JP3156737U - 自動体外式除細動器収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 収納されているAEDの状態を容易かつ確実に報知できると共に、AEDに興味がある人にAEDの操作方法などを表示して、対応が必要なときに確実に使用できるAEDを提供する。【解決手段】 自動体外式除細動器(以下「AED」と称する。)を収納保持するAED収納ユニット200と、必要な情報を可視表示する表示ユニット100と、表示ユニット100の表示画面140から通常は予め予定されたAED啓蒙情報やコマーシャル映像を表示し、操作ボタン150を押下すると収納されているAEDの具体的な操作説明を表示する。また、収納されているAEDの状態を自動的に把握可能に構成し、収納されているAEDに不具合が発生すると表示画面140からAED不具合を表示する。【選択図】図1

Description

本考案は、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)(以下「AED」と称す。)を収納するAED収納装置に関するものである。
我が国においては、従来より医療機器の操作や治療に類する行為の一切を医師以外が行うことを禁止し、医師の元に運ばれるまで何もできないという状態が長く続いていた。
一方、欧米各国では、人命の尊重が大切だとの考えから、医師以外のもののも医療機器の操作や治療に類する行為を許容しており、多くの人命が助かった事例が数多く報告されていた。
このような欧米各国における緊急救命の実状から、我が国においても医師緊急救命などを医師のみに独占させ、救命がおろそかとなっている実状を放置すべきではないとの意見が強くなり、医師以外の者に医療機器の操作や簡単な医療補助行為を認める様になってきた。
また、例えば人が溺れて救助されたが心肺停止状態である場合や、何らかのショックを受けて、あるいは突発的な心臓発作を起こして、突然、心臓がけいれん(心室細動)を起こし心肺停止になった場合に、AEDを使用して心臓に電気ショックを与えると、細動が抑えられ、心臓全体が同時に収縮するようになって心臓を正常に戻す(除細動する)ことができ人命が助かる。心臓で細動が発生したときには、除細動器によるのが唯一の救命方法ともいえる。
この細動状態を経て心臓が完全に停止してしまうと救命率が極端に悪化してしまうため、細動状態の間にAEDを使用することが救命の条件であることが諸外国の救急現場の実績などから明らかとなっていた。
一方、救急車の到着を待っている間に、あるいは、医師の診察開始までの間に心臓細動から心臓停止状態に移行してしまうことがほとんどであり、従来我が国では実質的には患者救命ができない場合がほとんどであった。
この状態を改善するために、我が国においても諸外国に習いこのようなAEDを使用しての救命行為を医師以外の一般の人も広く行えるようにすれば数多くの人命が助かることが明らかであることから、法律が改正され、一般の人が心臓を細動状態に維持するための心臓マッサージを行えるようにしたほか、AEDの操作を認める様になった。
これを受けて、一般人でも容易に操作することができる様にAEDの操作を簡略化し、操作ガイダンスを音声出力できるようにして街中や公共的なエリアに設置するようになってきた。
このAEDは収納装置に収納されて設置されるのが一般的であり、中には特許文献1のように、AED収納装置の上部に、蛍光表示器を搭載し、AEDに関する説明、避難場所の告知、広告媒体の表示などを行ない、設置場所の周知を図るものもあった。
また、特許文献2の様に、AED本体及び救急センターなどと通信を行う機能を備え、AEDが取り出されると、救急センターに自動報知される装置もあった。
しかしながら、AEDにおいては、消耗品類(電極パッド・バッテリー)は定期的な交換が必要であり、交換時期等を把握し、適切な時期に交換を行う必要がある。従来はこのことがほとんど認識されておらず、定期的な点検が行われておらず、収納装置に収納されたままの状態で、実際に使用するべき事態となったときに正常動作ができない状態となっているおそれがある。
上記した特許文献1、2の様な従来のAED収納装置は、収納しているAEDは全て正常であることを前提としており、実際に使用しようとしたときに経時変化による性能劣化で使用できなくなるおそれにはまったく対処できていなかった。
また、引用文献1の装置もAEDに関する説明がなされたり、使用状況を放置する機能を有するのみであった。また、日頃からAEDの操作方法を知っていれば緊急時の対応が適切に行える可能性が高まるが、一般人はAEDに興味があってもその操作方法などを事前に確認する機会は非常に少ないのが現実である。
本考案は上述した課題に鑑みてなされたもので、上述した課題を解決し、本当にAEDを使用する必要が生じたときに確実にAEDを使用操作できる様なAED収納装置を提供することを目的とする。
係る目的を達成する一手段として例えば以下の構成を備える。
即ち、自動体外式除細動器(以下「AED」と称する。)を収納保持するAED収納ユニットと、必要な情報を可視表示する表示ユニットと、前記表示ユニットの表示画面から予め予定された各種情報を表示させる通常表示手段と、前記表示ユニットに配設された表示変更指示スイッチと、前記表示変更指示スイッチが操作されると前記表示ユニットの通常表示手段による各種情報表示に代えて前記AED収納ユニットに収納されているAEDの具体的な操作説明を表示するAED説明表示手段とを備え、希望者に収納AEDの操作を目視確認可能とすることを特徴とする。
そして例えば、一定時間毎に前記AED収納ユニットに収納されている前記AEDの状態を検出するAED状態検出手段と、前記AED状態検出手段による検出結果がAEDの不具合であったときに、前記表示ユニットの通常表示手段による各種情報表示に代えて表示画面にAED不良を表示するAED不具合表示手段とを備えることを特徴とする。
また例えば、前記AED状態検出手段は、AEDのステータスインジケータの表示状態からAEDの状態を検出することを特徴とする。あるいは、前記AED状態検出手段は、AEDからの赤外線信号を受光して赤外線信号に重畳して送られてくるステータス情報からAEDの状態を検出することを特徴とする。
更に例えば、前記ステータス情報には、AED本体異常、バッテリー低下、電極パッド異常、正常状態が含まれることを特徴とする。
本考案によれば、AEDの不具合を速やかに認識することができ、AEDを使用しようとした際に、動作不良となることを防ぐことが可能になる。そして、AEDの使用に興味を持ったときに必要な操作方法などを確認でき緊急時の処置をより確実に行える途がひらけるAED収納装置を提供できる。
本考案にかかる一考案の実施の形態例の概略構成を説明するための図である。 本実施の形態例の機能を説明するためのブロック図である。 本実施の形態例の制御を説明するためのフローチャートである。
まず図1を参照して本考案に係る一考案の実施の形態例のAED収納装置の概略を説明する。
図1において、400は本実施の形態例のAED収納装置であり、ディスプレイ収納ユニット100、AED収納ユニット200、収納ユニット300のそれぞれがラックに取り付けられている。しかしながら、ディスプレイ収納ユニット100、AED収納ユニット200のみ一体化した構成であってもよい。
100は希望者の指示に従ってAEDの操作方法等を可視表示可能なディスプレイ収納ユニットである。140は表示部である。表示部140としては、例えば17インチ液晶モニタで構成でき、好ましくはメモリーカードプレーヤ一体型モジュールで構成することが望ましい。
150はディスプレイ収納ユニット100前面の向かって下部右側に配設された操作スイッチ、160A,Bはスピーカー、170はディスプレイ収納ユニット100の上部に配設されたカメラである。
200はAED収納ボックスであり、210は前扉、215は取っ手部、250は前扉210の透明パネル部であり、収納されているAEDを外部から目視確認可能に構成されている。300は収納ユニットであり310は前扉、315は取っ手部であり、各種備品などを収納可能に構成されている。
以上の構成を備える本実施の形態例のAED収納装置は、不図示のネットワーク回線(例えばインターネット回線)に接続可能であり、詳細は後述するが、一定間隔で収納されているAEDの状態を検知し、結果を自動的に管理センター宛に報知可能に構成されている。
AED本体は、AED収納ユニット200内に収納されており、収納状態は前扉210の透明パネル部250から目視確認可能に構成されている。そして、取っ手部215の下部を押圧して押し込み、上部を引き出し、引き出した上部を持って手前に引くことにより前扉210を開けることができ、中に収納されているAEDを脱着して取り出すことができる。
AEDが取りはずされた時には、警報音を出力して緊急事態発生を周囲に報知することができ、警報音を認識して注目した人に救急車を呼んで貰うなど緊急救命の手伝いも頼みやすくしている。
上部のディスプレイ収納ユニット100では、表示部140からは設置場所情報(設置場所がサービスエリアであればサービスエリアの紹介画面)、AED啓発情報(AEDの一般的な紹介等)、広告映像などを繰り返し連続再生している。
この状態時に操作スイッチ150を押圧・操作すると、繰り返し連続再生画面からAEDの具体的な使用方法の説明映像に移行し、映像再生終了後再び自動的に先に中断した連続再生画面に戻る。なお、必要に応じてスピーカ160A,Bから解説等を音響出力する。
AEDの具体的な使用方法の説明映像では、例えば、
「倒れている人を発見したら、
1.反応(意識)の確認、
肩をたたく、声をかけるなどして反応(意識)があるか確認
反応がない場合に、救急車を呼んで貰い、AEDを持ってきて貰う。
2.心臓マッサージ
救助が到着するまで2分間200回(1分100回)胸部圧迫を行う。
3.AED到着
(1)音声によって電源投入指示
(2)電極パッドを指示に従って胸部に装着(装着位置表示)。AEDによる自動解析で電気ショックを行う必要があるか自動解析開始を表示
(3)AEDより通電スイッチオンの指示を音声で出力
(4)通電スイッチオン…ショック後すぐに胸部圧迫(心臓マッサージ)の開始指示」
といったガイダンス表示などが行われる。
一方、収納ユニット300には任意のものを収納しておくことができ、緊急時に必要な救急救命道具等を収納しておくこともできる。400は各ユニットを保持するラックである。
AEDには一定時間毎に消耗品類(電極パッド・バッテリーなど)等の自己点検を行い、異常があった場合、その旨の表示がされるセルフテスト機能が備えられている。
AEDのセルフテスト機能には、例えば、毎日のセルフテストとして、バッテリー、電極パッド、内部電子回路、操作ボタン、内蔵ソフトウェアのチェック、1週間毎に小エネルギー充電、内部放電チェック、毎月大エネルギー充電、内部放電チェック等が行われる。これらのセルフチェック内容はAEDの機種により多少の相違はあるが基本的には同じようなものである。
チェック結果の出力方法には各種の方法が用いられているが、最も一般的な機種はどのAEDにも備えられている「ステータスインジケータ」でチェック結果を確認でき、例えばインジケータが“青”であればAEDは正常、インジケータが“赤”であればAED不具合発生と認識可能に構成されている。
このため、本来は動作確認のための表示(ランプ)の確認を毎日行なうことが望ましいが、AEDを収納場所から取り出したりして毎日動作確認を目視することは非常な負担ともなり、ほとんど行われていない現状に鑑み、本実施の形態例のAED収納装置は、AEDの状態を収納装置に収納した状態でこのインジケータの状態を検知して不具合があると表示部140の表示画面に表示してその旨を報知させることができる様に構成されている。
以下の説明は、AEDの状態を報知する方法として、状態を表すインジケータ(図2に示すステータスインジケータ550)の表示色として表す場合について行うが、AEDの種別や備える機能によって状態報知機能が異なる場合も多い。例えば、自己の状態をセルフチェックなどしてチェック結果をきめ細かに特定して赤外線情報として出力可能なAEDもある。自己の状態を赤外線情報として出力するAEDについては後述する。
図2を参照して、制御系の詳細構成を説明する。図2は本実施の形態例の機能を説明するためのブロック図である。
図2において、10は例えばディスプレイ収納ユニット100内に収納されている本実施の形態例全体の制御を司る制御回路であり、CPU11がメモリ12に格納されている制御手順に従って本実施の形態例の全体制御を行う。
20は表示制御回路であり、表示部140の表示制御を司る。30はメモリインタフェースであり、メモリカード600が着脱自在に装着される装着部を備えている。メモリカード600には表示部140からの表示情報とスピーカ160A,Bからの音響出力情報が記憶されている。
メモリカードとしては任意の記憶媒体を適用することが可能であり、例えば容量1Gバイト以上の記憶容量を備えるCFカード、SDカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)等、任意のメモリカードを使用でき、また、外付けハードディスクに置き換えてもよい。
40は通信インタフェースであり、公衆通信回線700、例えばインターネット回線を介して管理センター800に接続され、所定のデータ通信が可能に構成されている。
50はAED500のステータスインジケータの状態を検知可能なAED状態検出回路であり、AED500に設けられているステータスインジケータ550の発光状態を光信号として受光し、AED500の状態を検出する。AED500との間で一定時間毎に(例えば24時間毎に)ステータスインジケータの状態を解析することでAED500の不具合を検出可能に構成されている。
AED500の不具合を検知すると、その旨を通信インタフェース40及び公衆通信回線700を介して管理センター800に報知すると共に、表示部140の表示画面に表示してAEDに不具合が発生していることを告知する。なお、公衆通信回線700に接続されていない場所であったり、通信インタフェース40を備えていないような場合には、表示部140の表示画面への表示のみで管理センター800への報知は行わない。
この場合であっても、表示部140の表示画面にはAEDの不具合が表示されており、設置者も極めて容易にこの表示を確認できる。またこの表示を確認した人に管理担当者に連絡(フリーダイヤルであれば連絡者に金銭的な負担を欠けずにすむ。)していただけるように表示してもよい。
60は音響ドライバ回路であり、スピーカ160A,Bを駆動する。70は映像制御回路であり、カメラ170の撮影画像を一定時間毎に内蔵する不図示の撮影画像記憶部に記憶させる。
以上の構成を備える本実施の形態例の制御の詳細を図3のフローチャートを参照して以下に説明する。図3は本実施の形態例の制御を説明するためのフローチャートである。
本実施の形態例のAED収納装置の電源が投入されると、不図示の初期化処理が行われた後、制御部10の制御は図3の処理に移行する。そして、表示部140の表示画面に通常時の表示を行うべく最初にステップS1でメモリインタフェース30を駆動してメモリカード600から表示情報及び音響出力情報を読み出す。
続いてステップS3において読み出した表示情報に従って表示制御部20を駆動して表示部140の表示画面から所定の表示情報を表示する。同時にステップS5において読み出した音響情報に従って音響ドライバ回路60を駆動してスピーカ160A,Bから対応する音響信号を出力する。ここで表示及び音響出力される具体的な情報は上述した様な情報となる。
次にステップS7において、ディスプレイ収納ユニット100の下部に設けられている操作スイッチ150が押下されたか否かを調べる。操作スイッチが押下されていない場合にはステップS12に進む。
一方、操作スイッチ150が押下された場合にはステップS7よりステップS10に進み、メモリカード600から収納されているAED500の詳細説明及び操作方法等が具体的に映像情報として表示出力される。表示が終了するとステップS12に進む。
ステップS12では、カメラ170での撮影画像を記憶する時間になっているか否か判断する。本実施の形態例では一定時間毎にカメラ170で周辺状況を撮影することとしており、例えば5分に1回あるいは3分に1回などの間隔で撮影を行っている。しかしながら、本実施の形態の形態例は以上の例に限定されるものではなく、例えば1秒〜数秒に1回の割合で撮影してもよい。撮影時間でない場合にはステップS16に進む。
一方、ステップS12でカメラ撮影時間になっていれば映像制御回路70を起動してカメラ170により周辺の状況を撮影して画像記憶領域に記憶する。そしてステップS16に進む。
ステップS16では、AED500の状態を検出する時間になったか否か判断する。検出時間でない場合にはステップS28に進む。本実施の形態例では上述したように24時間毎にAEDの状態を検出するようにしているが、これは、AED500が備えているセルフチェックを行う時間に合わせたもので、AED500のセルフチェック時間が異なる時間間隔である場合にはAEDの時間に合わせることが望ましい。
一方、ステップS16でAED状態検出時間であったときにはステップS18に進み、AED状態検出回路50を起動してAED500の状態を検出する。
AEDの状態として続くステップS20でインジケータが正常を示して、AED500の状態が正常な状態か否か判断する。AED500の不具合が無く正常である場合にはステップS28に進む。
ステップS28では、AED収納ユニット200の前扉210が開けられ、AED500が取りはずされたことを示す信号がAED収納ユニット200から送られてきたか否かを調べる。取りはずされていなければステップS1に戻る。
ステップS28でAED500が取りはずされた場合にはステップS30に進み、音響ドライバ回路60を駆動してAED取り外しを報知する警報音を一定時間出力する。そしてステップS1に戻る。なお、警報音はAED収納ユニット200が独自に出力する構成でも良く、AED収納ユニット200が独自に出力する構成である場合にはステップS28及びステップS30の処理は不要である。
一方、ステップS20でAED500の不具合が検出されたときにはステップS22に進み、通信インタフェース40、公衆通信回線700を介して管理センター800に収納されているAED500の不具合発生を具体的な検出不具合情報と共に報知する。管理センター800では、AED設置者などにAED500の不具合を報告して必要な対処を促す。
次にステップS24でAEDの不具合状況を表示部140の表示画面に表示し、収納されているAED500が使用できないことを報知する。そして続くステップS26でAED500の状態を検知して不具合か否かを判断する。AED500に不具合があればステップS24に戻り収納されているAED500が使用できないことの報知を継続する。
一方、ステップS26でAED500の交換など不具合が解消するとステップS1の通常表示に戻る。
以上説明したように本実施の形態例は、AEDを普及、促進するため啓発映像や使用方法をモニターにて流し、救命率の向上や使用方法を、わかりやすく、伝えることができる。また、設置も簡単にでき、機械的な駆動装置を用いない機器のため故障も少なく、耐久性にも優れたものとできる。
更に、表示部140から表示する映像コンテンツの更新も、メモリーカード600の差替え、あるいは書換という簡単な操作で対応可能である。
〔他の実施の形態例〕
なお、以上の説明においては、AED500の状態をセルフインジケータの点灯状態を認識して行う例を説明したが、多機能AEDでは、AEDの状態を示すステータス情報を例えば赤外線に重畳させた信号としてあるいは電気信号として、無線通信信号として出力する機能を備えている場合がある。
例えば、機器の状態を赤外線情報として出力する機能を備えているAEDである場合には、図2のAED500にステータスインジケータ550に加え、AEDセルフチェック結果をステータス情報として表し、赤外線信号として外部に出力する赤外線通信手段が備えられる。AED状態検出回路50は赤外線信号を受光して解析する機能を保持させる。
例えば、AEDの毎日のセルフテストとして、バッテリー、電極パッド、内部電子回路、操作ボタン、内蔵ソフトウェアのチェックを行い、例えば、チェック結果をステータス情報として出力可能に構成する。
ステータス情報としては、例えばビット毎にバッテリーの状態を表すビット、電極パッドの状態を示すビット、内部電子回路(ハードウェア)の状態を示すビット、操作ボタン機能を示すビット、内蔵ソフトウェアの状態を表すビット、操作ボタンの状態を示すビット、充放電チェック結果を示すビット、AEDが取りはずされたか否かを表すビット等を割り当てれば、一度のステータス情報の通信で確実にAEDの状態を詳細に認識できる。
以上の構成で適用する赤外線通信は公知の光通信技術をそのまま使用できる。
ステータス情報の通信が可能であれば、表示部140には単なるAED故障表示ではなく、ステータス情報で不具合と特定された個別具体的なAED状態を目視確認可能に表示すればよい。
この場合には管理センター800への通知内容もステータス情報により、具体的不具合箇所を特定した通知とすることが可能である。
以上説明したように光通信でAEDの状態を確実に把握することができ、対応がより確実になる。

Claims (5)

  1. 自動体外式除細動器(以下「AED」と称する。)を収納保持するAED収納ユニットと、
    必要な情報を可視表示する表示ユニットと、
    前記表示ユニットの表示画面から予め予定された各種情報を表示させる通常表示手段と、
    前記表示ユニットに配設された表示変更指示スイッチと、
    前記表示変更指示スイッチが操作されると前記表示ユニットの通常表示手段による各種情報表示に代えて前記AED収納ユニットに収納されているAEDの具体的な操作説明を表示するAED説明表示手段とを備え、
    希望者に収納AEDの操作を目視確認可能とすることを特徴とするAED収納装置。
  2. 一定時間毎に前記AED収納ユニットに収納されている前記AEDの状態を検出するAED状態検出手段と、
    前記AED状態検出手段による検出結果がAEDの不具合であったときに、前記表示ユニットの通常表示手段による各種情報表示に代えて表示画面にAED不良を表示するAED不具合表示手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のAED収納装置。
  3. 前記AED状態検出手段は、AEDのステータスインジケータの表示状態からAEDの状態を検出することを特徴とする請求項2記載のAED収納装置。
  4. 前記AED状態検出手段は、AEDからの赤外線信号を受光して赤外線信号に重畳して送られてくるステータス情報からAEDの状態を検出することを特徴とする請求項2記載のAED収納装置。
  5. 前記ステータス情報には、AED本体異常、バッテリー低下、電極パッド異常、正常状態が含まれることを特徴とする請求項4記載のAED収納装置。
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