JP3159706B2 - 安定化された抗菌性食品組成物 - Google Patents

安定化された抗菌性食品組成物

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、患者に消化管に沿う食物摂取のために栄養
的にバランスのとれた食品組成物に関する。
より詳しくは、本発明は、水と混合したときに、低p
H、長期間の棚持ち、高い抗菌(antimicrobial)活性を
有し、かつ、溶液中又は懸濁液中にタンパク質α−アミ
ノ酸を含む栄養的にバランスのとれた水溶性粉末食品組
成物に関する。
更なる点においては、本発明の、食品組成物を水と混
合したときに、室温で長期間その均一性を維持し、か
つ、著しく低い好気性及び嫌気性細菌活性を示す、2成
分系安定剤を含む水溶性粉末食品組成物に関する。
栄養的にバランスのとれた水溶性粉末食品組成物は、
当該技術分野で既知である。例えば、“抗菌性食品組成
物”についての本発明者の米国特許第4,931,300号の参
照のこと。
本発明者の米国特許第4,931,300号に記載されたもの
のような栄養的にバランスのとれた水溶性粉末食品組成
物は、潜在的な欠点を有している。米国特許第4,931,30
0号における食品組成物のような2.0〜5.5の範囲の酸性p
H値を有する溶液からは、タンパク質が沈澱する傾向が
ある。しかしながら、2.0〜5.5の範囲の低pH値を有する
溶液は、その溶液の酸性度が通常は高レベルの抗菌活性
を付与するので好ましい場合が多い。米国特許第4,931,
300号に開示した組成物のような食品組成物は1つの例
外であって、高度の抗菌活性を付与しない。このこと
は、本発明者の米国特許第4,931,300号における食品組
成物はそれを液体状に戻した後は冷蔵しなければなら
ず、更に、約72時間以内に使用しなければならないとい
う事実により明らかである。戻した食品組成物の72時間
の棚持ちがたとえ相対的に短いとしても、他の同じ食品
組成物の棚持ちよりも依然として実質的に長い。例え
ば、ロベルツ(Roberts)への米国特許第4,112,123号を
参照のこと。この特許では、同じく戻して冷蔵した食品
組成物の棚持ちは約24時間に過ぎない。米国特許第4,11
2,123号及び米国特許第4,931,300号に記載されたタイプ
の酸性の水性食品組成物に伴うもう1つの問題点は、適
当な食品組成物用安定剤を特定するのが難しい点であ
る。安定剤は、食品組成物を飲み物として戻したときに
速やかに作用できなければならず、過剰な粘性を有する
組成物をもたらしてはならず、長期間の棚持ちを有さな
ければならず、かつ、食品組成物の酸性的性質による劣
化に耐え得るものでなければなたない。
従って、液体と混合して飲み物を形成したときに、約
2.0〜6.5の範囲にあるpHを有し、高い抗菌活性を有し、
室温で長期間の棚持ちを有する低粘性溶液を生成し、か
つ、粒子が溶液から沈澱又は沈降するのを防ぐ水溶性食
品組成物を提供することが非常に望まれているのであ
る。
従って、本発明の主要な目的は、改善された食品組成
物を提供することにある。
本発明の他の目的は、タンパク質α−アミノ酸を含
み、かつ、pH約2.0〜6.0で水溶液に戻したときに食品組
成物粒子が水溶液から沈澱又は分離するのを概ね防止す
る、栄養的にバランスのとれた水溶性食品組成物を提供
することにある。
本発明の更なる目的は、水溶液に戻したときに高い抗
菌活性を有しかつ室温で長期間の棚持ちを有する、2成
分系鋭安定剤を含む栄養的にバランスのとれた水溶性食
品組成物を提供することにある。
これら及び他の、更なる及びより具体的な本発明の目
的及び効果は、以下の本発明の詳細な説明から当業者に
明かになるであろう。
簡単に言えば、本発明者は、高い抗菌活性と長期間の
棚持ちを有する食品組成物を見出したのである。該食品
組成物は、6〜28重量%の水溶性タンパク質α−アミノ
酸;脂肪酸鎖中の炭素原子数が主に6〜26の、4〜22重
量%のトリグリセリド;固形コーンシロップ、三糖類、
四糖類、五糖類、六糖類、デキストロース、果糖、ショ
糖、麦芽糖、オリゴ糖及び高重合度糖からなる群から選
ばれる、45〜78重量%の炭水化物;0.1〜10.0重量%の乳
化剤;0.1〜8重量%の食用酸;ソルビン酸、安息香酸、
安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、ソルビン酸
ナトリウム、及び安息香酸カリウムからなる群から選ば
れる、0.01〜6重量%の抗菌剤;1〜8.5重量%の変性澱
粉;及び0.2〜5重量%のセルロースガムを含む。該食
品組成物は、立法センチメートル組成物当たり約3カロ
リーまでを供給する。液体で戻すと、該組成物は250〜6
50の重量オスモル濃度(osmolarity、浸透圧モル濃度)
を有し、抗菌剤により該溶液中で形成される少なくとも
21重量%の酸が未解離の酸である溶液を形成する。戻し
た食品組成物のpHは2〜6.5である。
本明細書のために、タンパク質α−アミノ酸という用
語は、タンパク質の部分的加水分解により又は合成によ
り製造されたモノペプチド、ジペプチド、トリペプチ
ド、及びオリゴペプチドを含み、乳清タンパク質も含む
ものと定義される。
ペプチドα−アミノ酸は、それらが食品組成物のpHを
下げ、結果として食品組成物の製造に必要な酸味剤の量
を下げるのに役立つので、本発明を実施するのに好まし
い。ペプチドとは、1つのアミノ酸のアミノ基と他のア
ミノ酸のカルボキシル基の結合により2又はそれを越え
るアミノ酸から誘導され、加水分解でこれらアミノ酸を
生成し、成分アミノ酸の数に従って分類され、そして、
タンパク質の部分的加水分解により又は合成により(α
−アミノ酸又はそれらの誘導体として)得られる、あら
ゆる種類のアミドである。ジペプチドは、加水分解で2
分子のアミノ酸を生成するペプチドである。ポリペプチ
ドとは、加水分解でアミノ酸を生成するがタンパク質よ
りも低い分子量を有し、タンパク質の部分的加水分解に
より又は合成により得られるポリアミドである。ペプチ
ドは、乳清タンパク質及び他のタンパク質よりも消化さ
れ易い。
ペプチドは、あらゆる種類のタンパク質の加水分解か
ら製造でき、普通は、卵、牛乳、又は大豆を加水分解す
ることによって製造される。
本明細書のために、“乳清タンパク質”という用語
は、チーズ乳清から誘導される水溶性又は懸濁性で本質
的に未変性のタンパク質部分であって、乳糖、乳酸、及
び溶解性の塩が通過できる超濾過膜により本質的に保持
されるタンパク質部分を意味するものと定義される。乳
清タンパク質は、それぞれ特有のものでその組成によっ
て同定可能であり、必ずしもその製造工程に依存しな
い。乳清タンパク質は、超濾過以外の方法、例えば、ゲ
ル濾過で得てもよい。
本発明の粉末組成物に使用するタンパク質α−アミノ
酸の量は、大きく変動してもよいが、殆んどの場合、乾
燥重量基準で4〜22%が適当であり、特に約15〜20%で
ある。
タンパク質α−アミノ酸は、本質的に水溶性又は懸濁
性であり、要求される態様で機能するように安定かつ流
出可能な形態に混合又は配合できるものである。更に、
それは、殆どが一般式RCH(NH2)COOHを有する1又はそ
れを越えて20未満のα−アミノ酸を含有するタンパク質
α−アミノ酸部分であり、植物又は動物組織内で合成さ
れ、タンパク質を作り上げるブロックであって該タンパ
ク質から加水分解により得られるものと考えられ、組織
の代謝、成長、維持及び修復に重要な役割を演じてい
る。
ロベルツへの米国特許第4,112,123号における表1
は、本発明で使用する乳清タンパク質の典型的なアミノ
酸プロフィールを示している。
本発明の食品組成物で使用する中間鎖トリグリセリド
(MCT)は、高カロリー含有量と容易に消化できる組成
物を相乗的に付与しつつ、低粘度の組成物を生成する。
中間鎖トリグリセリドの脂肪酸鎖は主に約6〜12炭素原
子であり、好ましくは、脂肪酸鎖が主に約14〜26炭素原
子である長鎖トリグリセリド(LCT)と共に使用され
る。
粉末食品組成物中のLCTとMCTの比率は大きく変動する
ことができるが、典型的には約4〜22重量%であり、最
適範囲は12〜18重量%である。
本発明の乳化にはあらゆる食品用乳化剤が使用され、
望ましくは乳化剤の組み合わせが使用される。通常はC
−12〜C−20のエステル化された鎖を有するあらゆる長
鎖脂肪酸グリセロール乳化剤が使用できる。これらのう
ち典型的なものは、グリセロールのラクトパルミチン酸
エステル又はステアリン酸エステルである。また、プロ
ピレンのグリコモノステアリン酸エステル、又はオレイ
ン酸エステル、パルミチン酸エステル、及びミリスチン
酸エステルの如きプロピレンから誘導された乳化剤を使
用してもよい。同様に、“スパン”系の乳化剤を使用し
てもよい。これらは周知の乳化剤であり、無水ソルビト
ール(又はソルビタン)の脂肪酸部分エステルである。
いま1つの周知の乳化剤は、無水ソルビトールの脂肪酸
部分エステルのポリオキシエチレン誘導体の“ツウィー
ン”系である。ツウィーン80及びアトモス(Atmos)300
がよく組み合わせて使用される。周知のモノ及びジグリ
セリドのアモトス系を使用してもよい。また、レシチン
も適した乳化剤である。乳化剤の量は、個々の粉末食品
組成物に適するように選ばれ、一般に約0.1〜10重量%
の範囲である。
該粉末食品組成物は、45〜78重量%の炭水化物を含有
する。該炭水化物は消化可能であれば、用途により、デ
キストロース、果糖、ショ糖、麦芽糖、オリゴ糖、高重
合度糖、又はそれらの混合物の如き如何なる炭水化物で
あってもよい。
該食品組成物を補充しまた全体の栄養的バランスのた
めに、ビタミン、ミネラル、及びその他の微量成分を使
用してもよい。これら補充物質は、典型的には、2,000
カロリー基準として、RDAと等しいかそれよりも多い程
度まで所望により変動させてもよい。大豆ぬか、米ぬ
か、又は他の繊維性多糖類又は繊維供給源を食品組成物
中に含めてもよい。
FDA色素の如き慣用の着色剤、並びにBHT及びBHAの如
き慣用の保存剤を使用してもよい。BHT及びBHAは脂肪を
腐敗から保存する。
該食品組成物は比較的低水分の粉末化された形態で提
供される。水分は、多くの粉末配合物の場合には、好ま
しくは少なくとも4重量%未満であり、より好ましくは
3重量%未満である。そのような低水分は、密閉されて
いるなら、周囲条件で少なくとも1年の棚持ちを有する
製品を提供する。
該食品組成物の粉末形態は液体で戻すことができる。
本発明の食品組成物の液体形態は、殺菌又は冷蔵条件下
で貯蔵することを要さない。
該乾燥粉末はあらゆる望ましい食用液体で戻される。
該粉末は得られる本発明の液体形態中に、通常は部分的
に溶解しかつ部分的に懸濁する。該組成物をアルコール
の如き液体で戻すことは可能であるが、戻すのに使用す
る液体は通常は主に水であろう。その水は、アルコー
ル、グリセロール、プロピレングリコール、砂糖及びフ
レーバーの如き付加的成分を含有してもよい。
本発明の戻した食品組成物の溶液中のカロリー含有量
は、立法センチメートル当たり約3カロリーまでのあら
ゆる望ましいレベルに調節することができる。立法セン
チメートル当たり1.5〜2カロリーが好ましい。
戻した食品組成物の重量オスモル濃度は、立法センチ
メートル食品当たり1カロリーのリッター当たり250〜6
50mOSmの範囲内であるが、好ましくは275〜350mOSmの範
囲内である。
該粉末食品組成物は、pHを2〜6.5以内に調節するた
めに、0.1〜8重量%の、マレイン酸、酢酸、クエン
酸、乳酸、酢酸ナトリウム、フマル酸の如き食用酸味
剤、又は酢酸ナトリウムの如き酸性塩も含む。このpHは
本発明の長期間の棚持ちにとって臨界的である。約6.5
を越える如何なるpHも、微生物活性をより大きくして本
発明で使用されるソルビン酸塩及び安息香酸塩の抗菌作
用を低下させるので好ましくない。6.5より大きいpH
は、本発明にとって臨界的なソルビン酸塩又は安息香酸
塩の抗菌活性を大きく低下させるので全く許容できな
い。
ソルビン酸及び安息香酸の抗菌活性は、主として未解
離の酸分子によるものである。従って、抗菌活性はpH依
存性であり、あらゆるpHにおける推定活性が以下の表I
に示すように見積ることができる。
該食品組成物は、0.01〜6重量%の、ソルビン酸、安
息香酸、ソルビン酸カリウム、ソルビン酸ナトリウム、
安息香酸カリウム、安息香酸ナトリウム等の如きソルビ
ン酸塩又は安息香酸塩を含む。そのような安息香酸塩及
びソルビン酸塩は、2〜6.5の範囲の低pH値で有意義な
抗菌活性を提供するので臨界的である。
本発明の粉末食品組成物では新規な2成分系安定剤が
使用される。種々の従来の安定剤は該食品組成物中では
適度に機能せず、6時間未満で、しばしば1時間未満で
戻した混合液から粒子が沈降してしまう。本発明者は、
本発明の戻した食品組成物を室温で長期間効果的に安定
化する新規な2成分系安定剤を見出した。また、本発明
の2成分安定剤食品組成物は、該食品組成物を室温で数
日間一度に曝した場合に、該戻した食品組成物中の細菌
総数を通常は低くする相互作用的相乗効果をもたらすよ
うである。
該2成分系安定剤は、1〜8.5乾燥重量%の、変性ポ
テトスターチの如き変性澱粉を含み、かつ、0.2〜5重
量%のセルロースガムを含む。該食品組成物にセルロー
スガムを使用せずに変性澱粉を使用すると、該食品組成
物の酸性条件が該澱粉を分解して粘稠過ぎる溶液をもた
らすので許容できない。しかしながら、変性澱粉をセル
ロースガムと組み合わせて使用した場合には、該食品組
成物は、非常に安定でかつ好気性及び嫌気性細菌の増殖
に対して抵抗性のある食品組成物が得られる。本発明の
戻した食品組成物のサンプルを10日間空気に曝して置い
ても、嫌気性細菌は検出されず、好気性細菌は戻した食
品組成物ミリリッター当たり10〜20よりも少ない数が検
出されたに過ぎなかった。このように細菌が殆ど増殖し
ないことは独特なものではないにしても非常に稀であ
る。
ここで使用する場合、“変性澱粉”という用語は、澱
粉粒の結晶域を比較的無傷に残したまま該粒の非晶質域
を攻撃する酸、熱、又は他の手段により解重合処理に付
された澱粉を意味する。換言すれば、該澱粉はデキスト
リンを生成するほど十分には解重合されていない。その
代わり、該変性澱粉は、未処理又は未変性澱粉に比較し
て、熱ペーストの粘度の低下、固有粘度の低下、ゲル強
度の低下、及びゲル化温度の上昇を経てはいるが、3次
構造を維持している。本発明を実施するに際して使用さ
れる変性澱粉の製造において、コーン、モロコシ、小
麦、ポテト、及び他の植物性澱粉を使用することができ
る。しかしながら、現時点ではポテトスターチが好まし
い。
ここで使用する場合、“メチルセルロース”という用
語は、メチルセルロース及び2−ヒドロキシプロピルメ
チルセルロースを含む。
本発明の乾燥粉末食品組成物を戻した後は、約10日間
又はそれよりも長い室温での長期間の棚持ちを有する。
該組成物に対する水の割合は、先に議論したように、該
組成物の成分の比率及び要求される望ましいコンシステ
ンシーに伴って変化するであろう。例として、水に対す
る組成物の重量/重量基準での、100g基準の希釈は以下
のように行うことできる: 次の実施例は、本発明の範囲を限定するものとしてで
はなくその実施を説明するために、本発明の現時点にお
ける好ましい態様を記載したものである。該実施例にお
いて、全ての比率は特に断らない限り重量による。
種々の成分からの凡そのパーセントカロリーは、炭水
化物52.4%、脂肪30.5%、及びタンパク質17.1%であ
る。該粉末食品組成物中に含まれる炭水化物は、ショ
糖、デキストロース、麦芽糖、乳糖、三糖類、四糖類、
五糖類、六糖類、及び高重合度糖を含む。25gの該食品
粉末組成物を75gの水で戻したとき、得られた混合液
は、1.07のカロリー密度(Cal/ml);145.9の総Cal/窒素
比;120.9の非タンパク質比;45.8g/リッターのタンパク
質濃度;36.1g/リッターの脂肪濃度;140g/リッターの炭
水化物(消化可能)濃度;153.8g/リッターの炭水化物
(総)濃度;及び14g/リッターのダイエット性線維濃度
を有する。
該食品組成物の上掲成分のブレンドの間、生成する粉
末混合物が水中により容易に分散及び溶解するように、
好ましくは凝集法を採用する。
実施例2 実施例1の食品組成物の粉末25gを75gの水と混合す
る。得られた飲み物は、立法センチメートル当たり1.1
カロリーであり、4.7のpHを有し、300の重量オスモル濃
度を有し、約90〜100センチポイズの粘度を有し、そし
てそれぞれが約100メッシュ未満の大きさを有する粒子
を有する。
実施例3 次の成分を記載した比率でブレンドすることによっ
て、粉末形態にある食品組成物1000gを調製した。成分 乾燥重量パーセント 砂糖 5.5 乳清タンパク質濃縮物 13.97 フォーテイン(FORETEIN)35(タンパク質α−アミノ酸) 乳酸カルシウム・5水和物 3.67 クリエイティブ・クリーマー829(脂肪乳化剤) 5.5 マルトデキストリン,M100(凝集体) 60.53 クエン酸 2.2 AVGBE PREGAL VA−70(変性ポテトスターチ) 5.5 ハーキュレス(HERCULES)セルロースガム,CMC−7HF 1.83 乳化剤,ビートリーム(BEATREME)3581Z(脂肪乳化剤) .22 クエン酸ナトリウム ,21 ビタミン・プリミックス(PREMIX)110584 .22 (ビタミンA、B、C、K等) 酸化マグネシウム .18 ソルビン酸カリウム .46 水 .46 100.00 種々の成分からの凡そのパーセントカロリーは、炭水
化物50%、脂肪30%、及びタンパク質18%である。該粉
末食品組成物中に含まれる炭水化物は、ショ糖、デキス
トロース、麦芽糖、乳糖、三糖類、四糖類、五糖類、六
糖類、及び高重合度糖を含む。25gの該食品粉末組成物
を75gの水で戻したとき、得られた混合液は、1のカロ
リー密度(Cal/ml);140の総Cal/窒素比;120の非タンパ
ク質比;45g/リッターのタンパク質濃度;36g/リッターの
脂肪濃度;140g/リッターの炭水化物(消化可能)濃度;1
50g/リッターの炭水化物(総)濃度;及び14g/リッター
のダイエット性線維濃度を有する。
実施例4 実施例3の食品組成物の粉末237gを832mlの無菌蒸留
水と1991年3月11日の午後5:00に混合した。得られた飲
み物は、立法センチメートル当たり約1カロリーであ
り、4.6のpHを有し、約300の重量オスモル濃度を有し、
約90〜100センチポイズの粘度を有し、そしてそれぞれ
が約100メッシュ未満の大きさを有する粒子を有した。
実施例5 0.46gのソルビン酸カリウムを0.23gのソルビン酸カリ
ウムで置き換えた以外は、該成分を記載した比率で混合
することによって、実施例3の粉末1000gを調製した。
実施例6 実施例5の食品組成物の粉末237gを832mlの無菌蒸留
水と1991年3月11日の午後5:00に混合した。得られた飲
み物は、立法センチメートル当たり1カロリーであり、
4.6のpHを有し、約300の重量オスモル濃度を有し、約90
〜100センチポイズの粘度を有し、そしてそれぞれが約1
00メッシュ未満の大きさを有する食品組成物粒子を有し
た。
実施例7 実施例4の飲み物(懸濁液)を作ってすぐ、即ち、該
粉末の再水和を行ってすぐに、好気性及び嫌気性細菌の
存在を確認するために生菌数の計数を行った。生菌数の
計数は、1mlの飲み物を10mlの富化チオ(Thio)に移す
ことによって行った。嫌気性菌を培養するために、該チ
オを35℃で4日間インキュベートした。次いで、好気性
及び嫌気性細菌の存在を確認するために該チオを試験し
た。上記の生菌数の計数操作は、FDA Bacteriological
Analytycal Mannual,4th Edition,1984,Chapter 4及びA
SM Mannual of Clinical Microbiology,4th Edition,19
85に従って行った。
実施例4の飲み物を空気に曝して室温で貯蔵した。連
続した10日の間、毎日午後5:00に生菌数の計数を開始し
た。以下の表IIに示したように、それぞれの生菌数の計
数においてグラム当たり10未満の好気性微生物が検出さ
れた。嫌気性細菌はどの生菌数計数の間にも検出されな
かった。
実施例8 実施例6の飲み物(懸濁液)を作ってすぐ、即ち、該
粉末の再水和を行ってすぐに、好気性及び嫌気性細菌の
存在を確認するために生菌数の計数を行った。生菌数の
計数は、1mlの飲み物を10mlの富化チオに移すことによ
って行った。嫌気性菌を培養するために、該チオを35℃
で4日間インキュベートした。次いで、好気性及び嫌気
性細菌の存在を確認するために該チオを試験した。上記
の生菌数の計数操作は、FDA Bacteriological Analytyc
al Mannual,4th Edition,1984,Chapter 4及びASM Mannu
al of Clinical Microbiology,4th Edition,1985に従っ
て行った。
実施例6の飲み物を室温で貯蔵した。連続した10日の
間、毎日午後5:00に生菌数の計数を開始した。以下の表
IIIに示したように、それぞれの生菌数の計数において
グラム当たり20又はそれ未満の好気生微生物が検出され
た。嫌気性細菌はどの生菌数計数の間にも検出されなか
った。
実施例9 実施例3の食品組成物の粉末237gを832mlの無菌蒸留
水とビーカー中で混合して均一溶液を形成した。該溶液
は約250センチポイズの粘度を有した。該溶液中に懸濁
している食品組成物粒子の大きさは100メッシュ未満で
あった。該溶液を室温で10日間放置した。10日間の終わ
りでは、該溶液は依然として実質的に均一であり、粒子
が溶液から沈降又は分離してビーカーの底に原料の層を
形成してはいなかった。
実施例10 実施例5の食品組成物の粉末237gを832mlの無菌蒸留
水とビーカー中で混合して均一溶液を形成した。該溶液
は約250センチポイズの粘度を有した。該溶液中に懸濁
している食品組成物粒子の大きさは100メッシュ未満か
それに等しかった。該溶液を室温で10日間放置した。10
日間の終わりでは、該溶液は依然として実質的に均一で
あり、粒子が溶液から沈降又は分離してビーカーの底に
原料の層を形成してはいなかった。
実施例11 AVGBE Pregal VA−70(55g)及びハーキュレス・セ
ルロースガス(18.3g)に代えて73.3gのカラゲナンを使
用した以外は、該成分を記載した比率で混合することに
よって、実施例3の粉末1000gを調製した。
実施例12 実施例11の食品組成物の粉末237gを832mlの無菌蒸留
水とビーカー中で混合して均一溶液を形成した。該溶液
は約250センチポイズの粘度を有した。該溶液中に懸濁
している食品組成物粒子の大きさは100メッシュ未満か
それに等しかった。該溶液を室温で放置した。6時間以
内に、粒子が溶液から沈降及び分離し始め、ビーカーの
底に原料の層を形成した。
実施例13 AVGBE Pregal VA−70(55g)及びハーキュレス・セ
ルロースガス(18.3g)に代えて73.3gのグアガムを使用
した以外は、該成分を記載した比率で混合することによ
って、実施例3の粉末1000gを調製した。
実施例14 実施例13の食品組成物の粉末237gを832mlの無菌蒸留
水とビーカー中で混合して均一溶液を形成した。該溶液
は約250センチポイズの粘度を有した。該溶液中に懸濁
している食品組成物粒子の大きさは100メッシュ未満か
それに等しかった。該溶液を室温で放置した。6時間以
内に、粒子が溶液から沈降及び分離し始め、ビーカーの
底に原料の層を形成した。
実施例15 AVGBE Pregal VA−70(55g)及びハーキュレス・セ
ルロースガス(18.3g)に代えて73.3gのローカストビー
ンガムを使用した以外は、該成分を記載した比率で混合
することによって、実施例3の粉末1000gを調製した。
実施例16 実施例15の食品組成物の粉末237gを832mlの無菌蒸留
水とビーカー中で混合して均一溶液を形成した。該溶液
は約250センチポイズの粘度を有した。該溶液中に懸濁
している食品組成物粒子の大きさは100メッシュ未満か
それに等しかった。該溶液を室温で放置した。6時間以
内に、粒子が溶液から沈降及び分離し始め、ビーカーの
底に原料の層を形成した。
実施例17 AVGBE Pregal VA−70(55g)及びハーキュレス・セ
ルロースガス(18.3g)に代えて73.3gの大豆多糖類を使
用した以外は、該成分を記載した比率で混合することに
よって、実施例3の粉末1000gを調製した。
実施例18 実施例17の食品組成物の粉末237gを832mlの無菌蒸留
水とビーカー中で混合して均一溶液を形成した。該溶液
は約250センチポイズの粘度を有した。該溶液中に懸濁
している食品組成物粒子の大きさは100メッシュ未満か
それに等しかった。該溶液を室温で放置した。6時間以
内に、粒子が溶液から沈降及び分離し始め、ビーカーの
底に原料の層を形成した。
実施例19 AVGBE Pregal VA−70(55g)及びハーキュレス・セ
ルロースガム(18.3g)に代えて73.3gのペクチンを使用
した以外は、該成分を記載した比率で混合することによ
って、実施例3の粉末1000gを調製した。
実施例20 実施例19の食品組成物の粉末237gを832mlの無菌蒸留
水とビーカー中で混合して均一溶液を形成した。該溶液
は約250センチポイズの粘度を有した。該溶液中に懸濁
している食品組成物粒子の大きさは100メッシュ未満か
それに等しかった。該溶液を室温で放置した。6時間以
内に、粒子が溶液から沈降及び分離し始め、ビーカーの
底に原料の層を形成した。
実施例21 AVGBE Pregal VA−70を55gの代わりに10gだけ使用
した以外は、該成分を記載した比率で混合することによ
って、実施例3の粉末1000gを調製する。
実施例22 実施例21の食品組成物の粉末237gを832mlの無菌蒸留
水とビーカー中で混合して均一溶液を形成した。該溶液
は約250センチポイズの粘度を有する。該溶液中に懸濁
している食品組成物粒子の大きさは100メッシュ未満か
それに等しい。該溶液を室温で10日間装置する。10時間
の終わりでは、該溶液は依然として実質的に均一であ
り、粒子が溶液から沈降又は分離してビーカーの底に原
料の層を形成してはいない。
実施例23 ハーキュレス・セルロースガスを、18.3gの代わりに2
gだけ使用した以外は、該成分を記載した比率で混合す
ることによって、実施例3の粉末1000gを調製する。
実施例24 実施例23の食品組成物の粉末237gを832mlの無菌蒸留
水とビーカー中で混合して均一溶液を形成した。該溶液
は約250センチポイズの粘度を有する。該溶液中に懸濁
している食品組成物粒子の大きさは100メッシュ未満か
それに等しい。該溶液を室温で10日間装置する。10時間
の終わりでは、該溶液は依然として実質的に均一であ
り、粒子が溶液から沈降又は分離してビーカーの底に原
料の層を形成してはいない。
本発明の食品組成物の粘度は重要であり、幾分、適当
な安定剤を見出すのが困難であることの原因となってい
る。粘度が大きいので、水で戻したとき、該食品組成物
を簡単に飲むことができる。戻した食品組成分物の68゜
F(20℃)における粘度は10,000セチポイズ未満、好ま
しくは1000センチポイズ未満である。オリーブ油の68゜
F(20℃)における粘度は1008ミリポイズであり;マッ
コウ鯨油の68゜F(20℃)における粘度は420ミリポイズ
であり;水の68゜F(20℃)における粘度は10.02ミリポ
イズであり;キャスター油の68゜F(20℃)における粘
度は10,272ミリポイズであり;テレビン油の68゜F(20
℃)における粘度は14.87ミリポイズであり;メチルア
ルコールの68゜F(20℃)における粘度は5.93ミリポイ
ズであり;そして、グリセロールの20℃における粘度は
10,690ミリポイズである。グリセロールの20.9℃におけ
る粘度は7,776ミリポイズである。500センチポイズ又は
それより少ない低粘度においてさえ、本発明の食品組成
物はその均一性を保持する。本発明の1態様において
は、好ましい粘度は500センチポイズ未満である。
本発明の食品組成物を戻した後の該食品組成物中の粒
子の大きさも重要である。戻した食品組成物中の粒子そ
れぞれは、一般に大きさが100メッシュに等しいか又は
小さい。20メッシュ粒子は、0.0331インチ(0.841mm)
のスクリーンの目を通過し;50メッシュ粒子は、0.0117
インチ(0.297mm)のスクリーンの目を通過し;100メッ
シュ粒子は、0.0059インチ(0.150mm)のスクリーンの
目を通過し;200メッシュ粒子は、0.0021インチ(0.053m
m)のスクリーンの目を通過し;そして、325メッシュ粒
子は、0.0017インチ(0.043mm)のスクリーンの目を通
過する。戻した食品組成物中の粒子は懸濁状態を維持し
なければならないので、粒子の大きさは小さい。
本発明の食品組成物は、消化管に沿ったあらゆる望ま
しい箇所において摂取されるが、通常は口から患者に投
与されるか又は管を通して患者の胃の中に直接送り込ま
れる。もし適切であるならば、該戻した食品組成物を腸
管又は食道の中に直接送り込んでもよい。
当業者が本発明を理解して実施するのを可能にするた
めに本発明を説明し、また、現時点で好ましい本発明の
態様を特定したが、以下の通り特許請求するものであ
る。
フロントページの続き (72)発明者 モンティ ウッドロウ シー アメリカ合衆国 アリゾナ州 85283 テンプ 65 サウス リヴァー ドライ ヴ 6411 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/29 - 1/305

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者の消化管に沿った食物摂取のための食
    品組成物であって、 (a) 6〜20重量%の水溶性タンパク質α−アミノ
    酸; (b) 脂肪酸鎖中の炭素原子数が主に6〜26の、4〜
    22重量%のトリグリセリド; (c) 固形コーンシロップ、三糖類、四糖類、五糖
    類、六糖類、デキストロース、果糖、ショ糖、麦芽糖、
    オリゴ糖及び高重合度糖からなる群から選ばれる、45〜
    78重量%の炭水化物; (d) 0.1〜10.0重量%の乳化剤; (e) 該食品組成物のpHを2〜6の範囲内に調節する
    ための0.1〜8重量%の食用酸; (f) ソルビン酸、安息香酸、安息香酸ナトリウム、
    ソルビン酸カリウム、ソルビン酸ナトリウム、及び安息
    香酸カリウムからなる群から選ばれる、0.01〜6重量%
    の抗菌剤; (g) 1〜8.5重量%の変性澱粉;及び (h) 0.2〜5重量%のセルロースガム を含む、前記食品組成物。
  2. 【請求項2】液体形態にあり、 (a) 水を含み; (b) 組成物1立方センチメートル当たり0.4〜約3
    カロリーを供給し; (c) 250〜約650の容量オスモル濃度を有し; (d) 500センチポアズ未満の粘度を有し;かつ (e) 粒子を含み、実質的に全ての該粒子の大きさが
    約100メッシュ未満である 請求項1記載の食品組成物。
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