JP3157227B2 - シート切断装置 - Google Patents

シート切断装置

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JP3157227B2
JP3157227B2 JP31840391A JP31840391A JP3157227B2 JP 3157227 B2 JP3157227 B2 JP 3157227B2 JP 31840391 A JP31840391 A JP 31840391A JP 31840391 A JP31840391 A JP 31840391A JP 3157227 B2 JP3157227 B2 JP 3157227B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動錠剤包装
機おける錠剤包装後の薬包シートなどの切断に用いられ
るシート切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動錠剤包装機に用いら
れるシート切断装置においては、例えば実開昭60−1
57602号公報などに開示されているような構成を有
するものがある。
【0003】このような従来のシート切断装置は、図4
に示すように、送り方向に張力が掛けられて間欠的に繰
り出される被切断シートAの幅方向の一端側に帯板状の
カッタ本体1の先端部1aを対応位置させ、かつ、この
カッタ本体1の先端部1a側を固定板上に設けた回転円
板2の円周部に軸支させる一方、その後端部1bを回動
支点Pとして前記固定板上に回転方向に移動自在に支持
させるとともに、前記回転円板2を図示しない駆動機構
により回転駆動させ、前記カッタ本体1の先端部1aを
被切断シートAの幅方向の一端側から他端側に向け平面
楕円状の軌跡を描くように揺動運動させることにより切
断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のシート切断装置にあっては、カッタ本体1の回
動支点Pと回転円板2の回転中心点Oとが、被切断シー
トAの幅方向Yに対する直角方向Xの同一直線Z−Z上
に位置し、カッタ本体先端部1aが待機位置Bから被切
断シートAの幅方向一端に当接する初期切断位置Cまで
の範囲の切断動作における揺動角θ1、θ2の変化が大き
く(θ1>θ2)、しかも、被切断シートAの幅方向Yに
対する直角方向Xの動きが小さいために、被切断シート
Aに対する切断方向の押付力が強くなり、たとえ被切断
シートAに張力が掛けられていたとしても、被切断シー
トAがシワ寄ったり、引っ掛かったりして、初期切断動
作がスムーズに行なえないという問題があった。
【0005】
【発明の目的】この発明の目的は、被切断シートの初期
切断動作をスムーズに行なうことができるようにしたシ
ート切断装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、送り方向に張力が掛けられた被切
断シートの幅方向の一端側に帯板状のカッタ本体の先端
部を対応位置させ、このカッタ本体の先端部側を固定板
上に設けた駆動機構により回転駆動する回転円板の円周
部に軸支させ、かつその後端部を前記回転円板の回転に
伴い前記被切断シートの幅方向に対する直角方向に追従
移動自在にして前記固定板上に回動支点として軸支させ
るとともに、前記回転円板の回転中心点を、前記被切断
シートの幅方向に対して直角方向にカッタ本体の前記回
動支点が移動してなる直線に対して偏心位置させて、前
記カッタ本体の先端部が移動して描く楕円状の軌跡内に
被切断シートが位置する構成としたものである。
【0007】すなわち、この発明は、被切断シートの幅
方向に対する直角方向に移動可能なカッタ本体の回動支
が通る直線に対して、このカッタ本体を揺動させる回
転円板の回転中心点を偏心位置させ、カッタ本体の先端
部が移動して描く楕円状の軌跡内に被切断シートが位置
する構成としてなるために、カッタ本体先端部の待機位
置から被切断シートに対する初期切断位置までの切断動
作における揺動角の変化が小さくなるとともに、被切断
シートの幅方向に対する直角方向の動きが大きくなり、
これによって、被切断シートに対する切断方向の押付力
が弱くなり、被切断シートがシワ寄ったり、引っ掛った
りすることなく、初期切断動作がスムーズに行なえる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1から図3に
示す図面を参照しながら詳細に説明するする。
【0009】図1に示すように、図中10はこの発明に
係るシート切断装置を構成する装置本体である。
【0010】この装置本体10は、固定ボックス11
と、この固定ボックス11の上面固定板12上に水平回
転自在に配置した回転円板13と、この回転円板13の
円周部に軸14を介して先端部15a側が軸支されたカ
ッタアーム15と、このカッタアーム15の先端部15
aに取付けられた帯板状のカッタ本体16と、このカッ
タ本体16が取付けられた前記カッタアーム15の後端
部15b側を軸支する軸支部材17と、この軸支部材1
7が移動自在に係合するように前記固定板12上に形成
した案内溝18と、前記固定ボックス11内に収納され
かつ前記回転円板13を回転駆動させる駆動モータ19
とで構成されている。
【0011】この駆動モータ19は、取付けアーム20
を介して支持され、その駆動軸に設けたスピンドル21
を前記回転円板13の外周にスプリング22の付勢力に
よる押圧状態で当接させることにより、前記回転円板1
3に回転力を伝達するようになっている。
【0012】そして、前記カッタ本体16の先端部16
aは、待機状態において送り方向に張力が掛けられた被
切断シートAの幅方向Yの一端側に対応位置するように
配置され、切断動作時の前記回転円板13の回転に伴
い、図2に示すような被切断シートAの幅方向Yの一端
側から他端側に向け平面楕円状の軌跡θを描いてその軌
跡内に被切断シートAが位置するように揺動運動させる
ことにより、被切断シートAを切断し得るようになって
いる。
【0013】このとき、前記カッタ本体16が取り付け
られるカッタアーム15の後端部15bを軸支する回動
支点Pとなる軸支部材17は、前記被切断シートAの幅
方向Yに対する直角方向Xの直線Z−Z上に設けた案内
溝18に沿って所定の範囲Wで追従移動自在になってい
る。そして、前記回転円板13の回転中心点Oは、軸支
部材17で軸支されたカッタアーム15の後端部15b
の回動支点Pが通る直線、すなわち、被切断シートAの
幅方向Yに対する直角方向Xの直線Z−Zに対して所定
の距離Lを存して偏心位置する。
【0014】しかして、上記したこの発明に係るシート
切断装置の構成によれば、前記カッタ本体16が取り付
けられるカッタアーム15の後端部15bを軸支する回
動支点Pとなる軸支部材17を、前記被切断シートAの
幅方向Yに対する直角方向Xの直線Z−Z上に設けた案
内溝18に沿って所定の範囲Wで追従移動自在にし、カ
ッタ本体16の回動支点Pが通る前記直線Z−Zに対し
て回転円板13の回転中心点Oを偏心位置させてなるこ
とから、図3に示すように、カッタ本体16の先端部1
6aが、待機位置Bから被切断シートAの幅方向Y一端
側に当接する初期切断位置Cまでの範囲の切断動作にお
ける揺動角θ1 、θ2 がほぼ等しく、その変化を小さく
することが可能になり、しかも、被切断シートAの幅方
向Yに対する直角方向Xの動きを大きくすることが可能
になる。
【0015】これによって、初期切断被動作時における
カッタ本体16の先端部16aの切断シートAに対する
切断方向の押付力が弱くなり、被切断シートAのシワ寄
りあるいは引っ掛かりが防止される。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、送り方向に張力が掛けられた被切断シートの幅方
向の一端側に帯板状のカッタ本体の先端部を対応位置さ
せ、このカッタ本体の先端部側を固定板上に設けた駆動
機構により回転駆動する回転円板の円周部に軸支させ、
かつその後端部を前記回転円板の回転に伴い前記被切断
シートの幅方向に対する直角方向に追従移動自在にして
前記固定板上に回動支点として軸支させるとともに、前
記回転円板の回転中心点を、前記被切断シートの幅方向
に対して直角方向にカッタ本体の前記回動支点が移動し
てなる直線に対して偏心位置させて、前記カッタ本体の
先端部が移動して描く楕円状の軌跡内に被切断シートが
位置する構成としたものであることから、カッタ本体先
端部の待機位置から被切断シートに対する初期切断位置
までの切断動作における揺動角の変化を小さくすること
ができるとともに、被切断シートの幅方向に対する直角
方向の動きを大きくすることができるために、被切断シ
ートに対する切断方向の押付力が弱くなり、従前のよう
な被切断シートのシワ寄りあるいは引っ掛かりを確実に
防止することができ、これによって、初期切断動作をス
ムーズに行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るシート切断装置の一実施例を示
す縦断面図。
【図2】同じく平面図。
【図3】同じくシート切断時のカッタの揺動状態を概略
的に示す説明図。
【図4】従来のシート切断装置おけるシート切断時のカ
ッタの揺動状態を概略的に示す説明図。
【符号の説明】
10・・・装置本体、 12・・・固定板、 13・・・回転円板、 14・・・軸、 15・・・カッタアーム、 15b・・・後端部、 16・・・カッタ、 17・・・軸支部材、 18・・・案内溝、 20・・・駆動モータ、 A・・・被切断シート、 Y・・・シート幅方向、 X・・・直角方向、 Z−Z・・・直線、 O・・・回転円板の回転中心、 P・・・カッタ回動支点、 Q・・・カッタ先端部の揺動軌跡、 L・・・偏心距離、 W・・・カッタ回動支点の移動範囲。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送り方向に張力が掛けられた被切断シート
    の幅方向の一端側に帯板状のカッタ本体の先端部を対応
    位置させ、このカッタ本体の先端部側を固定板上に設け
    た駆動機構により回転駆動する回転円板の円周部に軸支
    させ、かつその後端部を前記回転円板の回転に伴い前記
    被切断シートの幅方向に対する直角方向に追従移動自在
    にして前記固定板上に回動支点として軸支させるととも
    に、前記回転円板の回転中心点を、前記被切断シートの
    幅方向に対して直角方向にカッタ本体の前記回動支点が
    移動してなる直線に対して偏心位置させて、前記カッタ
    本体の先端部が移動して描く楕円状の軌跡内に被切断シ
    ートが位置する構成としたことを特徴とするシート切断
    装置。
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