JP3156563U - 照明用ledランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量化と放熱効率の向上を図り、且つ低コストにより製造できるLEDライトを提供する。【解決手段】帯状の金属薄板をプレスで波形に成形したものを円錐状に円曲させて胴体部品8を成形し、この胴体部品8を口金2とレンズ5間に組み付けて放熱胴体部7を形成し、この中にLED発光モジュールを組み付けることにより、駆動時に前記LED発光モジュールから発生する熱を前記放熱胴体部7から効率的に放熱を行うことができるようにする。【選択図】図2
Description
本考案は、照明用LEDランプに関し、更に詳しくは、駆動時に内部に組み付けたLED発光モジュールから発生する熱を効果的に放熱する胴体部の構造を持った照明用LEDランプに関する。
照明用のLEDランプの場合、白熱球(ランプ)に比較して内蔵したLED発光モジュールから発生する熱容量が大きいため、LEDランプの胴体部の外周面には放射状に放熱リブ(フィン)が形成されている。
また、この放熱リブ付の胴体部は、アルミダイキャスト製であるため、放熱リブの肉厚を薄く形成するには成形上問題があるため、どうしても肉厚になり、また胴体部全体も肉厚に成形されているため、重量は白熱球に比較して数倍となっている。
例えば、特開2009−43694号公報には、胴体部に横縞状の放熱リブを多段に形成したLEDランプが示されている。
その他、この放熱リブを胴体部の周囲において縦縞状に形成した例もある。
上記公知例のように、公知のLEDランプにおける放熱リブは、胴体部と一体にアルミダイキャスト製であるため、胴体部の重量が白熱球に比較して数倍に達し、従来の白熱球からLEDランプに取り替えた際、照明ユニットのソケット部分にかかる負荷が大きくなる。
特に、一ヶ所に多数のLEDランプを取り付ける場合には、照明ユニットを取り付けている天井や壁あるいはユニット吊設ワイヤーを重量に十分に耐えられるものと交換する必要に迫られる場合もある。
また、重量ばかりでなく、アルミダイキャストボディの場合、肉厚をある程度大きくとる必要があるため、伝熱効率が低下して内部に熱がこもり、LED発光モジュールに悪い影響、つまり耐久性が低下するという問題がある。
また、この熱がこもる他の要因として、アルミダイキャストボディの場合、内面が平滑になっていることから、熱がこの平滑面で反射し、外のリブまで伝わりにくいという問題もある。
また、照明用のLEDランプは、その特徴として長期間、例えば10〜15年間は使用が可能であるため、この期間中にボディの周囲に形成したリブ間に埃が溜り、油脂分の多い雰囲気の中においてはこの油脂分が付着して放熱効率が減衰するようになっても、水分は内部のLED発光モジュールに悪い影響が出るため、そのまま水洗いができないという問題がある。
また、アルミダイキャストボディの場合、金型を含めて製造にコストがかかるという問題がある。
本考案は、斯る点に鑑みて提供されるものであって、その目的は、軽量で、放熱効率が高く、経年的に放熱効率が減衰するのを防ぐことができると共に、低コストにより製造可能な照明用LEDランプを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の考案は、帯状の金属薄板を波形に成形したものを円錐状に円曲させて胴体部品を成形し、この胴体部品を口金とレンズ間に組み付けてランプの放熱胴体部を形成し、この中にLED発光モジュールを組み付けることにより、駆動時に前記LED発光モジュールから発生する熱を前記放熱胴体部から効率的に放熱を行うことができるように構成して成るものである。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の照明用LEDランプにおいて、胴体部品は、アルミニュウム製薄板で成形されていることを特徴とするものである。
アルミニュウムは、伝熱性が良好なため、放熱効率の向上を図ることができる。
更に、請求項3に記載の考案は、請求項1に記載の照明用LEDランプにおいて、胴体部品は、銅合金製薄板で成形されていることを特徴とするものである。
銅合金は、伝熱性が良好なため、放熱効率の向上を図ることができる。
更に、請求項4に記載の考案は、請求項1に記載の照明用LEDランプにおいて、胴体部品の波形は、その長手方向に向けて同一ピッチで形成されていることを特徴とするものである。
この考案によると、ランプにおいて縦縞状の波形とすることができる。
更に、請求項5に記載の考案は、請求項1に記載の照明用LEDランプにおいて、胴体部品の波形は、その長手方向に対して直角方向に形成されていることを特徴とするものである。
この考案によると、ランプにおいて横縞状の波形とすることができる。
更に、請求項6に記載の考案は、請求項1に記載の照明用LEDランプにおいて、胴体部品は、着脱自在に組み付けられていて、波形部に経年的に埃や油脂分等が付着した際には取り外して掃除を行い、放熱効果が減衰するのを防ぐことができるように構成されていることを特徴とするものである。
この考案によると、ランプの長寿命化を図ることができる。
更に、請求項7に記載の考案は、請求項1に記載の照明用LEDランプにおいて、胴体部品の表面には、放熱塗料が塗布されていることを特徴とするものである。
この考案によると、放熱効率を更に高めることができる。
更に、請求項8に記載の考案は、請求項7に記載の照明用LEDランプにおいて、胴体部品の放熱塗料には着色が施されていて、胴体部の色が画一的とならないように構成されていることを特徴とするものである。
この考案によると、ランプの設置場所の雰囲気に合わせたデザインとしたり、個人の好みに合った色彩のランプを提供できる。
本考案の効果は次のとおりである。
1.口金とレンズ間の胴体部を波形の金属薄板で構成したことにより、従来のアルミダイキャストボディのものに比較してランプの総重量を大幅に軽減することができる。
1.口金とレンズ間の胴体部を波形の金属薄板で構成したことにより、従来のアルミダイキャストボディのものに比較してランプの総重量を大幅に軽減することができる。
2.胴体部が波形の金属薄板製であることと、この金属薄板を伝熱性の大きいアルミニュウム又は銅合金薄板製とすることにより、ランプ内の熱を効率的に放出できる。
3.胴体部を波形の金属薄板製としたことにより、この波形の加工を金型やプレスで容易になすことができると共に波の高さやピッチを適正に設計することにより、伝熱面積、つまり放熱効率をランプの出力に合ったものに設計することができる。
4.胴体部の波形は外と同様ランプ内にも形成されていることから、LED発光モジュールから発生した熱が従来のダイキャストボディのように平滑面で反射し、内部にこもる心配がないと共に、この非反射性に併せてランプ内での伝熱面積の拡大が図られているため、放熱効率が格段に向上する。
5.胴体部品を口金とレンズ間において着脱自在に構成したことにより、経年的に胴体部品、特に波形の谷部に溜った埃や付着した油脂分を除去するために、胴体部分を取り外して水洗いを行い、放熱効率の減衰を防ぐことができる。
6.胴体部品の表面に放熱塗料を塗布したことにより、放熱効率の更なるアップが期待できると共に放熱塗料に色の違うものを適宜選択することにより、色違いのLEDライトを提供できる。この結果、白熱球の場合は裸電球と云った悪いイメージがあったが、場所の雰囲気にマッチした照明を演出したり、個人の好みに合った色のLEDランプの提供を行うことができる。
7.胴体部品は、金属薄板を金型やプレスを用いて波形に加工するだけのため、低コストで製造ができる。
本考案は、照明用LEDランプにおいて、軽量化と放熱効率のアップ及び製造コストの低減を図ることができる口金とレンズ間に挟まれた胴体部の構造について新規な提案を行うものである。
この胴体部は、従来例の場合、アルミニュウムダイキャストで成形していたが、このダイキャストボディの欠点を解消するのが本考案である。
また、ダイキャストボディでは得られない付加価値をつけてLEDランプの将来性の中に省エネや長寿命と云った特徴に加えて、商品としての多様性を求めることができるLEDランプを提供するものである。
このような特徴を持つLEDランプを得るため、その胴体部を伝熱効率の高いアルミニュウム薄板や銅合金製薄板となし、この薄板に波形を加工することにより伝熱面積の拡大を図って放熱効率の向上を図り、製造コストの低減を可能にした点に特徴がある。
本考案の実施例を図1〜図6に基づいて詳細に説明する。
図1は、本考案に係る照明用LEDランプ(以下単に「LEDランプ」という。)を示すもので、このLEDランプ1は、外形的には従来の白熱球のソケットにそのまま装着できるスクリューねじ3を有する口金2と、正面の光拡散レンズ(グローブ)5と、口金2とレンズ5間に組み付けられた胴体部7から成る。
このLEDランプ1において、前記胴体部7は、図4及び図5に示すように、帯状のアルミニュウム薄板にプレスで波形9を加工して胴体部品8を成形し、これを円錐状に円曲させて両端を連結し、この両端8aと8bを図2に示すように口金2側のブラケット4に形成した嵌合段部4aとレンズ3を接着剤5aで固定した固定プレート6の嵌合段部6a間にそれぞれ嵌合して組み付けられている。
この組み付けにおいて、胴体部品8の両端部8a、8bは、弾性作用でそのまま口金2側のブラケット4の嵌合段部4aとレンズ5側の固定プレート6の嵌合段部6aにそれぞれ固く嵌合し、カシメられ、更に接着剤で固定されている。但し、ビス等により固定するようにしても良い。
したがって、接着剤以外のビス止めの場合は、ビスを取り外すことにより、胴体部7を取り外すことができる。
このように、取り外しが可能であることにより、胴体部7の波形部9に埃等が付着した際は、取り外して図4に示すように展開すれば、奇麗に埃や汚れを落したり、水洗いを行うことができる(請求項6)。
なお、本実施例の波形9はLEDランプ1において口金2からレンズ5方向に向いた縦縞状となっているが、横縞状に形成しても良い。但し、この横縞状に薄板をプレスした場合、円曲させることはできないので、この時は円錐形状の金型を用いて胴体部7の成形と波形9の成形を同時に行う必要がある。
また、本実施例において、胴体部品8はアルミニュウム薄板であるが、伝熱率の高い金属板ならばアルミ合金あるいは銅合金製でも良いし、伝熱性が高く、加工性の良い材質ならば利用可能である(請求項3)。
また、本実施例では、胴体部7はアルミニュウム地金そのものであるが、表面に公知の放熱塗料を塗布して放熱効率を高めたり(請求項7)、着色を施こしてカラフルな胴体部7としても良い(請求項8)。
図2において、10はブラケット固定プレート、11は電源基板、12は電源基板固定板、13はLED基板である。
・照明用LEDライト
・LEDダウンライト
・LEDダウンライト
1 LEDライト
2 口金
3 スクリューねじ
4 ブラケット
5 レンズ
6 固定プレート
7 胴体部
8 胴体部品
9 波形
10 ブラケット固定プレート
11 電源基板
12 電源基板固定板
13 LED基板
2 口金
3 スクリューねじ
4 ブラケット
5 レンズ
6 固定プレート
7 胴体部
8 胴体部品
9 波形
10 ブラケット固定プレート
11 電源基板
12 電源基板固定板
13 LED基板
Claims (8)
- 帯状の金属薄板を波形に成形したものを円錐状に円曲させて胴体部品を成形し、この胴体部品を口金とレンズ間に組み付けてランプの放熱胴体部を形成し、この中にLED発光モジュールを組み付けることにより、駆動時に前記LED発光モジュールから発生する熱を前記放熱胴体部から効率的に放熱を行うように構成して成る照明用LEDランプ。
- 前記胴体部品は、アルミニュウム製薄板で成形されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用LEDランプ。
- 前記胴体部品は、銅合金製薄板で成形されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用LEDランプ。
- 前記胴体部品の波形は、その長手方向に向けて同一ピッチで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用LEDランプ。
- 前記胴体部品の波形は、その長手方向に対して直角方向に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用LEDランプ。
- 前記胴体部品は、着脱自在に組み付けられていて、波形部に経年的に埃や油脂分等が付着した際には取り外して掃除を行い、放熱効果が減衰するのを防ぐことができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用LEDランプ。
- 前記胴体部品の表面には、放熱塗料が塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の照明用LEDランプ。
- 前記胴体部品の放熱塗料には着色が施されていて、胴体部の色が画一的とならないように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の照明用LEDランプ。
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---|---|---|---|---|
JP2011161474A (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-25 | Ryosan Co Ltd | ヒートシンクの製造方法 |
CN102261586A (zh) * | 2010-05-31 | 2011-11-30 | 住友轻金属工业株式会社 | Led灯泡用部件及其制造方法 |
JP2012015083A (ja) * | 2010-05-31 | 2012-01-19 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Led電球用部材及びその製造方法 |
JP2012253005A (ja) * | 2011-06-03 | 2012-12-20 | Shinryu Ko | Ledランプ |
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2009
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CN102261586B (zh) * | 2010-05-31 | 2015-04-01 | 住友轻金属工业株式会社 | Led灯泡用部件及其制造方法 |
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