JP3158130U - 野菜容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器外形を球状とすることで、冷蔵庫での保管に当り、内容物が傷みにくく、少量ずつの使用にも便利な野菜容器を提供する。【解決手段】この野菜容器100は椀状の本体1と当該本体1の上に被せる蓋3とからなり、蓋3は回転軸6を持って前記本体1に連結され本体1に対して開閉自在な構造となる。当該蓋3は結球レタス等に被せられるような大きさであり若干扁平の球状又はヘルメット形状となる。上記本体1の上に結球レタス等を置き、蓋3を被せることで野菜容器100内が密閉される。この野菜容器100によれば、結球レタス等を冷蔵庫で保存する際、結球レタス等の葉が傷むことなく、乾燥を避けて新鮮さを保ちつつ最後まできれいな状態を保って美味しく使い切れる。また、蓋3を開ければ結球レタスをすぐに取り出すことができる。【選択図】図1
Description
本考案は、レタスやキャベツ等の全体が球状の野菜、および、長ネギのような長尺の野菜を保管するための野菜容器に関するものである。
購入してきたレタスおよび使いかけのレタスを家庭の冷蔵庫で保存するには、購入時の包装材をそのまま利用するか或いは適宜のビニール袋に入れて保存するのが通常である。また、長ネギについても、家庭の冷蔵庫や冷暗所で保管する際、紙で包んだり或いはビニール袋に入れて保存するのが通常である。
しかしながら、前記レタスの保存にあっては、従来の保存方法では葉が傷みやすく、且つ、レタスを少しずつ使用する場合に包装等から取り出すのに手間がかかる問題点がある。また、業務用の鮮度保持包装体は、通常の箱型形状であるため、結球レタスなどの傷み易い葉菜を守るには適していない。
また、長ネギの保存にあっても、従来の保存方法では傷みやすく且つ少しずつの使用には不便であるという問題点がある。更に、長ネギ自体が長細い形状であるため、冷蔵庫内等における保管が難しいという問題点がある。
この考案は、上記問題点を解決するためになされたものである。
本考案の野菜容器は、椀状の本体と、当該本体に密閉状態で被せる蓋と、本体に蓋を被せた状態で全体が略球状となり、前記本体の内側の底面の一部又は全部が平らであることを特徴とする。
本考案の野菜容器は、長尺の本体と、当該本体に密閉状態で被せる蓋と、本体に蓋を被せた状態で全体が両端が閉じた略筒状となり、前記本体の内側の底面の一部又は全部が平らであることを特徴とする。
本考案の野菜容器は、上記考案において、前記本体の下部に胴部が設けられたことを特徴とする。
本考案の野菜容器は、上記考案において、前記本体の内面に角が生じない凹凸が設けられていることを特徴とする。
本考案の野菜容器は、上記考案において、前記本体の底に水抜き穴が設けられていることを特徴とする。
本考案の野菜容器は、上記考案において、前記蓋又は本体にエア調整バルブを設けたことを特徴とする。
(実施の形態1)
図1は、この考案の実施の形態1にかかる野菜容器を示す斜視図である。図2は、図1に示した野菜容器の使用方法を示す説明図である。この野菜容器100は、比較的浅い底面2を有する椀状の本体1と、当該本体1の上に被せる蓋3とからなる。本体1の内側の底面2は平らであり結球レタスやキャベツの芯の切り口をもって安定的に載せることができる。また、本体1の裏面4には下方に突出したリブからなる台5が形成される。また、前記蓋3は回転軸6を持って前記本体1に連結され本体1に対して開閉自在な構造となる。当該蓋3は結球レタス等に被せられるような大きさであり、若干扁平の球状又はヘルメット形状となる。また、当該蓋3は、結球レタス等を表現した凹凸を有するデザインとしてもよい。
図1は、この考案の実施の形態1にかかる野菜容器を示す斜視図である。図2は、図1に示した野菜容器の使用方法を示す説明図である。この野菜容器100は、比較的浅い底面2を有する椀状の本体1と、当該本体1の上に被せる蓋3とからなる。本体1の内側の底面2は平らであり結球レタスやキャベツの芯の切り口をもって安定的に載せることができる。また、本体1の裏面4には下方に突出したリブからなる台5が形成される。また、前記蓋3は回転軸6を持って前記本体1に連結され本体1に対して開閉自在な構造となる。当該蓋3は結球レタス等に被せられるような大きさであり、若干扁平の球状又はヘルメット形状となる。また、当該蓋3は、結球レタス等を表現した凹凸を有するデザインとしてもよい。
本体1および蓋3の周縁上の前記接合部分の反対側には開閉部7が設けられている。この開閉部7は蓋3に設けたフック8と、本体1の縁裏に設けた溝9とから構成される。本体1の周縁には段部10が形成され当該段部10が蓋3の周縁の内側に一定の締まりをもって入り、野菜容器100全体が密閉される。なお、蓋3の一部には日付を表示するための矩形の日付表示枠11が形成されている。本体1および蓋3は、透明または半透明プラスチックやシリコン等からなる樹脂製である。色は無色または緑系とする。
また、本体1の内側面には複数の凹凸12が設けられる。この凹凸12は、洗いやすさの観点から断面が波形状のような角が生じない形状とするのが好ましい。凹凸12を設けることで本体1に載せられている結球レタス等の水分が落ちて溜まっても、結球レタスが常に水に浸かることがない。また、角が生じないこと、換言すると角にアールが設けられていることで、レタス等を傷つけることがない。
家庭において結球レタス等を保存する場合、上記本体1の上に結球レタス等を置き、蓋3を被せる。本体1の周縁の段部10が蓋3の周縁に嵌り込み、続いて蓋3のフック8が溝9に係止され、野菜容器100内が密閉される。そして、当該野菜容器100ごと冷蔵庫に収納する。本体1の裏面には台5が形成されているので、冷蔵庫内において安定して収納できる。蓋3の日付表示枠には、野菜を入れた日を記入しておく。
以上の野菜容器100によれば、結球レタス等を冷蔵庫で保存する際、結球レタス等の葉が傷むことなく、乾燥を避けて新鮮さを保ちつつ最後まできれいな状態を保って美味しく使い切れる。蓋3を開ければ結球レタスをすぐに取り出すことができる。また、冷蔵庫の中で他の品物とぶつかって柔らかい葉が傷む事も避けられる。更に、結球レタス等に似たデザインおよび明るい色の容器で見た目も楽しく使用できる。また、野菜容器100自体をレタス等の形状とすることで半分に切ったレタスであっても当該野菜がうまく保持収納される。
なお、図3に示すように、本体1の底2に水抜き用のスリットその他の水抜き穴20を設けても良い。水抜き穴20を設けることで本体1の底2に水が溜まってレタス等が傷むことを防止できる。この水抜き穴20は、スリット形状の場合には長さが5mm以上50mm以下、幅が2mm以上5mm以下とし、穴の場合には、直径が2mm以上5mm以下とするのが好ましい。また、上記蓋3に、図4に示すように、内圧が一定に達した場合に蒸気を排出するようなエア調整バルブ21を設けても良い。例えば、蓋3に当該蓋3の材料よりも柔らかい材料の面を設け、この面に小さい穴を設けた構造としても良い。このようにすれば、内圧が上がっても内部の空気を排出できるので、結球レタス等を野菜容器100にいれたまま、電子レンジに入れて加熱調理できる。なお、このエア調整バルブ21は、本体1に設けても良い。
図5は、この実施の形態1にかかる野菜容器の変形例を示す説明図である。上記実施の形態1の野菜容器100は本体1に対して蓋3を回転軸6により取り付け、開閉自在にした構造であるが、このような回転軸6を中心とした開閉構造ではなく、本体1と蓋3とが完全に分離した構造としてもよい。この場合、本体1に対して蓋3の材料を柔らかいものとし、蓋3の周縁を変形させて本体1の周縁に対して一定の締め付けをもって嵌る構造とする。例えば、図6に示すように、本体1の周縁にその断面が略矢印形状の突起31を備え、蓋3の周縁であって前記突起31に対向する位置に当該突起31が嵌り込む溝32を形成すると共に、当該溝32が突起31を押し込むときに若干変形して当該突起31が完全に嵌め込まれ、その結果、本体1と蓋3とにより内部が完全に密閉されるようにする。
なお、本体1をPET等の比較的硬質な材料とし、蓋3をシリコン等の比較的軟質の材料で構成しても良い。更に、図5に示す蓋3に、内圧が一定に達した場合に蒸気を排出するエア調整バルブ21を設けても良い。このようにすれば、内圧が上がっても内部の空気を排出できるので、結球レタス等を野菜容器150にいれたまま、電子レンジに入れて加熱調理できる。なお、このエア調整バルブ21は、本体1に設けても良い。上記以外の構造は図1に示した野菜容器100と同じである。
(実施の形態2)
図7は、この考案の実施の形態2にかかる野菜容器を示す斜視図である。図8は、図7に示した野菜容器の使用方法を示す説明図である。この野菜容器200は長ネギを収納する両端が閉じた略筒形であり、本体201と蓋203とに分割され、当該本体201と蓋203とが3点の回転軸206をもって連結した構造である。また、本体201の下部には、有底筒状となり且つその深さが浅い胴部202が長手方向に形成される。具体的には、胴部202は10mm以上30mm以下の長さが好ましい。蓋203は、この胴部202を避けた形で本体201に設けられる。
図7は、この考案の実施の形態2にかかる野菜容器を示す斜視図である。図8は、図7に示した野菜容器の使用方法を示す説明図である。この野菜容器200は長ネギを収納する両端が閉じた略筒形であり、本体201と蓋203とに分割され、当該本体201と蓋203とが3点の回転軸206をもって連結した構造である。また、本体201の下部には、有底筒状となり且つその深さが浅い胴部202が長手方向に形成される。具体的には、胴部202は10mm以上30mm以下の長さが好ましい。蓋203は、この胴部202を避けた形で本体201に設けられる。
野菜容器200の長さは標準的な長ネギを半分に切った程度のものである。また、野菜容器200の断面は楕円または扁平であり、当該野菜容器200は長ネギを2本並べて収納でき且つ余分な隙間ができない程度の幅を持つ。具体的には当該野菜本体200の幅は、25mm以上50mm以下の長さが好ましい。長さは250mm以上600mm以下の長さが好ましい。本体201および蓋203の周縁上の前記回転軸206の反対側には開閉部207が設けられている。この開閉部207は蓋に設けたフック208と、本体201の縁裏に設けた突起209とから構成される。野菜容器200は透明または半透明プラスチックやシリコン等からなる樹脂製である。色は無色または緑系とする。蓋203には、日付表示枠211が設けられている。
野菜容器200の胴部202の底裏側には、環状に突出したリブからなる台205が設けられているので、野菜容器200を冷蔵庫内に立てて収納できる。野菜容器200のデザインは、単純なさや形状でもよいし或いは長ネギ等を表現した凹凸を有するものでもよい。
家庭において長ネギ等を保存する場合、蓋203を開いて長ネギ等の端部を前記胴部202に差し込みつつ本体201の上に長ネギ等を置き、蓋203を被せる。蓋203のフック208が突起209に係止され、野菜容器200内が密閉される。そして、当該野菜容器200ごと冷蔵庫に収納する。蓋203の日付表示枠211には、野菜を入れた日を記入しておく。
以上の野菜容器200によれば、家庭において長ネギを冷蔵庫内で保存する際に、乾燥を避け最後まで清潔に美味しく使い切ることができる。冷蔵庫の中で他の品物とぶつかって傷んだり、他の食品に匂いが移る事も避けられる。また、長ネギをデザインした容器であるため、見た目も楽しく使用できる。また、本体がシリコン、プラスチック等の樹脂製であるため、軽量かつ安全で、丸洗いできる。
なお、上記胴部202を省略して野菜容器を完全に2分割する構成にしても良い(図示省略)。また、図9に示すように、本体201の胴部202の底204に水抜き用のスリットその他の水抜き穴220を設けても良い。水抜き穴220を設けることで本体201の底に水が溜まって長ネギ等が傷むことを防止できる。この水抜き穴220は、スリット形状の場合には長さが5mm以上30mm以下、幅が2mm以上5mm以下とし、穴の場合には、直径が2mm以上5mm以下とするのが好ましい。また、上記蓋203に、内圧が一定に達した場合に蒸気を排出するようなエア調整バルブ221を設けても良い。例えば、蓋に当該蓋の材料よりも柔らかい材料の面を設け、この面に小さい穴を設けた構造としても良い。このようにすれば、内圧が上がっても内部の空気を排出できるので、長ネギ等を野菜容器200にいれたまま、電子レンジに入れて加熱調理できる。なお、このエア調整バルブ221は、本体201に設けても良い。
なお、上記野菜容器200を標準的な長ネギと同じ長さとしても良い。また、野菜容器200の長さを、根深ネギ、葉ネギ、ミツバ、アサツキ等の各種ネギの標準的な寸法と同じ長さとすることもできる。標準的に販売されている長さに合わせた容器とすることで、これを収納する際に長ネギ等を切る手間を省くことができる。その他の構成は実施の形態1と同じである。
100 野菜容器
1 本体
3 蓋
5 台
7 開閉部
1 本体
3 蓋
5 台
7 開閉部
Claims (6)
- 椀状の本体と、
当該本体に密閉状態で被せる蓋と、
本体に蓋を被せた状態で全体が略球状となり、前記本体の内側の底面の一部又は全部が平らであることを特徴とする野菜容器。 - 長尺の本体と、
当該本体に密閉状態で被せる蓋と、
本体に蓋を被せた状態で全体が両端が閉じた略筒状となり、前記本体の内側の底面の一部又は全部が平らであることを特徴とする野菜容器。 - 前記本体の下部に胴部が設けられたことを特徴とする請求項2に記載の野菜容器。
- 前記本体の内面に角が生じない凹凸が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の野菜容器。
- 前記本体の底に水抜き穴が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の野菜容器。
- 前記蓋又は本体にエア調整バルブを設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の野菜容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009051U JP3158130U (ja) | 2009-12-19 | 2009-12-19 | 野菜容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009051U JP3158130U (ja) | 2009-12-19 | 2009-12-19 | 野菜容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3158130U true JP3158130U (ja) | 2010-03-18 |
Family
ID=54861732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009009051U Expired - Lifetime JP3158130U (ja) | 2009-12-19 | 2009-12-19 | 野菜容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3158130U (ja) |
-
2009
- 2009-12-19 JP JP2009009051U patent/JP3158130U/ja not_active Expired - Lifetime
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