JP3156019B2 - 発酵乳及びその製造法 - Google Patents

発酵乳及びその製造法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は微発泡性のさわやかでマ
イルドな風味を有する新しい発酵乳及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】発酵乳は、原料乳中の糖分を乳酸発酵さ
せて乳酸に変換することにより得られるが、上記乳酸発
酵に利用する乳酸菌の種類によって、生成する乳酸には
D−乳酸とL−乳酸との2種類の光学異性体が存在す
る。
【0003】しかして、ヒト体内においてはL−乳酸の
みが作り出され、これが体内の代謝機能に重要な役割を
果たしている。即ち心臓では上記L−乳酸がエネルギー
源として重要であり、また骨格筋、腎臓、肝臓、脳等に
おいても上記L−乳酸は利用されている。このようにヒ
トは、L−乳酸の代謝能を有するが、D−乳酸が生体外
から摂取される場合、これは殆ど代謝されない。このた
めに、D−乳酸の取りすぎるにより、代謝異常が惹起さ
れる。従って、WHOでは3ケ月未満の乳児ではD−乳
酸の摂取は好ましくないとしており、乳児以外でも一般
にD−乳酸の摂取量は、100mg/kg以下にとどめ
るのが好ましいとしている。更に最近では上記D−乳酸
の摂取量上限は60mg/kg以内とするべきであると
の報告もなされている。いずれにせよ、経口的D−乳酸
の大量摂取は好ましいものではない。
【0004】発酵乳には種々のものがあるが、現在一般
によく知られているものは、L−乳酸を生産する菌、例
えばストレプトコッカス サーモフィラス(Streptococ
custhermophilus)とD−乳酸を生産する菌、例えばラ
クトバチルス ブルガリカス(Lactobacillus bulgaric
us、但しバージ(Bergey's Manual Systematic Bacterio
logy) では、L. delbrueckii subsp. bulgaricusに属す
る)とを併用して作られる所謂ヨーグルトであり、これ
は例えば川西らの報告(食品工業1下p73(198
5)参照)によれば、未熟なものでもD−乳酸が25.
6%を占めており、熟成が進むにつれてD−乳酸の比率
は益々増加し、最終的には約44%にもなるとされてい
る。
【0005】また上記ヨーグルト以外の発酵乳として、
例えば脱脂乳や1.5〜2.0%脂肪を残した牛乳に、
ストレプトコッカス ラクティス(Streptococcus lact
is)とストレプトコッカス シトロボラス(Streptococ
cus citrovorus)とを加えて発酵させて得られる発酵バ
ターミルク等も知られており、これはL−乳酸のみから
なるが、その嗜好性の面から日本での消費は殆どない現
状にある。更に、ラクトバチルス アシドフィラス(La
ctobacillus acidphilus)を用いて得られるアシドフィ
ルスミルクでは、該菌がD−乳酸及びL−乳酸をそれぞ
れほぼ50%生産することが知られている。更に例えは
ラクトバチルス カゼイ(Lactobacillus casei )を利
用しても発酵乳が得られるが、かくして得られる発酵乳
は通常好ましくないフレーバーを有しており、発酵乳製
品とするためには、香料、甘味料等を添加して上記フレ
ーバーをマスクする必要がある。
【0006】以上のように、現在知られている発酵乳
は、いずれも尚改善されるべき問題点を有しており、殊
にL−乳酸の比率が高く特に乳幼児の摂取に対しても安
全であり、また日本人の嗜好に合い、しかもまろやかな
酸味と爽やかでマイルドな風味を有する発酵乳製品は開
発されていない現状にある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の発酵乳の上記問題点を全て解消した新しい発酵乳製品
を提供することにある。
【0008】殊に本発明は、L−乳酸の比率が高く特に
乳幼児の摂取に対しても安全であり、日本人の嗜好に合
い、しかもまろやかな酸味と爽やかでマイルドな風味を
有する発酵乳製品を提供することを目的とする。
【0009】本発明者らは、上記目的より鋭意研究を重
ねた結果、従来この種発酵乳製品の製造に利用された例
のない、特定の2種の乳酸菌を併用するときには、上記
目的に合致する新しい発酵乳製品が提供できるという事
実を発見し、ここに本発明を完成するに至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、ラクト
コッカス・ラクティスssp.ラクティス(Lactococus
lactis ssp. lactis )及びラクトバチルス・コンフュ
ーサス(Lactobacillus confusus)を用いて原料乳を乳
酸発酵させ、乳酸酸度が0.4〜1.2であり且つL−
乳酸が総乳酸の85%以上である発酵乳を得ることを特
徴とする発酵乳の製造方法及び該製法により得られる乳
酸酸度が0.4〜1.2であり且つL−乳酸が総乳酸の
85%以上であることを特徴とする発酵乳に係わる。
【0011】本発明により提供される発酵乳は、殊にL
−乳酸含量が高く、逆にD−乳酸含量を低く抑えている
ことに基いて、一般成人は勿論のこと、殊に乳幼児の摂
取に適しており且つ安全である。また本発明発酵乳は、
適切な乳酸酸度を有すると共に、これに基き微発泡性の
爽やかでマイルドな風味を有している。しかも該製品は
日本人の嗜好によく適合するものであるに加えて、好ま
しくないフレーバー等の生成もない特徴を有している。
【0012】以下、本発明発酵乳の製造につき詳述すれ
ば、本発明発酵乳の製造には、上記した特定の2種の乳
酸菌の併用を必須とする。ここで、用いられる各菌はそ
れら自体公知であり、当業者にとり入手容易である。例
えば上記菌の一方であるラクトコッカス・ラクティスs
sp.ラクティスとしては、代表的には、本発明者等が
生乳より新たに分離同定したMOS−11(工業技術院
生命工学工業技術研究所(FERM)にMOS−11と
して寄託、FERM P−13647)やATCC(ア
メリカンタイプカルチャーコレクション)19435、
ATCC11454、ATCC29146、JCM(理
化学研究所微生物系統保存施設)1158、IFO(財
団法人発行研究所12007等を使用できる。この他、
自然界、生乳等から分離された各所の株を用いることも
できる。
【0013】また他方の菌であるラクトバチルス・コン
フューサスとしては、代表的には、本発明者等が生乳よ
り新たに分離同定したNGB−82(FERM P−1
3646)やJCM1093、JCM1160、ATC
C10881等の他、自然界、生乳等から分離される各
種の株を用いることができる。
【0014】之等の菌は、その入手される状態のまま本
発明に利用することもでき、また予め一般乳酸保存検出
培地や一般乳酸接種培地等の適当な培地で培養した後、
その培養液の状態や該培養液から遠心分離等により集菌
された菌体の状態で、原料乳に作用させることもでき
る。
【0015】本発明方法における上記2種の菌の併用割
合は、両者が原料乳に作用して乳酸発酵を行ない得る限
り特に限定はないが、通常前者に対して後者を1/20
〜20倍(菌数)程度となる範囲、より好ましくは1/
10〜5倍程度となる範囲で併用されるのが適当であ
る。
【0016】本発明方法において原料乳としては、この
種乳酸発酵に利用できることの知られている各種のもの
のいずれでもよく、その具体例としては通常市販される
ごとき牛乳を例示できるが、特にこれに限定される訳で
はない。他にスキムミルク等も原料乳として同様に利用
することができる。之等原料乳に対する上記特定の2種
乳酸菌の使用割合は、適宜決定でき特に限定されない
が、一般には、添加される乳酸菌の生菌数が最終濃度で
104 〜109 /ml程度、好ましくは105 〜107
/ml程度の範囲から選ばれるのがよい。
【0017】本発明方法に従う乳酸発酵は、上記各菌が
それぞれ作用できる適当な条件下に実施することがで
き、この条件自体特に限定的ではない。通常例えば上記
ラクトコッカス・ラクティスssp.ラクティス及びラ
クトバチルス・コンフューサスの成育至適pHは中性付
近であり、通常の牛乳、脱脂乳等のpHが6.5付近で
あるため、特に調整する必要はない。また果汁等の添加
によりpHが酸性を示す場合には、これを5.5〜7.
5付近に調整するのが好ましい。成育温度はラクトコッ
カス・ラクティスssp.ラクティスが約5〜40℃の
範囲、ラクトバチルス・コンフューサスが約15〜45
℃の範囲であることを考慮して、約15〜40℃の範
囲、好ましくは約20〜35℃程度とするのが適当であ
る。発酵時間は、上記温度条件により異なり、また目的
とする発酵乳の酸度に応じて適宜決定できるが、一般に
は約6〜16時間程度が普通である。
【0018】上記乳酸発酵により、本発明所期の乳酸酸
度とL−乳酸含量を満足する所望の発酵乳を収得でき
る。尚、得られる発酵乳の乳酸酸度とL−乳酸含量は、
上記乳酸発酵の条件、例えば用いる菌の濃度、pH、温
度条件、作用時間等を適宜調節することにより、本発明
範囲内で適当に変化させることができる。またL−乳酸
含量は、併用される菌の併用割合によっても適宜調節す
ることができる。
【0019】かくして得られる発酵乳は、このままプレ
ーンタイプとして、あるいは通常行なわれている後処
理、例えばホモゲナイズ、ペクチン、砂糖等の添加を行
ないドリンクタイプの発酵乳として、寒天あるいはゼラ
チン及び砂糖等を添加してハードタイプの発酵乳とし
て、果汁、果肉、香料等を添加してソフトタイプの発酵
乳として、あるいは更に之等を冷凍してフローズンタイ
プに、また希釈、殺菌等を行ない乳酸菌飲料として製品
化することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明するため、実
施例を挙げるが、本発明は之等に限定されるものではな
い。
【0021】
【実施例1】一般乳酸保存検出培地(日水製薬)に植え
継がれたラクトコッカス・ラクティスssp.ラクティ
スMOS−11(FERM P−13647)及びラク
トバチルス・コンフューサスNGB−82(FERM
P−13646)を、それぞれ殺菌した牛乳中で30℃
で8時間前培養を行なった。之等を100℃、40分間
殺菌した市販の牛乳1リットルにスターターとしてそれ
ぞれ10mlずつ(それぞれ6.8×108 /ml及び
1.6×108 /ml)採取して加え、35℃で8時
間、静置培養して乳酸発酵を行なわせた。
【0022】その結果、酸度0.73%(乳酸換算、以
下同じ)の爽やかでまろやかな風味の発酵乳が得られ
た。
【0023】この発酵乳のL−及びD−乳酸量をベーリ
ンガーマンハイム社製Fキット D−乳酸/L−乳酸を
用いて測定した結果、D−乳酸は9.8%で、L−乳酸
は90.2%であった。またこの発酵乳を冷蔵庫で2日
及び6日保存した後、同様にL−乳酸及びD−乳酸含量
を測定した所、その量に変化はなかった。
【0024】
【実施例2】ラクトコッカス・ラクティスssp.ラク
ティスATCC19435及びラクトバチルス・コンフ
ューサスJCM1093を用いて、実施例1と同様に乳
酸発酵を行なわせて、酸度0.67%の発酵乳を得た。
【0025】そのL−乳酸量は88.2%であった。
【0026】
【実施例3】実施例1と同様にして前培養したスタータ
ーを、水に溶解した脱脂粉乳(100g/1l)にそれ
ぞれ2%となる量で接種し、25℃で16時間、静置培
養して乳酸発酵を行なわせた。
【0027】その結果、酸度0.78%のマイルドな風
味の低脂肪発酵乳が得られた。
【0028】このもののL−乳酸量は92.1%であっ
た。
【0029】
【実施例4】一般乳酸保存検出培地(日水製薬)に植え
継がれたラクトコッカス・ラクティスssp.ラクティ
スMOS−11(FERM P−13647)を滅菌し
た一般乳酸菌接種培地(日水社製)に、また、ラクトバ
チルス・コンフューサスNGB−82(FERM P−
13646)をMRSブロス(ベクトンディッキンソン
社製)に、それぞれ接種し、30℃で16時間前培養を
行なった。培養後、遠心(8000rpm、10分間)
にて菌体を集め、滅菌水で洗浄後、予め滅菌した10%
脱脂乳に懸濁させた。之等の懸濁液を厚さ約1cmにな
るように−80℃にて凍結し、次いで凍結乾燥させた。
【0030】かくして得られた凍結乾燥粉末の生菌数
は、ラクトコッカス・ラクティスssp.ラクティスM
OS−11で1.3×1011/g、ラクトバチルス・コ
ンフューサスNGB−82で1.1×1011/gであっ
た。
【0031】之等の凍結乾燥粉末を同重量ずつ混合し、
発酵乳用種菌として利用し、之等を市販の1リットル入
り紙パック牛乳にそれぞれ0.2gずつ添加し、室温で
一晩発酵を行なわせた。
【0032】その結果、酸度0.75%の爽やかでマイ
ルドな風味の発酵乳が得られ、この発酵乳のL−乳酸量
は90.6%であった。
【0033】
【比較例1】ラクトコッカス・ラクティスssp.ラク
ティスATCC19435を、実施例1と同様に前培養
し、市販1リットル入り紙パック牛乳に2%となるよう
に接種し、25℃で16時間発酵を行なった。
【0034】かくして得られた発酵乳の酸度は0.82
%であり、97.9%がL−乳酸であった。
【0035】このものを、実施例4で得られた本発明発
酵乳と比較するために、10名のパネラーによる官能試
験(香り、酸味、爽やかさ及び総合的評価の各項目を対
比)を行なった。
【0036】その結果、表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】表1より明らかなように、ラクトコッカス
・ラクティスssp.ラクティス単独使用による乳酸発
酵によれば、L−乳酸を選択的に生成させることができ
るが、官能的には、好ましいものが得られ難いのに対し
て、本発明方法によれば、上記菌をラクトバチルス・コ
ンフューサスと併用することに基いて、官能的に優れた
発酵乳が得られることが判る。
【0039】また上記各製品試料中の有機酸組成をHP
LC法にて測定した結果を表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】該表2からも、比較例1により得られる試
料は、ホモ乳酸発酵であることにより、殆ど乳酸のみで
ある(クエン酸は原料に由来する)のに対して、本発明
方法によれば、ラクトバチルス・コンフューサスがヘテ
ロ乳酸発酵を行なうために、乳酸以外に、酢酸等の増加
が認められ、このような生成する有機酸組成の相違が、
上記官能的な評価の相違をもたらすものと推察された。
【0042】
【比較例2】ラクトバチルス・アシドフィラスJCM1
132を、牛乳中で37℃下に24時間前培養し、市販
1リットル紙パック入り牛乳に3%となるように接種
し、37℃で48時間発酵を行なわせた。
【0043】その結果、酸度0.77%であり、L−乳
酸量が43.8%の発酵乳が得られた。
【0044】
【比較例3】ラクトバチルス・デルブルエキイssp.
ブルガリクス(旧名、ラクトバチルス・ブルガリクス)
ATCC11842及びストレプトコッカス・サリバリ
ウスssp.サーモフィルス(旧名、ストレプトコッカ
ス・サーモフィルス)OFC492を、それぞれ滅菌し
た牛乳中で37℃で8時間前培養し、予め100℃で4
0分間殺菌した市販の牛乳にそれぞれ2%となるように
接種し、37℃で8時間発酵を行なわせた。
【0045】その結果、酸度1.07%であり、L−乳
酸量が58.3%の発酵乳が得られた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 精一 佐賀県鳥栖市元町1237−2 ロワールマ ンション1001 (72)発明者 坂本 修一 福岡県久留米市諏訪野町2352−7 ダイ アパレス諏訪野304 (56)参考文献 特開 平4−287636(JP,A) 特開 平4−271777(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23C 9/00 - 9/158 BIOSIS(DIALOG) JICSTファイル(JOIS) JAFICファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乳酸酸度が0.4〜1.2であり且つL−
    乳酸が総乳酸の85%以上であることを特徴とする発酵
    乳。
  2. 【請求項2】ラクトコッカス・ラクティスssp.ラク
    ティス及びラクトバチルス・コンフューサスを用いて原
    料乳を乳酸発酵させ、乳酸酸度が0.4〜1.2であり
    且つL−乳酸が総乳酸の85%以上である発酵乳を得る
    ことを特徴とする発酵乳の製造方法。
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