JP3159662U - 非破壊性検査モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】導電端子が備える良好な導電率及び弾性係数により、磨耗を防ぎ、集積回路の接点を保護し、良好な被覆導電性を得ることができる上、導電端子を容易に交換することができる非破壊性検査モジュールを提供する。【解決手段】非破壊性検査モジュールは、基板1及び多数の導電端子2を備える。導電端子2は、中間部分に設けられた伸縮部221と、弾性体の両端から露出され、両端に設けられた導電部とを有し、弾性体の中心部分に配置された1本以上の導電フィラメントを有する。【選択図】図5

Description

本考案は、非破壊性検査モジュールに関し、特に、接触型の集積回路(IC)検査装置の非破壊性検査モジュールに関する。
集積回路は、封止が完了した後、品質を確認するために様々な検査を行うことが一般的である。集積回路の検査方法は、主に非接触型検査と接触型検査とに分けられる。非接触型検査では、光学装置により検査を行う一方、接触型検査では、検査装置上に集積回路を置き、集積回路の接点に検査装置のプローブを接触させてデータを得ることにより品質を検査する。
図1に示すように、従来の集積回路の接触型検査装置は、基板(carrying base)10を有する。基板10上には、マトリクス状に配列した端子孔101が設けられている。各端子孔101の中には、互いに接触した多数の金属球20が配置され、端子孔101の上端及び下端に、上当接部30及び下当接部40がそれぞれ設けられている。上当接部30の端面には、金属フィルム301が蒸着され、下当接部40の端面には、導電フィルム401が接続されている。このような接触型検査装置は、金属フィルム301を介して集積回路の接点と接触されるため、金属フィルム301が磨耗し易い上、上当接部30と下当接部40とが金属球20を介して接続されているため、隙間が発生した場合、導電性に悪影響を与える虞があった。また、導電不良などが発生し易く、検査結果の信頼性が低かった。
図2に示すように、従来のもう一つの接触型検査装置は、プレス成形した金属製プローブ50である。この金属製プローブ50は、基板10の端子孔101に配置されている。この金属製プローブ50は、磨耗し難い上に交換が可能であるが、弾性係数が低いために集積回路の接点部分が磨耗し易く、集積回路の接点部分に突き刺さって損壊させる虞があった。
そのため、集積回路の検査工程に応用し、検査モジュールの導電端子により磨耗することを防いだり、集積回路の接点を保護したり、被覆導電性を高めたり、導電端子の交換が可能な非破壊性検査モジュールが求められていた。
本考案の目的は、導電端子が備える良好な導電率及び弾性係数により、磨耗を防ぎ、集積回路の接点を保護し、良好な被覆導電性を得る非破壊性検査モジュールを提供することにある。
本考案のもう一つの目的は、導電端子が基板上に当接されているため、容易に交換することができる非破壊性検査モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、基板及び多数の導電端子を備える非破壊性検査モジュールであって、前記導電端子は、中間部分に設けられた伸縮部と、弾性体の両端から露出され、両端に設けられた導電部とを有し、前記弾性体の中心部分に配置された1本以上の導電フィラメントを有することを特徴とする非破壊性検査モジュールが提供される。
また、前記弾性体は、シリコーン系又は高分子材料からなることが好ましい。
また、前記弾性体は、上当接面、下当接面及び側面を有する柱体であり、前記上当接面は、前記基板の上面から露出され、前記下当接面は、前記基板の底面から露出され、前記側面には、当接部が突出され、前記導電フィラメントの両端に設けられた前記導電部は、前記弾性体の前記上当接面及び前記下当接面からそれぞれ露出されていることが好ましい。
また、前記導電端子の前記導電フィラメントの伸縮部は螺旋形状であることが好ましい。
また、前記基板には、多数のホールが穿設され、前記基板の前記ホールには、前記導電端子が貫設され、前記上当接面は、前記基板の上面から露出され、前記下当接面は、前記基板の底面から露出され、前記当接部は、前記ホールに当接されることが好ましい。
また、前記ホールの上部には、前記当接部を当接する段差部が設けられていることが好ましい。
また、前記基板の上面には、前記ホールを有する凹部が設けられていることが好ましい。
また、前記基板の上面には、固定部材が接続され、前記固定部材は、前記ホールに対応した箇所に貫通孔を有し、前記弾性体の前記上当接面は、前記貫通孔により、前記固定部材の上面から露出され、前記導電端子の前記当接部は、前記貫通孔に当接することが好ましい。
また、前記基板の上面には、位置決め凸部が設けられ、前記固定部材には、位置決め凹部が設けられていることが好ましい。
本考案の非破壊性検査モジュールは、導電端子が備える良好な導電率及び弾性係数により、磨耗を防ぎ、集積回路の接点を保護し、良好な被覆導電性を得ることができる上、導電端子を容易に交換することができる。
従来の接触型検査装置を示す断面図である。 従来のもう一つの接触型検査装置を示す断面図である。 本考案の一実施形態による非破壊性検査モジュールを示す斜視図である。 本考案の一実施形態による非破壊性検査モジュールの導電端子を示す断面図である。 本考案の一実施形態による非破壊性検査モジュールを示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態による非破壊性検査モジュールを示す分解側面図である。 本考案の一実施形態による非破壊性検査モジュールを示す側面図である。 図6のA部分の拡大図である。 図7のB部分の拡大図である。 本考案の一実施形態による非破壊性検査モジュールを使用するときの状態を示す断面図である。 図10のC部分の拡大図である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図3及び図4を参照する。図3及び図4に示すように、本考案の一実施形態による非破壊性検査モジュールは、基板1及び多数の導電端子(conductive terminal)2を含む。基板1は、導電端子2を位置決めし、絶縁性要素として用いる。導電端子2は、弾性体21の中央部分に設けられた1本以上の導電フィラメント(electric conductive filament)22を含む。導電フィラメント22は、中間部分に設けられた伸縮部221と、弾性体21の両端から露出され、両端に設けられた導電部222とを含む。導電端子2の弾性体21は、シリコーン(silicone)系又は高分子材料が添加された硬化剤などからなる弾性構造体である。本実施形態の非破壊性検査モジュールは、基板1上に各導電端子2がマトリクス状に配列されているため、集積回路の接触型検査装置に利用することができる。
図4に示すように、本実施形態の導電端子2の弾性体21は、上当接面211、下当接面212及び側面部213を有する柱体(例えば、円柱形、錐体、方柱形又はその他幾何学的形状の柱体)からなる。導電端子2は、基板1の上面から露出された上当接面211と、基板1の底面から露出された下当接面212と、側面部213から突設して基板1に当接される当接部214とを有する。導電端子2が有する導電フィラメント22の伸縮部221は螺旋形状であり、弾性体21の動きに対応して弾力的に伸縮する。また、導電フィラメント22の両端に設けられた導電部222は、集積回路(IC)との接触効果を高めるために、プレート状に形成され、弾性体21の上当接面211及び下当接面212からそれぞれ露出されている。
図5〜図7を参照する。図5〜図7に示すように、本実施形態に係る基板1には、多数のホール11が穿設されている。基板1のホール11には、導電端子2が貫設され、基板1のホール11の中に当接部214が当接されている。図8及び図9に示すように、ホール11の上部には、段差部13が設けられ、この段差部13上に導電端子2の当接部214が当接されているだけであるため、導電端子2を容易に交換することができる。図5及び図6を再び参照する。図5及び図6に示すように、基板1の上面には、凹部12が設けられている。凹部12には、ホール11が設けられ、基板1の上面には、凹部12に対応するように、固定部材3が配置されている。固定部材3は、各ホール11の位置に対応するように貫通孔31が設けられた絶縁性プレートである。弾性体21の上当接面211及び導電部222を貫通孔31に通して固定部材3の上面から露出させると、当接部214が各貫通孔31に当接して導電端子2が固定される。また、本実施形態は、基板1の上面に設けた位置決め凸部14と、位置決め凸部14の位置に対応するように、固定部材3に設けた位置決め凹部32とを接続することにより、固定部材3と基板1との位置決めが正確に行われる。
図10及び図11に示すように、本実施形態の非破壊性検査モジュールを集積回路又はその他電子製品の接触型検査装置に利用する際、封止が完了した集積回路4を基板1上に置いてから、集積回路4の接点41と、導電端子2の導電フィラメント22の上端に設けた導電部222とを電気的に接続することにより、導電フィラメント22の下端に設けた導電部222を介して検査装置に接続し、集積回路4に対して接触型検査を行う。本実施形態の導電端子2の弾性体21は、シリコーン系又は高分子材料が添加された硬化剤などからなる弾性構造体であるため、良好な弾性係数を得ることができる。そのため、集積回路4の接点41に導電端子2が接触される際に発生する衝撃を緩衝し、導電フィラメント22の上端に設けられた導電部222が磨耗したり、集積回路4の接点41に突き刺さって損壊が発生することを防ぐことができる。さらに、本実施形態の導電端子2は、弾性体21の上当接面211により、集積回路4の接点41に対する被覆接触及び位置決めを行うため、導電効果が高く、正確な検査データを得ることができる。そのため、機能を検査する際に誤差が発生することを防いで、不良品が市場に出回ることを防ぐことができる。また、上述の固定部材3を外すだけで、簡単に導電端子2を取り外して新しい導電端子2に交換したり、マトリクス状に新たに配列させたりすることができるため便利である。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 基板
2 導電端子
3 固定部材
4 集積回路
10 基板
11 ホール
12 凹部
13 段差部
14 位置決め凸部
20 金属球
21 弾性体
22 導電フィラメント
30 上当接部
31 貫通孔
32 位置決め凹部
40 下当接部
41 接点
50 金属製プローブ
101 端子孔
211 上当接面
212 下当接面
213 側面部
214 当接部
221 伸縮部
222 導電部
301 金属フィルム
401 導電フィルム

Claims (9)

  1. 基板及び多数の導電端子を備える非破壊性検査モジュールであって、
    前記導電端子は、中間部分に設けられた伸縮部と、弾性体の両端から露出され、両端に設けられた導電部とを有し、前記弾性体の中心部分に配置された1本以上の導電フィラメントを有することを特徴とする非破壊性検査モジュール。
  2. 前記弾性体は、シリコーン系又は高分子材料からなることを特徴とする請求項1に記載の非破壊性検査モジュール。
  3. 前記弾性体は、上当接面、下当接面及び側面を有する柱体であり、
    前記上当接面は、前記基板の上面から露出され、
    前記下当接面は、前記基板の底面から露出され、
    前記側面には、当接部が突出され、
    前記導電フィラメントの両端に設けられた前記導電部は、前記弾性体の前記上当接面及び前記下当接面からそれぞれ露出されていることを特徴とする請求項1に記載の非破壊性検査モジュール。
  4. 前記導電端子の前記導電フィラメントの伸縮部は螺旋形状であることを特徴とする請求項1に記載の非破壊性検査モジュール。
  5. 前記基板には、多数のホールが穿設され、
    前記基板の前記ホールには、前記導電端子が貫設され、
    前記上当接面は、前記基板の上面から露出され、
    前記下当接面は、前記基板の底面から露出され、
    前記当接部は、前記ホールに当接されることを特徴とする請求項3に記載の非破壊性検査モジュール。
  6. 前記ホールの上部には、前記当接部を当接する段差部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の非破壊性検査モジュール。
  7. 前記基板の上面には、前記ホールを有する凹部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の非破壊性検査モジュール。
  8. 前記基板の上面には、固定部材が接続され、
    前記固定部材は、前記ホールに対応した箇所に貫通孔を有し、
    前記弾性体の前記上当接面は、前記貫通孔により、前記固定部材の上面から露出され、
    前記導電端子の前記当接部は、前記貫通孔に当接することを特徴とする請求項5に記載の非破壊性検査モジュール。
  9. 前記基板の上面には、位置決め凸部が設けられ、
    前記固定部材には、位置決め凹部が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の非破壊性検査モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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