JP3165034U

JP3165034U - 建物耐震補強筋交い工法

Info

Publication number: JP3165034U
Application number: JP2010004436U
Authority: JP
Inventors: 徳雄松岡
Original assignee: 徳雄松岡
Priority date: 2010-06-14
Filing date: 2010-06-14
Publication date: 2011-01-06
Anticipated expiration: 2020-06-14

Abstract

【課題】地震による建物の倒壊を防止する建物耐震補強筋交い構造を提供する。【解決手段】外壁に穴をあけ、カラーを差込み、柱７・梁６に筋交い入り補強フレーム３をフレーム取り付けネジ４で貫通固定する。【選択図】図１

Description

この考案は地震による建物倒壊防止補強工法に関するものである。

従来の技術の欠点は柱・梁から金具までの長さが長く、強度不足。また、筋交いの丸棒が、いかにも弱々しく、また、デザイン的にもあまり良いとはいえない。一個建て住宅または建物が、その補強筋交いを入れる事により、簡易プレハブのごとく見栄えの悪い物になってしまっていた。

梁から金具までの長さが長く、強度不足。また、筋交いの丸棒が、いかにも弱々しく、また、デザイン的にもあまり良いとはいえない。一個建て住宅が、その補強筋交いを入れる事により、簡易プレハブのごとく見栄えの悪い住宅または建物になってしまっていた。本発明はこれらの欠点を解決する為になされたものである。

外壁（１）に穴をあけ、カラー（８）を差込み、柱（７）・梁（６）に筋交い入り補強フレーム（３）をフレーム取り付けネジ（４）で取り付ける。フレーム取り付けネジ（４）は、筋交い入り補強フレーム（３）及びカラー（８）を貫通し、柱（７）・梁（６）にフレーム取り付けネジ（４）をネジ込む為密着が良く、筋交い入り補強フレーム（３）を柱（７）・梁（６）に強度に取り付けられる工法である。筋交い入り補強フレーム（３）は１個から数個を積み重ねる事により、柱（７）・梁（６）とのつなぎ及び補強の筋交いとなる。本考案は以上の構成からなる建物耐震補強筋交い工法である。

考案の効果を説明すれば、筋交い入り補強フレーム（３）の柱（７）及び梁（６）への固定が簡単であり、屋外での作業であり、工事中も生活に何も影響が無く、壁等解体も無いので、短期間の工事期間で工事も出来るし、結局安価な工法と言える。従来の工法に比べ、強度的にもアップしているし、デザイン的にも、単なる補強の筋交いでは無く、建物のデザインの一部として、優れていると言える。

実施組付図…柱（７）・梁（６）に筋交い入り補強フレーム（３）を組みつけた状態の部分図実施組付図［図１］のＡ−Ａ‘拡大断面図実施図１ …建物に１カ所実施した状態を表した図実施図２ …建物に２カ所実施した状態を表した図

［１］考案の構造を説明すれば、外壁（１）に穴をあけ、カラー（８）を差込み、柱（７）・梁（６）に筋交い入り補強フレーム（３）をフレーム取り付けネジ（４）で取り付ける。フレーム取り付けネジ（４）は、筋交い入り補強フレーム（３）及びカラー（８）を貫通し、柱（７）・梁（６）にフレーム取り付けネジ（４）をネジ込む為密着が良く、筋交い入り補強フレーム（３）を柱（７）・梁（６）に強度に取り付けられる工法である。筋交い入り補強フレーム（３）は１個から数個を積み重ねる事により、柱（７）・梁（６）とのつなぎ及び補強の筋交いとなる。本考案は以上の構成からなる建物耐震補強筋交い工法である。
［２］筋交い入り補強フレーム（３）は１個でも良いし、任意の個数重ねても良い。
［３］上台（５）と基礎（１０）を一体固定する金具を、筋交い入り補強フレーム（３）で兼用一体製作し、ホールダウン対策する事も考えられる。
［４］筋交い入り補強フレーム（３）を固定するため、柱（７）・梁（６）の外壁に穴をあけ、木造の場合、ビス止めまたはボルト止めする方法も考えられる。
［５］柱（７）・梁（６）が鉄骨の場合、溶接、ナッターによりボルト止めし、筋交い入り補強フレーム（３）を柱（７）・梁（６）に固定する事もできる。
［６］カラー（８）と外壁にあけられた穴のクリアランスに雨の浸透を防ぐために、直接コーキング等を施工する。
［７］雨水防止金具を取り付ける事もできる。
［８］本考案は、木造・鉄骨にも取り付け可能だし、住宅・ビル・工場のあらゆる建物に取り付ける事ができる建物耐震補強筋交い工法である。
［９］本考案は、外部に取り付ける為に考案された物であるが、外部に取り付けられない場合は、建物内部にでも取り付ける事ができる建物耐震補強筋交い工法である。
本考案は以上のような構造で、外壁（１）に穴をあけ、カラー（８）を差込み、柱（７）・梁（６）に筋交い入り補強フレーム（３）をフレーム取り付けネジ（４）で取り付ける。フレーム取り付けネジ（４）は、筋交い入り補強フレーム（３）及びカラー（８）を貫通し、柱（７）・梁（６）にフレーム取り付けネジ（４）をネジ込む建物耐震補強筋交い工法である

外壁（１）外壁にあけられた穴（２）筋交い入り補強フレーム（３）
筋交い入り補強フレーム取り付けボルト（４）土台（５）梁（６）
柱（７）カラー（８）フレーム取り付け孔（９）基礎（１０）

Claims

柱（７）及び梁（６）の取り付け部の外壁（１）に穴をあけ、カラー（８）を挿入し、柱（７）・梁（６）に筋交い入り補強フレーム（３）を固定する建物耐震補強筋交い工法。