JP3158872U - 研削砥石ユニット - Google Patents

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伊藤 幸男
伊藤  幸男
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【課題】小径砥石や小径バフによるワークの凹面研削・バフ磨き時に主軸頭に干渉せず、砥石やバフの加工点を多量の高圧冷却液及びクーラント液で浸漬状態として冷却効果と切粉処理を高めた研削砥石ユニットを提供する。【解決手段】工作機械の主軸Sに装着され、該主軸の軸心方向と平行するとともに主軸頭SUの外壁よりもワークBの加工面側へ突出させた位置に砥石軸11を配置し、該砥石軸に装備した研削ホイールH1を上記主軸回転で回転駆動し、上記研削ホイールの外周空間の周辺を包囲する包囲体を配置し、上記包囲体内に冷却流体Kを噴出させて加工点を浸漬状態とする噴射ノズルを包囲体に配置した研削砥石ユニットKUとする。【選択図】図1

Description

本考案は、研削砥石ユニットに係わり、特に、小径砥石や小径バフによるワークの凹面研削・バフ磨き時に主軸頭に干渉せず、且つ、この砥石やバフの加工点を多量の高圧冷却液及び冷却液で浸漬状態として冷却効果と切粉処理を高め、使用済の高圧冷却液及冷却液を回収・再利用を可能とした研削砥石ユニットを提供するものである。
近年、例えば、航空機による国際的な物流増大に対応する事と、対地球環境向上を図るための低燃費性の要求が高まり、航空機のジェットエンジンの軽量化と燃費改善が図られている。その具体的方策として、ジェットエンジンの2基化や小型化、更には、タービンブレードの薄肉化、長尺タービンブレード等で対応している。特に、三次元曲面からなるタービンブレードの薄肉化や長尺タービンブレードには、高精度な研削技術が必須になっている。しかしながら、従来の研削方法では、冷却水を研削ホイールの表面に噴射して表面の水冷と切粉・塵埃除去するものが一般的に知られている。
上記特に、三次元曲面からなるタービンブレードの薄肉化や長尺タービンブレードの翼面(凹面及び凸面)のミガキ作業は、バフやベルトサンダーマシンによる手作業に全面的に依存しているのが現状である。この為に、作業者の熟練度による品質のバラツキ(寸法の長短による加工精度のバラツキ、摩擦焼けの有無、加工能率の高低等)や多量生産に不向きであり、生産性が低い。更に、バフやベルトサンダーに目詰まりを早期に起こし、安定した研削仕上げが保証されず、生産性と品質が保証され難い。
そこで、研磨ホイールの研磨面に付着する研磨屑を高い原料除去率で除去するクリープ研削処理を達成させるべくした(高速研磨装置)が提供されている。その構成は、薄板切断加工機を対象とし、多孔性の研磨ホイールと、研磨ホイールを取付けると共に毎秒80mにまで達する周速で研磨ホイールを回転させる機械と、高圧で噴出する冷却剤を実質的に加工点に先立つ研磨ホイールの周縁の照準点に方向付ける少なくとも1つのノズル手段を有する高圧冷却剤供給システムと、を備えた高速研磨装置である。上記ノズル手段は、冷却剤の噴射を、実質的に放射方向に研磨ホイールの周の照準点に方向付けるようになし、また、ノズル手段は、研磨ホイールの周の照準点を、加工点に約30mmから40mm先立つ距離に向けられており、また、冷却剤ノズル手段は、加工点に対して相対的に冷却剤噴射照準点を再位置決めするために、機械のスピンドル軸周りに回転可能である(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−254324号公報
上記研削ホイールの研削面に付着する研削屑を高い原料除去率で除去するクリープ研削処理を達成させるべくした(高速研磨装置)では、冷却水・ク−ラントが砥石の高速回転に伴い形成される外周の空気層により跳ね飛ばされ、砥石の目詰まり除去とワーク冷却が十分にできない。重研削では、ワークの研削焼けが発生し易いという問題が解決されていない。
更に、三次元曲面からなるタービンブレードの内周面を薄肉切削加工するとともに、薄肉切削加工された内周面を高精度に研削加工するに際して、タービンブレードの内周面を高精度に研削加工する研削砥石は、必然的に小径砥石となり、この砥石に対する冷却水・クーラントが砥石の高速回転に伴い形成される外周の空気層により跳ね飛ばされ、砥石の目詰まり除去とワーク冷却が十分にできず、また、ワーク表面に研削屑が堆積してワークの研削焼けが発生し易いという問題が解決されていない。
本考案は、上記三次元曲面からなるタービンブレードの特に内周面や外周面に対する研削加工ユニットにおいて、この研削砥石(研削ホイール)への冷却水の噴射方法における問題点に鑑みてなされたものである。特に、小径砥石や小径バフによるワークの凹面研削・バフ磨き時に主軸頭に干渉せず、且つ、この砥石やバフの加工点を多量の高圧冷却液及び冷却液で浸漬状態として冷却効果と切粉処理を高め、使用済の高圧冷却液及冷却液を回収・再利用を可能とした研削砥石ユニットを提供するものである。
上記目的を達成するべく、本考案の請求項1による研削砥石ユニットは、工作機械の主軸頭の主軸に装着され、該主軸の軸心方向と平行するとともに主軸頭の外壁よりもワークの被研削面側へ突出させた位置に砥石軸を配置し、該砥石軸に研削ホイールを装備するとともに上記主軸回転で砥石軸を回転駆動し、上記研削ホイールの外周空間の周辺を包囲する包囲体を配置し、上記包囲体内に冷却液を噴出させて加工点を浸漬状態とする高圧噴射ノズルを包囲体に配置したことを特徴とする。
本考案の請求項2による研削砥石ユニットは、工作機械の主軸頭の主軸に装着され、該主軸の軸心方向と直交するとともに主軸頭の外壁よりもワークの被研削面側へ突出させた位置に砥石軸を配置し、該砥石軸に研削ホイールを装備するとともに上記主軸回転で砥石軸を回転駆動し、上記研削ホイールの外周空間の周辺を包囲する包囲体を配置し、上記包囲体内に冷却液を噴出させて加工点を浸漬状態とする高圧噴射ノズルを包囲体に配置したことを特徴とする。
また、本考案の請求項3の研削砥石ユニットは、請求項1または2記載の研削ホイールにおいて、上記研削ホイールは、環状基台の外周面に環状砥石を装着し環状基台の内周面に砥石軸との軸受が設けられ、上記砥石軸と上記環状基台の外周面間を貫く連絡孔が穿かれ、上記砥石軸の軸芯に穿かれた通路孔から環状砥石の内周面へ高圧冷却液を供給可能としたことを特徴とする。
また、本考案の請求項4の研削砥石ユニットは、請求項1または2記載の研削砥石ユニットにおいて、上記研削ホイールは、環状基台の外周面に円形の磨きバフを装着し環状基台の内周面に砥石軸との軸受が設けられ、上記砥石軸と上記環状基台の外周面間を貫く連絡孔が穿かれ、上記砥石軸の軸芯に穿かれた通路孔から磨きバフの内周面へ高圧冷却液を供給可能としたことを特徴とする。
本考案の研削砥石ユニットによると、
(1)、同時5軸旋盤横型マシニングセンターとなる工作機械の主軸に装着される研削砥石ユニットは、該主軸の軸心方向と平行または直交する砥石軸に研削ホイールが装備され、砥石軸の回転は主軸回転で駆動されるから、立型工作機械や横型工作機械の主軸に簡潔に研削砥石ユニットが装着でき、更に、三次元曲面からなるタービンブレード等の曲率半径の小さな凹面及び凸面を切削加工から研削加工・バフ仕上げまでワンチャッキングで連続加工できる。
(2)、上記研削ホイールは、この研削ホイールの外周空間を包囲体で包囲し、この包囲体内に噴射ノズルを備え、これから冷却流体を大量に噴出させて加工点を浸漬状態とするから、砥石・ワーク研削面の高能率な冷却効果が期待でき、更に、砥石の目詰まり防止やワークの研削焼け防止効果が期待できる。
(3)、また、研削ホイールに包囲体を設けたから、研削面の周辺に多量に噴射される冷却液によるウオータールーム雰囲気が形成され、ワークの研削焼け防止効果が相乗的に発揮でき、超高能率・重研削と連続無人加工ができる。
(4)、上記研削ホイールは、環状基台の外周面に環状砥石を装着し環状基台の内周面が砥石軸に嵌着され、上記砥石軸と上記環状基台の外周面間を貫く連絡孔が穿かれ、上記砥石軸の軸芯に穿かれた通路孔から連絡孔を介して環状砥石の内周面へ高圧冷却液が供給できる。また、上記研削ホイールは、高圧冷却液の高圧噴出に相俟って、環状砥石の高速回転による遠心力で環状砥石内から砥石外周面へ噴出されるから、砥石及び被研削面をダイレクトに高圧冷却液により効率良く浄化冷却でき、また、冷却液の噴出は、ワークとの研削面(特に、凹面)に停滞・付着する研削塵の高能率な排除効果が期待できる。
(5)、三次元曲面からなるタービンブレードの研削加工は、同時5軸旋盤横型マシニングセンターとなる工作機械の主軸に装着された研削砥石ユニットにより、三次元曲面からなる小さな曲率半径の凹面及び凸面の研削加工において、ワークが主軸頭に干渉することなく研削加工でき、且つ、高圧冷却液の噴出により砥石内に堆積する研削塵を吹き飛ばして砥石の目詰まり防止効果と砥石による冷却液のフィルター効果、ワークの研削焼け防止効果が相乗的に発揮でき、ワークの品質が飛躍的に向上する。
(6)、また、旋回保持具に支持されたワークは、冷却液の大流量噴射で水中に浸漬状態となり、水没研削及びバフ磨き加工時に加工熱が抑止され、切粉・粉塵がワーク内壁面や砥石外周面に付着せず、使用済の切粉・粉塵の排出・運搬がなされて実質的にチップコンベアの機能を発揮できる。更に、一度利用された高圧冷却液が浄化されて再利用(リサイクル)されて廃液の排出量が激減でき環境保全が果たせる。
(7)、マシニングセンター・旋盤等の加工機に適用できて汎用性が高く、しかも簡単な操作性と装置の低廉化(数千万円前後に抑えられる)ができる。
本考案の第1の実施の形態の研削砥石ユニットを備えた同時5軸旋盤横型マシニングセンターの正面図である。 本考案の第1の実施の形態で、研削砥石ユニットの斜視図である。 本考案の第1の実施の形態で、研削砥石ユニットの断面図である。 本考案の第1の実施の形態で、研削砥石ユニットの側面図である。 本考案の第1の実施の形態で、研削砥石ユニットの断面図と側面図である。 本考案の第2の実施の形態で、研削砥石ユニットの断面図である。 本考案の第2の実施の形態で、研削砥石ユニットの側面図である。 本考案の第1の実施の形態で、研削砥石ユニットの作用図である。 本考案の第1の実施の形態で、研削砥石ユニットの作用図である。 本考案の第2の実施の形態の研削砥石ユニットを備えた同時5軸旋盤立型マシニングセンターの正面図である。 本考案の第3の実施の形態で、研削砥石ユニットの斜視図である。 本考案の第3の実施の形態で、研削ホイールの断面図である。 本考案の第3の実施の形態で、研削ホイールの側面図である。
以下、図1乃至図13を参照して本考案の各実施の形態を順次に説明する。
本考案の第1の実施の形態となる研削砥石ユニットを備えた研削加工装置となる同時5軸旋盤横型マシニングセンターは、図1〜図5に示す。先ず、図1に示す第1の実施の形態となる同時5軸旋盤横型マシニングセンター(工作機械)100において、ベース10のテーブル12上の左右位置には、一対の旋回保持具13,14を備えている。この旋回保持具13は、旋回チャックであり、駆動部DKからの回転トルクを得て任意角度に割出旋回されてその回転角度が制御される。これがタービンブレードB等の両端部B1,B2をチャッキングC1,C2により支持している。旋回保持具14は、消極的又は積極的に旋回保持具13の旋回駆動に同期して旋回される。上記同時5軸旋盤横型マシニングセンター100は、上部横フレーム(横梁)Fに、駆動モータM1と変速機Gと主軸Sを備える主軸頭ユニットSUを備えている。上記主軸頭ユニットSUは、図示しないが上部横フレーム(横梁)F上を左右方向(タービンブレードBの両端部B1,B2の方向に一致)に制御モータにより送り制御される。
上記同時5軸旋盤横型マシニングセンター100の主軸頭ユニットSUの主軸Sには、第1の実施の形態となる研削砥石ユニットKUが装着されている。その装着構成は、図2と図3に示すように、主軸Sのテーパー穴S1に挿入するテーパーシャンク16を把持するとともに、主軸Sのキー15にキー溝17を係着する。上記研削砥石ユニットKUを回転不能とすべく、係止棒12を主軸頭ユニットSUの前面に開けた係止穴13に挿入させるとともに、主軸Sのテーパー穴S1に挿入するテーパーシャンク16を主軸と一体に回転駆動する。上記研削砥石ユニットKUの構成は、主軸Sの軸心方向Oに直結する駆動軸Dと平行する砥石軸11に研削ホイールH1を装備し主軸回転で砥石軸11を回転駆動するものである。具体的には、枠体20の上部20Aに軸受環20Bを備え、この中心孔内の軸受B0でテーパーシャンク16の駆動軸Dを回転可能に支持している。上記研削砥石ユニットKUを回転不能とする係止棒12は、軸受環20Bに付設されている。上記研削砥石ユニットKUにおける研削ホイールH1は、枠体20の下部20Cに二股のホルダー20D,20Eを備え、この長孔hに研削ホイールH1の保持筒23がボルトB3,B4により調節可能に支持されている。上記研削ホイールH1の砥石軸11は保持筒23内に軸受B0で回転可能に支持され、先端に研削ホイールH1を備え、後端にプーリ25を備えている。
しかして、上記主軸Sからの回転トルクは、主軸に直結する駆動軸D上のプーリ24と砥石軸11上のプーリ25間がベルト26で繋がれて研削ホイールH1に伝達される。尚、枠体20の下部20Cには、研削ホイールH1を上側から包囲する包囲体27が付設され、研削ホイールH1の下側のみを露出させ、タービンブレード等の三次元曲面からなる曲率半径の小さな凹面a及び凸面bに研削ホイールH1の下端面が面接触する関係をなしている。この研削砥石ユニットKUの特徴は、研削ホイールH1が反テーパーシャンク16側となり、タービンブレードBと研削砥石ユニットKUとの接触干渉を防止できるメリットが望める。即ち、図5(a)(b)に示すように、主軸頭ユニットSUの主軸Sの軸心方向Oから下方に位置する砥石軸11に研削ホイールH1を備え、この下側の研削面がタービンブレードBの曲率半径の小さな凹面a及び凸面bに接触するも、タービンブレードBと研削砥石ユニットKUや主軸頭ユニットSU・主軸Sとの接触干渉が解消される。
上記第1の実施の形態の研削砥石ユニットKUを設計変更した第2の実施の形態の研削砥石ユニットKU2の構成を、図6と図7で説明する。主な変更点は、砥石軸11上のプーリ25と研削ホイールH1との配置を逆配置とし、包囲体27も研削ホイールH1側としたものである。その他の構成は、上記第1の実施の形態の研削砥石ユニットKUと同一に付き、同一符号を附して説明を省略する。この研削砥石ユニットKU2の特徴は、研削ホイールH1がテーパーシャンク16側となり、研削加圧に対して大きな剛性が得られるメリットが望める。
上記研削砥石ユニットKU及び研削砥石ユニットKU2に備える研削ホイールH1は、図3と図8に示すように、環状基台1の外周面に環状砥石2を装着し環状基台1の内周面が砥石軸11に嵌着され、上記砥石軸11と上記環状基台1の外周面間を貫く連絡孔が穿かれ、上記砥石軸11の軸芯に穿かれた通路孔から環状砥石2の内周面へ約7メガパスカル相当の高圧冷却液Kを、高圧供給ユニットHKから通路孔h0の尾端に設けた継手管Jから供給可能としたものである。上記高圧冷却液Kは、環状砥石2の内周面2Aへ約7メガパスカル相当の高圧で噴入されると、流通性のある環状砥石2の粒子間の隙間を通って外周面2Bから外部へ噴出され、面接触しているタービンブレードBの三次元曲面からなる凹面a又は凸面bに高圧冷却液Kが直接に噴射提供される。また、上記環状砥石2の外周面2Bの噴射位置に高圧冷却流体Kを噴射させる高圧噴射ノズルNを備えている。上記高圧噴射ノズルNにも高圧供給ユニットHKから圧力及び流量制御弁Vを介して大量の高圧冷却流体Kが供給される。上記旋回保持具13,14の真下には、使用済の高圧冷却液Kを回収する冷却液回収タンク50を備え、大量の使用済み冷却流体Kが冷却液回収タンク50に溜められると、水流によりワークの冷却と切粉等の排除作用がなされる。更に、上記冷却液タンク50中の使用済の冷却液K´は、浄化ユニット60へ排出され、ここで浄化冷却液K0に浄化される。上記浄化ユニット60からの浄化冷却液K0は、高圧供給ユニットHKに送り込まれ、ここで約7メガパスカル相当の圧力とした高圧冷却液Kとして、上記環状砥石の内周面へ供給され、また減圧されて噴射ノズルNに大量に循環供給される。
本考案の第1の実施の形態となる研削砥石ユニットKU及び研削砥石ユニットKU2を備えた同時5軸旋盤横型マシニングセンター100は、上記のように構成されており、以下のように作用する。先ず、図1に示すように、一対の旋回保持具13,14にタービンブレードBが自動搬送装置(図示なし)により搬入され、両端部B1,B2をチャッキングC1,C2により支持され、駆動部DKからの回転トルクを得て任意角度に割出旋回されてその回転角度が制御される。続いて、同時5軸旋盤横型マシニングセンター100の主軸頭ユニットSUの主軸Sに、研削砥石ユニットKU又は研削砥石ユニットKU2が装着され、この砥石軸11に研削ホイールH1が自動工具交換装置(図示なし)により装着される。
上記タービンブレードBと研削ホイールH1の装着により、研削加工装置となる同時5軸旋盤横型マシニングセンター100が自動運転される。先ず、図1に示すように、研削作業の自働制御は、一対の旋回保持具13,14に支持されたタービンブレードBにおける凹面a又は凸面bを研削ホイールH1に対面させ、主軸頭ユニットSUの主軸Sを下降させて研削砥石ユニットKU又は研削砥石ユニットKU2に備える研削ホイールHの下面、即ち、図3〜図5に示すように、環状砥石2の外周面2Bを凹面a又は凸面bに接近させる。続いて、研削ホイールH1の高速回転と、砥石軸11の軸芯に穿かれた通路孔h0から環状砥石2の内周面2Aから外周面2Bに約7メガパスカル相当の高圧冷却液Kを、高圧冷却液供給装置HKから供給させる。しかして、更に、図8に示すように、上記高圧冷却流体Kは、研削ホイールH1及び面接触しているタービンブレードBの三次元曲面からなる凹面a又は凸面bに高圧冷却液Kが直接に噴射提供される。更に、環状砥石2の外周面2Bに噴射ノズルNから大量の冷却流体K1が噴射され、ワークの研削面及び周辺が大量の冷却流体K1でウオータールーム雰囲気の浸漬状態となる。
この状態にて、同時5軸旋盤横型マシニングセンター100の五軸制御により、一対の旋回保持具13,14の旋回制御でタービンブレードBの三次元曲面からなる凹面a又は凸面は、主軸頭ユニットSUの送り制御と研削砥石ユニットKU又は研削砥石ユニットKU2の昇降制御とが総合的に行われて、タービンブレードBの三次元曲面からなる凹面a又は凸面の研削加工が自動運転される。その詳細は、図9に示すように、先ず、環状砥石2の外周面2BをタービンブレードBの凹面aに接触させて高速回転させ、研削加工を開始する。これと同時に、旋回保持具13,14の旋回制御(時計方向への旋回制御)によるタービンブレードBの旋回制御と、研削砥石ユニットKU又は研削砥石ユニットKU2の昇降制御と、左右の移動制御により、凹面aから凸面へと研削加工進められ、1回転で全周囲が1回目の研削加工が行われる。続いて、2回転目の旋回制御が行われて、2回目の研削加工が行われる。上記凹面aと凸面bと両端縁の研削が繰り返され、所定精度の研削が行われたところで終了となる。続いて、研削ホイールH1をバフ円板に自働交換され、同様に凹面aと凸面bと両端縁の全周面がバフ磨きされる。尚、背面(凸面)は大径砥石又はバフに自働交換されて行うと効率的になる。
上記研削時に、上記環状砥石2は、多孔質の砥石粉を焼結又は接着させたものであれば、環状砥石2の内周面2Aに供給された高圧冷却液Kを容易に通過させ、外周面2Bから凹面a又は凸面bに高圧冷却液Kが直接的に効率よく冷却するとともに、環状砥石2内の高圧冷却液Kに混入する僅かな塵・埃等を濾過するフィルター効果を発揮するものである。
更に、高圧冷却液Kは、図8に示すように、包囲体27に配置した噴射ノズルNにも高圧冷却液供給装置HKから圧力及び流量制御弁Vで減圧された大量の冷却液K1が供給され、研削ホイールH1の外周面を浸漬状態として冷却作用・切粉の排出作用を確保する。
更に、上記旋回保持具13,14の真下には、使用済の冷却液Kを回収する冷却液回収タンク50を備え、ここに集められた冷却液K´は、切粉や塵埃・研削屑を伴って浄化ユニット60へ排出され、ここで浄化冷却液K0に浄化される。上記浄化ユニット60からの浄化冷却液K0は、高圧供給ユニットHKに送り込まれ、ここで約7メガパスカル相当の圧力とした高圧冷却液Kとして、上記環状砥石の内周面へ供給され、且つ、流量制御弁Vで減圧された大量の冷却液が噴射ノズルNにも供給され、再利用(リサイクル)される。
しかして、包囲体27内には、この中に閉じ込められた多量の冷却液K1が創る噴霧状態により、環状砥石2の目詰まり除去による被研削面ワークBの被研削面a,bの発熱抑制効果の増大と酸化抑制効果の増大が図られる。引き続き、バフ仕上げするには、自動搬送装置(図示なし)により、研削ホイールH1がバフと自働交換され、同様なミガキ自動運転によりバフ作業される。
本考案の第1の実施の形態となる同時5軸旋盤横型マシニングセンターに備える研削砥石ユニットKU及び研削砥石ユニットKU2は、下記の効果を奏する。
(1)、同時5軸旋盤横型マシニングセンターとなる工作機械の主軸に装着される研削砥石ユニットは、該主軸の軸心方向と平行または直交する砥石軸に研削ホイールが装備され、砥石軸の回転は主軸回転で駆動されるから、立型工作機械や横型工作機械の主軸に簡潔に研削砥石ユニットが装着でき、更に、三次元曲面からなるタービンブレード等の曲率半径の小さな凹面及び凸面を切削加工から研削加工・バフ仕上げまでワンチャッキングで連続加工できる。
(2)、上記研削ホイールは、この研削ホイールの外周空間を包囲体で包囲し、この包囲体内に噴射ノズルから冷却流体を大量に噴出させて加工点やワーク全体を浸漬状態とするから、砥石・ワーク研削面の高能率な冷却効果が期待でき、更に、砥石の目詰まり防止やワークの研削焼け防止効果が期待できる。
(3)、また、研削ホイールに包囲体を設けたから、研削面の周辺に多量に噴射される冷却液によるウオータールーム雰囲気が形成され、ワークの研削焼け防止効果が相乗的に発揮でき、超高能率・重研削と連続無人加工ができる。
(4)、上記研削ホイールは、環状基台の外周面に環状砥石を装着し環状基台の内周面が砥石軸に嵌着され、上記砥石軸と上記環状基台の外周面間を貫く連絡孔が穿かれ、上記砥石軸の軸芯に穿かれた通路孔から連絡孔を介して環状砥石の内周面へ高圧冷却液が供給できる。また、上記研削ホイールは、高圧冷却液の高圧噴出に相俟って、環状砥石の高速回転による遠心力で環状砥石内から砥石外周面へ噴出されるから、砥石及び被研削面をダイレクトに高圧冷却液により効率良く浄化冷却でき、また、冷却液の噴出は、ワークとの研削面(特に、凹面)に停滞・付着する研削塵の高能率な排除効果が期待できる。
(5)、三次元曲面からなるタービンブレードの研削加工は、同時5軸旋盤横型マシニングセンターとなる工作機械の主軸に装着された研削砥石ユニットにより、三次元曲面からなる小さな曲率半径の凹面及び凸面の研削加工において、ワークが主軸頭に干渉することなく研削加工でき、且つ、高圧冷却液の噴出により砥石内に堆積する研削塵を吹き飛ばして砥石の目詰まり防止効果と砥石による冷却液のフィルター効果、ワークの研削焼け防止効果が相乗的に発揮でき、ワークの品質が飛躍的に向上する。
(6)、また、旋回保持具に支持されたワークは、冷却液の大流量噴射で水中に浸漬状態となり、水没研削及びバフ磨き加工時に加工熱が抑止され、切粉・粉塵がワーク内壁面や砥石外周面に付着せず、使用済の切粉・粉塵の排出・運搬がなされて実質的にチップコンベアの機能を発揮できる。更に、一度利用された高圧冷却液が浄化されて再利用(リサイクル)されて廃液の排出量が激減でき環境保全が果たせる。
(7)、マシニングセンター・旋盤等の加工機に適用できて汎用性が高く、しかも簡単な操作性と装置の低廉化(数千万円前後に抑えられる)ができる。
本考案は上記研削加工装置となる同時5軸旋盤横型マシニングセンター100に限定されず、同時5軸旋盤立型マシニングセンター200を対象とすることができる。図10〜図13において、その構成を説明する。同時5軸旋盤立て型マシニングセンター(工作機械)200において、ベース10のテーブル12上の左右位置には、一対の旋回保持具13,14を備え、尚、旋回保持具13は、旋回チャックであり、駆動部Kからの回転トルクを得て任意角度に割出旋回されてその回転角度が制御される。これがタービンブレードB等の両端部B1,B2をチャッキングC1,C2により支持している。旋回保持具14は、消極的又は積極的に旋回保持具13の旋回駆動に同期して旋回される。上記同時5軸旋盤立型マシニングセンター200は、上部横フレーム(横梁)Fに、駆動モータM1と変速機Gと垂直姿勢の主軸Sを備える主軸頭ユニットSU2を備えている。上記主軸頭ユニットSU2は、図示しないが上部横フレーム(横梁)F上を左右方向(タービンブレードBの両端部B1,B2の方向に一致)に送りモータにより送り制御される。
上記主軸頭ユニットSU2の主軸Sには、第3の実施の形態となる研削砥石ユニットKU3が装着されている。その装着構成は、主軸Sのテーパー穴S1に挿入するテーパーシャンク16を把持するとともに、主軸Sのキー15にキー溝17を係着する。上記研削砥石ユニットKU3を回転不能とすべく、係止棒22を主軸頭ユニットSU2の前面に開けた係止穴23に挿入させるとともに、主軸Sのテーパー穴S1に挿入するテーパーシャンク16を主軸と一体に回転駆動する。上記研削砥石ユニットKU3の構成は、主軸Sの軸心方向Oに直結する駆動軸Dと直交する中間軸EとをベベルギアG1,G1を介してこれに平行する砥石軸11に研削ホイールH1を装備し、主軸回転で主軸Sに直交する砥石軸11を回転駆動するものである。具体的には、枠体20の上部20Aに軸受環20Bを備え、この中心孔内の軸受B0でテーパーシャンク16の駆動軸Dを回転可能に支持している。上記研削砥石ユニットKU3を回転不能とする係止棒22は、軸受環20Bに付設されている。
上記研削砥石ユニットKU3における研削ホイールH1は、枠体20の下部20Bに二股のホルダー20C,20Dを備え、この長孔hに研削ホイールH1の保持筒23がボルトBにより調節可能に支持されている。上記研削ホイールH1の砥石軸11は保持筒23内に軸受B0で回転可能に支持され、先端に研削ホイールH1を備え、後端にプーリ25を備えている。しかして、上記主軸Sからの回転トルクは、主軸に直結する駆動軸D上のプーリ24と砥石軸11上のプーリ25間がベルト26で繋がれて研削ホイールH1に伝達される。尚、枠体20の下部20Bには、研削ホイールH1を上側から包囲する包囲体27が付設され、研削ホイールH1の下側のみを露出させ、タービンブレードB等の三次元曲面からなる曲率半径の小さな凹面a及び凸面bに研削ホイールH1の環状砥石2の下端面2Bが面接触する関係をなしている。この研削砥石ユニットKU3の特徴は、研削ホイールH1がテーパーシャンク16側となり、しかも、テーパーシャンクの中心軸線O1の延長線上にあるから、剛性が高く、プログラミングも容易で、タービンブレードと研削砥石ユニットKU3との接触干渉を防止できるメリットが望める。
本考案の第1の実施の形態となる研削砥石ユニットKU及び研削砥石ユニットKU2を備えた第2の実施の形態の同時5軸旋盤立型マシニングセンター200は、上記のように構成されており、上記同時5軸旋盤横型マシニングセンター100と同様の作用・効果を呈するから説明を省略する。特に、同時5軸旋盤立型マシニングセンター200は、主軸頭ユニットSU3の研削ボイールH1が主軸Sから遠く離れているから、タービンブレードBと研削砥石ユニットKU3との接触干渉を防止できるメリットがある。
本考案は、その対象物を航空機のジェットエンジンや発電機に使用されているタービンブレードの薄板状の被加工物を対象の実施例で説明したものであるが、様々な平面状や三次元曲面となる被加工物を対象としたワークの研削加工の適用が可能である。
1 環状基台
1A 内周面
1B 外周面
1G 通路
2 環状砥石
2A 内周面
2B 外周面
2C 通孔
2F 両側面
2G 通路
11 砥石軸
12 テーブル
13,14 旋回保持具
20 枠体
27 包囲体
50 冷却液回収タンク
60 浄化ユニット
100 同時5軸旋盤横型マシニングセンター
200 同時5軸旋盤立型マシニングセンター
B 被研削面ワーク(タービンブレード)
a 凹面
b 凸面
C1,C2 チャッキング
D 駆動軸
DK 駆動部
G 変速機
F 上部横フレーム(横梁)
N 高圧噴射ノズル
H1 研削ホイール
HK 高圧供給ユニット
K 高圧冷却液
K1 冷却液
K´ 冷却液
K0 浄化冷却液
KU,KU2,KU3 研削砥石ユニット
M1 駆動モータ
SU〜SU2 主軸頭ユニット
S 主軸
V 圧力及び流量制御弁
WB 浸漬状態

Claims (4)

  1. 工作機械の主軸頭の主軸に装着され、該主軸の軸心方向と平行するとともに主軸頭の外壁よりもワークの被研削面側へ突出させた位置に砥石軸を配置し、該砥石軸に研削ホイールを装備するとともに上記主軸回転で砥石軸を回転駆動し、上記研削ホイールの外周空間の周辺を包囲する包囲体を配置し、上記包囲体内に冷却液を噴出させて加工点を浸漬状態とする噴射ノズルを包囲体に配置したことを特徴とする研削砥石ユニット。
  2. 工作機械の主軸頭の主軸に装着され、該主軸の軸心方向と直交するとともに主軸頭の外壁よりもワークの被研削面側へ突出させた位置に砥石軸を配置し、該砥石軸に研削ホイールを装備するとともに上記主軸回転で砥石軸を回転駆動し、上記研削ホイールの外周空間の周辺を包囲する包囲体を配置し、上記包囲体内に冷却液を噴出させて加工点を浸漬状態とする噴射ノズルを包囲体に配置したことを特徴とする研削砥石ユニット。
  3. 上記研削ホイールは、環状基台の外周面に環状砥石を装着し環状基台の内周面に砥石軸との軸受が設けられ、上記砥石軸と上記環状基台の外周面間を貫く連絡孔が穿かれ、上記砥石軸の軸芯に穿かれた通路孔から環状砥石の内周面へ高圧冷却液を供給可能としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の研削砥石ユニット。
  4. 上記研削ホイールは、環状基台の外周面に円形の磨きバフを装着し環状基台の内周面に砥石軸との軸受が設けられ、上記砥石軸と上記環状基台の外周面間を貫く連絡孔が穿かれ、上記砥石軸の軸芯に穿かれた通路孔から磨きバフの内周面へ高圧冷却液を供給可能としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の研削砥石ユニット。
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