。
本考案は、かすがいを棒ばね材で組成し、露出部分を弓形に形成することにより、伸び縮み出来るようにして、制振性能を有することにより、問題点を解決している。
本考案により、低コストで制振構造に寄与することが出来ると共に、従来では、想定以上の地震があれば金具部分から木材が裂ける現象があったが、それを防ぐことが出来る。また、丸太キットハウス等の組み立てにおいても、本考案を利用することにより、簡単に組み立てすることが出来る。木造家屋の耐震改修に利用する場合、施工が簡単で、壁面からでも内部の構造材に設置出来、開口部に設置しても支障がなく、外観のアクセントにもなる。
本考案の制振かすがいを木造に設置している立体図である。管柱2と軒桁3に穴をあけて制振かすがい1を4で埋め込み、補強すると共に、地震等の振動にたいして制振かすがい1が振動を吸収することにより、制振性能を発揮する。 前記制振かすがいを木造に設置している上部から見た図である。管柱2と軒桁3に穴をあけて制振かすがい1を4で埋め込んでいる。 前記制振かすがいにデザインを加え木造に設置している正面図である。管柱2と軒桁3に穴をあけて制振かすがい1を4で埋め込んでいる。 前記制振かすがいを木造に設置している側面から見た図である。管柱2と軒桁3に穴をあけて制振かすがい1を4で埋め込んでいる。
木造の軒桁と管柱等に制振かすがいを打ち込んで施工する。設置箇所は片側でもハの字のごとく両側でも可能である。また、大きさは、構造等により大小設置可能であり、開口部や、壁の上から耐震補強としても設置可能である。
以下、添付図面に従って実施例を説明する。
図1の様に、棒ばね材で組成された制振かすがいを木造の管柱2と軒桁3に4で埋め込み設置することにより、地震等の振動を制振かすがいが変形することにより吸収し、埋め込み部分4で破損することもなく制振性能を発揮する。
上部から見た図2の埋め込み部分4は反対側には露出しないが、反対側でもう一対の制振かすがいを設置する場合は位置をずらして埋め込む。
正面図、図3の様に制振かすがいの露出部分1にデザインを加えて設置することにより、装飾金具として利用出来、設置場所を選ばないため色々な所に施工できるので、制振性能を発揮しやすい。
側面から見た図4の制振かすがいの設置は、内壁側でも外壁側でも両方でも設置可能である。
1 制振かすがい
2 管柱
3 軒桁
4 埋め込み部分

Claims (4)

  1. かすがいを棒ばね材で組成し、露出部分を弓形に形成することにより、伸び縮み出来るようにして、制振性能を有する制振かすがい。
  2. かすがいを棒ばね材で組成することにより、丸太キットハウスの組み立てに利用すれば、丸太に加工した穴に前記制振かすがいをはめ込む作業により、簡単に組み立て出来て、制振性能を有する制振かすがい。
  3. 前記制振かすがいを木造家屋の耐震改修に利用すれば、建物の壁面からでも内部の構造材に前記制振かすがいを設置することが出来、外観のアクセントになると共に、低コストで制振性能を有する制振かすがい。
  4. 前記制振かすがいで耐震補強できる為、開口部にも設置しても支障にならず、本体にデザインを加えることにより、装飾金具としても利用出来る制振かすがい。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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