JP3156835B2 - 地下設備の防爆式水位監視センサー - Google Patents

地下設備の防爆式水位監視センサー

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JP3156835B2
JP3156835B2 JP28175595A JP28175595A JP3156835B2 JP 3156835 B2 JP3156835 B2 JP 3156835B2 JP 28175595 A JP28175595 A JP 28175595A JP 28175595 A JP28175595 A JP 28175595A JP 3156835 B2 JP3156835 B2 JP 3156835B2
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JP
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light
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俊晴 斎藤
祥男 亀井
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は都市ガス供給用のガ
バナ室等のように地下に設置した設備等が水没すること
を防止するための防爆式水位監視センサーに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、地下に設置された設備等の水位の
監視は、電気的リミットスイッチとフロートを利用した
装置により行っている。この装置は、底部に通水孔と、
上方の適所に通気孔を設けた縦長容器内にフロートを上
下動可能に設置すると共に、縦長容器の上部に電気的リ
ミットスイッチを設置した構成で、水位を監視する地下
設備、例えば都市ガス供給用のガバナ室の外側に設置し
て監視を行う。即ち、この監視装置では、水が通水孔か
ら縦長容器内に浸入してフロートが所定高さ浮上する
と、フロートが作動レバーを押し上げ、電気的リミット
スイッチをONとすることにより、水没警報信号を発す
るものである。
【0003】このような電気的リミットスイッチは、監
視対象の設備が都市ガス供給用等のガバナ室等である場
合には、耐圧防爆構造のものを用い、防爆範囲外に設置
された監視装置と電線で接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなものでは次
のような課題がある。 フロートは電気的リミットスイッチの作動レバーを動
作させるために、大きな浮力が必要で大型になる。 電気的リミットスイッチは湿気により腐食し易い。 電気的リミットスイッチ用いた機構では、水位の推移
を検出することが困難である。 耐圧防爆構造の電気的リミットスイッチは大きく重い
ため、この点でも装置の大型化を来たし、また電気的リ
ミットスイッチは、それ自体が高価であると共に、配線
工事を含め、設置費用が高い。 従って本発明は、このような課題を解決することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、底部に通水孔と、上方の適所に通
気孔を設けた縦長容器内にフロートを上下動可能に設置
すると共に、一部に透光部を形成した遮光板を支持する
支持棒をフロートに立設し、フロートによる遮光板の上
下動範囲内において、その表裏側に向い合わせて間隔を
おいて送光部と受光部を設置すると共に、これらの送光
部,受光部と、防爆範囲外に設置した監視装置の送光
部,受光部とを夫々光ファイバーで接続し、縦長容器
は、フロートの上下動対応部分を太径、遮光板の上下動
対応部分を細径の筒状に形成し、細径部分の対向した夫
々の側に送光部と受光部を設けると共に、細径部分の送
光部と受光部を、太径部上に装着する蓋により覆う構成
とすることを提案する。
【0006】また本発明では、上記構成において、透光
部は、高さ方向に等間隔で配置したスリットにより構成
すると共に、送光部と受光部は、光学的にスリット間隔
の1/4ピッチずれた位置に夫々配置して、透光部の移
動方向と距離を測定可能に構成することを提案する。
【0007】本発明によれば、縦長容器の太径部に位置
するフロートの上下動により細径部に位置する遮光板を
上下動させ、この遮光板の上下動を、細径部に構成した
送光部と受光部により光学式に検出することにより水位
を監視することができ、これらの送光部と受光部は太径
部上に装着する蓋により保護される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図
面を参照して説明する。図1、図2は本発明の第1の実
施の形態を示すもので、図1は全体構成の縦断面図、図
2は可動部分を示す正面図である。
【0009】符号1は縦長容器であり、この縦長容器
は、下部を太径、上部を細径の円筒状に形成しており、
底部はベース板2により構成し、このベース板2に通水
孔3を形成すると共に、上部に通気孔4を形成してい
る。そして縦長容器1の太径部にはフロート5を上下動
可能に設置しており、フロート5には支持棒6を立設し
て、この支持棒6の上部に、一部に透光部7を形成した
遮光板8を支持している。この実施の形態では遮光板8
の透光部7は、図2に示すように縦長の1つのスリット
により構成している。
【0010】そしてフロート5による遮光板8の上下動
範囲内において、その表裏側に向い合わせて、間隔をお
いて送光部9aと受光部10aを設置している。この実
施の形態では、送光部9aと受光部10aは、縦長容器
1の細径部の外側に光ファイバー9,10の端部を支持
部材11,12により保持して構成している。このため
縦長容器1は、少なくとも光ファイバー9,10の端部
対応個所、即ちこの個所のみ、又は全体を透明に構成し
ている。そして縦長容器1は太径部上に蓋13を装着し
て、細径部と共に送光部9aと受光部10aを覆う構成
としている。
【0011】以上の構成の水位監視センサーは、水没を
監視する対象の地下設備、例えば都市ガス供給用のガバ
ナ室の外の地面上に設置し、そしてガバナ室から離れた
防爆範囲外の個所に監視装置14を設置し、この監視装
置11に構成している送光装置9bと受光装置10bに
光ファイバー9,10の他端部を夫々接続している。
【0012】以上の構成において、地下設備の地面上に
水が浸入していない状態では、縦長容器1内のフロート
5は最も下側に位置しており、この状態では、遮光板8
は送光部9aから受光部10aに至る光路を遮断するの
で、監視装置14は送光部9bから発して光ファイバー
9,10を伝搬した光を受光部10bで検出することが
できず、従って監視装置14は、この状態により、地下
設備の地面上に所定以上の水位の水が存在しないことが
わかる。
【0013】しかるに、豪雨等により地下に水が浸入
し、地下設備の地面上の水位が次第に上昇してくると、
水は、縦長容器1内の空気を通気孔4から追い出しなが
ら、通水孔3から縦長容器1内に浸入し、これと共にフ
ロート5が浮上する。
【0014】こうしてフロート5が浮上すると、同時に
遮光板8も上昇し、所定高さ上昇すると、送光部9aか
ら受光部10aに至る光路に遮光板8の透光部7が対応
するようになって、遮光板8は送光部9aから受光部1
0aに至る光路を遮断しなくなる。従って監視装置14
は送光部9aから発して光ファイバー9,10を経た光
を受光部10bで検出することにより、地下設備の地面
上の水位が所定以上となったことを検出することがで
き、監視装置14はこの時点において、接点出力部15
の電気的な接点出力をONとして警報を発する等の対処
出力を行うことができる。
【0015】以上の実施の形態では、地下設備の地面上
の水位が所定以下の時に遮光板8が送光部9aから受光
部10aに至る光路を遮断するように構成しているが、
これと逆に、地下設備の地面上の水位が一定以上の場合
に光路を遮断するように構成することもできる。
【0016】次に図3〜図5は本発明の第2の実施の形
態を示すもので、図3は図1と同様に全体構成の縦断面
図、図4は図2と同様に可動部分を示す正面図、そして
図5は遮光板の一部を拡大した模式図である。
【0017】この実施の形態では、遮光板8の透光部7
aは、横長のスリットの複数を高さ方向に等間隔で格子
状に配置すると共に、送光部と受光部は光学的にスリッ
ト間隔の1/4ピッチずれた位置、即ち、1/4+n
(n=1,2,)ピッチずれた位置の夫々に対をなす送
光部9a1,9a2と受光部10a1,10a2を設けた構
成としている。この他の構成は第1の実施の形態と同様
であるため対応する構成要素に同一の符号を付して重複
する説明は省略する。
【0018】上記の構成では、受光部9b,10bは、
周知の手法により、遮光板8の上下動において夫々の受
光部10a1,10a2により検出した1/4ピッチ分位
相のずれた光検出信号のパルス数を、加算、減算するこ
とにより、遮光板8の移動方向と移動量を得ることがで
き、従って水位の推移を検出することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次のよ
うな効果がある。 フロートは、遮光板と、その支持棒を浮上させる程度
の浮力を有すれば良いので小型化できる。 電気的リミットスイッチを用いないので、本質的に防
爆構造であり、従って、防爆のための大がかりな構造、
工事が不要で、設置費用を削減することができる。 水位が一定高さを越えたか否かの検出の他、水位の変
化を検出することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の構成及び動作を示す模式
的縦断面図である。
【図2】 第1の実施の形態における可動部分のみを示
す説明図である。
【図3】 第2の実施の形態の構成及び動作を示す模式
的縦断面図である。
【図4】 第2の実施の形態における可動部分のみを示
す説明図である。
【図5】 第2の実施の形態における遮光板の一部を拡
大した模式図である。
【符号の説明】
1 縦長容器 2 ベース板 3 通水孔 4 通気孔 5 フロート 6 支持棒 7 透光部 8 遮光板 9a,9b 送光部 10a,10b 受光部 9,10 光ファイバー 11,12 支持部材 13 蓋 14 監視装置 15 接点出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−49463(JP,A) 特開 昭59−155720(JP,A) 特開 平6−74792(JP,A) 実開 昭63−48159(JP,U) 実公 平3−25145(JP,Y2) 実公 平4−47626(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 23/00 - 25/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に通水孔と、上方の適所に通気孔を
    設けた縦長容器内にフロートを上下動可能に設置すると
    共に一部に透光部を形成した遮光板を支持する支持棒を
    フロートに立設し、フロートによる遮光板の上下動範囲
    内において、その表裏側に向い合わせて間隔をおいて送
    光部と受光部を設置すると共にこれらの送光部,受光部
    と、防爆範囲外に設置した監視装置の送光部,受光部と
    を夫々光ファイバーで接続し、縦長容器は、フロートの
    上下動対応部分を太径、遮光板の上下動対応部分を細径
    の筒状に形成し、細径部分の対向した夫々の側に送光部
    と受光部を設けると共に、細径部分の送光部と受光部
    を、太径部上に装着する蓋により覆う構成としたことを
    特徴とする防爆式水位監視センサー。
  2. 【請求項2】 透光部は、高さ方向に等間隔で格子状に
    配置したスリットにより構成すると共に、送光部と受光
    部は、光学的にスリット間隔の1/4ピッチずれた位置
    に夫々配置して、透光部の移動方向と距離を測定可能に
    構成したことを特徴とする請求項1記載の地下設備の防
    爆式水位監視センサー
JP28175595A 1995-10-30 1995-10-30 地下設備の防爆式水位監視センサー Expired - Lifetime JP3156835B2 (ja)

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NL2019886B1 (en) * 2017-11-10 2019-05-17 Crea Ip B V Float-based fluid level indicator for surgical cassette

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