JP3156084U - 箸の繰出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バラ状態に収容された複数本の箸束から1膳分ずつ確実に且つ衛生的に取り出すことができる箸の繰出装置を提供する。【解決手段】箸を横倒し状態で収容し、底部に箸1本分が通過可能な間隙から成る箸落下出口が設けられたホッパー状の箸収容部と、箸落下出口の直下に設けられ、箸落下出口から落下する2本の箸を受容する箸受容溝が形成された少なくとも1つの星型歯車と、を有して成り、箸収容部の底部の少なくとも一部が、軸部材に揺動可能に軸支された板部材から成る箸整列板であり、星型歯車は、その回転軸が前記箸の長手方向と平行であり、歯車の突起間に前記箸を一膳分ずつ受容可能な箸受容溝が形成され、星型歯車の回転に伴い箸落下出口から落下する一膳分の箸を受容し、更なる回転に伴い一膳分の箸を繰出す構成であると共に、星型歯車は、歯車の突起が星型歯車の回転に伴い箸整列板の下面に当接して箸整列板を揺動させる構成である。【選択図】図1

Description

本考案は箸の繰出装置に関し、詳しくはバラ状態に収容された複数本の箸束から1膳分(2本)ずつ取り出すことができる箸の繰出装置に関する。
蕎麦屋・ラーメン屋等の飲食店や社員食堂のように低廉なコストで飲食物を提供する飲食施設においては、箸は割り箸が用いられるのがこれまでは一般的であった。
日本国内において用いられている割り箸は大半が中国製であるが、環境保護(森林保護)等の観点から中国では生産制限や輸出停止の恐れが出始めている。
そこで割り箸の代替箸として、シンジオタクチックポリスチレン(SPS)等のエンジニアリングプラスチック(エンプラ)製の箸が用いられ始めている。
エンプラ製の箸は、割り箸とは異なり、木材資源の大量消費という問題がないだけでなく、洗浄による繰り返し使用が可能であるという著しい利点を有している。
またエンプラ製の箸は、使用するまでは1膳ずつが結合状態にある割り箸とは異なり、1本1本がバラ状態で形成されている。飲食施設で用いる場合、1本1本がバラ状態の箸は複数本を筒型容器(箸立て)に立てた状態で投げ入れ収納したり、或いは、蓋付き横型容器(箸ケース)に横倒し状態に収納しておき、使用時に利用者は、この複数本のバラ状態の箸束の中から1膳分である2本を取り出して用いることになる。
このため、利用者が複数本の箸束の中から一膳分(2本)の箸を取り出す際に、取り出そうとする2本だけでなく収容されている他の箸に手指が触れてしまい不衛生であるという問題点を有している。
尚、一膳分ずつ個別包装された箸の場合には、例えば、特許文献1及び2に示されるように、搬送チェーンや搬送ベルトによって個別包装された箸を一膳ずつ供給する技術によって、収容されている他の箸に触れることなく一膳分の箸を取り出すことが可能な技術が既に知られている。
特開平05−089338号 特開平01−120698号
しかし、特許文献1及び2に示す技術では、予め一膳分ずつ個別包装された箸を一膳ずつ供給する構成であるため、1本1本バラ状態に収容された複数本の箸束の中から2本のみを確実に供給することは大きな設計変更を必要とするため困難である。
そこで本考案の課題は、バラ状態に収容された複数本の箸束から1膳分(2本)ずつ確実に且つ衛生的に取り出すことができる箸の繰出装置を提供することにある。
上記課題を解決する本考案は下記構成を有する。
1.1本1本独立したバラ状態の複数本の箸を横倒し状態で収容可能であり、底部に箸長手方向に形成されると共に箸1本分が通過可能な間隔を有する間隙から成る箸落下出口が設けられたホッパー状の箸収容部と、
該箸収容部の箸落下出口の直下に近接乃至は当接状態で設けられ、前記箸落下出口から落下する2本の箸を受容する箸受容溝が形成された少なくとも1つの星型歯車と、
を有して成る箸の繰出装置であって、
前記箸収容部の底部の少なくとも一部が、箸の長手方向と平行に配設された軸部材に揺動可能に軸支された板部材から成る箸整列板であり、
前記星型歯車は、その回転軸が前記箸の長手方向と平行であり、歯車の突起間に前記箸を一膳分(2本)ずつ受容可能な箸受容溝が形成され、該星型歯車の回転に伴い前記箸落下出口から落下する一膳分の箸を受容し、該星型歯車の更なる回転に伴い前記一膳分の箸を繰出す構成であると共に、
前記星型歯車は、歯車の突起が該星型歯車の回転に伴い前記箸整列板の下面に当接して該箸整列板を揺動させる構成であること、
を特徴とする箸の繰出装置。
2.前記箸受容溝が、歯車の突起間に箸1本分の幅で且つ箸2本分の深さで形成されている構成であることを特徴とする上記1に記載の箸の繰出装置。
3.前記箸受容溝が、歯車の突起間に箸2本分の幅で且つ箸1本分の深さで形成されている構成であることを特徴とする上記1に記載の箸の繰出装置。
4.前記箸受容溝が、歯車の突起間に箸1本分の幅で且つ箸1本分の深さの溝が2つ連設された状態で形成されている構成であることを特徴とする上記1に記載の箸の繰出装置。
5.前記箸受容溝1つに対して歯車の突起が2つ以上設けられており、1回の箸の繰出しに対して前記箸整列板の揺動を2回以上行う構成であることを特徴とする上記1〜4のいずれかに記載の箸の繰出装置。
6.前記箸整列板の箸落下出口側の端部に遊動ローラーが設けられた構成であることを特徴とする上記1〜5のいずれかに記載の箸の繰出装置。
7.前記箸収容部の底部の箸落下出口に臨む部分に遊動ローラーが設けられた構成であることを特徴とする上記1〜6のいずれかに記載の箸の繰出装置。
8.殺菌・滅菌・減菌手段が備えられた構成であることを特徴とする上記1〜7のいずれかに記載の箸の繰出装置。
9.前記星型歯車の回転操作を手動で行う操作ハンドルが備えられた構成であることを特徴とする上記1〜8のいずれかに記載の箸の繰出装置。
10.前記星型歯車の回転操作を電動で行う駆動手段が備えられた構成であることを特徴とする上記1〜8のいずれかに記載の箸の繰出装置。
11.前記電動による回転操作をオンにするセンサーが備えられた構成であることを特徴とする上記10に記載の箸の繰出装置。
12.前記センサーが、箸が繰出される部分に差し出される箸利用者の手指を検知する構成であることを特徴とする上記11に記載の箸の繰出装置。
請求項1に示す考案によれば、バラ状態に収容された複数本の箸束から1膳分(2本)ずつ確実に且つ衛生的に取り出すことができる箸の繰出装置を提供することができる。
特に、箸収容部の底部の少なくとも一部である箸整列板を揺動させて箸収容部内の複数の箸を整列させながら繰出しを行う構成によって星型歯車の箸受容溝に2本の箸を確実に受容させることができるので、1膳分(2本)の箸を確実に取り出すことができる。
また、箸を取り出す部分以外を実質的に閉塞することができるので箸収容部内に収容された複数本の箸を衛生的に保つことができる。更に、箸の取出しに際しては、利用者が触れるのは繰出された1膳分(2本)の箸のみであり、収容部内の他の箸に触れることがないので極めて衛生的である。
請求項2、3、4に示す考案によれば、星型歯車に形成された箸受容溝に2本の箸を受容することができるので、該星型歯車の回転により箸受容溝内の受容した2本の箸を繰出すことができる。
請求項5に示す考案によれば、1膳分(2本)の箸を繰出す際に、箸収容部の底部の少なくとも一部である箸整列板を少なくとも2回以上揺動させる構成なので、箸収容部内の複数の箸の整列をより確実に行うことできる。従って星型歯車の箸受容溝に2本の箸をより確実に受容させることができるので、1膳分(2本)の箸をより確実に取り出すことができる。
請求項6に示す考案によれば、箸整列板の箸落下出口側の端部上に位置する箸を箸落下出口である箸収容部底部の間隙内に箸を確実に案内することができる。
請求項7に示す考案によれば、箸落下出口である箸収容部底部の間隙内に箸を確実に案内することができる。
請求項8に示す考案によれば、収容した箸の殺菌・滅菌・減菌を行うことで収容した箸を衛生的に保つことができる。
請求項9に示す考案によれば、操作ハンドルの操作によって1膳分(2本)の箸が繰出され、利用者が取り出すことができる。
請求項10に示す考案によれば、電動駆動によって1膳分(2本)の箸が繰出され、利用者が取り出すことができる。
請求項11に示す考案によれば、センサーの検知により1膳分(2本)の箸が繰出され、利用者が取り出すことができる。
請求項12に示す考案によれば、利用者が差し出した手指をセンサーが検知することで1膳分(2本)の箸が繰出され、利用者が取り出すことができる。
本考案に係る箸の繰出装置の一実施例を示す概略横断面説明図 図1に示す箸の繰出装置の概略正面図 図1に示す箸の繰出装置の概略平面図 図3のA−B−C−D線部分における箸収容部の箸落下出口及び遊動ローラーの要部概略断面図 星型歯車と箸整列板の動作状態を説明する概略図 星型歯車の他の例を示す概略側面図 星型歯車の他の例を示す概略側面図 本考案に係る箸の繰出装置の他の実施例を示す概略正面図
次に、添付の図面に従って本考案を詳細に説明する。
本考案に係る箸の繰出装置(以下、単に繰出装置と言うこともある。)1の具体的構成としては、図1〜図5に示すように、1本1本独立したバラ状態の複数本の箸Hを横倒し状態で収容可能であり、底部に箸Hの長手方向に形成されると共に箸Hの1本分が通過可能な間隔を有する間隙から成る箸落下出口21が設けられたホッパー状の箸収容部2と、
該箸収容部2の箸落下出口21の直下に近接乃至は当接状態で設けられ、前記箸落下出口21から落下する2本の箸Hを受容する箸受容溝31が形成された少なくとも1つ(本実施例では2つ)の星型歯車3と、
を有して成る構成であり、
前記箸収容部2の底部の少なくとも一部が、箸Hの長手方向と平行に配設された軸部材23に揺動可能に軸支された板部材から成る箸整列板22であり、
前記星型歯車3は、その回転軸32が前記箸Hの長手方向と平行であり、歯車の突起33間に前記箸Hを一膳分(2本)ずつ受容可能な箸受容溝31が形成され、該星型歯車3の回転に伴い前記箸落下出口21から落下する一膳分の箸Hを受容し、該星型歯車3の更なる回転に伴い前記一膳分の箸Hを繰出す構成であると共に、
前記星型歯車3は、歯車の突起33が該星型歯車3の回転に伴い前記箸整列板22の下面に当接して該箸整列板22を揺動させる構成である。
繰出装置1の本体の基本構成は透明・半透明・不透明等の合成樹脂製板材や金属製板材、或いは木製板等により形成されており、上記した各部の構成や詳細に説明する下記構成等が組み込まれている。
本考案の繰出装置1によって繰出される箸Hは、1膳分(2本)ずつ個別包装されたもの(箸袋入りの箸)や一部結合状態となった組状態のもの(割り箸)ではなく、1本1本が独立した箸Hであり、竹・木・金属・合成樹脂等から形成され、好ましくはシンジオタクチックポリスチレン(SPS)等のエンジニアリングプラスチック(エンプラ)から形成されたものである。また、該箸Hの形状としては、一端又は両端が先細り状になっていることが好ましく、断面が円形になっていることがより好ましいが、断面が五角形や四角形であってもよい。
箸収容部2は、前述したようにホッパー状を成しており、本実施例では底部の一方は前述したように揺動可能な箸整列板22となっているが、他方は箸落下出口21に向かって傾斜状態に固定された固定底板24となっている。
箸収容部2の底部は図1に示すように、箸整列板22と固定底板24とを有してホッパー状を成しているため、該箸収容部2内に収容されたバラ状態の複数本の箸Hは該箸Hの繰出しに伴って箸落下出口21である箸整列板22と固定底板24との間隙に向かって移動することになる。
また、図4に示すように、箸収容部2の底部の箸落下出口21に臨む部分、即ち、箸整列板22及び固定底板24の箸落下出口21側の夫々の端部には遊動ローラー25・26が設けられており、この遊動ローラー25・26により、箸整列板22や固定底板24の箸落下出口側の端部上に位置する箸Hを箸落下出口21である箸収容部2底部の間隙内に確実に案内することができる。
箸落下出口21から落下する箸Hは2本毎、該箸落下出口21の直下に位置する星型歯車3の箸受容溝31に受容される。箸受容溝31は、歯車の突起33・33間に箸1本分の幅で且つ箸2本分の深さで形成されているため、箸Hは一度に1つの箸受容溝31に一膳分(2本)を受容することができる。箸Hを1膳分(2本)受容した状態で、星型歯車3が120°回転することで箸取出部4に、この1膳分(2本)の箸Hが繰出されることになる。この120°の回転により、次に位置する箸受容溝31が箸落下出口21の直下に位置することになり、次の2本の箸Hを受容することになる。星型歯車3の回転時に箸受容溝31が形成されていない部分が箸落下出口21の直下を通過する際には、該星型歯車3の外周面(歯車の突起33の外周面を含む)が箸落下出口21を閉塞する状態となるため、箸落下出口21に案内されている箸Hは落下を阻止されて待機状態となる。本実施例では、星型歯車3に120°に1箇所ずつ計3箇所に箸受容溝31が形成されているので、該星型歯車3が1回転すると3膳(2本×3=6本)の箸Hが箸受容溝31に受容されることになる。
星型歯車3の回転は、回転軸32の端部に固定されている操作ハンドル5を手動操作することによって行う。
星型歯車3が回転する際、箸受容溝31は歯車の突起33・33間に形成されていることから、図5に示すように、突起33が箸整列板22の下面に当接して該箸整列板22を揺動させることになる。この箸整列板22の揺動によって、箸収容部2内に収容されている複数本の箸Hも揺動されて整列されることになり、この箸Hの整列によって、箸Hを箸落下出口21に確実に案内させることができる。図1〜図5に示す本実施例では、箸受容溝31が1つに対して歯車の突起33が2つ設けているので、図5に示すように、1回の箸Hの繰出し操作、即ち、星型歯車3を120°回転操作することで、箸整列板22は2回揺動されることになる(図5の(B)では1回目の揺動、図5の(D)では2回目の揺動を示す。)。この2回の揺動によって、箸収容部2内の整列、並びに箸落下出口21への案内を1回の揺動に比してより確実に行うことができる。尚、固定底板24の下面には、星型歯車3の歯車の突起33が当接しないように、該歯車の突起33を避ける切欠が設けられている。
以上の構成を有する本考案の繰出装置1によれば、箸収容部2内に収容した複数本の箸Hの中から一膳分(2本)の箸Hのみを他の箸Hに触れることなく確実に且つ衛生的に取り出すことができる。
以上、本考案に係る箸の繰出装置の実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定されず、本考案の範囲内において種々の他の態様を採ることもできる。
例えば、ホッパー状を成す箸収容部2の底部は、上記した実施例では、揺動可能な箸整列板22と固定された固定底板24との2枚構成となっているが、本考案はこれに限定されず、箸落下出口21を収容部2の底部端の一辺に沿って設けることで固定底板24を省略した構成としてもよいし、或いは箸落下出口21の両側に位置する底板の両方を固定状態にして、その固定状態の2枚の底板の一方又は両方の一部に揺動可能な箸整列板22を配設した構成としてもよい。
一膳分(2本)の箸Hを受容する箸受容溝31は、上記した実施例では、星型歯車3に120°に1箇所ずつ計3箇所に形成された構成となっているが、本考案はこれに限定されず、1箇所又は2箇所或いは4箇所以上形成された構成であってもよい。例えば、図6の(A)は4箇所、図6の(B)は2箇所、図6の(C)は6箇所形成された構成である。
また、箸受容溝31は、上記した実施例では、箸1本分の幅で且つ箸2本分の深さで形成された構成となっているが、本考案はこれに限定されず、1回の繰出しで一膳分(2本)が繰出可能な構成であればよく、例えば、図7の(A)に示すように箸2本分の幅で且つ箸1本分の深さで形成された構成でもよいし、図7(B)に示すように歯車の突起33・33間に箸1本分の幅で且つ箸1本分の深さの溝が2つ連設された構成でもよい。
歯車の突起33は、上記した実施例では、箸受容溝31が1つに対して2つ設けられた構成、即ち、1回の繰出しに対して箸整列板22を2回揺動させる構成となっているが、本考案はこれに限定されず、1回の繰出しに対して1回揺動させる構成でもよいし、3回以上揺動させる構成でもよい。例えば、図6の(A)・(C)及び(D)は1回揺動させる構成、図6の(B)は3回揺動させる構成である。
また、歯車の突起33の形状は、山形に限らず台形状等であってもよいし、回転方向前後で対称形状に限らず、図6の(D)に示すように変形突起形状とすることもできる。
星型歯車3の回転操作は、上記した実施例では、操作ハンドル5によって手動操作する構成となっているが、本考案はこれに限定されず、回転操作を電動で行う駆動手段を備えた構成とすることもできる。例えば、図8に示すように星型歯車3の回転軸32の一端部にモータが組み込まれた電動駆動機構6を配設することで回転操作を電動で行うようにすることができる。尚、図8において、符号7は電源コードである。
図8に示すように、星型歯車3の回転操作を電動による駆動手段によって行う構成の場合、回転操作のオン・オフは利用者によるスイッチのオン・オフ操作によって行ってもよいが、回転操作をオンにするセンサー8を備えた構成とすることもできる。センサー8は、箸Hが繰出される箸取出部4に差し出される利用者の手指を検知する部分に配設することが好ましい。
箸収容部2内に収容する箸Hは、予め、洗浄が行われることで殺菌・滅菌・減菌されたものが収容されることは勿論であるが、箸収容部2内に収容されている状態でも衛生的環境を維持するために、上記実施例では箸収容部2の上方を開放状態として説明しているが、該箸収容部2は蓋体等によって閉塞構成とされていることが好ましく、更に、図8に示すように箸収容部2内に紫外線照射手段やオゾン発生器等の殺菌・滅菌・減菌手段9を備えることが好ましい。
また、繰出装置1は、箸Hを収容する箸収容部2の部分と、星型歯車3が組み込まれた繰出機構の部分とを別体構成とすることで上下に分離可能な構成としてもよい。この場合、箸収容部2をカセット式とすることで、該箸収容部2内の箸Hが全て繰出されて無くなった時点で箸収容部2のみを箸Hが多数収容されている新たな別なる箸収容部2と交換することができる。箸収容部2を交換可能なカセット式構成とすることにより、箸収容部2内への箸Hの収容を客席等の不特定多数の利用客が居る環境下ではなく、衛生環境の整った調理室等で行うことが可能である。
1 箸の繰出装置
2 箸収容部
21 箸落下出口
22 箸整列板
23 軸部材
24 固定底板
25 遊動ローラー
26 遊動ローラー
3 星型歯車
31 箸受容溝
32 回転軸
33 歯車の突起
4 箸取出部
5 操作ハンドル
6 電動駆動機構
7 電源コード
8 センサー
9 殺菌・滅菌・減菌手段
H 箸

Claims (12)

  1. 1本1本独立したバラ状態の複数本の箸を横倒し状態で収容可能であり、底部に箸長手方向に形成されると共に箸1本分が通過可能な間隔を有する間隙から成る箸落下出口が設けられたホッパー状の箸収容部と、
    該箸収容部の箸落下出口の直下に近接乃至は当接状態で設けられ、前記箸落下出口から落下する2本の箸を受容する箸受容溝が形成された少なくとも1つの星型歯車と、
    を有して成る箸の繰出装置であって、
    前記箸収容部の底部の少なくとも一部が、箸の長手方向と平行に配設された軸部材に揺動可能に軸支された板部材から成る箸整列板であり、
    前記星型歯車は、その回転軸が前記箸の長手方向と平行であり、歯車の突起間に前記箸を一膳分(2本)ずつ受容可能な箸受容溝が形成され、該星型歯車の回転に伴い前記箸落下出口から落下する一膳分の箸を受容し、該星型歯車の更なる回転に伴い前記一膳分の箸を繰出す構成であると共に、
    前記星型歯車は、歯車の突起が該星型歯車の回転に伴い前記箸整列板の下面に当接して該箸整列板を揺動させる構成であること、
    を特徴とする箸の繰出装置。
  2. 前記箸受容溝が、歯車の突起間に箸1本分の幅で且つ箸2本分の深さで形成されている構成であることを特徴とする請求項1に記載の箸の繰出装置。
  3. 前記箸受容溝が、歯車の突起間に箸2本分の幅で且つ箸1本分の深さで形成されている構成であることを特徴とする請求項1に記載の箸の繰出装置。
  4. 前記箸受容溝が、歯車の突起間に箸1本分の幅で且つ箸1本分の深さの溝が2つ連設された状態で形成されている構成であることを特徴とする請求項1に記載の箸の繰出装置。
  5. 前記箸受容溝1つに対して歯車の突起が2つ以上設けられており、1回の箸の繰出しに対して前記箸整列板の揺動を2回以上行う構成であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の箸の繰出装置。
  6. 前記箸整列板の箸落下出口側の端部に遊動ローラーが設けられた構成であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の箸の繰出装置。
  7. 前記箸収容部の底部の箸落下出口に臨む部分に遊動ローラーが設けられた構成であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の箸の繰出装置。
  8. 殺菌・滅菌・減菌手段が備えられた構成であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の箸の繰出装置。
  9. 前記星型歯車の回転操作を手動で行う操作ハンドルが備えられた構成であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の箸の繰出装置。
  10. 前記星型歯車の回転操作を電動で行う駆動手段が備えられた構成であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の箸の繰出装置。
  11. 前記電動による回転操作をオンにするセンサーが備えられた構成であることを特徴とする請求項10に記載の箸の繰出装置。
  12. 前記センサーが、箸が繰出される部分に差し出される箸利用者の手指を検知する構成であることを特徴とする請求項11に記載の箸の繰出装置。
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