JP3156499U - 背もたれ用クッションの構造 - Google Patents
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Abstract
Description
市販されている背もたれ用クッションの種類は数多くあり、直接人体脊髄曲線をまねて制作された背もたれ用クッション、或いは調整機構を持った背もたれ用クッション等があるが、現在市販されているクッション類には、下記のような欠点がある。
2)従来の背もたれ用クッションは、主として発泡スポンジを支持体としており、体をもたれかかった時の力を吸収することが出来ず、支持体が硬すぎるか或いは軟らかすぎる場合、背中の傷害を招き易い。
本案考案者は、上述背もたれ用クッションに派生する各項の欠点に鑑み、極力新規改善を試み、且つ長年苦心研鑽の末、ついに本件背もたれ用クッションの構造の研究開発に成功した。
本考案の次の目的は、被覆体の第二表面に位置決め装置を結合し、ユーザーが自分の欲する支持ポイントに応じて、被覆体を椅子の背もたれの適当な位置に位置決めし、背中を正確に支持する目的を達成できるような背もたれ用クッションを提供することにある。
(1)本考案は、緩衝材料によって背中をもたかかった時の力を吸収し、背中の傷害を避けることが出来るほか、快適な支持効果を達成できる。
(2)本考案は、被覆体の第二表面に位置決め装置を結合し、ユーザーは、自分の欲する支持部位に応じて、被覆体を椅子の背もたれの適当な位置に位置決めし、背中を正確に支持する目的を達成できる。
本考案に係る背もたれ用クッションは、主として、被覆体1と、緩衝材2と、充填材3と、位置決め装置4と、を含む。
尚、前記被覆体1は、織物、或いは弾力性編み物で作られたものであってよい。
前記緩衝材2を被覆体1の収容スペースの中に収容し、緩衝材2と被覆体1の第一表面11を結合させる。
尚、前記緩衝材2は、シリコン或いはゴム、又はエマルジョンやPU樹脂、或いはその他弾力性の材料で製作してもよい。
充填材3を被覆体1の収容スペースの中に収容し、充填材3の片方の表面を緩衝材2と結合させ、別の表面を被覆体1の第二表面12と結合させ、被覆体1の収容スペースを緩衝材2及び充填材3によって充満させる。
尚、前記位置決め装置4の第一・第二位置決め表面41・42は、面ファスナー状のカギ面411・421であってよい。
第一位置決め表面41が被覆体1の第二表面12の粗面に付着し、且つ位置決め装置4の開放側43によって、第一位置決め表面41を被覆体1の第二表面12から離脱させ、第二表面12の開閉口121を露出させて、緩衝材2及び充填材3を取り出し、それぞれ被覆体1、緩衝材2、或いは充填材3の清掃又はクリーニングを行う。
前記被覆体1が皮製、或いはその他非粗面材料で作られた場合は、第二表面12の開閉口121のそばに粗面を有する結合部品5を固定する。前記結合部品5を位置決め装置4の開放側43と対応させることによって、前記位置決め装置4の開放側43を結合部品5と相互に付着させ、被覆体1の第二表面12の開閉口121を閉鎖させる。
前記緩衝材2及び被覆体1が結合する表面に突起物21を設置し、ユーザーが被覆体1の上にもたれかかるときは、突起物によってマッサージの効果を達成できる。
前記位置決め装置4は、ゴムバンド45であってもよい。
前記ゴムバンド45は、被覆体1の第二表面12に結合される。緩衝材2及び充填材3で充満した被覆体1はゴムバンド45によって椅子の背もたれ又は支持体に固定することが出来る。
ユーザー6は、自分の欲する支持ポイントの部位に応じて、位置決め装置4の第二位置決め表面42によって、前記緩衝材2及び充填材3で充満した被覆体1を椅子7の背もたれ71、或いは支持体8の適当な位置に位置決めすることが出来る。
ユーザー6が椅子7にもたれかかるときは、被覆体1の中の緩衝材2によってユーザー6がもたれかかる時の力を吸収し、ゆっくり被覆体1の上にもたれかかり、背中と被覆体1がぶつかるショックを抑え、背中が傷害を受けることを避け、背中を心地よく支持する目的を達成できる。
11 第一表面
12 第二表面
2 緩衝材
21 突起物
3 充填材
4 位置決め装置
41 第一位置決め表面
411 カギ面
42 第二位置決め表面
421 カギ面
43 開放側
44 閉鎖側
45 ゴムバンド
5 結合部品
6 ユーザー
7 椅子
71 椅子の背もたれ
8 支持体
Claims (4)
- 背もたれ用クッションであって、
被覆体と、緩衝材と、充填材と、位置決め装置と、を含み、
前記被覆体は、収容スペースを備え、且つ第一表面及び第二表面を有し、
前記緩衝材は、被覆体の収容スペースの中に収容され、緩衝材と被覆体の第一表面は相互結合していて、
前記充填材は、被覆体の収容スペースの中に収容され、充填材の片方の表面は緩衝材と結合し、もう一方の表面は被覆体の第二表面と結合し、
前記位置決め装置は、被覆体の第二表面に固定されていることを特徴とする背もたれ用クッションの構造。 - 背もたれ用クッションであって、
被覆体と、緩衝材と、充填材と、位置決め装置と、を含み、
前記被覆体は、収容スペースを備え、且つ第一表面及び第二表面を有し、前記第二表面には開閉口が設置され、
前記緩衝材は、被覆体の収容スペースの中に収容され、緩衝材と被覆体の第一表面は相互結合していて、
前記充填材は、被覆体の収容スペースの中に収容され、充填材の片方の表面は緩衝材と結合し、もう一方の表面は被覆体の第二表面と結合し、
前記位置決め装置は、第一位置決め表面及び第二位置決め表面を有し、
位置決め装置の第一位置決め表面は被覆体の第二表面と結合することによって、第二表面の開閉口を閉鎖させ、且つ前記位置決め位置を被覆体の第二表面に結合するとき、少なくとも一辺が開放側であり、その他の辺縁は、閉鎖側であることを特徴とする背もたれ用クッションの構造。 - 前記緩衝材はシリコン、ゴム、或いはエマルジョン、又はPU樹脂であることを特徴とする請求項1或いは請求項2に記載の背もたれ用クッションの構造。
- 前記被覆体の第二表面は粗面であり、位置決め装置の第一位置決め表面は面ファスナーのカギ面であり、第一位置決め表面と被覆体の第二表面は相互に付着できることを特徴とする請求項2に記載の背もたれ用クッションの構造。
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JP2009007404U JP3156499U (ja) | 2009-10-19 | 2009-10-19 | 背もたれ用クッションの構造 |
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