JP3158932U - ウインタースポーツ用ウエアおよび連結体 - Google Patents

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Abstract

【課題】パンツのウエスト部の開口部およびジャケットの裾の開口部からの雪の侵入を抑制すること、特に、背中側における当該開口部からの雪の侵入を防ぐことができる、ウンタースポーツ用ウエアを提供することを課題とする。
【解決手段】ウインタースポーツ用ウエア1は、ウエスト部の開口部12から雪が侵入することを防ぐ第一帯状体11を前記ウエスト部に備えるパンツ10と、裾の開口部24から雪が侵入することを防ぐ第二帯状体21を内側に備えるジャケット20と、第一帯状体11と第二帯状体21とを連結する連結体30とを具備し、連結体30は、少なくともパンツ10の後身頃を左右方向に渡るように第一帯状体11に取付けられる一端縁31と、少なくともジャケット20の後身頃を左右方向に渡るように第二帯状体21に取付けられる他端縁32と、を有するものとする。
【選択図】図1

Description

本考案は、ウインタースポーツ用ウエアにおけるパンツのウエスト部の開口部やジャケットの裾の開口部から雪が侵入することを防ぐ技術に関する。
従来、ウインタースポーツ用ウエアにおけるパンツのウエスト部の開口部やジャケットの裾の開口部から、雪が侵入することを防ぐ技術は、種々知られている。
例えば、ウインタースポーツ用ウエアのパンツのウエスト部に備えられて、パンツのウエスト部の開口部から雪が侵入することを防ぐ帯状体(ウエストゲータ)は公知となっている(特許文献1参照)。
また、ウインタースポーツ用ウエアのジャケットの内側に備えられて、ジャケットの裾の開口部から雪が侵入することを防ぐ帯状体(スノースカート)は公知となっている(特許文献2参照)。
このようなウインタースポーツ用ウエアでは、これの着衣者の腰部を覆いつつこれに巻きつけて、当該着衣者の腰部と帯状体との隙間を無くすようにして、パンツのウエスト部の開口部やジャケットの裾の開口部から雪が侵入することを防ぐものである。
特開平10−37010号公報 登録実用新案第3073031号公報
しかしながら、当該ウインタースポーツ用ウエアの帯状体は、帯状体の上縁または下縁が伸縮可能に構成されるため、当該ウインタースポーツ用ウエアの着衣者が動作した際に、当該上縁または下縁が捲れあがって帯状体が所望の位置から容易にずれてしまう。そして、当該ウインタースポーツ用ウエアでは、当該ずれた帯状体の上縁または下縁の開口部を介して、ジャケットの裾の開口部やパンツのウエスト部の開口部から容易に雪が侵入してしまう。
また、当該着衣者は背中を丸めた姿勢を多くとることから背中側の帯状体がずれてしまう機会が多いこと、および、着衣者が転んだ際にはその背中側が雪面に着く機会が多いことから、当該ウインタースポーツ用ウエアでは、背中側におけるジャケットの裾の開口部やパンツのウエスト部の開口部から雪が侵入する機会が多い。
本考案は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、パンツのウエスト部の開口部およびジャケットの裾の開口部からの雪の侵入を抑制すること、特に、背中側における当該開口部からの雪の侵入を防ぐことができる、ウンタースポーツ用ウエアを提供することを課題とする。
本考案の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ウエスト部の開口部から雪が侵入することを防ぐ第一帯状体を前記ウエスト部に備えるパンツと、裾の開口部から雪が侵入することを防ぐ第二帯状体を内側に備えるジャケットと、前記第一帯状体と前記第二帯状体とを連結する連結体と、を具備する、ウインタースポーツ用ウエアであって、前記連結体は、少なくとも前記パンツの後身頃を左右方向に渡るように、前記第一帯状体に取付けられる一端縁と、少なくとも前記ジャケットの後身頃を左右方向に渡るように、前記第二帯状体に取付けられる他端縁と、を有するものである。
請求項2においては、前記連結体の一端縁は、前記第一帯状体の外側に取付けられ、前記連結体の他端縁は前記第二帯状体の内側に取付けられるものである。
請求項3においては、前記連結体の一端縁は、前記第一帯状体に着脱可能に取付けられるものである。
請求項4においては、前記連結体の一端縁は、前記パンツのウエスト部の開口部より上方において前記第一帯状体に取付けられるものである。
請求項5においては、前記連結体の一端縁は、前記パンツの前身頃に至るように前記第一帯状体に取付けられ、前記連結体の他端縁は、前記ジャケットの前身頃に至るように前記第二帯状体に取付けられるものである。
請求項6においては、ウインタースポーツ用ウエアのジャケットの内側に備えられて前記ジャケットの裾の開口部から雪が侵入することを防ぐ第一帯状体と、前記ウインタースポーツ用ウエアのパンツのウエスト部に備えられて前記パンツのウエスト部の開口部から雪が侵入することを防ぐ第二帯状体と、を連結する連結体であって、少なくとも前記パンツの後身頃を左右方向に渡るように、前記第二帯状体に取付けられる他端縁と、少なくとも前記ジャケットの後身頃を左右方向に渡るように、前記第一帯状体に取付けられる一端縁と、を有するものである。
本考案の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本考案に係るウインタースポーツ用ウエアによれば、パンツのウエスト部の開口部およびジャケットの裾の開口部からの雪の侵入を抑制すること、および、背中側における当該開口部からの雪の侵入を防ぐことができる。
(a)は本考案の実施形態に係るウインタースポーツ用ウエアを示した正面図、(b)は本考案の実施形態に係るウインタースポーツ用ウエアのパンツとジャケットとを連結する状態を示した正面図。 (a)は本考案の実施形態に係るウインタースポーツ用ウエアのパンツを示した正面図、(b)は本考案の実施形態に係るウインタースポーツ用ウエアのジャケットを示した正面図。 (a)は本考案の実施形態に係るウインタースポーツ用ウエアのパンツとジャケットとを連結する際の状態を示した斜視図、(b)は本考案の実施形態に係るウインタースポーツ用ウエアのパンツとジャケットとを連結する状態を示した斜視図。 (a)は本考案の実施形態に係るウインタースポーツ用ウエアのパンツとジャケットとを連結した状態を示した斜視図。 (a)は本考案の実施形態に係るウインタースポーツ用ウエアのパンツとジャケットとを連結した状態を示した斜視図、(b)は本考案の実施形態に係るウインタースポーツ用ウエアのパンツとジャケットとを連結した状態を示した斜視図。
次に、本考案に係るウインタースポーツ用ウエア1の実施の形態を、図1から図5を用いて説明する。
ウインタースポーツ用ウエア1(以下において「ウエア1」と称する)は、雪上におけるスポーツ(例えば、スキーやスノーボード等)を行う者によって着衣される衣類である。
また、ウエア1は、図1または図2に示す如く、パンツ10と、ジャケット20と、連結体30と、を具備する。
パンツ10は、長ズボンの外衣であり、第一帯状体11を備える。ジャケット20は、前開きの外衣であり、第二帯状体21を備える。そして、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21とは、連結体30によって連結される(図1参照)。
パンツ10のウエスト部の開口部12には、これの第一帯状体11を取付けるためのスライドファスナ13(以下において便宜上「第一ファスナ13」と称する)が設けられる。
パンツ10の第一ファスナ13は、パンツ10のウエスト部の開口部12であってそのやや下方の内側に設けられる。また、パンツ10の第一ファスナ13は、パンツ10の後身頃を左右方向に渡るとともにこれの前身頃に至るように、パンツ10のウエスト部の開口部12に設けられる。
パンツ10の第一帯状体11は、所謂、ウエストゲータであり、パンツ10のウエスト部の開口部12に備えられる。パンツ10の第一帯状体11は、当該パンツ10のウエスト部の開口部12から雪が侵入することを防ぐものである。
パンツ10の第一帯状体11は、パンツ10の着衣者の腰部を覆いつつこれに巻きつけることができるような帯状に構成される。
パンツ10の第一帯状体11の上縁(第一帯状体11の短手方向の上縁)には、左右方向に渡って、左右方向に伸縮可能なゴム部材が設けられる。このようにして、パンツ10の第一帯状体11における上縁は、伸縮可能に構成される。
パンツ10の第一帯状体11では、その左右の端部(長手方向の両端部)にこれらを互いに留めることが可能なスナップボタンがそれぞれ設けられる。
パンツ10の第一帯状体11には、これをパンツ10に取付けるためのスライドファスナ14(以下において便宜上「第二ファスナ14」と称する)が設けられる。パンツ10の第一帯状体11の第二ファスナ14は、パンツ10のウエスト部の第一ファスナ13と係合可能に構成される。
パンツ10の第一帯状体11の第二ファスナ14は、第一帯状体11の下縁(短手方向の下方の縁部)に左右方向に渡って設けられる。
そして、パンツ10の第一帯状体11は、これの第二ファスナ14とパンツ10の第一ファスナ13とを係合させることにより、パンツ10に取付けられる。
また、パンツ10の第一帯状体11は、これの第二ファスナ14とパンツ10の第一ファスナ13との係合を解除することにより、パンツ10から取外される(図2(a)参照)。
このように、第一帯状体11の第二ファスナ14とパンツ10の第一ファスナ13とによって、第一帯状体11はパンツ10に着脱可能に構成される。
このようにパンツ10に取付けられた第一帯状体11は、パンツ10のウエスト部の開口部12において、パンツ10の後身頃および前身頃を左右方向に渡って配置される。
また、パンツ10に取付けられた第一帯状体11は、その下縁がパンツ10の着衣者の腰部よりやや下方に位置するとともに、その上縁(短手方向の上方の縁部)が当該着衣者の腰部よりの下方に位置するように、パンツ10のウエスト部に配置される。
そしてパンツ10を着衣した際に、第一帯状体11を、パンツ10の着衣者の腰部を覆いつつこれに巻きつける。またこの際、第一帯状体11の上縁を伸長させながらその左右の端部を前方に持ってきて、当該左右の端部のスナップボタンを留める。このようにして、パンツ10の着衣者の腰部と第一帯状体11との隙間を無くすようにする(図1(b)参照)。
また、パンツ10の第一帯状体11には、連結体30の一端縁31を取付けるためのスライドファスナ15(以下において便宜上「第五ファスナ15」と称する)が設けられる。パンツ10の第一帯状体11における第五ファスナ15は、第一帯状体11の外側の上下中途部(パンツ10のウエスト部の開口部12より上方)に設けられる。また、パンツ10の第一帯状体11における第五ファスナ15は、第一帯状体11の長手方向に沿ってこれを左右方向に渡るようにして、第一帯状体11に設けられる。即ち、パンツ10の第一帯状体11における第五ファスナ15は、パンツ10の後身頃を左右方向に渡るとともにこれの前身頃に至るようにして、第一帯状体11に設けられる。
また、パンツ10の第一帯状体11の第五ファスナ15では、その係合始点がパンツ10の着衣者からみて右方となるように構成されるとともに、そのスライダの引き手が内側に配置される。
なお、パンツ10の第一帯状体11の第五ファスナ15では、その係合始点がパンツ10の着衣者からみて左方となるように構成してもよく、そのスライダの引き手が外側に配置されてもよい。また、パンツ10の第一帯状体11の第五ファスナ15にスライダが配置されることに限定するものではなく、第5ファスナ15と係合する側のスライドファスナにスライダが配置されていてもよい。
ジャケット20の内側には、これの第二帯状体21を取付けるためのスライドファスナ23(以下において便宜上「第三ファスナ23」という」)が設けられる。
ジャケット20の第三ファスナ23は、ジャケット20の着衣者の腰部よりやや上方に位置するように、ジャケット20に設けられる。また、ジャケット20の第三ファスナ23は、ジャケット20の後身頃を左右方向に渡るとともにこれの前身頃に至るように、ジャケット20の内側に設けられる。
ジャケット20の第二帯状体21は、所謂、スノースカートまたはパウダースカートであり、ジャケット20の内側に備えられる。ジャケット20の第二帯状体21は、当該ジャケット20の裾の開口部24から雪が侵入することを防ぐものである。
ジャケット20の第二帯状体21は、ジャケット20の着衣者の腰部を覆いつつこれに巻きつけることができるような帯状に構成される。
ジャケット20の第二帯状体21の上部(第二帯状体21における短手方向の上部)は、伸縮可能な布地で構成される。
ジャケット20の第二帯状体21の下縁(第二帯状体21の短手方向の下縁)には、左右方向に渡って、左右方向に伸縮可能なゴム部材が設けられる。このようにして、ジャケット20の第二帯状体21における下縁は、伸縮可能に構成される。
ジャケット20の第二帯状体21では、その左右の端部(長手方向の両端部)にこれらを互いに留めることが可能なスナップボタンがそれぞれ設けられる。
ジャケット20の第二帯状体21には、これをジャケット20に取付けるためのスライドファスナ25(以下において便宜上「第四ファスナ25」と称する)が設けられる。ジャケット20の第二帯状体21の第四ファスナ25は、ジャケット20の内側の第三ファスナ23と係合可能に構成される。
ジャケット20の第二帯状体21の第四ファスナ25は、第二帯状体21の上縁(第二帯状体21における短手方向の上方の縁部)に左右方向に渡って設けられる。
そして、ジャケット20の第二帯状体21は、これの第四ファスナ25とジャケット20の第三ファスナ23とを係合させることにより、ジャケット20に取付けられる。
また、ジャケット20の第二帯状体21は、これの第四ファスナ25とジャケット20の第三ファスナ23との係合を解除することにより、ジャケット20から取外される(図2(b)参照)。
このように、第二帯状体21の第四ファスナ25とジャケット20の第三ファスナ23とによって、第二帯状体21は、ジャケット20に着脱可能に構成される。
このようにジャケット20に取付けられた第二帯状体21は、ジャケット20の内側において、ジャケット20の後身頃および前身頃を左右方向に渡って配置される。
また、ジャケット20に取付けられた第二帯状体21は、その上縁がジャケット20の着衣者の腰部よりやや上方に位置するとともに、その下縁(短手方向の下方の縁部)が当該着衣者の腰部よりの下方に位置するように、ジャケット20の内側に配置される。
そして、ジャケット20を着衣した際に、第二帯状体21を、ジャケット20の着衣者の腰部を覆いつつこれに巻きつける。またこの際、第二帯状体21の下縁を伸長させながらその左右の端部を前方に持ってきて、当該左右の端部のスナップボタンを留める。このようにして、ジャケット20の着衣者の腰部と第二帯状体21との隙間を無くすようにする状態とする(図1(b)参照)。
ウエア1における連結体30は、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第一帯状体11とを連結するものである。
連結体30は、左右方向に長い略四角形の布片であり、その長手方向の長さは、パンツ10の第一帯状体11の第五ファスナ15と略同一となるように構成される。即ち、連結片の長手方向の長さは、パンツ10の第一帯状体11における第五ファスナ15は、パンツ10の後身頃を左右方向に渡るとともにこれの前身頃に至るような長さに構成される。そして、連結体30は、その短手方向(長手方向側)の一方の縁部である一端縁31と、その短手方向(長手方向側)の他方の縁部である他端縁32とを有する。
上縁(他端)
連結体30の他端縁32は、ジャケット20の第二帯状体21の内側における上下中途部に固定されて第二帯状体21に取付けられる。また、連結体30の他端縁32は、ジャケット20の後身頃を左右方向に渡るとともにこれの前身頃に至るように、ジャケット20の第二帯状体21に取付けられる。
連結体30には、これの一端縁31がパンツ10の第一帯状体11に取付けられるためのスライドファスナ33(以下において便宜上「第六ファスナ33」と称する)が設けられる。
そして、図3から図5に示す如く、連結体30の第六ファスナ33とパンツ10の第一帯状体11の第五ファスナ15とを係合させることにより、連結体30の一端縁31は、パンツ10の第一帯状体11に取付けられる。なお、図3から図5においては、連結体30の第六ファスナ33とパンツ10の第一帯状体11の第五ファスナ15とを係合させるためのスライダは、連結体30の第六ファスナ33に配置される。
また、これの第六ファスナ33とパンツ10の第一帯状体11の第五ファスナ15との係合を解除することにより、連結体30の一端縁31は、パンツ10の第一帯状体11から取外される。
このように、連結体30の第六ファスナ33とパンツ10の第一帯状体11の第五ファスナ15とによって、連結体30の一端縁31は、パンツ10の第一帯状体11の着脱可能に取付けられる。
また、連結体30の一端縁31は、パンツ10の後身頃を左右方向に渡るとともにこれの前身頃に至るようにパンツ10の第一帯状体11に取付けられる。連結体30の一端縁31は、第五ファスナ15がパンツ10の第一帯状体11の外側に設けられるため、パンツ10の第一帯状体11の外側に取付けられる。連結体30の一端縁31は、第五ファスナ15がパンツ10のウエスト部の開口部12より上方に設けられるため、パンツ10のウエスト部の開口部12より上方においてパンツ10の第一帯状体11に取付けられる。
このようにウエア1では、その連結体30の一端縁31がパンツ10の第一帯状体11に取付けられるとともに、連結体30の他端縁32がジャケット20の第二帯状体21に取付けられることによって、連結体30は、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21と連結する。
この際、連結体30の一端縁31は、少なくともパンツ10の後身頃を左右方向に渡るように、第一帯状体11取付けられる。連結体30の他端縁32は、少なくともジャケット20の後身頃を左右方向に渡るように、第二帯状体21に取付けられる。
即ち、ウエア1では、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21とを連結体30によって連結した際には、少なくともパンツ10のおよびジャケット20の後身頃において、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21とを、連結体30によって遮蔽した状態としている(図5参照)。
したがって、ウエア1によれば、背中側におけるパンツ10のウエスト部の開口部12およびジャケット20の裾の開口部24からの雪の抑制を防ぐことができる。特に、当該開口部12・24からの雪の侵入を抑制することがきる。
また、ウエア1では、その連結体30の一端縁31は、パンツ10の前身頃の一部に至るように第一帯状体11に取付けられる。連結体30の他端縁32は、ジャケット20の前身頃の一部に至るように第二帯状体21に取付けられる。
即ち、ウエア1では、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21とを連結体30によって連結した際には、少なくともパンツ10およびジャケット20の前身頃の一部において、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21とを、連結体30によって遮蔽した状態としている。
したがって、ウエア1によれば、パンツ10のウエスト部の開口部12およびジャケット20の裾の開口部24からの雪の侵入をより抑制することがきる。
さらに、ウエア1がこのように構成されることから、パンツ10の第一帯状体11の第五ファスナ15と連結体30の第六ファスナ33とにおける係合始点および係合終点は、パンツ10の前身頃に配置されることとなる。このため、ウエア1によれば、パンツ10の第一帯状体11への連結体30の一端縁31の取付け、または、パンツ10の第一帯状体11からの連結体30の一端縁31の外しが容易となる。
また、ウエア1では、連結体30の一端縁31はパンツ10の第一帯状体11の外側に取付けられ、連結体30の他端縁32はジャケット20の第二帯状体21の内側に取付けられる。このため、ウエア1によれば、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21とを連結体30によって連結しつつ、これを着衣する際に、パンツ10の第一帯状体11の外側にジャケット20の第二帯状体21を配置して、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21とで二重構造とすることができる。例えばウエア1を着衣する際に、まず、パンツ10を着衣してパンツ10の第一帯状体11を腰部に巻きつける。次に、ジャケット20を着衣してパンツ10の第一帯状体11に連結体30の一端縁31を取付ける。更に、ジャケット20の第二帯状体21を腰部に巻きつける。
したがって、ウエア1によれば、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21とを連結体30によって連結しつつ、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21とで二重構造として、着衣者の腰部の保温性を高めることができる。
連結体30は略四角形の布片で構成され、その短手方向の一方の縁部である一端縁31がパンツ10の第一帯状体11に取付けられ、その短手方向の他方の縁部である他端縁32がジャケット20の第二帯状体21に取付けられる。即ち、ウエア1では、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21との距離が短くなるように構成されている。
したがって、ウエア1によれば、パンツ10の第一帯状体11またはジャケット20の第二帯状体21が容易に互いに引っ張り合う状態となるため、これらが所望の位置から大きくずれることを防止することができる。また、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21との二重構造を確実に保持した状態とすることができる。
連結体30の一端縁31は、パンツ10の第一帯状体11に着脱可能に取付けられる。
したがって、ウエア1によれば、パンツ10の第一帯状体11とジャケット20の第二帯状体21とを連結体30によって連結する構造であっても、容易にこれを着衣または脱衣することが可能となる。
連結体30の一端縁31は、パンツ10のウエスト部の開口部12より上方においてパンツ10の第一帯状体11に取付けられる。
このため、ウエア1によれば、連結体30とパンツ10の第一帯状体11とが取付けられる部分が、着衣者の比較的硬い部分である腰部と接触し難いこととなる。
したがって、ウエア1によれば、連結体30とパンツ10の第一帯状体11とが取付けられる部分が着衣者の腰部に接触してこれが破損することを抑制することができる。
パンツ10の第一帯状体11は、面ファスナによってパンツ10に取付けられてもよく、また、パンツ10に固定して取付けられてもよい。
ジャケット20の第二帯状体21は、面ファスナによってジャケット20に取付けられてもよく、また、ジャケット20に固定して取付けられてもよい。
連結体30は、その他端縁32がジャケット20の第二帯状体21に着脱可能に取付けられるように構成されてもよい。
連結体30は、その一端縁31がパンツ10の第一帯状体11に固定されて取付けられ、且つ、その他端縁32がジャケット20の第二帯状体21に着脱可能に取付けられるように構成されてもよい。
連結体30の一端端は、面ファスナによってパンツ10の第二帯状体21に取付けられてもよい。
1 ウインタースポーツ用ウエア
10 パンツ
11 第一帯状体
12 開口部
20 ジャケット
21 第二帯状体
24 開口部
30 連結体
31 一端縁
32 他端縁

Claims (6)

  1. ウエスト部の開口部から雪が侵入することを防ぐ第一帯状体を前記ウエスト部に備えるパンツと、
    裾の開口部から雪が侵入することを防ぐ第二帯状体を内側に備えるジャケットと、
    前記第一帯状体と前記第二帯状体とを連結する連結体と、
    を具備する、ウインタースポーツ用ウエアであって、
    前記連結体は、
    少なくとも前記パンツの後身頃を左右方向に渡るように、前記第一帯状体に取付けられる一端縁と、
    少なくとも前記ジャケットの後身頃を左右方向に渡るように、前記第二帯状体に取付けられる他端縁と、を有する、
    ウインタースポーツ用ウエア。
  2. 前記連結体の一端縁は、前記第一帯状体の外側に取付けられ、前記連結体の他端縁は前記第二帯状体の内側に取付けられる、請求項1に記載のウインタースポーツ用ウエア。
  3. 前記連結体の一端縁は、前記第一帯状体に着脱可能に取付けられる、請求項1または請求項2に記載のウインタースポーツ用ウエア。
  4. 前記連結体の一端縁は、前記パンツのウエスト部の開口部より上方において前記第一帯状体に取付けられる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のウインタースポーツ用ウエア。
  5. 前記連結体の一端縁は、前記パンツの前身頃に至るように前記第一帯状体に取付けられ、
    前記連結体の他端縁は、前記ジャケットの前身頃に至るように前記第二帯状体に取付けられる、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のウインタースポーツ用ウエア。
  6. ウインタースポーツ用ウエアのジャケットの内側に備えられて前記ジャケットの裾の開口部から雪が侵入することを防ぐ第一帯状体と、前記ウインタースポーツ用ウエアのパンツのウエスト部に備えられて前記パンツのウエスト部の開口部から雪が侵入することを防ぐ第二帯状体と、を連結する連結体であって、
    少なくとも前記パンツの後身頃を左右方向に渡るように、前記第二帯状体に取付けられる他端縁と、
    少なくとも前記ジャケットの後身頃を左右方向に渡るように、前記第一帯状体に取付けられる一端縁と、を有する連結体。
JP2010000788U 2010-02-09 ウインタースポーツ用ウエアおよび連結体 Expired - Lifetime JP3158932U (ja)

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