JP3156383U - 折畳みベッド - Google Patents

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Abstract

【課題】就寝者が直接接触する寝台面を形成するクッション材の取り外しを容易化し、該クッション材の天日干しや洗濯を容易に行うことを可能とする折畳みベッドを提供する。【解決手段】就寝者の上半身が載置される第1の寝台部と、就寝者の下半身が載置される第2の寝台部とが、略逆V字状に折畳み可能に連結された折畳みベッド1である。第1の寝台部及び第2の寝台部の少なくとも一方は、一端側S1に支脚部6が固着されたベッド枠体3と、このベッド枠体3に支持されるとともに一端側S1をベッド枠体3から持ち上げ可能にベッド枠体3に固着されたベースマット4と、ベースマット4に取り外し可能に装着されたトップマット5とを含む。トップマット5は、持ち上げられたベースマット4に一端側S1から挿入される袋状をなすことによりベースマット4の上下面を覆うとともに、就寝者が接する上面側部にはクッション材を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、就寝者が直接接触する寝台面を形成するクッション材の取り外しを容易化し、該クッション材の天日干しや洗濯を容易に行うことが可能な折畳みベッドに関する。
従来、図11(a)に示されるように、利用者の上半身側が載置されるマット体c1が固定される第1のベッド枠体b1と、利用者の下半身側が載置されるマット体c2が固定される第2のベッド枠体b2とが同図(b)のように、略逆V字状に折り畳み可能に連結された折畳みベッドaが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。このような折畳みベッドaは、コンパクトに折り畳んで収納できるので、部屋のスペースを有効に活用できる。
特開2005−152234号公報
ところで、マット体c1、c2は、就寝者が直接接触する寝台面を形成するため、汗等による汚損が生じる場合があるため、取り外して洗濯することや、マット体c1、c2の内部の湿気を乾燥させるために、天日干しによる日光消毒が望まれる。
しかしながら、この種の折畳みベッドaは、コストを極力下げて廉価に販売されるものであるため、マット体c1、c2は、通常、それぞれ各ベッド枠体b1、b2に固定されており、工具なしで簡単に取り外すことはできない。従って、従来の折畳みベッドaでは、マット体c1、c2の洗濯や天日干しを頻繁にかつ容易に行うことができないという問題があった。
本考案は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、就寝者が直接接触する寝台面を形成するトップマットを、ベースマットから着脱自在に構成することを基本として、該トップマットの洗濯や天日干しによる乾燥を頻繁にかつ容易に行うことが可能な折畳みベッドを提供することを主たる目的としている。
本考案のうち請求項1記載の考案は、就寝者の上半身が載置される第1の寝台部と、就寝者の下半身が載置される第2の寝台部とが、略逆V字状に折畳み可能に連結された折畳みベッドであって、前記第1の寝台部及び第2の寝台部の少なくとも一方は、一端側に支脚部が固着されたベッド枠体と、このベッド枠体に支持されるとともに前記一端側をベッド枠体から持ち上げ可能にベッド枠体に固着されたベースマットと、前記ベースマットに取り外し可能に装着されたトップマットとを含み、前記トップマットは、持ち上げられた前記ベースマットに前記一端側から挿入される袋状をなすことにより前記ベースマットの上下面を覆うとともに、就寝者が接する上面側部にはクッション材を有することを特徴とする。
また、請求項2記載の考案は、前記第1の寝台部及び第2の寝台部の各々が、前記ベッド枠体と、前記ベースマットと、前記トップマットとを含む請求項1記載の折畳みベッドである。
また、請求項3記載の考案は、前記トップマットのクッション材は、吸湿性を有する一方、前記ベースマットは非吸湿の樹脂シートを含む請求項1又は2記載の折畳みベッドである。
また、請求項4記載の考案は、前記トップマットは、前記クッション材を有する上面側部と、前記ベースマットの下面を覆う下面側部とを含み、前記上面側部は、前記ベースマットの上面全域を覆うとともに、前記下面側部は、前記ベースマットの下面の50%以上を覆う請求項1乃至3のいずれかに記載の折畳みベッドである。
また、請求項5記載の考案は、前記第1の寝台部と、前記第2の寝台部とは、小長さの中間寝台部に枢着されるとともに、前記中間寝台部は、中間支脚部が固着された中間ベッド枠体と、この中間ベッド枠体に固着された中間ベースマットと、前記中間ベースマットに取り外し可能に装着された中間トップマットとを含み、前記中間ベースマットの上面には、面ファスナの一方のファスナ材が固着されるとともに、前記中間トップマットの下面には前記一方のファスナ材に係合して該中間トップマットを中間ベースマット上に固定する他方のファスナ材が固着される請求項1乃至4のいずれかに記載の折畳みベッドである。
また、請求項6記載の考案は、前記トップマットの上面側部には、前記中間ベースマットの上面にのび、かつ前記中間ベースマットの前記一方のファスナ材に係合する他方のファスナ材を有する複数の帯状体が取付けられる請求項5に記載の折畳みベッドである。
また、請求項7記載の考案は、前記一方のファスナ材は、中間ベースマットの上面をその幅方向にのびている請求項5又は6記載の折畳みベッドである。
また、請求項8記載の考案は、前記ベースマットは、金属製の下地枠と、その上面に固着された軟質の樹脂シートと、これらを包囲する表面カバーとを含むとともに、前記クッション材は、前記樹脂シートよりも軟質の繊維層又は発泡樹脂からなる請求項1乃至7のいずれかに記載の折畳みベッドである。
また、請求項9記載の考案は、前記第1の寝台部と、前記第2の寝台部とは、小長さの中間寝台部に枢着されるとともに、前記中間寝台部は、中間支脚部が固着された中間ベッド枠体と、この中間ベッド枠体に固着された中間ベースマットと、前記中間ベースマットに載置されかつ下面に釦が取り付けられた中間トップマットとを含み、前記トップマットの前記上面側部には、前記中間ベースマットと前記中間トップマットとの間にのび、かつ前記釦に係合する延長シートが設けられる請求項1乃至4に記載の折畳みベッドである。
請求項1に記載の折畳みベッドは、就寝者の上半身が載置される第1の寝台部、及び就寝者の下半身が載置される第2の寝台部の少なくとも一方は、一端側に支脚部が固着されたベッド枠体と、このベッド枠体に支持されるとともに一端側をベッド枠体から持ち上げ可能にベッド枠体に固着されたベースマットと、ベースマットに取り外し可能に装着されたトップマットとを含む。
このトップマットは、持ち上げられたベースマットに一端側から挿入される袋状をなすことによりベースマットの上下面を覆うとともに、就寝者が接する上面側部にはクッション材を有する。このように、トップマットを、ベースマットから取り外すことにより、就寝者が直接接触して汗等によって汚損したクッション材を容易に取り外すことができ、クッション材ごと洗濯や天日干しを頻繁にかつ容易に行うことができる。
また、請求項2に記載の折畳みベッドは、第1の寝台部及び第2の寝台部の各々が、前記ベッド枠体とベースマットとトップマットとを含むので、よりメンテナンス性及びカスタマイズ性を向上させうる。また、請求項3記載の折畳みベッドは、トップマットのクッション材は吸湿性を有する一方、ベースマットは非吸湿の樹脂シートを含む。従って、ベースマットは、就寝者の汗等を吸収して汚損することがないため、洗濯及び天日干しを行なう必要がなく、メンテナンス性を向上しうる。
また、請求項4に記載の折畳みベッドは、トップマットが、クッション材を有する上面側部と、ベースマットの下面を覆う下面側部とを含み、上面側部は、ベースマットの上面全域を覆うとともに、下面側部は、ベースマットの下面の50%以上を覆う。従って。トップマットは、ベースマットに容易に装着、又は取り外しうる。
また、請求項5に記載の折畳みベッドは、第1の寝台部と、第2の寝台部とが、小長さの中間寝台部に枢着されるとともに、中間寝台部は、中間支脚部が固着された中間ベッド枠体と、この中間ベッド枠体に固着された中間ベースマットと、中間ベースマットに取り外し可能に装着された中間トップマットとを含む。この中間ベースマットの上面には、面ファスナの一方のファスナ材が固着されるとともに、中間トップマットの下面には一方のファスナ材に係合して該中間トップマットを中間ベースマット上に固定する他方のファスナ材が固着される。従って、折畳みベッドは、中間トップマットも、中間ベースマットに容易に取り付け、及び取り外しができ、そのクッション材ごと洗濯や天日干しを行なうことができる。
また、請求項6に記載の折畳みベッドは、トップマットの上面側部に、中間ベースマットの上面にのび、かつ中間ベースマットの一方のファスナ材に係合する他方のファスナ材を有する複数の帯状体が取付けられるので、トップマットの位置ズレや、抜け落ちを効果的に抑制しうる。また、請求項7に記載の折畳みベッドは、一方のファスナ材が、中間ベースマットの上面をその幅方向にのびているので、帯状体を中間ベースマットの幅方向の広範囲に亘って固着でき、トップマットの位置ズレや抜け落ちを効果的に抑制しうる。
また、請求項8に係る折畳みベッドは、ベースマットが、金属製の下地枠と、その上面に固着された軟質の樹脂シートと、これらを包囲する表面カバーとを含むとともに、クッション材は、樹脂シートよりも軟質の繊維層又は発泡樹脂からなる。従って、トップマットは、就寝者の体圧を吸収し、快適な睡眠をとることができる。
また、請求項9に係る折畳みベッドは、トップマット上面側部に、中間ベースマットと中間トップマットとの間にのび、かつ中間トップマットの下面に固着される釦に係合する延長シートが設けられるので、トップマットの位置ズレや抜け落ちを効果的に抑制しうる。しかも、中間トップマットは、トップマットに連結されるので、ファスナ材等を設けることなく、中間ベースマット上に安定して取付けられる。トップマットは、ファスナ材を用いることなくベースマットに取り付けられるので、折畳みベッドの構造を簡略化でき、製造コストを抑えつつ、メンテナンス性を向上しうる。
本考案のベッドの一実施形態を示す分解斜視図である。 その展開状態の側面図である。 その展開状態の平面図である。 その収納状態の側面図である。 ベースマットを拡大して示す斜視図である。 第1のトップマットを拡大して示す斜視図である。 トップマットがベースマットに装着される状態を示す側面図である。 ファスナ材によって固着される中間ベースマット部及び中間トップマットを示す斜視図である。 他の実施形態の帯状体を拡大して示す斜視図である。 他の実施形態のベッドを示す斜視図である。 (a)は従来の折畳みベッドの展開状態を示す側面図、(b)はその収納状態を示す側面図である。
以下、本考案の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1〜3に示されるように、折畳みベッド(以下、単に「ベッド」ということがある。)1は、就寝者の上半身が主に載置される第1の寝台部2Aと、就寝者の下半身が主に載置される第2の寝台部2Bとが、水平に展開される展開状態と、図4に示される略逆V字状に折り畳まれる収納状態との間で、折り畳み可能に連結される。また、本実施形態のベッド1では、第1の寝台部2Aと第2の寝台部2Bとが、就寝者の腰部が主に載置される小長さの中間寝台部2Cに夫々枢着される。
図1、図2に示されるように、前記第1の寝台部2A及び前記第2の寝台部2Bの少なくとも一方、本実施形態では、第1、第2の寝台部2A、2Bの各々が、一端側S1に支脚部6が固着されたベッド枠体3と、該ベッド枠体3に支持されるベースマット4と、該ベースマット4に取り外し可能に装着されたトップマット5とを含んで構成される。
本実施形態のベッド枠体3は、第1の寝台部2Aを構成しかつ一端側S1に第1の支脚部6Aが固着される第1のベッド枠体3Aと、第2の寝台部2Bを構成しかつ一端側S1に第2の支脚部6Bが固着される第2のベッド枠体3Bとを含む。
また、前記ベースマット4は、第1のベッド枠体3Aに支持される第1のベースマット4Aと、第2のベッド枠体3Bに支持される第2のベースマット4Bとを含んで構成される。さらに、前記トップマット5は、第1のベースマット4Aに装着される第1のトップマット5Aと、第2のベースマット4Bに装着される第2のトップマット5Bとを含んで構成される。
このように、本実施形態の第1の寝台部2Aは、第1のベッド枠体3A、第1のベースマット4A、及び第1のトップマット5Aを含んで構成される。また、第2の寝台部2Bは、第2のベッド枠体3B、第2のベースマット4B、及び第2のトップマット5Bを含んで構成される。
前記第1のベッド枠体3Aは、前記展開状態において、例えば、ベッド幅方向両側で、ベッド長さ方向にのびる一対の縦材11、11と、該縦材11、11を一端側S1で継ぐ横材12とを含んで形成される。また、縦材11、11間には、適宜の補強フレーム材(図示省略)が架設されてもよい。また、本実施形態では、一端側S1の横材12に、逆U字状の宮状枠10が固着される。
本実施形態の第1の支脚部6Aは、第1のベッド枠体3Aの一端側S1において、ベッド幅方向の両側に固着される一対のL字枠7、7と、該L字枠7、7間をベッド幅方向に連結する継材8と、該継材8のベッド幅方向の略中心位置で固着される補助脚9とから構成される。
このL字枠7は、図2に示されるように、上端が第1のベッド枠体3Aに枢支されて上下にのびる支柱部13と、該支柱部13の下端から一端側S1へ折れ曲がる延長部14と、該延長部14の下端に固着されるキャスター15とを含んで構成される。
また、補助脚9は、上端が継材8に固着されて上下にのびるとともに、下方が他端側S2へ折れ曲がるL字片19と、このL字片の下端に固着されるキャスター20とを含んで構成される。このような第1の支脚部6Aは、ベッド長さ方向の比較的広範囲に亘って接地でき、ベッド1を展開状態から収納状態へ安定して折り畳むのに役立つ。
本実施形態の第1のベースマット4Aは、図5に示されるように、金属製かつ矩形状の枠体からなる第1の下地枠16Aと、その第1の下地枠16Aの上面に固着された軟質の樹脂シート17と、該第1の下地枠16A及び樹脂シート17を包囲する表面カバー18とを含んで構成される。
本実施形態の第1の下地枠16Aは、一端側S1に配される一方のフレーム材21と、他端側S2に配される他方のフレーム材22とが、該一方のフレーム材21を起倒させるリクライニング機構23を介して連結されて構成される。一方のフレーム材21及び他方のフレーム材22は、それぞれコ字状の枠体からなり、樹脂シート17を安定して支持するために、第1の下地枠16Aが囲む空間内に、例えば桟材やネット材等の保持具24が固定される。
前記リクライニング機構23は、例えば、ラチェット式のものであって、図7に示されるように、一方のフレーム材21を所定の傾斜角度で保持することができる。また、他方のフレーム材22は、例えば、ボルト等の固着具を介して、第1のベッド枠体3Aの他端側S2に水平状態で固着される。これにより、第1のベースマット4Aは、一方のフレーム材21の起倒によって、その一端側S1を第1のベッド枠体3Aから持ち上げ可能に固着される。
前記樹脂シート17は、図5に示されるように、例えば、その厚さが5〜10mm程度、かつ第1の下地枠16Aの上面よりもわずかに大きな面積を有する平面視略矩形状に形成される。また、樹脂シート17は、例えば、接着剤やボルト等を使用して第1の下地枠16Aに固着される。樹脂シート17と第1の下地枠16Aとの間には、第1のベースマット4Aの耐久性を高めるために、該樹脂シート17よりも薄手(例えば、厚さが1〜4mm)の綿シート(図示省略)を介して固着されても良い。
また、樹脂シート17には、例えば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、又はポリウレタン等の軟質かつ非吸湿性のシート材が好適に選択できる。このような軟質の樹脂シート17は、図7に示されるように、一方のフレーム材21の起倒に追従して柔軟に屈曲しうる。
本実施形態の表面カバー18は、図5に示されるように、樹脂シート17と第1の下地枠16Aとが一体となった状態で、これらの外表面の一部又は全域を包囲する布材からなる。
前記第1のトップマット5Aは、図2に示されるように、第1のベースマット4Aの上面を覆う上面側部26と、該第1のベースマット4Aの下面を覆う下面側部27とを含んで構成される。
図6には、上面側部26と下面側部27とを逆転させた状態の第1のベースマットが示される。本実施形態の上面側部26は、図6に示されるように、第1のベースマット4Aよりも軟質かつ就寝者の体圧を吸収するクッション材28と、該クッション材28を包囲するシーツ状カバー29とを含んで構成される。また、上面側部26は、第1のベースマット4Aの上面全域を覆う大きさに形成される。これにより、第1のトップマット5Aが、就寝者が直接接触する寝台面を形成する。また、上面側部26の上面には、例えば、内部のクッション材の位置ズレを防ぐ止めボタン35が設けられる。
前記クッション材28は、例えば、第1のベースマット4Aの第1の樹脂シート17(図5に示す)よりも軟質のポリエステル綿、繊維層、又は発泡樹脂等からなり、吸汗性に優れ、かつ洗濯が可能なポリエステル綿が好ましい。
また、本実施形態のシーツ状カバー29は、クッション材28の上面側を覆う上カバー部31、下面側を覆う下カバー部32、及び該上カバー部31と該下カバー部32とをクッション材28の側面で縫い合わせて連結する縁部33を含んで構成される。また、上カバー部31及び下カバー部32には、吸汗性に優れ、かつ洗濯が可能な布材、例えば、綿等が好適に採用される。
前記下面側部27は、例えば、第1のベースマット4Aの下面の50%以上を覆う大きさを有し、その他端側S2の縁27eを除く周縁部が前記縁部33に固着される。これにより、第1のトップマット5Aは、他端側S2に開口部34を有する袋状をなしている。なお、下面側部27は、例えば、シーツ状カバー29と同一の材料で形成されるのが好ましい。
次に、本実施形態の第2のベッド枠体3Bは、図1、2に示されるように、第1のベッド枠体3Aと同様に構成され、一対の縦材11、11と、横材12とを含んで形成され、該縦材11、11に、就寝者が起き上がり時に把持できる手すり13、13が固着されている。また、第2の支脚部6Bも、第1の支脚部6Aと同様に構成され、一対のL字枠7、継材8、及び補助脚9から形成される。
前記第2のベースマット4Bは、第1のベースマット4Aと同様に構成され、図5に示されるように、金属製かつ矩形状の枠体からなる第2の下地枠16Bと、樹脂シート17と、表面カバー18とを含む。また、本実施形態の第2の下地枠16Bは、他端側S2に設けられる軸受片25を介して、第2のベッド枠体3B(図2に示す)に傾動可能に枢着される。これにより、第2のベースマット4Bは、図7に示されるように、一端側S1を第2のベッド枠体3Bから持ち上げ可能に固着される。
前記第2のトップマット5Bは、前記第1のトップマット5Aと同様に構成され、図6に示されるように、第2のベースマット4Bの上面を覆う上面側部26と、該第2のベースマット4Bの下面を覆う下面側部27とを含む。
次に、本実施形態の中間寝台部2Cは、図1、図2に示されるように、上下にのびる左右一対の棒状の中間支脚部6Cが固着された中間ベッド枠体3Cと、この中間ベッド枠体3Cに固着された中間ベースマット4Cと、中間ベースマット4Cに取り外し可能に装着された中間トップマット5Cとを含んで構成される。
前記中間ベッド枠体3Cは、第1、第2のベッド枠体3A、3Bの各縦材11、11の他端側S2をベッド長手方向で枢着する連結金具36、36と、該連結金具36、36間をベッド幅方向に連結する結合軸部37とを含んで構成される。この結合軸部37には、ベッド幅方向の両端部に前記一対の中間支脚部6C、6Cが固着されるとともに、該結合軸部37から一端側S1へ突出する一対の突出片38、38が設けられる。
前記中間支脚部6Cは、前記展開状態において床面に接地し、第1、第2の寝台部2A、2Bを略水平に保持する。また、一対の中間支脚部6C、6Cは、ベッド幅方向にのびる支脚軸部43によって一体に連結補強される。
前記支脚軸部43と第1のベッド枠体3Aの横材12との間、及び支脚軸部43と第2のベッド枠体3Bの横材12との間には、ベッド枠体3A、3Bを折り畳み方向に付勢する弾性手段として引張バネ45が夫々設けられるのが好ましい。このような引張バネ45により、ベッド1を展開状態から収納状態へ小さな力で容易に折り畳みうる。
また、第1、第2の支脚部6A、6Bの継材8、8と、結合軸部37との間には、リンク片46A、46Bが設けられるのが好ましい。このようなリンク片46A、46Bは、第1、第2の支脚部6A、6Bと、第1、第2のベッド枠体3A、3B、中間支脚部6Cとで平行クランク機構を形成し、中間支脚部6C及び第1、第2の支脚部6A、6Bの向きを互いに平行かつ垂直に保持して折り畳みできる。
前記中間ベースマット4Cは、第1、第2のベースマット4A、4Bと同様に、図5に示されるように、偏平矩形状の中間の下地枠16Cと、その上に保持具24を介して支持される樹脂シート17と、これらを包む表面カバー18とを含む。中間の下地枠16Cには、ベッド長さ方向に継ぐ継材42が設けられる。この継材42は、結合軸部37の突出片38(図1に示す)にボルト等の固着具などにより固着されることにより、中間ベースマット4Cと、中間ベッド枠体3Cとが固着される。
また、中間ベースマット4Cの上面には、面ファスナ39の一方のファスナ材39Aが、ベッド幅方向、及びベッド長さ方向にそれぞれのびている。
前記中間トップマット5Cは、第1、第2のトップマット5A、5Bの上面側部26と同様に構成される。即ち、図1、図8に示されるように、中間トップマット5Cは、中間のクッション材28と、このクッション材28を覆うシーツ状カバー29とを含む。また、中間トップマット5Cの下面には、中間ベースマット4Cの一方のファスナ材39Aに係合する他方のファスナ材39Bが固着される。図8では、中間トップマット5Cの下面を、上に向けているものが示されている。
以上のように構成された本実施形態のベッド1では、図7に示されるように、第1のベースマット4Aの一端側S1を、リクライニング機構23(図5に示す)により持ち上げ保持した状態で、第1のトップマット5Aを、その開口部34から該第1のベースマット4Aの一端側S1から嵌め込むことにより装着できる。また、第1のトップマット5Aは、前記持ち上げられた状態で、ベースマット4Aの一端側S1へ引き抜かれることにより、第1のベースマット4Aから容易に取り外しうる。第2のトップマット5Bは、第1のトップマット5Aと同様に、第2のベースマット4Bに容易に装着、及び取り外すことができる。
さらに、中間トップマット5Cは、一方、他方のファスナ材39A、39Bを互いに係合させることにより、中間ベースマット4Cに容易に装着できる。また、中間トップマット5Cは、一方、他方のファスナ材39A、39Bの係合が解かれることにより、中間ベースマット4Cから容易に取り外しうる。
このように、本実施形態のベッド1は、就寝者を直接接触して汗等によって汚損されたクッション材28を含むトップマット5を、ベースマット4から容易に取り外すことができる。これにより、クッション材28だけを洗濯や天日干しできる。また、ベッド1は、老朽化したトップマット5のみを容易に交換でき、メンテナンス性を向上しうる。さらに、ベッド1は、使用者の好みにより、トップマット5のデザインや、クッション材28の硬さなどを選択することができ、カスタマイズ性を向上しうる。なお、ベースマット4は、非吸湿性の樹脂シート17からなるとともに、就寝者と直接接触しないため、汚損や吸湿のおそれはない。
また、本実施形態のベッド1には、図6及び図8に示されるように、第1、第2のトップマット5A、5Bの上面側部26、26の各々に、中間ベースマット4Cの上面にのび、かつ一方、又は他方のファスナ材49A、49Bによって取り外し可能に係合される複数の第1の帯状体48A及び第2の帯状体48Bが設けられるのが好ましい。
このような第1、第2の帯状体48A、48Bは、互いに係合することにより、例えば、就寝者の寝返りや、略逆V字状に折り畳まれる収納状態において、第1、第2のトップマット5A、5Bの位置ズレや、抜け落ちを効果的に抑制しうる。しかも、本実施形態では、第1、第2の帯状体48A、48Bが、中間ベースマット4Cと中間トップマット5Cとの間で挟まれるため、その係合力をさらに高めることができる。
また、第1、第2の帯状体48A、48Bは、図9に示されるように、中間ベースマット4Cの一方のファスナ材39Aに係合する他方のファスナ材39Bを有するものでもよい。本実施形態では、第1、第2の帯状体48A、48Bがベッド幅方向で交互に配されている。このような第1、第2の帯状体48A、48Bも、第1、第2のトップマット5A、5Bの位置ズレを抑制できる。また、一方のファスナ材39Aは、中間ベースマット4Cの上面をその幅方向にのびるのが好ましい。これにより、一方のファスナ材39Aは、中間ベースマット4Cの幅方向の広範囲に亘って、第1、第2の帯状体48A、48Bを固着できるので、第1、第2のトップマット5A、5Bの位置ズレや抜け落ちを効果的に抑制しうる。
図10には、さらに他の実施形態のベッド1が示され、中間トップマット5Cの下面を、上に向けているものが示されている。この実施形態のベッド1は、第1、第2のトップマット5A、5Bの上面側部26、26の各々に、第1、第2の帯状体48A、48Bに代えて、各他端側S2から中間ベースマット4Cと中間トップマット5Cとの間にのび、かつ中間トップマット5Cの下面に設けられる釦51に取り外し可能に係合される延長シート53A、53Bが設けられている。
このような延長シート53A、53Bは、その厚さ方向に貫通する孔部52を介して、中間トップマット5Cの釦51と係合し、第1、第2のトップマット5A、5Bが連結されるため、第1、第2のトップマット5A、5Bの一端側S1への位置ズレ等を確実に抑制しうる。しかも、中間トップマット5Cは、延長シート53A、53Bを介して、第1、第2のトップマット5A、5Bに連結されるので、ファスナ材等を設けることなく、中間ベースマット4C上に、安定して取り付けられる。このように、本実施形態のトップマット5は、ファスナ材を用いることなく、ベースマット4に取り付けられるので、ベッド1の構造の簡略化でき、製造コストを抑えつつ、メンテナンス性を向上しうる。
以上、本考案の特に好ましい実施形態について詳述したが、本考案は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 折畳みベッド
2A 第1の寝台部
2B 第2の寝台部
3 ベッド枠体
4 ベースマット
5 トップマット
6 支脚部
26 上面側部
28 クッション部

Claims (9)

  1. 就寝者の上半身が載置される第1の寝台部と、就寝者の下半身が載置される第2の寝台部とが、略逆V字状に折畳み可能に連結された折畳みベッドであって、
    前記第1の寝台部及び第2の寝台部の少なくとも一方は、
    一端側に支脚部が固着されたベッド枠体と、このベッド枠体に支持されるとともに前記一端側をベッド枠体から持ち上げ可能にベッド枠体に固着されたベースマットと、前記ベースマットに取り外し可能に装着されたトップマットとを含み、
    前記トップマットは、持ち上げられた前記ベースマットに前記一端側から挿入される袋状をなすことにより前記ベースマットの上下面を覆うとともに、就寝者が接する上面側部にはクッション材を有することを特徴とする折畳みベッド。
  2. 前記第1の寝台部及び第2の寝台部の各々が、前記ベッド枠体と、前記ベースマットと、前記トップマットとを含む請求項1記載の折畳みベッド。
  3. 前記トップマットのクッション材は、吸湿性を有する一方、前記ベースマットは非吸湿の樹脂シートを含む請求項1又は2記載の折畳みベッド。
  4. 前記トップマットは、前記クッション材を有する上面側部と、前記ベースマットの下面を覆う下面側部とを含み、
    前記上面側部は、前記ベースマットの上面全域を覆うとともに、
    前記下面側部は、前記ベースマットの下面の50%以上を覆う請求項1乃至3のいずれかに記載の折畳みベッド。
  5. 前記第1の寝台部と、前記第2の寝台部とは、小長さの中間寝台部に枢着されるとともに、
    前記中間寝台部は、中間支脚部が固着された中間ベッド枠体と、この中間ベッド枠体に固着された中間ベースマットと、前記中間ベースマットに取り外し可能に装着された中間トップマットとを含み、
    前記中間ベースマットの上面には、面ファスナの一方のファスナ材が固着されるとともに、前記中間トップマットの下面には前記一方のファスナ材に係合して該中間トップマットを中間ベースマット上に固定する他方のファスナ材が固着される請求項1乃至4のいずれかに記載の折畳みベッド。
  6. 前記トップマットの上面側部には、前記中間ベースマットの上面にのび、かつ前記中間ベースマットの前記一方のファスナ材に係合する他方のファスナ材を有する複数の帯状体が取付けられる請求項5に記載の折畳みベッド。
  7. 前記一方のファスナ材は、中間ベースマットの上面をその幅方向にのびている請求項5又は6記載の折畳みベッド。
  8. 前記ベースマットは、金属製の下地枠と、その上面に固着された軟質の樹脂シートと、これらを包囲する表面カバーとを含むとともに、
    前記クッション材は、前記樹脂シートよりも軟質の繊維層又は発泡樹脂からなる請求項1乃至7のいずれかに記載の折畳みベッド。
  9. 前記第1の寝台部と、前記第2の寝台部とは、小長さの中間寝台部に枢着されるとともに、
    前記中間寝台部は、中間支脚部が固着された中間ベッド枠体と、この中間ベッド枠体に固着された中間ベースマットと、前記中間ベースマットに載置されかつ下面に釦が取り付けられた中間トップマットとを含み、
    前記トップマットの前記上面側部には、前記中間ベースマットと前記中間トップマットとの間にのび、かつ前記釦に係合する延長シートが設けられる請求項1乃至4に記載の折畳みベッド。
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CN107961125A (zh) * 2012-12-04 2018-04-27 费诺-华盛顿公司 救护床床垫

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