JP3157930U - 立体絵画パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】線と面で構成された絵画に立体感を有する立体絵画パネルを提供する。【解決手段】台座1の上面に水性若しくは油性塗料を絵画の線状輪郭部2に沿って塗布し、上記線状輪郭部2に囲まれた閉じた図形を覆って液体状シリル化ウレタン樹脂5を塗着し、前記閉じた図形上に上記シリル化ウレタン樹脂層を塗着させることで立体絵画パネルを構成する。液体状シリル化ウレタン樹脂5は、閉じた図形上に滴下されると自然に拡散し、線状輪郭部2の内側境界線21まで到達すると線状輪郭部2に塗布された水性塗料若しくは油性塗料との表面張力により拡散が自然に止まる。拡散が止まった液体状シリル化ウレタン樹脂5はしばらく放置することで乾燥固化し、シリル化ウレタン樹脂層を形成する。このため、チューブ6の先端を内側境界線21に沿って正確に移動させながらシリル化ウレタン樹脂5を滴下する必要はなく、簡単に閉じた図形を覆ったシリル化ウレタン樹脂層を形成することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、装飾品等として好適な立体絵画シート状品に関する。
従来、基材シートの輪郭線をシルク印刷枠をもって一体に形成し、このシルク印刷枠内に所望色のプラスチック製着色材料を塗着させることで着色部を形成するシート状品が知られている。
実用新案登録第3047349号
しかし、上記した従来のシート状品は、輪郭線上にはある程度の凸部があり立体的であるものの、輪郭部に囲まれた前記着色部には着色材料が塗布されているにすぎず、物品全体としては立体的な印象を与えることはできない。
本考案は、線と面で構成された絵画を立体的に形成することによって従来にない立体感を有する立体絵画パネルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る立体絵画パネルは、線と面を用いて構成される立体絵画パネルであって、台座と、前記台座の表面に水性若しくは油性塗料を塗布して形成した閉じた図形を囲む線状輪郭部と、前記線状輪郭部に囲まれた前記閉じた図形を覆って塗着されたシリル化ウレタン樹脂層とからなり、シリル化ウレタン樹脂層は前記閉じた図形を囲む線状輪郭部の内側境界線に立体的に連接することを特徴とする。
シリル化ウレタン樹脂層は、線状輪郭部が囲む閉じた図形内にあらかじめ液体状シリル化ウレタン樹脂を滴下し乾燥固化して形成する。
前記閉じた図形内に滴下された液体状シリル化ウレタン樹脂は、線状輪郭部を形成する塗料にはじかれ、表面張力によって線状輪郭部内に止まるため、シリル化ウレタン樹脂層が線状輪郭部の内側境界線と立体的に連接した状態となる。
シリル化ウレタン樹脂層が線状輪郭部の内側境界線と立体的に連接することにより、シリル化ウレタン樹脂層が閉じた図形内で盛り上がって固定され、線状輪郭部からなる線と閉じた図形からなる面とから構成された絵画を立体的に形成することができる。なお、シリル化ウレタン樹脂層の表面側の周縁部も表面張力により厚さ方向に丸みを帯びた状態に形成される。
上記のように構成された考案によれば、前記閉じた図形内に塗着されたシリル化ウレタン樹脂層により、台座上に描かれた図形が立体的に見える。
また、シリル化ウレタン樹脂層は表面張力によって線状輪郭部内に止まることにより、閉じた図形内のみを明瞭に立体構造とすることができ、一方、線状輪郭部は盛り上りを有さないため、図形の立体的な印象を強調することができる。
さらにまた、図形を覆って塗着されるのがシリル化ウレタン樹脂層であることにより、透明感のある質感を備えると共に、シリル化ウレタン樹脂層の表面側の周縁部が厚み方向に丸みを帯びて形成されることにより光沢を放つものとなる。この光沢により、絵画に与える立体的な印象が強調され、さらに装飾性を高まる。
本考案に係る立体絵画パネルの製造工程の説明図を示す。 本考案に係る立体絵画パネルの拡大断面図を示す。 本考案に係る立体絵画パネルの正面図を示す。
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は本考案の製造工程の説明図を示し、図2は本考案の拡大断面図を示す。
本考案は、図1に示したように、台座1の上面に水性若しくは油性塗料を絵画の線状輪郭部2に沿って塗布し、上記線状輪郭部2に囲まれた閉じた図形を覆って液体状シリル化ウレタン樹脂5を塗着し、前記閉じた図形上に上記シリル化ウレタン樹脂層4を塗着させることで形成した立体絵画パネルである。液体状シリル化ウレタン樹脂5は予めチューブ6に充填されているものをその先端から搾り出して塗着させることができる。
使用する液体状シリル化ウレタン樹脂5は、シリル化ウレタン樹脂を100%含んだチューブ入りボンドを使用することが好ましく、さらにはシリル化ウレタン樹脂100%のコニシボンド(登録商標)を用いることがより好ましい。
液体状シリル化ウレタン樹脂5は、閉じた図形上に滴下されると自然に拡散し、線状輪郭部2の内側境界線21まで到達すると線状輪郭部2に塗布された水性塗料若しくは油性塗料との表面張力により拡散が自然に止まる。拡散が止まった液体状シリル化ウレタン樹脂5はしばらく放置することで乾燥固化し、シリル化ウレタン樹脂層4を形成する。このため、チューブ6の先端を内側境界線21に沿って正確に移動させながらシリル化ウレタン樹脂5を滴下する必要はなく、簡単に閉じた図形を覆ったシリル化ウレタン樹脂層4を形成することができる。
前記台座1には、例えばガラス、木材、紙、布、若しくはキャンバス、又はポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、若しくはポリアミド樹脂等からなるプラスチック板を使用することが好ましい。
水性塗料で線状輪郭部2を形成する場合には、水性ボールペン、又は水性マーキングペン等の水性ペンを用いて形成することが好ましい。
油性塗料で線状輪郭部2を形成する場合には、油性ボールペン、又は油性マーキングペン等の油性ペンを用いて形成することが好ましい。
シリル化ウレタン樹脂層4は、図2に示したように前記線状輪郭部2に対して内側境界線21において立体的に連接されると共に、前記線状輪郭部2に囲まれた閉じた図形の面全体に一体に固着形成され、絵画パネルが立体的に構成される。
形成されたシリル化ウレタン樹脂層4の表面には金箔若しくは銀箔を貼り付けて金属薄膜層を設けても良い。該金属薄膜層を設けることによってシリル化ウレタン樹脂層4に金属光沢を付加することができる。
シリル化ウレタン樹脂層4が塗着された立体絵画パネルPは、図3に示すように、キャラクターの顔や体が立体的になり、高い装飾性を備える。
1 台座
2 線状輪郭部
21 内側境界線
3 連接部
4 シリル化ウレタン樹脂層
P 立体絵画パネル

Claims (1)

  1. 線と面を用いて構成される立体絵画パネルであって、
    台座と、
    前記台座の表面に水性若しくは油性塗料を塗布して形成した閉じた図形を囲む線状輪郭部と、
    前記線状輪郭部に囲まれた前記閉じた図形を覆って塗着されたシリル化ウレタン樹脂層とからなり、
    シリル化ウレタン樹脂層は前記閉じた図形を囲む線状輪郭部の内側境界線に立体的に連接する
    ことを特徴とする立体絵画パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8206835B2 (en) * 2010-04-30 2012-06-26 Teng-Kuei Chen Hanging ornament for color painting
CN106274244A (zh) * 2016-11-07 2017-01-04 江苏工程职业技术学院 一种蛋彩画的绘制工艺

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