JP3159097U - 掲示用ボード - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷した紙、合成紙または合成樹脂シートを貼着したフィルムシートを基材から簡単に剥離できて、印刷インク、接着剤などの異物を含むことのないプラスチック素材が回収できる掲示用ボードを提供する。【解決手段】掲示用ボード10は、熱可塑性プラスチックからなる基板1の上に印刷した紙、合成紙または合成樹脂シートを貼着したフィルムシート2を熱融着の程度を調整することで基板1から容易にはぎ取れる様に貼り付けて構成する。基板1の回収に際しては、印刷紙、接着剤を含むフィルムシート2は基板1から剥離されることになるので、回収された基板のプラスチック材には、異物となる印刷紙、接着剤などの混入はなく、高品質のプラスチック材を再使用することができる。【選択図】図4

Description

本考案は、街角、展示会等に掲示して種々の情報を知らせる発泡プラスチック製の掲示用ボードに関する。
従来から、かかる掲示用ボードとして、発泡プラスチック材を押出し成形したボードに、印刷した紙、プラスチックシートを貼り付けたものがある。
近年、一般に使用済みのプラスチック製品のマテリアルリサイクルが行われているが、かかる掲示用ボードは、表面に貼り付けた印刷紙シートをボードの基体から剥しづらいため、基材のプラスチックと印刷紙シートとが混じり合って、マテリアルリサイクルには不向きであり、使用後は廃棄されるのが通常であった。
そのため、本願の出願人は、先に、プラスチック製の掲示用ボードをマテリアルリサイクルする目的から、表面に貼付する印刷シートを基材と同質のプラスチック材から作製することによって、表面の印刷面を剥がす必要がなく、そのまま、マテリアルリサイクルを可能としたプラスチック製の掲示用ボードを下記特許文献において開示した。
実願2008−5726号 特願2009−102079号
ところが、プラスチック基材と同質の印刷用シートに各種の情報を印刷するためには、高価なプリンターが必要となり、また、印刷条件にも制限を受け、また、マテリアルリサイクルに際しても、シート面に印刷したインクによる着色のために、再利用に制限を受ける等の問題がある。
本考案の課題は、プラスチック製の掲示用ボードのマテリアルリサイクルに際しての上記の問題を解消して、プラスチック基材のみを回収して、マテリアルリサイクルによって得られたプラスチックを高品質化して、再利用に適したプラスチック素材とすることにある。
本考案の掲示用ボードに使用される原板は、プラスチックの発泡体からなるボード基材にプラスチックフィルムを剥離可能に貼り付けたもので、使用後、このフィルムをボード基材表面から剥ぎ取って、プラスチックの発泡体からなるボード基材のみを回収するものである。
フィルムをボード基材に剥離可能に貼り付けるための手段としては、接着機能を低下した接着手段による貼り付け、ボード基材とフィルムとの接合位置を限定する等の種々の手段を適用することができる。
これらの手段の中で、最適な手段としては、ボード基材を熱可塑性プラスチックの発泡体から形成し、プラスチックフィルムを同じ熱可塑性プラスチックフィルムとし、ボード基材への貼り付けを熱融着によって行うに際して、その熱融着の程度を調整することによって、簡単に熱可塑性プラスチックフィルムを基材から剥離可能とすることができる。
また、別の手段としては、剥離可能な多層の熱可塑性プラスチックフィルムを貼り合わせた掲示用ボードの原板を使用し、使用済みフィルムを剥ぎ取ることにより、掲示用ボード原板としてリユースでき、また、多層の熱可塑性プラスチックフィルムを剥ぎ取った後は、基材を高品質のマテリアルリサイクルに使用することができる。
基材となる熱可塑性発泡プラスチック基材としては、PS(ポリスチレン)、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)等を使用できるが、加工性、剛性の点から、PSが望ましい。
また、ボード基材の表面に剥離可能に熱融着する熱可塑性プラスチックフィルムとしては、20〜100μm程度厚のPSフィルム、または、PS/PPのアロイフィルムが、その強度の面から望ましい。
回収された基板のプラスチック材には、異物となる印刷紙、接着剤などの混入はなく、高品質のプラスチック材を再使用することができる。
本考案を適用した掲示用ボードの外観を示す。 本考案に係る掲示用ボード原板の製造装置を示す。 得られた掲示用ボードの断面構造を示す。 掲示用ボードの回収時にフィルムシートを剥離する状態を示す。
本考案の実施の形態を、図1に示す発泡PS製の掲示用ボード10に適用した実施例に基づいて説明する。
図2は、リサイクル原料を使用したPS発泡樹脂からなる掲示用ボード10の原板11の作製装置を示す。
同図において、1は、ポリスチレンのリサイクル原料ペレットを押し出し成形した掲示用ボードの基材となる幅900〜950mm、厚み3〜10mmのPS発泡体が連続した板状体である。
2と3は、それぞれ連続板状体1の上下面にそれぞれ熱融着される熱可塑性プラスチックからなる上部フィルムシートと下部フィルムシートである。このように、ボード基材となるポリスチレン発泡体に上下からフィルムシートを圧着状態で挟み込むことによって、ボードの反りを防止するものである。
同図に示す装置において、aはボードの基材となる連続板状体1のために、ラインの上下に配置された送りロ−ルである。bはそれぞれロール状cに捲回された上部フィルムシート2と下部フィルムシート3の張力調整のためのロールである。dは、それぞれ供給された上部フィルムシート2と下部フィルムシート3を連続板状体1に上下面から加熱押圧する加熱ロールである。eは、それぞれ、加熱ロールdの後方で、同じく連続板状体1の上下面に配置された冷却ロールを示す。fは、フィルムシート2,3を上下面に融着した連続板状体1を所定長さに切断するための連動切断機を示す。gは、連続板状体1を所定長さに切断して、掲示用ボード10の原板11を集積した状態を示す。
同装置において、掲示用ボードの基材である連続板状体1は、送りロールaによって連続して、加熱ロールdが配置された位置に送り込まれる。一方、上下のフィルムシート2と3は、それぞれの供給位置であるcから、調整ロールbによって、その張力を調整しつつ、加熱ロールdが配置された位置に供給され、そこで、加熱ロールdによって連続板状体1の上下面に押圧加熱されて熱融着される。そして、その直後、融着された上下のフィルムシート2と3は、上下に配置された冷却ロールeによって急冷される。
そして、加熱ロールdによる加熱の程度と、冷却ロールeの冷却の程度を調整することによって、連続板状体1上へのフィルムシートは、その融着状態を不完全な状態に調節することによって剥離性を得ることができる。
その後、連続板状体1の送り速度に連動した連動切断機fによって所定の長さに切断して、掲示用ボードの原板11を得る。
さらに、図3に示すように、このようにして得た原板11の一面のフィルムシート2上に、合成樹脂系の接着剤21によって、所定事項を印刷した紙、合成紙または合成樹脂シート22を貼着して掲示用ボード10を得る。
この掲示用ボード10の使用後、このボードの基板を構成するPSを回収し、再使用に供する。この回収に際しては、図4に示すように、フィルムシート2は、基板1から簡単に剥離する状態にあるので、基材を構成するプラスチック材の回収に際して、異物となる印刷紙、接着剤などは含まれることはない。
したがって、回収されたプラスチック材には異物の混入はなく、高品質のプラスチック材を再利用することができる。
1 PS発泡体が連続した板状体
2、3 フィルムシート
10 掲示用ボード
11 ボードの原板
21 接着剤
22 印刷紙

Claims (4)

  1. プラスチックのボード基材の上下面にプラスチックフィルムを貼り合わせて原板とし、かつ、前記上下面のうち、印刷面となる一方の面のフィルムを剥離可能に貼り合わせてなる原板を使用した掲示用ボード。
  2. 前記ボード基材が熱可塑性プラスチックの発泡体からなり、ボード基材の上下面に貼り合わせたプラスチックフィルムはボード基材と同じ熱可塑性プラスチックフィルムからなり、
    印刷面となる一方の面のフィルムは熱融着によって剥離可能に貼り合わせてなる請求項1に記載の掲示用ボード。
  3. 印刷面となる一方のプラスチックフィルム面上には、印刷した紙、合成紙または合成樹脂シートを貼り合わせたものである請求項1に記載の掲示用ボード。
  4. 印刷面となる一方の面のフィルムが、剥離可能な多層の熱可塑性プラスチックフィルムである請求項1に記載の掲示用ボード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180106944A (ko) * 2017-03-16 2018-10-01 이광준 접힘성을 가지는 발포성형된 합성수지판을 이용한 제품 및 그 제조방법

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