JP3157361B2 - 光磁気ディスク記録再生装置 - Google Patents

光磁気ディスク記録再生装置

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JP3157361B2
JP3157361B2 JP20885993A JP20885993A JP3157361B2 JP 3157361 B2 JP3157361 B2 JP 3157361B2 JP 20885993 A JP20885993 A JP 20885993A JP 20885993 A JP20885993 A JP 20885993A JP 3157361 B2 JP3157361 B2 JP 3157361B2
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秀一 市浦
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁界変調方式の光磁気
ディスク記録再生装置に関する。特に、記録再生時間が
短かい為、電池の電力消費を左程問題としないデ−タデ
ィスクと、長時間の記録再生をする為電池の電力消費を
問題にする音楽ディスクの両者をセット可能な装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスクに磁界変調方式で記録を
行う装置では、装置の小型化、低消費電力化、及び、低
コスト化の見地から、光磁気ディスク面に磁気ヘッドを
接触させる接触方式が有利であるとされて、一般に、採
用されている(JASジャ−ナル,93年1月号,P3
1〜32)。この装置では、図4のように、記録モ−ド
では磁気ヘッド8が光磁気ディスク9の記録面に接触さ
れ(図4の(a))、再生モ−ドでは磁気ヘッド8が光
磁気ディスク9の記録面から5mm以上離されて退避され
る(図4の(b))。
【0003】光磁気ディスクとしては、いわゆるミニデ
ィスクのような音楽情報の記録/再生用のディスクと、
フロッピディスク等の代わりに用いられるデ−タディス
クとがある。前者では装置の使用中に記録/再生モ−ド
を切り換えられることはないが、後者では装置の使用中
に頻繁にデ−タの記録/再生が繰り返される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4の装置では、再生
→記録のモ−ド切換時に於いて、磁気ヘッド8のヘッド
面やディスク面を傷つけないように、且つ、バウンドを
防止するために、略1sec 程度の時間をかけてゆっくり
と磁気ヘッド8を降下させている。このため、記録/再
生モ−ドが頻繁に切り換えられ得るデ−タディスクがセ
ットされている場合、再生→記録の切換時の待ち時間が
長くなるという問題がある。
【0005】また、デ−タディスクのようにランダムア
クセスされるディスクでは、記録時にも、ディスクのラ
ジアル方向への移動が必要となるが、図4の装置の場
合、接触抵抗やディスク面上のゴミのために高速移動が
困難となり、このため、アクセス時間が長くなるという
問題もある。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みたものであり、
デ−タディスクと音楽ディスクの両者をセット可能な装
置に於いて、音楽ディスク記録時の前記の利点(装置の
小型化、低消費電力化、及び、低コスト化)を損なうこ
となく、デ−タディスクの高速アクセスと待ち時間の短
縮を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の光磁気ディスク記録再生装置は、モード切
換を指令する情報に応じて記録モードと再生モードを切
り換えるモード制御手段と、セットされている光磁気デ
ィスクがデータディスクであるか音楽ディスクであるか
を識別するディスク識別手段と、光磁気ディスク面と磁
気ヘッドとの距離を、接触状態、微小距離離隔状態、及
び、退避状態の何れかに設定可能な磁気ヘッド移動機構
と、前記ディスク識別手段による識別結果に基づいて、
データディスクがセットされていると識別された場合は
前記距離を微小距離離隔状態に設定し、また、前記ディ
スク識別手段による識別結果に基づいて、音楽ディスク
がセットされていると識別され、且つ記録モードである
場合は前記距離を接触状態に設定し、さらに、前記ディ
スク識別手段による識別結果に基づいて、音楽ディスク
がセットされていると識別され、且つ再生モードである
場合は前記距離を退避状態に設定する前記磁気ヘッド移
動機構を制御するヘッド位置制御手段と、前記ヘッド位
置制御手段によって設定された前記距離に対応して、記
録モードにおける光磁気ディスクの記録面に印加される
磁界強度が最適範囲内に設定されるように磁気ヘッドの
駆動電流を切り換える磁界強度制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0008】上記に於いて、微小距離離隔状態とは、
0.1〜0.5mm程度をいう。
【0009】
【作用】デ−タディスクがセットされている場合には、
光磁気ディスク面と磁気ヘッドとの距離が、微小距離離
隔状態に設定される。また、該微小距離離隔状態に対応
して、接触状態での記録時よりも強い磁界が発生され
る。音楽ディスクがセットされており、且つ、記録モ−
ドである場合は、光磁気ディスク面と磁気ヘッドとが接
触状態に設定され、該接触状態に対応する強度の磁界が
発生される。音楽ディスクがセットされており、且つ、
再生モ−ドである場合は、磁気ヘッドが光磁気ディスク
の記録面から退避される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は実
施例装置の構成を示す模式図である。なお、図1では、
本発明の要旨に直接関連しない部分については、図示を
省略されている。図2は磁気ヘッドの駆動電流と発生磁
界強度の関係(a)と磁気ヘッド〜ディスク面間距離と
磁界強度の関係(b)を示すグラフである。図3は磁気
ヘッドとディスク面との位置関係を示す模式図である。
【0011】本装置は、音楽ディスクとデ−タディスク
の両方をセット可能な記録/再生装置であり、記録を磁
界変調方式で行う装置である。なお、この方式の装置の
公知の機能及び動作についての説明は省略する。
【0012】再生モ−ドに於いて、光ピックアップ1で
検出された信号は、信号処理回路2で公知の処理を施さ
れて、デジタルデ−タが生成される。このデジタルデ−
タがディスク識別デ−タである場合には、ディスク識別
回路3でディスクの種別が判別される。この識別デ−タ
は、磁気ヘッド駆動電流切換回路4と、磁気ヘッド位置
切換回路5に送られる。
【0013】磁気ヘッド駆動電流切換回路4は、音楽デ
ィスクがセットされている場合であって、記録モ−ドが
設定された場合には、駆動電流値IA を磁気ヘッド8の
駆動回路に供給する。これにより、図2の(a)及び
(b)に示すように、光磁気ディスク面には、HA の強
度の磁界が供給される。なぜならば、この場合には、磁
気ヘッド〜ディスク面距離が、後述の如く「0」だから
である。
【0014】また、磁気ヘッド駆動電流切換回路4は、
デ−タディスクがセットされている場合であって、記録
モ−ドが設定された場合には、駆動電流値ID を磁気ヘ
ッド8の駆動回路に供給する。これにより、図2の
(a)及び(b)の関係から求められるように、光磁気
ディスク面には、上記音楽ディスクの場合と同じHA の
強度の磁界が供給される。なぜならば、この場合には、
磁気ヘッド〜ディスク面距離が、後述の如く「ZD 」離
れるように設定されているためである。
【0015】一方、磁気ヘッド位置切換回路5は、音楽
ディスクがセットされて、且つ、記録モ−ドが設定され
た場合には、図3の(b)のように、磁気ヘッド8を光
磁気ディスク9との接触状態に設定する。これは、モ−
タ6を駆動してアクチュエ−タ7を作動させることで実
現される。
【0016】また、磁気ヘッド位置切換回路5は、デ−
タディスクがセットされている場合には、図3の(a)
に示すように、磁気ヘッド8を光磁気ディスク9から距
離ZD 離れた状態に設定する。ここでZD は、例えば、
0.3mmである。この設定も、モ−タ6を駆動してアク
チュエ−タ7を作動させることで実現される。
【0017】このようにして、ディスクの種別と、記録
/ 再生モ−ドに応じて、磁気ヘッド8の駆動電流と、磁
気ヘッド8〜ディスク9間の距離が設定される。また、
これにより、デ−タディスクのラジアル方向の高速アク
セスが実現されるとともに、再生→記録モ−ド切換時の
待ち時間も不要となる。また、音楽ディスクへの記録時
の消費電力は、少なくて足りる。
【0018】
【発明の効果】以上、本発明では、デ−タディスクがセ
ットされている場合には、記録/再生モ−ドにかかわり
なく、光磁気ディスク面と磁気ヘッドの距離が微小距離
離隔状態に設定されるため、ディスクの半径方向の移動
を高速で行うことができる。即ち、高速アクセスが可能
である。また、記録/再生モ−ドで磁気ヘッドの位置が
不変であるため、図4の装置のような再生→記録時の待
ち時間も不要である。また、記録モ−ド時には、上記微
小距離離隔状態に応じて、接触状態での記録時よりも強
い磁界が発生されるため、情報の記録を信頼性良く行う
ことができる。
【0019】また、音楽ディスクがセットされている場
合で、記録モ−ドである場合は、光磁気ディスク面と磁
気ヘッドとが接触状態に設定されるため、装置の小型
化、低消費電力化、及び、低コスト化という利点を享有
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置の構成を示す模式図。
【図2】(a)は磁気ヘッドの駆動電流と発生磁界強度
の関係を示すグラフ。(b)は磁気ヘッド〜ディスク面
間距離と磁界強度の関係を示すグラフ。
【図3】実施例の磁気ヘッドとディスク面との位置関係
を示し、(a)はデ−タディスクがセットされている場
合、(b)は音楽ディスクがセットされていて記録モ−
ドである場合を、各々示す。
【図4】従来の磁気ヘッドとディスク面との位置関係を
示し、(a)は記録時を、(b)は再生時を、各々示
す。
【符号の説明】
1 光ピックアップ 2 信号処理回路 3 ディスク識別回路 4 磁気ヘッド駆動電流切換回路 5 磁気ヘッド位置切換回路 8 磁気ヘッド 9 光磁気ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 19/12 G11B 5/02 G11B 11/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モード切換を指令する情報に応じて記録
    モードと再生モードを切り換えるモード制御手段と、 セットされている光磁気ディスクがデータディスクであ
    るか音楽ディスクであるかを識別するディスク識別手段
    と、 光磁気ディスク面と磁気ヘッドとの距離を、接触状態、
    微小距離離隔状態、及び、退避状態の何れかに設定可能
    な磁気ヘッド移動機構と、前記ディスク識別手段による識別結果に基づいて、デー
    タディスクがセットされていると識別された場合は前記
    距離を微小距離離隔状態に設定し、また、前記ディスク
    識別手段による識別結果に基づいて、音楽ディスクがセ
    ットされていると識別され、且つ記録モードである場合
    は前記距離を接触状態に設定し、さらに、前記ディスク
    識別手段による識別結果に基づいて、音楽ディスクがセ
    ットされていると識別され、且つ再生モードである場合
    は前記距離を退避状態に設定する前記磁気ヘッド移動機
    構を制御するヘッド位置制御手段と、 前記ヘッド位置制御手段によって設定された前記距離に
    対応して、記録モードにおける光磁気ディスクの記録面
    に印加される磁界強度が最適範囲内に設定されるように
    磁気ヘッドの駆動電流を切り換える磁界強度制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする光磁気ディスク記録再生装
    置。
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