JP3159609U - 液体クロマトグラフィー用カラム、液体クロマトグラフィー用カラムセット、栓部材およびカラム部材 - Google Patents
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Abstract
Description
ところで、カラム内における充填層上の空間の大きさは充填材の量によって定まるため、上述したように充填材の量が増減すると、それに伴って空間の大きさも変化する。
このように構成された液体クロマトグラフィー用カラムであれば、キャップに栓部材を取り付けることができるため、キャップのカラム本体への着脱を行うと、同時に栓部材のカラム本体への着脱も行うことができ、着脱操作を簡便に行うことができる。
請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の液体クロマトグラフィー用カラムにおいて、前記キャップおよび前記栓部材のいずれか一方には、柱状の突起部が形成されており、前記一方とは異なる他方には、前記突起部と嵌合する挿入溝が形成されており、前記突起部を前記挿入溝に嵌合させることで、前記栓部材の前記キャップへの取り付けがなされることを特徴とする。
請求項4に記載の考案は、請求項3に記載の液体クロマトグラフィー用カラムにおいて、前記挿入溝が前記キャップにおける前記流入路の一部であって、前記栓部材には、前記キャップに取り付けられて前記カラム本体に挿入された状態において、前記流入路と前記カラム本体内部と連通をする貫通穴が形成されていることを特徴とする。
このような栓部材であれば、請求項1〜5のいずれか1項に記載のカラム本体およびキャップと併せて用いることで、上記請求項1〜5のいずれか1項に記載した液体クロマトグラフィー用カラムと同様の作用・効果を得ることができる。
このようなカラム部材であれば、請求項1〜5のいずれか1項に記載のカラム栓と併せて用いることで、上記請求項1〜5のいずれか1項に記載した液体クロマトグラフィー用カラムと同様の作用・効果を得ることができる。
[実施例1]
(1)全体構成
本実施例の液体クロマトグラフィー用カラム2(以降、単にカラムともいう)を図1に示す。図1(A)はカラムの正面図、図1(B)は図1(A)のA−A断面図である。
カラム本体10は両端に開口が形成された上下方向に長さを有する筒状の部材である。上端(本考案における一端)には開口30が形成されており、下端には筒状の流出路32が形成されている。
カラムキャップ12は、カラム本体10の上端に取り付け可能であって、開口30を覆って開口30を塞ぐ蓋部50と、移動相溶媒が送液される図示しない配管と接続可能であって、移動相溶媒をカラム本体10内部に流入させる流入路52が形成されてなる筒状の接続部54と、からなる。
上述した栓部材14を図4に示す。図4(A)は栓部材14の平面図、図4(B)は正面図、図4(C)は底面図、図4(D)は図4(B)におけるC−C断面図である。
胴体部70は略円柱形状であって、その外径は、カラム本体10における第1領域42の内径と略等しくなるように形成されている。また上側の端部74の外径は胴体部70の他の領域よりもやや小さく形成されている。
また、突起部72の上端の中央から胴体部70の下面まで貫通する貫通穴80が形成されている。
また、この状態において、突起部72の張出部76が挿入溝60の窪み62と係合して抜け止めとなることで、突起部72と挿入溝60とが嵌合した状態が維持される。
カラムキャップ12に栓部材14を取り付けた状態で、カラムキャップ12をカラム本体10の上端に取り付けると、図1(A),(B)に示す状態となる。なお、カラムキャップ12のカラム本体10への取り付けは、カラム本体10のねじ山34をカラムキャップ12の雌ねじ56に螺入することで実現できる。栓部材14の胴体部70はカラム本体10に挿入されて第1領域42内に位置する。
(2)カラムの使用方法
本考案の液体クロマトグラフィー用カラム2の使用例を図6(A)〜(C)に基づいて説明する。なお、図6(A)〜(C)はカラムを模式的に示したものであるため、他の図と形状が一致しない場合がある。図6(A)には、カラム本体10の内部に、上下のフィルター90a、90bにてシリカゲルなどの充填材92を挟み込むように配置されている場合の側面断面図を示す。
(3)考案の効果
以上説明した本実施例の液体クロマトグラフィー用カラム2では、カラム本体10にカラムキャップ12を取り付けると、栓部材14の胴体部70によって、胴体部70のカラム本体への挿入方向の先端(胴体部70の下端)からカラムキャップ12までの間のカラム本体10の内部空間(移動相溶媒などが存在可能な空間)が削減される。そして、この栓部材14はカラムキャップ12に対して着脱可能となっているため、大きさ(上下方向の長さ)の異なる複数の栓部材14を予め用意しておき、カラムキャップ12に取り付ける栓部材14を適切な大きさのものに変更することで、カラム本体10における移動相溶媒の存在可能な空間の大きさを自由に調整することができる。
(4)変形例
以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は、上記実施例に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
Claims (8)
- 両端に開口が形成された筒状のカラム本体と、
前記カラム本体の一端に取り付け可能であって、前記一端の開口を覆って当該開口を塞ぐように形成されており、前記カラム本体内部に液体を流入させる流入路を有するキャップと、
を備える液体クロマトグラフィー用カラムであって、
前記カラム本体に着脱可能である柱状の部材であって、前記一端側から前記カラム本体に挿入されて、前記柱状の部材における前記挿入方向の先端位置から前記キャップまでの間の前記カラム本体における前記液体が存在可能な空間を削減する栓部材を備える
ことを特徴とする液体クロマトグラフィー用カラム。 - 前記栓部材は、前記キャップに着脱可能に構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の液体クロマトグラフィー用カラム。 - 前記キャップおよび前記栓部材のいずれか一方には、柱状の突起部が形成されており、前記一方とは異なる他方には、前記突起部と嵌合する挿入溝が形成されており、
前記突起部を前記挿入溝に嵌合させることで、前記栓部材の前記キャップへの取り付けがなされる
ことを特徴とする請求項2に記載の液体クロマトグラフィー用カラム。 - 前記挿入溝は、前記キャップにおける前記流入路の一部であり、
前記栓部材には、前記キャップに取り付けられて前記カラム本体に挿入された状態において、前記流入路と前記カラム本体内部と連通をする貫通穴が形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の液体クロマトグラフィー用カラム。 - 前記栓部材の外径は、前記カラム本体における前記栓部材が挿入される領域の内径と略等しくなるように形成されている
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の液体クロマトグラフィー用カラム。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液体クロマトグラフィー用カラムを構成するカラム本体およびキャップと、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液体クロマトグラフィー用カラムを構成する複数の栓部材と、からなり、
前記複数の栓部材は、それぞれ前記柱状の部材における軸方向の長さが異なる
ことを特徴とする液体クロマトグラフィー用カラムセット。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液体クロマトグラフィー用カラムを構成する栓部材。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液体クロマトグラフィー用カラムを構成するカラム本体およびキャップからなるカラム部材。
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JP2010001449U JP3159609U (ja) | 2010-03-08 | 2010-03-08 | 液体クロマトグラフィー用カラム、液体クロマトグラフィー用カラムセット、栓部材およびカラム部材 |
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JP2013500483A (ja) * | 2009-07-30 | 2013-01-07 | エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー | 可動クロマトグラフィーカラムセパレータ |
JP2016206010A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | 株式会社粧研 | 樹脂製カラム体 |
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