JP3157899B2 - ロック解除装置 - Google Patents

ロック解除装置

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JP3157899B2 JP11782592A JP11782592A JP3157899B2 JP 3157899 B2 JP3157899 B2 JP 3157899B2 JP 11782592 A JP11782592 A JP 11782592A JP 11782592 A JP11782592 A JP 11782592A JP 3157899 B2 JP3157899 B2 JP 3157899B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柔軟な構造物あるいは
駆動機構の可動部などを通常の輸送途中における振動
や、ロケットによる人工衛星打ち上げ時の衝撃・振動か
ら保護する機能を有するロンチロック機構等のロック解
除装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば人工衛星に搭載されるアン
テナ駆動機構装置のロンチロック機構のロック解除装置
として、火薬の爆発力でカッタを駆動し、ロンチロック
機構から延出するワイヤーロープを切断することで、ロ
ックを解除するものが知られている。
【0003】しかし、火薬の爆発力を利用したもので
は、信頼性が高い反面、衝撃力が強く、また化学的な汚
染等を避けるために周辺機器の保護が必要となり、重量
が増大してしまう。さらにこれは1回しか使用できない
ために、事前に試験を行うことができないという欠点が
あった。
【0004】これに対し、電磁式のロック解除装置が特
願昭63−040690号として出願されている。以
下、このロック解除装置を図7を参照して説明する。
【0005】図7は側面図で、ベース1にはロックアー
ム2が片端側中間部をベアリング3で回動自在に支持さ
れている。そしてロックアーム2の片端部には、図示し
ないロンチロック機構から延出するワイヤーロープ4が
取着され、このワイヤーロープ4によってロックアーム
2は、矢印5方向に回動するように引張されている。ま
たロックアーム2の他端側には磁性体部6が設けられ、
この磁性体部6の上面に凹部7が形成されている。
【0006】一方、ロックアーム2の他端側のベース1
には、逆L字状のロックラッチ8がベアリング9によっ
て回動自在に支持され、さらにコイルスプリング10に
よって矢印11方向に回動するように付勢されている。
そしてロック状態ではロックラッチ8の先端部の爪12
が、ロックアーム2の凹部7に係合することによって、
ロックアーム2が係止されている。
【0007】また、ベース1には、ロックアーム2の磁
性体部6の下面に間隙を設けて対向するように、電源1
3によって励磁される電磁石14が取着されている。
【0008】そして、ロック解除にあたって電源13を
入れ電磁石14を励磁することによって磁性体部6が電
磁石14に吸引され、ワイヤーロープ4の引張力に抗し
てロックアーム2は矢印5方向とは逆の方向に回動す
る。これによって凹部7に係合していた爪12が外れ、
ロックラッチ8がコイルスプリング10によって矢印1
1方向に回動する。
【0009】続いて、電源13を切って電磁石14の励
磁を切ることによって磁性体部6は電磁石14から離
れ、ワイヤーロープ4の引張力によってロックアーム2
は矢印5方向に回動し、ロック解除が行われる。
【0010】このように構成された装置では、ロック解
除時に強い衝撃力が働かず、また化学的な汚染等がない
ため重量が増大してしまうことがなく、事前に試験を行
うこともできる。しかし、ロックアーム2の磁性体部6
と電磁石14との間に間隙を有するため、場合によって
は打ち上げ時の衝撃力等によってロックアーム2が電磁
石14側に回動し、ロックラッチ8の爪12が外れ、誤
ってロックが解除されてしまう虞がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ロック
アームと電磁石との間に間隙が形成されたような従来の
装置では、外部からの衝撃力等によってロックラッチが
外れ、誤ってロックが解除されてしまう虞がある。本発
明はこのような状況に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは衝撃力等が加わってもロックラッチが外
れ難く、誤ってロックが解除されてしまう虞のない信頼
性の高いロック解除装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のロック解除装置
は、中間部が回動自在に枢支され片端部がロック機構に
連結したロックアームと、このロックアームの他端部に
設けられ中間部に永久磁石を有し両側部に磁性部材を有
する第1の磁性体部と、基端部が回動自在に枢支された
ロックラッチと、このロックラッチの先端部に設けられ
第1の磁性体部の磁性部材に対応した磁極を有し、該磁
極と磁性部材とが吸着することによってロック機構のロ
ック状態を保持しかつ第1の磁性体部との間に永久磁石
の閉塞した磁気回路を形成する第2の磁性体部と、第1
の磁性体部の磁性部材に高磁気抵抗部を介して対向する
と共に磁極を通過する永久磁石の磁力線を打ち消すよう
に励磁してロックラッチをロックアームの他端部から離
脱させる電磁石と、ロックラッチをロックアームの回動
軌跡外へ離反させる付勢手段とを備えていることを特徴
とするものであり、 さらに、ロック状態での第1の磁性
体部によるロックラッチと、ロックアームとの吸着が、
付勢手段により付勢された前記ロックラッチの離反に抗
するようにして行われていることを特徴とするものであ
り、 さらに、ロック状態の解除が、電磁石を第1の磁性
体部による磁力線を打ち消すように励磁し、ロックラッ
チを付勢手段によって離反方向に回動させた後、電磁石
の励磁を切り、第1の磁性体部による電磁石の磁心の吸
着に抗してロックアームをロック機構により回動させる
ことによって行われることを特徴とするものであり、
らに、ロックラッチとロックアームが、回動中心回りの
重量バランスをとるカウンタウェイトを備えていること
を特徴とするものである。
【0013】
【作用】上記のように構成されたロック解除装置は、ロ
ックアームに設けられた第1の磁性体部の永久磁石の閉
塞した磁気回路を、ロックラッチの第2の磁性体部との
間で形成し、ロックアームとロックラッチを吸着してロ
ック機構のロック状態を保持し、ロック状態の解除に当
っては永久磁石によるロックアームとロックラッチの吸
着部分の磁力線を打ち消す磁力線を電磁石によって発生
させるよう構成したことにより、ロック状態では第1の
磁性体部の永久磁石の磁力線が、閉塞した磁気回路を形
成する第2の磁性体部に有効に結合し、ロックアームと
ロックラッチとは強固に吸着する。またロック解除で
は、電磁石を励磁することで吸着部分の磁力線を打ち消
す磁力線を発生させることで、永久磁石による吸着力を
減らしたものとすることができ、さらに第1の磁性体部
の永久磁石が電磁石との間に高磁気抵抗部を設けて吸着
するものであるため、吸着力が弱く離脱し易い。このた
めにロック状態では、衝撃力等が加わってもロックラッ
チが外れ難く、誤ってロックが解除されてしまう虞のな
い状態が確実に実現すると共に、ロック解除が確実かつ
容易に行える信頼性の高いロック解除装置が得られる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0015】先ず、第1の実施例を図1乃至図5により
説明する。図1は電磁式のロック解除装置の概要を示す
側面図であり、図2はロック状態での要部の側面図であ
り、図3乃至図5はロック解除の過程における要部の側
面図である。
【0016】図1において、ベース21の両端部に設け
られたサブベース22,23には、軸受台24,25が
取り付けられている。片方のサブベース22に設けられ
た軸受台24には角棒状のロックアーム26が、片端側
中間部がベアリング27を介してベース21の面と平行
に回動自在に支持されている。そしてロックアーム26
の片端部には、図示しないロンチロック機構から延出す
るワイヤーロープ28の端部が取着され、このワイヤー
ロープ28によってロックアーム26は、矢印29方向
に回動するように引張されている。
【0017】また、ロックアーム26の他端側には第1
の磁性体部30が設けられ、この第1の磁性体部30
は、ロックアーム26の他端側がN極となるよう長手方
向に着磁された永久磁石31を中間部分に有し、この永
久磁石31の両側に磁性部材32,33を配するように
して構成されている。
【0018】一方、他方のサブベース23に設けられた
軸受台25にはロックラッチ34が、基端部がベアリン
グ35を介し、ロックアーム26と同じ回動面を有する
ようにして回動自在に支持されている。ロックラッチ3
4は逆L字状部36を基端部側に有し、先端部側にコ字
状の第2の磁性体部37を有して構成されている。なお
ロックラッチ34は縮設されたコイルスプリング38に
よって矢印39方向に回動するように付勢されている。
【0019】そして、第2の磁性体部37の磁極40,
41の端面は、ロックアーム26の第1の磁性体部30
両側部分に配された磁性部材32,33の上面に、当接
するように設けられる。ロック状態では磁極40,41
の端面が磁性部材32,33の上面に吸着され、第1の
磁性体部30と第2の磁性体部37とによって永久磁石
31の閉塞した磁気回路が形成されるようになってい
る。
【0020】また、他方側のサブベース23にはロック
アーム26の第1の磁性体部30の下側に近接して、コ
字状の磁心42を有する電磁石43が取り付けられてい
る。そして磁心42の端面は、アルミニウムあるいはプ
ラスチック等の非磁性体で形成された吸着防止板44,
45を間に介在させて、第1の磁性体部30の磁性部材
32,33の下面に対向している。なお電磁石43の励
磁コイル46には、電源47がスイッチ48を有するリ
ード線49を介して接続されている。
【0021】次に、上述のように構成されたロック解除
装置の動作について説明する。
【0022】ロック状態では図2に示すように、第1の
磁性体部30の磁性部材32,33の上面に第2の磁性
体部37の磁極40,41の端面が吸着しており、第1
の磁性体部30と第2の磁性体部37とによって永久磁
石31の閉塞した磁気回路が形成され、この磁気回路を
永久磁石31の磁力線50が破線で示す矢印方向に通
る。なお第1の磁性体部30の磁性部材32,33と電
磁石43の磁心42の端面の間に吸着防止板44,45
が介在し、磁気抵抗が大きくなっているため、永久磁石
31の磁力線50は磁心42側を通りにくくなってい
る。
【0023】このためロックアーム26とロックラッチ
34とは、ワイヤーロープ28による矢印29方向に回
動させようとする引張力、及びコイルスプリング38に
よる矢印39方向に回動させようとする付勢力に抗し
て、永久磁石31の磁気力によって強固に吸着、固定さ
れている。
【0024】そして、ロック状態の解除に当たって、先
ずスイッチ48を入れることにより電源47によって電
磁石43の励磁コイル46が励磁される。これにより図
3に示すように電磁石43の磁心42が磁化し、磁心4
2から吸着防止板44、磁性部材32を通り、さらに磁
極40から第2の磁性体37、磁極41、磁性部材3
3、吸着防止板45を通り、磁心42に戻る磁気回路
を、電磁石43の磁力線51が1点鎖線で示す矢印方向
に通る。
【0025】この時、第2の磁性体37内では、電磁石
43が作る磁力線51の方向と永久磁石31の磁力線5
0の方向が逆方向となって打ち消し合い、磁性部材32
と磁極40及び磁性部材33と磁極41の当接面での磁
気力による吸着力が減る。この吸着力がコイルスプリン
グ38によってロックラッチ34を付勢する力より小さ
くなるよう設定されているため、ロックラッチ34は矢
印39方向に回動し、ロックアーム26の回動軌跡外に
離れる。
【0026】また、ロックラッチ34が回動し、第2の
磁性体部37が第1の磁性体部30から離れると、図4
に示すように永久磁石31の磁力線50は、破線で示す
ように磁性部材33、吸着防止板45、磁心42、吸着
防止板44、磁性部材32を通るように変わる。さらに
電磁石43の磁力線51も、1点鎖線で示すように磁心
42から吸着防止板44、磁性部材32、永久磁石3
1、磁性部材33、吸着防止板45を通り磁心42に戻
るように変わり、永久磁石31の磁力線50と同じ方向
に通る。
【0027】この時のロックアーム26の第1の磁性体
部30と、電磁石43との間に作用する吸着防止板4
4,45を間に介在させての吸着力は、ロックアーム2
6をワイヤーロープ28により矢印29方向に回動させ
ようとする引張力より大きい状態にある。
【0028】続いて、スイッチ48を切ることによって
電源47による電磁石43の励磁コイル46の励磁がな
くなる。これにより図5に示すように永久磁石31の磁
力線50のみが、破線で示すように磁性部材33、吸着
防止板45、磁心42、吸着防止板44、磁性部材32
を通ることになる。永久磁石31による吸着は、高磁気
抵抗を有する吸着防止板44,45を間に介在させての
吸着となるため力が弱く、ロックアーム26はワイヤー
ロープ28による引張力よって矢印29方向へ回動し、
ワイヤーロープ28が弛緩してロンチロック機構のロッ
ク解除が行われる。
【0029】このように構成されているので、ロック状
態においては永久磁石31の閉塞した磁気回路が、第1
の磁性体部30と第2の磁性体部37とに永久磁石31
の磁気力を有効に利用して形成され、ロックアーム26
とロックラッチ34とは強固に吸着、固定される。
【0030】また、ロック状態ではロックアーム26
は、その上面側がロックラッチ34に吸着されて動きが
規制され、さらに下面側は電磁石43の磁心42との間
に吸着防止板44,45を介在させているので間隙がな
く、動きが制約された状態となっている。このため外部
からの衝撃力等が加わってもロックラッチが外れ難く、
誤ってロックが解除されてしまう虞がない。
【0031】そして、ロック状態の解除においては、電
磁石43の励磁コイル46に流れる電流を入り切りする
ことによって、簡単かつ確実に動作させることができ、
また電磁式であるためロック解除時に強い衝撃力が働か
ず、化学的な汚染等がないので装置の重量が増大してし
まうことがなく、事前に試験を行うこともできる。
【0032】次に、第2の実施例を図6により説明す
る。図6はロック解除状態の装置の概要を示す側面図で
ある。
【0033】図6において、ベース21の片端部と軸受
台25には、それぞれロックアーム26及びロックラッ
チ34の回動範囲を制限するストッパ52,53が、回
動軌跡上に設けられている。ストッパ52,53は支承
部54,55の先端部に永久磁石56,57が取り付け
られている。
【0034】そして、ロックアーム26及びロックラッ
チ34には、ストッパ52,53の永久磁石56,57
が当接する部位に磁性部材58,59が取着されてい
る。これにより、ロック解除状態ではストッパ52,5
3の永久磁石56,57に磁性部材58,59が吸着さ
れ、ロックアーム26及びロックラッチ34のふらつき
が防止される。なお永久磁石56,57を緩衝性を有す
るプラスチック磁石で構成すればさらによい。
【0035】また、ロックアーム26及びロックラッチ
34の端部には、カウンタウエイト60,61が取着さ
れており、これらのカウンタウエイト60,61によっ
て、ベアリング27,35に対するロックアーム26及
びロックラッチ34の両端の重量がバランスするように
設けられている。
【0036】このように構成されているので、第1の実
施例と同様の作用、効果が得られると共に、ロック解除
状態でのロックアーム26及びロックラッチ34のふら
つきが防止でき、安定な装置が実現できる。さらにロッ
クアーム26及びロックラッチ34は、ベアリング2
7,35回りの重量がカウンタウエイト60,61によ
ってバランスしているので、ロック状態で外部から加わ
る並進成分の多い衝撃力に対して、より回動し難いもの
となり、誤ってロックが解除されてしまう虞がさらに少
なくなる。
【0037】尚、本発明は上記の各実施例のみに限定さ
れるものではなく、例えば磁心42の端面と第1の磁性
体部30の磁性部材32,33との間には、2枚の非磁
性体でなる吸着防止板44,45を介在させたが、ロッ
クアーム26の磁心42方向への回動を制限し、かつ両
者間の磁路の磁気抵抗が大きく取れるように、断面積を
小さくして磁気抵抗を大きくした突起や、両者間が空隙
となるように別部位に回動制限部材を設けるように構成
してもよい。
【0038】また、ロックラッチ34の矢印39方向へ
の回動を付勢するものとしてコイルスプリング38を縮
設しているが、回転コイルスプリングを設けてそのベア
リング38の回転中心を中心とする回転力や、永久磁石
を設けてその吸引力で付勢するようにしてもよい。また
図5において、ロック解除の際に永久磁石31の磁力線
と逆方向になるように電磁石43の電流を印加してもよ
い。さらにロックアーム26とロックラッチ34の回動
面が平行な面となっているが、交差するように設けても
よい等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し
得るものである。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、ロック状態では永久磁石の閉塞した磁気回路を形成
し、その永久磁石によってロックアームとロックラッチ
が吸着し、ロック状態の解除に当ってはロックアームと
ロックラッチの吸着部分の永久磁石による磁力線を打ち
消す磁力線を電磁石によって発生させるように構成した
ことにより、衝撃力等が加わってもロックラッチが外れ
難く、誤ってロックが解除されてしまう虞のない確実な
ロック状態が実現すると共に、ロック解除が確実かつ容
易に行える信頼性の高いロック解除装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の概要を示す側面図であ
る。
【図2】同上におけるロック状態を示す要部の側面図で
ある。
【図3】同上におけるロック解除過程で電磁石を励磁し
た時の要部の側面図である。
【図4】同上におけるロック解除過程のロックラッチ回
動時の要部の側面図である。
【図5】同上におけるロック解除過程のロックラッチ回
動後に電磁石の励磁を切った時の要部の側面図である。
【図6】本発明の第2の実施例の概要を示す側面図であ
る。
【図7】従来例の概略を示す側面図である。
【符号の説明】
26…ロックアーム 28…ワイヤーロープ 30…第1の磁性体部 31…永久磁石 32,33…磁性部材 34…ロックラッチ 37…第2の磁性部材 38…コイルスプリング 40,41…歯 43…電磁石 44,45…吸着防止板
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B64G 1/64 B64G 1/22 B64G 1/44 B64G 1/66

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間部が回動自在に枢支され片端部がロ
    ック機構に連結したロックアームと、このロックアーム
    の他端部に設けられ中間部に永久磁石を有し両側部に磁
    性部材を有する第1の磁性体部と、基端部が回動自在に
    枢支されたロックラッチと、このロックラッチの先端部
    に設けられ前記第1の磁性体部の磁性部材に対応した磁
    極を有し、該磁極と前記磁性部材とが吸着することによ
    って前記ロック機構のロック状態を保持しかつ前記第1
    の磁性体部との間に前記永久磁石の閉塞した磁気回路を
    形成する第2の磁性体部と、前記第1の磁性体部の磁性
    部材に高磁気抵抗部を介して対向すると共に前記磁極を
    通過する前記永久磁石の磁力線を打ち消すように励磁し
    て前記ロックラッチを前記ロックアームの他端部から離
    脱させる電磁石と、前記ロックラッチを前記ロックアー
    ムの回動軌跡外へ離反させる付勢手段とを備えているこ
    とを特徴とするロック解除装置。
  2. 【請求項2】 ロック状態での第1の磁性体部によるロ
    ックラッチと、ロックアームとの吸着が、付勢手段によ
    り付勢された前記ロックラッチの離反に抗するようにし
    て行われていることを特徴とする請求項1記載のロック
    解除装置。
  3. 【請求項3】 ロック状態の解除が、電磁石を第1の磁
    性体部による磁力線を打ち消すように励磁し、ロックラ
    ッチを付勢手段によって離反方向に回動させた後、前記
    電磁石の励磁を切り、前記第1の磁性体部による前記電
    磁石の磁心の吸着に抗してロックアームをロック機構に
    より回動させることによって行われることを特徴とする
    請求項1記載のロック解除装置。
  4. 【請求項4】 ロックラッチとロックアームが、回動中
    心回りの重量バランスをとるカウンタウェイトを備えて
    いることを特徴とする請求項1記載のロック解除装置。
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