JP3158940U - 魚の内臓取出具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 魚体を損傷させることなく内臓を容易且つ確実に取り出すことができる魚の内臓取出具を提供する。
【解決手段】 魚の口部から挿入して内臓を取り出すための内臓取出具1であって、細長状の後端側が連結部4を介して互いに結合された一対の挟持部材2,2を備え、挟持部材2は、腹腔内に挿入される把持部6を先端側に有すると共に、把持部6と連結部4との間に把持部6を開閉する操作部8を備え、把持部6は、外面側が挿入方向に沿って直線状に形成され、先端が互いに接近するように滑らかに湾曲しており、対向する内面に斜め後方へ突出するかえり部10を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 魚の口部から挿入して内臓を取り出すための内臓取出具1であって、細長状の後端側が連結部4を介して互いに結合された一対の挟持部材2,2を備え、挟持部材2は、腹腔内に挿入される把持部6を先端側に有すると共に、把持部6と連結部4との間に把持部6を開閉する操作部8を備え、把持部6は、外面側が挿入方向に沿って直線状に形成され、先端が互いに接近するように滑らかに湾曲しており、対向する内面に斜め後方へ突出するかえり部10を備える。
【選択図】 図1
Description
本考案は、魚の口部から挿入して内臓を取り出すための魚の内臓取出具に関する。
魚の内臓を取り出すための器具として、例えば、特許文献1に開示された小魚の腸取り器が知られている。図5に示すように、この腸取り器50は、一対の腸掴み51,52を備えており、小魚の口を開けて一対の腸掴み51,52を剣先51a,52aの方から挿入し、鰓を挟み込んで回しながら引き抜くことにより、鰓と腸を取り出すことができる。
ところが、上記従来の腸取り器50は、腸掴み51,52を腹腔に進入させる際に剣先51a,52aが腹壁に引っ掛かり易いため、作業が困難になるだけでなく、腹壁を傷付けて商品価値を低下させるおそれがあった。また、腸掴み51,52を引き抜く際には、鰓や腸を確実に挟むことができずに引き抜き途中で脱落するおそれがあった。
そこで、本考案は、魚体を損傷させることなく内臓を容易且つ確実に取り出すことができる魚の内臓取出具を提供することを目的とする。
本考案の前記目的は、魚の口部から挿入して内臓を取り出すための内臓取出具であって、細長状の後端側が連結部を介して互いに結合された一対の挟持部材を備え、前記各挟持部材は、腹腔内に挿入される把持部を先端側に有すると共に、前記把持部と前記連結部との間に前記把持部を開閉する操作部を備え、前記各把持部は、外面側が挿入方向に沿って直線状に形成され、先端が互いに接近するように滑らかに湾曲しており、対向する内面に斜め後方へ突出するかえり部を備える魚の内臓取出具により達成される。
この魚の内臓取出具において、前記かえり部は、前記把持部から三角形状の突起片を内面側に切り起こして形成可能である。
また、前記操作部は、長手方向が前記把持部の挿入方向に対して傾斜することが好ましい。
本考案によれば、魚体を損傷させることなく内臓を容易且つ確実に取り出すことができる魚の内臓取出具を提供することができる。
以下、本考案の一実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本考案の一実施形態に係る魚の内臓取出具を示す平面図であり、図2はその側面図である。
図1及び図2に示すように、魚の内臓取出具1は、細長状の一対の挟持部材2,2の後端側が、滑らかに湾曲する連結部4を介して互いに結合されて構成されている。この内臓取出具1は、本実施形態においては金属製の部材を連結部4で円弧状に折り曲げて形成しているが、例えば、硬質プラスチックの射出成形等により形成することもできる。
各挟持部材2,2は、先端側に形成された把持部6,6と、この把持部6,6と連結部4との間に形成された操作部8,8とを備えている。一対の把持部6,6は、一対の操作部8,8を強く握ることで互いの間隔が狭まり、魚の内臓を挟持することができる。
把持部6は、外面側が魚内への挿入方向に沿って直線状に形成されており、挿入方向に対する直交断面は、中央部が外方に向けて膨出するように円弧状に形成されている。この把持部6には、内面側に突出するかえり部10が設けられている。本実施形態では、かえり部10を、把持部6毎に挿入方向(矢示A方向)に沿って3個ずつ設けているが、かえり部10の個数や配置は魚の大きさや形状等に合わせて適宜設定すればよく、単一であってもよい。また、把持部6の先端には、先細に形成されると共に互いに接近するように内方へ滑らかに湾曲する湾曲部12が設けられている。
図3は、かえり部10を把持部6の内面側から見た斜視図である。図2及び図3に示すように、かえり部10は、把持部6から三角形状の突起片を内面側に切り起こし、先端が挿入方向(矢示A方向)に対して斜め後方へ突出するように形成されている。かえり部10をこのような構成にすることで、かえり部10が多数存在する場合でも所定の位置に容易且つ確実に形成することができる。但し、かえり部10は、例えば把持部6と一体的に樹脂成形することも可能であり、あるいは、突状体を把持部6に対して接着など適宜の手段で固定することも可能である。
操作部8は、図2に示すように、把持部6の挿入方向(矢示A方向)に対して長手方向が傾斜するように設けられている。操作部8は、連結部4の弾性力に抗して作業者が握ることで、把持部6を容易に閉じることができる。
上記の構成を備える魚の内臓取出具1によれば、一対の把持部6,6が互いに略平行になる程度に作業者が操作部8,8を軽く握り、一対の把持部6,6が若干閉じた状態で、湾曲部12,12を図4に示すように魚Fの口部Mから腹腔内に挿入する。把持部6,6は、外面側が挿入方向に沿って直線状に形成されると共に、先端の湾曲部12が互いに接近するように滑らかに湾曲しているので、把持部6,6を腹壁に沿ってスムーズに挿入することができる。
把持部6,6を所定位置まで挿入した後、操作部8,8を強く握りながら把持部6を魚に対して回転させることにより、把持部6,6間に挟持した内臓を捩り切る。操作部8,8は、把持部6,6の挿入方向に対して長手方向が傾斜しているので、把持部6,6を中心軸とする軸周りの回転操作を行い易く、内臓の捩り切りを容易、確実に行うことができる。操作部8の長手方向に対する把持部6の挿入方向の傾斜角α(図2参照)は、このような操作を容易に行う観点から、15〜25°の範囲が好ましい。
この後、操作部8,8を握ったまま把持部6,6を腹腔内から引き抜くことにより、挟持した内臓を取り出すことができる。把持部6にはかえり部10が設けられているため、引き抜き途中に把持部6,6の挟持力が緩んで内臓と把持部6との間に滑りが生じても、かえり部10の先端が内臓に突き刺さり、内臓を保持した状態を維持することができる。したがって、1回の引き抜き操作で内臓を確実に取り出すことができる。
1 魚の内臓取出具
2 挟持部材
4 連結部
6 把持部
8 操作部
10 かえり部
12 湾曲部
2 挟持部材
4 連結部
6 把持部
8 操作部
10 かえり部
12 湾曲部
Claims (3)
- 魚の口部から挿入して内臓を取り出すための内臓取出具であって、
細長状の後端側が連結部を介して互いに結合された一対の挟持部材を備え、
前記各挟持部材は、腹腔内に挿入される把持部を先端側に有すると共に、前記把持部と前記連結部との間に前記把持部を開閉する操作部を備え、
前記各把持部は、外面側が挿入方向に沿って直線状に形成され、先端が互いに接近するように滑らかに湾曲しており、対向する内面に斜め後方へ突出するかえり部を備える魚の内臓取出具。 - 前記かえり部は、前記把持部から三角形状の突起片を内面側に切り起こして形成される請求項1に記載の魚の内臓取出具。
- 前記操作部は、長手方向が前記把持部の挿入方向に対して傾斜する請求項1または2に記載の魚の内臓取出具。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3158940U true JP3158940U (ja) | 2010-04-22 |
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