JP3158503U - 金属製角缶 - Google Patents

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浩志 長尾
浩志 長尾
鈴木 昇
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株式会社長尾製缶所
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Abstract

【課題】1.8L角缶や2L角缶の如き金属製角缶として、片手で缶側部をしっかりと掴んで保持でき、その状態で角缶を傾けても掴んだ手が滑りにくく、注出口から液を注ぎ出す際に手の滑りによる角缶の落下を防止できる金属性角缶を提供する。【解決手段】平面視略矩形をなす頂部11に缶幅方向一側に偏して注出口2を備えて、頂部11に把手を有しない公称1〜2Lの金属製角缶C1において、胴部10の対向する幅広側の両側面10a,10bに指掛かり用凹部3Aが形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、燃料オイル、塗料、溶剤、食用油等の液状製品の容器として汎用される公称1〜2Lの金属製角缶に関する。
一般的に、公称1〜2L(通常、1L、1.8L、2Lの3種)の金属製角缶は、全体として縦長で、平面視矩形をなす頂部に缶幅方向一側に偏して注出口を備えているが、該頂部には3L角缶以上の大容量角缶では普通である缶幅方向に沿うブリッジ状やつる環状の把手を設けていないものが殆どである(非特許文献1〜3)。これは、公称1〜2Lの金属製角缶では缶厚み方向の外寸が60〜95mm程度であるため、前記把手では幅狭になって手が入りにくいことと、サイズ的に大人が片手で缶側部を掴んで保持できることによる。
http://www.dainichi-can.co.jp/products/can/ippan/ippan_kaku.html(2009/12/21) http://www.kumanoseikan.co.jp/ip/k_02.html(2009/12/21) http://www.kowa-mp.co.jp/products_squarecan(4L-2L).htm(2009/12/21)
しかるに、公称1〜2Lの角缶でも液状製品を収容した状態ではかなりの重量になるため、片手で缶側部を掴んで保持した状態で、該角缶を傾けて注出口から液を注ぎ出す際、往々にして手が滑って角缶を落とすことがあり、飛散・流出した液で周辺が汚れたり、機器が故障したり、作業者の足の甲や指等の上に角缶が落下して負傷するといった問題が発生していた。
本考案は、上述の事情に鑑みて、公称1〜2Lの金属製角缶として、片手で缶側部をしっかりと掴んで保持でき、その状態で角缶を傾けても掴んだ手が滑りにくく、もって注出口から液を注ぎ出す際に手の滑りによる角缶の落下を防止できるものを提供することを目的としている。
上記目的を達成するための手段を図面の参照符号を付して示せば、請求項1の考案は、縦長で、平面視略矩形をなす頂部(天板11)に缶幅方向一側に偏して注出口2を備えて、且つ該頂部に把手を有しない公称1〜2Lの金属製角缶C1〜C3において、胴部10の対向する幅広側の両側面10a,10bに指掛かり用凹部3A,3B又は/及び凸部4が形成されていることを特徴としている。
請求項2の考案は、上記請求項1の金属製角缶C1〜C3において、缶厚み方向の外寸dが60〜95mmである構成としている。
請求項3の考案は、上記請求項1又は2の金属製角缶C1〜C3において、指掛かり用凹部3A,3B又は/及び凸部4が注出口側2とは缶幅方向の反対側に偏して形成されてなるものとしている。
次に、本発明の効果を図面の参照符号を付して説明する。請求項1の発明によれば、頂部に把手のない公称1〜2Lの金属製角缶C1〜C3において、胴部10の対向する幅広側の両側面10a,10bに、指掛かり用凹部3A,3B又は/及び凸部4が形成されているから、片手で缶側部を掴んで保持する際、その手の指を指掛かり用凹部3A,3B又は/及び凸部4に掛けることにより、該角缶C1〜C3をしっかりと掴むことができ、もって注出口から液を注ぎ出す際に手の滑りによる角缶C1〜C3の落下を防止できる。
請求項2の考案によれば、上記の金属製角缶C1〜C3の缶厚み方向の外寸dが特定範囲にあるから、大人の片手によって容易に缶側部を掴んで保持できる。
請求項3の考案によれば、指掛かり用凹部3A,3B又は/及び凸部4が注出口側2とは缶幅方向の反対側に偏して形成されているから、特に片手で缶側部を掴んで保持した状態で缶を傾けて注出口から液を注ぎ出す際に、該角缶C1〜C3をしっかりと掴むのに都合がよいと共に、缶表面の他の部位には各別に凹凸を設ける必要がないから缶材の加工も容易になる。
本考案の第一実施形態に係る金属製角缶の斜視図である。 同金属製角缶における収容液の注出操作を示す側面図である。 本考案の第二実施形態に係る金属製角缶を示し、(a)図は側面図、(b)図は(a)図のX−X線の断面図である。 本考案の第三実施形態に係る金属製角缶を示し、(a)図は側面図、(b)図は(a)図のY−Y線の断面図である。
図1で示す第一実施形態の金属製角缶C1は、公称1〜2L角缶であり、横断面略矩形の缶胴部10の上下端に略矩形の天板11及び地板12が固着され、天板11には缶幅方向一側(図示左側)に偏して注出口2が設けてある。その缶胴部10は、一方の幅広側の側面(図示前面)10aと幅狭側の側面(図示右側面)10cとの境界部から側面10c側へやや入った位置に、縦方向に沿うシーム溶接部sを有している。この金属製角缶C1の缶厚み方向の外寸dは60〜95mmの範囲であり、また注出口2は図示省略したキャップによって封止するようになっている。
しかして、缶胴部10の幅広側の両側面(図示前後面)10a,10bには、それぞれ浅い円形の3つの指掛かり用凹部3Aが、注出口側2とは缶幅方向の反対側に偏して、上下に略等間隔に配列して形成されている。なお、各凹部3Aの深さは1〜3mm程度、底径は15〜30mm程度に設定される。
上記構成の金属製角缶C1では、例えば右手で缶側部を掴んで保持する場合、図2に示すように、その手Hの親指F1を一側面11aの1つの指掛かり用凹部3Aに、人差指F2他を逆側の側面10b(図1参照)の3つあるいは2つの指掛かり用凹部3Aに、それぞれ掛けることによって該角缶C1をしっかりと把持できるから、該角缶C1を傾けて注出口2から液Lを注ぎ出す際に手Hが滑って当該角缶C1を落すことがない。従って、従来のように角缶を落として、飛散・流出した液で周辺が汚れたり、機器が故障したり、作業者の足の甲や指等の上に角缶が落下して負傷するといった問題を未然に防止できる。
また、この金属製角缶C1においては、缶胴部10の幅広側の両側面10a,10bに指掛かり用凹部3Aを同様構成で設けているから、図2の例示とは逆に左手で缶側部を掴む場合にも同様にしっかりと滑らない形で保持でき、使用者の左右の利き手の違いによる差を生じない。更に、該角缶C1の缶厚み方向の外寸dが60〜95mm程度であるため、大人の片手で缶側部を掴んで保持するのに丁度よい。すなわち、この外寸dが大き過ぎては掴みにくく、逆に小さ過ぎては缶幅又は缶高さが大きくなるために角缶としての取り扱い性や自立性が悪化する。
上記第一実施形態では幅広側の両側面10a,10bに各々上下に配列した3つの円形の指掛かり用凹部3Aを設けているが、本考案では、該指掛かり用凹部として様々な形状を採用できると共に、該指掛かり用凹部に代えて指掛かり用凸部を設けたり、指掛かり用凹部と指掛かり用凸部を組み合わせて設けてもよい。
例えば、図3(a)(b)に示す第二実施形態の金属製角缶C2では、缶自体の基本構造は第一実施形態と同様であるが、缶胴部10の幅広側の両側面10a,10bにそれぞれ、上下方向に沿う1本の浅い帯状の指掛かり用凹部3Bが、注出口側2とは缶幅方向の反対側に偏して形成されている。なお、該凹部3Bの深さは1〜5mm程度、幅は10〜30mm程度である。
また、図4(a)(b)に示す第三実施形態の金属製角缶C3では、やはり缶自体の基本構造は第一及び第二実施形態と同様であるが、缶胴部10の幅広側の両側面10a,10bにそれぞれ、上下方向に沿う2本の畝状の指掛かり用凸部4が、注出口側2とは缶幅方向の反対側に偏して平行に形成されている。その各凸部4の幅は10〜20mm程度、両凸部4,4の間隔はは10〜20mm程度である。
これら第二及び第三実施形態の金属製角缶C2,C3でも、既述の第一実施形態と同様に、片手で缶側部を掴んで保持する際、指掛かり用凹部3Bや指掛かり用凸部4を利用してしっかりと把持できるから、液注出時に手が滑って落下するのを防止できる。
更に、本考案の金属製角缶においては、指掛かり用凹部又は/及び指掛かり用凸部として、多数の円形や角形の凹部や凸部、上下方向に沿う多数本の凹条や凸状、これらの組合せ等も採用できる。しかして、指掛かり用凹部又は/及び指掛かり用凸部は、缶胴部10の幅広側の両側面10a,10bの全体に設けてもよいが、片手で缶側部を掴んで缶を傾けて注出操作する上で注出口側2とは缶幅方向の反対側に偏して存在すればよく、全体に設けるのは缶材の加工コスト面からも無駄である。
C1〜C3 金属製角缶
10 胴部
10a,10b 幅広側の側面
11 天板(頂部)
2 注出口
3A,3B 指掛かり用凹部
4 指掛かり用凸部

Claims (3)

  1. 縦長で、平面視略矩形をなす頂部に缶幅方向一側に偏して注出口を備えて、且つ該頂部に把手を有しない公称1〜2Lの金属製角缶において、
    胴部の対向する幅広側の両側面に指掛かり用凹部又は/及び凸部が形成されていることを特徴とする金属製角缶。
  2. 缶厚み方向の外寸が60〜95mmである請求項1記載の金属製角缶。
  3. 前記の指掛かり用凹部又は/及び凸部が前記注出口側とは缶幅方向の反対側に偏して形成されてなる請求項1又は2に記載の金属製角缶。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013133154A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Nagao Seikansho:Kk 金属製角缶

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