JP3159606B2 - 蓄熱再生式燃焼システムの流量制御方法 - Google Patents

蓄熱再生式燃焼システムの流量制御方法

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  • Air Supply (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対をなす蓄熱式バーナ
装置(以下「バーナ装置」という)を交互に燃焼状態と
排燃焼蓄熱状態に切り換え、回収された熱で燃焼用空気
を予熱するようにした複数組のバーナ装置対からなる蓄
熱再生式燃焼システムにおける燃料、燃焼用空気及び排
ガスの流量制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図3に示すように、対をな
すバーナ装置51Aと51B、52Aと52B、53A
と53B、54Aと54Bでそれぞれバーナ装置ぺア5
1,52,53,54を構成し、バーナ装置51A〜5
4Aと51B〜54Bのバーナ55で交互に燃焼を行う
と共に、非燃焼状態のバーナ装置から、蓄熱器56を介
して炉F内の排ガスを吸引放出し、この排ガスの熱を蓄
熱器56に蓄えて次回の燃焼時に燃焼用空気の予熱に利
用する蓄熱再生式燃焼システム200が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この蓄
熱再生式燃焼システム200では、それぞれのバーナ装
置51A〜54A、51B〜54Bが燃料、燃焼用空
気、排ガスの切換弁57,58,59と調節弁60,6
1,62を備えており、個々のバーナ装置51A〜54
A、51B〜54Bで図4に示すような燃料、燃焼用空
気、及び排ガスの流量を制御していた。それぞれのバー
ナ装置に対してそれぞれ調節弁を設けているので、設備
費が高騰し、故障が発生する危険も高かった。また、図
5に示すように異なるバーナ装置対との間では弁の切換
タイミング等が調整されておらず、燃料ガス流量切換弁
開放本数が急激に変動して燃焼が不安定になり、炉内の
圧力変動や炉内に供給される熱量の変動が大きく、処理
材料に悪影響を及ぼしていた。さらに、変動幅の大きい
流量制御に対応するために、応答性に優れた調節弁を使
用しなければならず、設備の高騰を招いていた。また均
圧弁制御では、燃焼空気と燃料ガスの切換時刻差による
流量変動が圧力一定の条件下で起こることから変動幅の
大きい流量制御に関しては問題なく追随するが、蓄熱器
を通過する温度が変化すると流量抵抗(蓄熱器の圧力損
失)が変化するため圧力制御しても流量が変化してしま
う。蓄熱再生式燃焼システムでは排ガス温度や予熱空気
温度は切換直後から次回の切換まで絶え間なく変動する
ので、これを打ち消すように切換後の時間ないしは蓄熱
器内や排ガス温度によって空気と燃料の比率を厳密に制
御するのは難しい。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記問
題点を解消するためになされたもので、その蓄熱再生式
燃焼システムの流量制御方法は、n組の蓄熱式バーナ装
置対からなる流量管理ゾーンを構成し、この流量管理ゾ
ーン全体の燃料流量、燃焼空気流量、及び排ガス流量を
設定する流量設定器を設け、それぞれの蓄熱式バーナ装
置対の燃焼切換処理を連続的に行い、この燃焼切換中は
燃料流量を(n−1)/n倍とするか、又は燃焼用空気
流量及び排ガス流量を共にn/(n−1)倍にする。な
お、この流量制御方法では、先に燃焼切換処理を行うバ
ーナ装置対の燃料供給開始と次に燃焼切換処理を行うバ
ーナ装置対の燃料供給停止を同時に行うのがよい。
【0005】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1は蓄熱式燃焼システム100の全
体を示し、炉Fには8台の蓄熱式バーナ装置1A〜4
A,1B〜4Bが設けてあり、図において上下で対向す
るバーナ装置1Aと1B、2Aと2B、3Aと3B、4
Aと4Bがそれぞれバーナ装置ぺア1〜4を構成し、こ
れら4組のバーナ装置ペア1〜4が一つの流量管理ゾー
ンZを形成している。それぞれのバーナ装置1A〜4
A,1B〜4Bは、バーナ5と蓄熱器6を備えている。
この蓄熱器6は、図示するように、バーナ5に対する燃
焼用空気の供給と炉Fからの排ガスの排気に兼用される
配管7の経路に組み入れてもよいし、バーナ5の本体内
に組み入れてもよい。
【0006】上記燃焼システム100では、個々のバー
ナ装置1A〜4A,1B〜4Bについて、各バーナ5は
対応する燃料切換弁8を介して燃料ヘッダ9に接続され
ており、この燃料ヘッダ9は燃料ガス流量調節弁10、
燃料ガス測定装置11を介して燃料ガス供給源12に接
続されている。各蓄熱器6は対応する燃焼用空気切換弁
13を介して燃焼用空気ヘッダ14に接続されており、
この燃焼用空気ヘッダ14は燃焼用空気流量調節弁1
6、燃焼用空気流量測定装置17を介して燃焼用空気ブ
ロア18に接続されている。また、蓄熱器6は対応する
排ガス切換弁19を介して排ガスヘッダ20に接続され
ており、この排ガスヘッダ20は排ガス流量測定装置2
1、排ガス流量調節弁22を介して排ガスファン23に
接続されている。
【0007】上記燃料ガス流量調節弁10、燃焼用空気
流量調節弁16、及び排ガス流量調節弁22は流量設定
器24に電気的に接続されており、温度調節計25から
の信号に基づいて、それぞれの調節弁10、16、22
の開度が調整されるようになっている。また、燃料切換
弁8、燃焼用空気切換弁13、及び排ガス切換弁19は
切換中検出器26に電気的に接続され(電気信号線は図
示せず)、それぞれの切換弁8、13、19が切換中で
あることを示す信号が切換中検出器26に出力されるよ
うにしてある。
【0008】以上の構成を有する燃焼システム1の燃焼
制御について図2のタイムチャートを参照して説明す
る。この図は、(a)燃料ガス切換弁と燃焼用空気切換
弁の開閉タイミングを示す図、(b)燃料ガス切換弁の
開放本数を示す図、(c)燃焼用空気切換弁の開放本数
を示す図で構成されており、それぞれの図において横軸
は時間を示している。また、(a)切換弁の開閉タイミ
ングを示す図において凸部分は切換弁の開放状態を示
し、凹の部分は切換弁の閉鎖状態を示している。
【0009】例えば、流量管理ゾーンZにおけるバーナ
装置ペア1〜4を順次蓄熱再生燃焼状態に立ちあげる場
合、それぞれのバーナ装置ペア1〜4について所定時間
ごとに燃焼用空気切換弁13が開放されて、バーナ装置
1A〜4Aに燃焼用空気が供給されて燃焼状態に設定さ
れる。このとき、燃焼用空気流量調節弁16は、燃焼用
空気切換弁13の開放本数に応じて流量設定器24で開
度が広げられる。各バーナ装置1A〜4Aの燃料切換弁
8は対応する燃焼用空気切換弁13の開放から所定時間
遅れて順次開放状態に切り換えられ、燃料ガス流量調節
弁10は燃料ガス切換弁8の開本数に応じて流量設定器
24で開度が広げられる。また、バーナ装置1A〜4A
と共にバーナ装置ペア1〜4を構成するバーナ装置1B
〜4Bでは排ガス切換弁19が順次開放され、排ガス流
量調節弁22の開度が排ガス切換弁19の開本数に応じ
て流量設定器24で広げられる。そして、燃料ガスヘッ
ダ9、燃焼用空気ヘッダ14、及び排ガスヘッダ20を
流れる燃料ガス、燃焼用空気、及び排ガスの流量が燃料
ガス測定装置11、燃焼用空気流量測定装置17、及び
排ガス流量測定装置21でそれぞれ測定され、その測定
結果に基づいて流量のフィードバック制御が行われる。
なお、バーナ装置1A〜4Aの排ガス切換弁19とバー
ナ装置1B〜4Bの燃料ガス切換弁8及び燃焼用空気切
換弁13はそれぞれ閉状態に保たれて、排ガス放出を行
う非燃焼蓄熱状態に設定される。
【0010】これにより、燃焼状態に設定されたバーナ
装置1A〜4Aのバーナ5から燃焼用ガスと燃焼用空気
がそれぞれ供給されて燃焼が行われる。一方、非燃焼蓄
熱状態に設定されたバーナ装置1B〜4Bの蓄熱器6を
通じて炉F内の燃焼排ガスが吸引され、排ガスヘッダ2
0を介して排ガスファン23から大気に放出される。ま
た、バーナ装置1B〜4Bでは、排ガスの熱が蓄熱器6
で回収される。
【0011】所定時間経過後、バーナ装置1A〜4Aを
燃焼状態から非燃焼蓄熱状態に切り換え、それぞれに対
応するバーナ装置1B〜4Bを非燃焼蓄熱状態から燃焼
状態に切り換える切換処理に入る。この切換処理におい
ては、バーナ装置1A〜4Aがこの順序で燃焼状態から
非燃焼蓄熱状態に切り換えられる。また、バーナ装置1
B〜4Bがこの順序で非燃焼蓄熱状態から燃焼状態に切
り換えられる。
【0012】具体的に説明すると、燃焼切換処理に入る
と、時刻T1に流量設定器24により燃料ガス流量調節
弁10の開度が狭められ、流量管理ゾーンZに供給する
燃料ガスの流量がそれまでの75%に減少される。同時
に、バーナ装置1Aでは、燃料ガス切換弁19が閉鎖さ
れて燃料ガスの供給が停止される。所定時間後の時刻T
2に、バーナ装置1Aでは燃焼用空気切換弁13が閉鎖
されて燃焼用空気の供給が停止される。この燃焼用空気
の停止と同時に、他方のバーナ装置1Bでは燃焼用空気
切換弁13が開放される。また、時刻T2に、バーナ装
置1Bの排ガス切換弁19が開放され、バーナ装置1A
の排ガス切換弁19が閉鎖される。次に、所定時間後の
時刻T3に、バーナ装置1Bの燃料ガス切換弁8が開放
され、このバーナ装置1Bに燃料ガスが供給される。
【0013】その結果、バーナ装置1Bは燃焼状態に設
定され、これに供給された燃料ガスは蓄熱器6で予熱さ
れた燃焼用空気と共に炉F内で燃焼を開始する。また、
バーナ装置1Aは非燃焼蓄熱状態に設定され、炉F内の
排ガスを吸引し、この排ガスは蓄熱器6で熱回収された
後、排ガスヘッダ20を介して排ガスファン23で大気
に放出される。
【0014】上記バーナ装置1Bに対する燃料ガスの供
給開始(時刻T3)と同時に、バーナ装置2Aの燃料ガ
ス切換弁8が閉鎖される。また、所定時間後の時刻T4
に、バーナ装置2Aの燃焼用空気切換弁13が閉鎖され
る。この燃焼用空気切換弁13の閉鎖と同時に、バーナ
装置2Bの燃焼用空気切換弁13が開放される。また、
時刻T4に、バーナ装置2Bの排ガス切換弁19が閉鎖
され、バーナ装置2Aの排ガス切換弁19が開放され
る。次に、所定時間後の時刻T5に、バーナ装置2Bの
燃料ガス切換弁8が開放され、バーナ装置2Bが燃焼状
態、バーナ装置2Aが非燃焼蓄熱状態に設定される。
【0015】以下、同様にして、バーナ装置3B、4B
が燃焼状態、バーナ装置3A、4Aが非燃焼蓄熱状態に
設定される。
【0016】以上のようにして燃焼切換処理が行われる
結果、図2(b)に示すように、この切換処理の時間帯
に開放されている燃料ガス切換弁は3カ所である。ま
た、この時間帯、燃料ガス流量は75%に絞られてい
る。したがって、流量管理ゾーンZの全体について見れ
ば、燃焼切換処理の時間帯に、各バーナ装置に供給され
る燃料ガス量は当該切換処理以外の時間帯と同一に保た
れている。
【0017】一方、流量管理ゾーンZに対する燃焼用空
気の量も、燃焼切換処理以外の時間帯と同一に保たれて
いる。しかし、バーナ装置を非燃焼蓄熱状態から燃焼状
態に切り換えても、この切り換えた時点では蓄熱器、バ
ーナ及び配管中に排ガスが残っており、バーナ装置に燃
焼用空気の供給を開始するとまずこの残留排ガスが炉F
内に押し出され、その後燃焼用空気が炉F内に供給され
ることになる。したがって、炉F内に供給される燃焼用
空気量は、燃料ガス供給量と同様に切換処理中は約75
%程度に減少しており、燃料ガスとのバランスが保たれ
る。しかし、切換処理中の流量管理ゾーンZからの排ガ
ス放出量は、燃料ガスの消費量に応じて、切換処理以外
の時間帯の75%として燃焼量とのバランスを保つ。
【0018】そして、以上のようにしてバーナ装置1A
〜4Aが非燃焼蓄熱状態に切り換えられ、これらと対を
なすバーナ装置1B〜4Bが燃焼状態に切り換えられる
と燃焼切換処理を終了し、流量設定器24により燃料ガ
ス調節弁10の開度が調節されて、燃料ガス流量が10
0%に回復する。その後、再び切換処理に入り、バーナ
装置1B〜4Bを非燃焼蓄熱状態、バーナ装置1A〜4
Aを燃焼状態に切り換える切換処理に入ると、燃料ガス
流量が75%に減少される。この燃焼切換処理中、バー
ナ装置1Aの燃焼ガス供給開始とバーナ装置1Bの燃焼
ガスの供給停止(時刻T7)、バーナ装置2Aの燃焼ガ
ス供給開始とバーナ装置3Bの燃焼ガスの供給停止(時
刻T9)、及びバーナ装置3Aの燃焼ガス供給開始とバ
ーナ装置4Bの燃焼ガスの供給停止(時刻T11)がそ
れぞれ同時に行われる。また、バーナ装置1Aの燃焼用
空気供給開始とバーナ装置1Bの燃焼用空気供給停止
(時刻T6)、バーナ装置2Aの燃焼用空気供給開始と
燃焼2Bの燃焼用空気供給停止(時刻T8)、バーナ装
置3Aの燃焼用空気供給開始とバーナ装置3Bの燃焼用
空気供給停止(時刻T10)、バーナ装置4Aの燃焼用
空気供給開始と燃焼4Bの燃焼用空気供給停止(時刻T
12)がそれぞれ同時に行われる。したがって、燃焼切
換処理中の空燃比、炉内圧力の安定が保たれる。
【0019】なお、上記実施例では、切換処理中は燃料
ガス供給量を非切換処理中の75%に減少するものとし
たが、燃焼システムの設備容量に余裕がある場合には、
切換処理中も100%の燃料ガスを供給して非切換処理
中と同一の燃焼量を確保するようにしてもよい。この場
合は、切換処理中の燃焼用空気の供給量をn/(n−
1)倍すなわち4/3倍に設定し、燃料ガスの供給量と
のバランスを保つ。ただし、排ガスの放出量は非切換処
理中と同一に保てばよい。
【0020】上記実施例では、炉Fに設けたバーナ装置
ペア1〜4を一つの流量管理ゾーンZとして流量管理す
るものとしたが、本発明ではバーナ装置ペアは4組に限
定されることなく、また炉Fに設けた複数のバーナ装置
ペアを複数の流量管理ゾーンに分割して個別に流量管理
してもよい。
【0021】さらに、燃料としてガス燃料を使用した実
施例を説明したが、燃料はガスに限らず、液体燃料でも
本発明は適用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る蓄熱再生式燃焼システムの流量制御方法によれば、
複数組(n組)のバーナ装置対を一つの流量管理ゾーン
とし、この流量管理ゾーン全体について燃料、燃焼用空
気、及び排ガスの流量を制御するとともに、燃焼切換処
理中の燃料流量を(n−1)/n倍とするか、又は、燃
焼用空気流量、及び排ガス流量を共にn/(n−1)倍
にしているので、燃焼切換処理中における流量管理ゾー
ン全体の空燃比、炉内圧力が安定し、処理材料に与える
悪影響も最小限に止めることができる。また、それぞれ
のバーナ装置について流量調節弁を設ける必要がないの
で、設備コストの低減、故障発生率の低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 蓄熱再生式燃焼システムの配管系統図であ
る。
【図2】 図1の蓄熱再生式燃焼システムの流量制御を
説明するタイムチャートである。
【図3】 従来の蓄熱再生式燃焼システムの配管系統図
である。
【図4】 図3の蓄熱再生式燃焼システムの流量制御を
説明するタイムチャートである。
【図5】 図3の蓄熱再生式燃焼システムの別の流量制
御を説明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1〜4…蓄熱式バーナ装置対、1A〜4A、1B〜4B
…蓄熱式バーナ装置、5…バーナ、6…蓄熱器、8…燃
料ガス切換弁、9…燃料ガスヘッダ、10…燃料ガス流
量調節弁、13…燃焼用空気切換弁、14…燃焼用空気
ヘッダ、16…燃焼用空気流量調節弁、19…排ガス切
換弁、20…排ガスヘッダ、22…排ガス流量調節弁、
24…流量設定器、100…蓄熱再生式燃焼システム、
Z…流量管理ゾーン、F…炉。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 勝昭 大阪府大阪市西区京町堀2丁目4番7号 中外炉工業株式会社内 (72)発明者 宮本 泰典 大阪府大阪市西区京町堀2丁目4番7号 中外炉工業株式会社内 (72)発明者 藤本 洋二 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 清水 淳 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 八尋 和広 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 福井 雅康 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (56)参考文献 特開 平6−147462(JP,A) 特開 平6−49449(JP,A) 特開 平5−222373(JP,A) 特開 平6−200329(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23L 15/02 F23N 1/02 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナと蓄熱器からなる対をなす蓄熱式
    バーナ装置により交互に燃焼を行うと共に、一方の蓄熱
    式バーナ装置が燃焼を行う間に非燃焼状態の他方の蓄熱
    式バーナ装置が炉内から排ガスを吸引して次回燃焼時の
    燃焼用空気の予熱に利用する熱を蓄熱器に回収するよう
    にした蓄熱再生式燃焼システムにおいて、n組の蓄熱式
    バーナ装置対からなる流量管理ゾーンを構成し、この流
    量管理ゾーン全体の燃料流量、燃焼空気流量、及び排ガ
    ス流量を設定する流量設定器を設け、それぞれの蓄熱式
    バーナ装置対の燃焼切換処理を連続的に行い、この燃焼
    切換中は燃料流量を(n−1)/n倍とするか、又は燃
    焼用空気流量及び排ガス流量を共にn/(n−1)倍に
    することを特徴とする蓄熱再生式燃焼システムの流量制
    御方法。
  2. 【請求項2】 先に燃焼切換処理を行う蓄熱式バーナ装
    置対の燃料供給開始と次に燃焼切換処理を行う蓄熱式バ
    ーナ装置対の燃料供給停止を同時に行うことを特徴とす
    る請求項1の蓄熱再生式燃焼システムの流量制御方法。
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