JP3155977U - 果汁搾出用容器 - Google Patents

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鴻池 良一
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【課題】果肉が混入しにくく、果汁を別容器に貯留させる必要がない果汁搾出用容器を提供する。【解決手段】柔軟な弾性材で一体成形することにより底壁2と周壁3を備えた上部開口状のカップ容器1である。切断された果実14の切断面14aを底壁2に向けてカップ容器1に挿入した状態で、周壁3にクビレ状に形成された中間壁6を外部から押圧して弾性変形させると、果実から搾り出された果汁は、中高状に湾曲形成された底壁2に周設された環状凹部2aに貯留される。ユーザが把手を把持することによりカップ容器1を傾けると、果汁が環状凹部2aに沿って樋状溝に向けて集められ、樋状溝をガイドとして嘴部に向けて案内され、注ぎ出される。【選択図】図3

Description

本考案は、レモン等の果実を絞ることにより果汁を搾出するための容器に関する。
従来、レモンやオレンジ等の果実を絞ることにより果汁を生成するための果実絞り器は、皿体の底壁から円錐形の突隆部を突設し、切断した果実の切断面を前記突隆部に圧接し、果実を圧搾するように構成したものが公知である。
実用新案登録第2568451号公報
従来の果実絞り器は、円錐形の突隆部により果実の内部を表皮の近くまで切削するものであるから、十分な量の果汁を搾出できる反面、果汁に果肉が混入するという問題がある。
それ以上に、果実絞り器の生産コストが高く、しかも、生成した果汁を飲用又は調理等に供する際に、別の容器に貯留させる必要があり、不便である。
本考案は、上記課題を解決した果汁搾出用容器を提供するものであり、その手段として構成したところは、柔軟な弾性材で一体成形することにより底壁と周壁を備えた上部開口状のカップ容器であり、底壁の内径D1と上部開口部の内径D2に対して、前記周壁の高さ方向の中間部に位置する中間壁の内径D3をD3<D1かつD3<D2となるように形成すると共に、該中間壁を底壁と上部開口部に向けて湾曲形成し、前記中間壁は、横断面に関して、外側に折曲された山折り部と、内側に折曲された谷折り部を、周方向に交互に配列した蛇腹壁を形成することにより、前記内径D3を弾性的に拡径自在とするように構成され、前記底壁の内面は、中心部が高くなる中高状に湾曲形成され、該中心部の周囲に環状凹部を形成しており、切断された果実の切断面を前記底壁に向けて、前記中間壁の拡径を介して、カップ容器に挿入した状態で、前記中間壁を外部から押圧して弾性変形させることにより果実を絞り、搾り出した果汁を前記環状凹部に貯留させるように構成し、更に、前記カップ容器は、該カップ容器の直径方向に関して、一方の側に分厚い把手を形成すると共に、他方の側に注出部を形成しており、前記注出部は、前記環状凹部から上部開口部に至り、周壁を外側に山折り状に折曲形成することにより樋状溝を構成して成る点にある。
本考案の好ましい実施形態において、前記底壁は、中高状に形成された中心部の底面に隆起部を形成している。また、前記注出部は、上部開口部に臨む樋状溝に嘴部を形成している。
請求項1に記載の本考案によれば、レモンやオレンジ等の果実14を直径方向に切断し、切断面14aを底壁2に向けてカップ容器1に挿入し、中間壁6を外部から押圧することにより、簡便に果汁を搾り出すことができる。果実14を開口部4から挿入する際、蛇腹壁9を介して中間壁6を弾性的に拡径しながら挿入され、挿入後は、中間壁6がクビレ状に復元し、蛇腹壁9を果実14の球状面14bに対面状に臨ませるので、この状態で、例えば、ユーザの手指により周壁3を握り絞め、中間壁6を外部から押圧して弾性変形させると、切断面14aから搾り出される果汁15が環状凹部2aに貯留される。この際、中間壁6は、クビレ状に形成されており、上から下に向けて果実14の球状面14bを圧搾するので、果実14が上方に跳び出すおそれはない。しかも、果実14を圧搾する中間壁6は、蛇腹壁9により形成された凹凸条を果実14の表面に圧接するので、果実の全周面を好適に押圧することができ、これにより果汁を搾り出す。
そして、底壁2の環状凹部2aに貯留された果汁15は、ユーザが手指により把手10を把持することによりカップ容器1を傾ければ、環状凹部2aに沿って樋状溝12の近傍に集められ、注出部11の嘴部13から注ぎ出される。この際、環状凹部2aから嘴部13に向けて樋状溝12が形成されているので、貯留された果汁が少量であっても、環状凹部2aに沿って樋状溝12に向けて集められ、該樋状溝12をガイドとして、嘴部13に向けて好適に案内される。また、カップ容器1は、周壁3を柔軟性のある薄肉に形成されているが、把手10は分厚く形成されているので、把手10を把持した状態で、カップ容器1の全体が原形を保持し、これにより果汁の注ぎ出しを良好に行うことを可能とする。
請求項2に記載の本考案によれば、前記圧搾作業中、果実14が押し下げられ、切断面14aを底壁2に圧接するが、底壁2の中心部に隆起部5が設けられているので、周囲の環状凹部2aを凹形状に保形し、搾り出された果汁15を好適に環状凹部2aに貯留させることができる。
請求項3に記載の本考案によれば、注出部11が嘴部13を設けているので、果汁15の注ぎ出しを終えて、カップ容器1を直立姿勢に戻したとき、果汁が垂れることはなく、所謂水切りが良好となる。
本考案の1実施形態に係る果汁搾出用容器の外観を示し、(A)は平面図、(B)は側面図である。 本考案の1実施形態に係る果汁搾出用容器の断面を示し、(A)は図1(A)のA−A線断面図、(B)は図1(B)のB−B線断面図である。 本考案の1実施形態に係る果汁搾出用容器の断面を示し、(A)は図2(B)のC−C線断面図、(B)は果汁を生成する際の作用を示す断面図である。 カップ容器に貯留した果汁を注ぎ出す作用を示す断面図である。
以下図面に基づいて本考案の好ましい実施形態を詳述する。
本考案の果汁搾出用容器は、図1ないし図3に示すように、シリコンゴム等の柔軟性の高い弾性材により一体成形された上部開口状のカップ容器1により構成されている。
カップ容器1は、円板状の底壁2と、該底壁2の周縁から起立する円筒状の周壁3を備え、上部に開口部4を有しており、全体が柔軟性を有して弾性変形自在である。
前記底壁2の内面は、中心部を高くした中高状に湾曲形成され、該中心部の周囲に環状凹部2aを形成し、該中心部の底面に球面状の隆起部5を形成している。
図3(A)に示すように、前記周壁3は、高さ方向の中間部を縮径することによりクビレ状の中間壁6を形成している。即ち、底壁2の内径D1と開口部4の内径D2に対して、中間壁6の内径D3をD3<D1かつD3<D2となるように形成され、該中間壁6を底壁2と開口部4に向けて湾曲形成している。
前記中間壁6は、図2(B)に示すように、横断面に関して、外側に折曲された山折り部7と、内側に折曲された谷折り部8を、周方向に交互に配列した蛇腹壁9を形成しており、該蛇腹壁9の伸縮を介して、前記中間壁6が内径D3を弾性的に拡径自在とするように構成されている。この際、蛇腹壁9を構成する山折り部7及び谷折り部8は、中間壁6の上下方向に延びるが、図1(B)に示すように、周壁3の下端近傍部及び上端近傍部までは至らず、これにより蛇腹壁9を有しない周壁3の下側壁3aと上側壁3bが形成されている。
カップ容器1は、直径方向に関して、一方の側に分厚い把手10を形成すると共に、他方の側に注出部11を形成しており、該注出部11は、底壁2に形成された環状凹部2aから開口部4に至り、周壁3を外側に山折り状に折曲形成することにより樋状溝12を構成し、該樋状溝12を開口部4に臨ませることにより嘴部13を形成している。
上述のようにカップ容器1は、シリコンゴム等の柔軟な弾性材により一体成形され、底壁2を比較的厚肉(例えば2.0mm)に形成するが、周壁3を薄肉(例えば1.2mm)に形成しており、従って、周壁3は、ユーザが手指で保持するだけで凹曲するような柔軟性を有する。
本考案の果汁搾出用容器によれば、レモンやオレンジ等の果実を直径方向に切断し、切断面を底壁2に向けてカップ容器1に挿入し、中間壁6を外部から押圧することにより、簡便に果汁を搾り出すことができる。
例えば、レモンの場合、カップ容器1は、底壁2の内径D1がレモン14の切断面14aの外径にほぼ適合するように形成されている。そこで、図3(B)に示すように、レモン14の切断面14aを底壁2に向けてカップ容器1に挿入する。この際、開口部4から挿入されたレモン14は、蛇腹壁9を介して中間壁6を弾性的に拡径しながら挿入され、切断面14aを底壁2に当接する。挿入後は、中間壁6がクビレ状に復元し、蛇腹壁9をレモン14の球状面14bに対面状に臨ませる。
この状態で、例えば、ユーザの手指により周壁3を握り絞め、図示矢印Pで示すように、中間壁6を外部から押圧して弾性変形させると、レモン14が絞られ、切断面14aから搾り出される果汁を環状凹部2aに貯留する。この際、中間壁6は、クビレ状に形成されており、上から下に向けてレモン14の球状面14bを圧搾するので、レモン14が上方に跳び出すおそれはない。しかも、レモン14を圧搾する中間壁6は、蛇腹壁9により形成された凹凸条をレモン14の表面に圧接するので、レモン14の全周面を好適に押圧することができ、これにより果汁を搾り出す。この圧搾作業中、レモン14が押し下げられ、切断面14aを底壁2に圧接するが、底壁2の中心部に隆起部5が設けられているので、周囲の環状凹部2aを凹形状に保形し、搾り出された果汁15を環状凹部2aに貯留させる。
搾り出し作業を終え、レモン14をカップ容器1から取り出した後、底壁2の環状凹部2aに貯留された果汁15は、図4に示すように、ユーザが手指により把手10を把持することによりカップ容器1を傾ければ、環状凹部2aに沿って樋状溝12の近傍に集められ、注出部11の嘴部13から注ぎ出される。上述のように、環状凹部2aから嘴部13に向けて樋状溝12が形成されているので、貯留された果汁が少量であっても、環状凹部2aに沿って樋状溝12に向けて集められ、該樋状溝12に沿って嘴部13に向けて好適に案内される。しかも、注出部11に嘴部13を設けているので、果汁15の注ぎ出しを終えて、カップ容器1を直立姿勢に戻したとき、果汁が垂れることはなく、所謂水切りが良好である。
上述のように、カップ容器1は、周壁3を柔軟性のある薄肉に形成されているが、把手10は分厚く形成されているので、把手10を把持した状態で、カップ容器1の全体が原形を保持し、これにより果汁の注ぎ出しを良好に行うことを可能とする。
1 カップ容器
2 底壁
2a 環状凹部
3 周壁
4 開口部
5 隆起部
6 中間壁
7 山折り部
8 谷折り部
9 蛇腹壁
10 把手
11 注出部
12 樋状溝
13 嘴部
14 果実(レモン)
15 果汁

Claims (3)

  1. 柔軟な弾性材で一体成形することにより底壁(2)と周壁(3)を備えた上部開口状のカップ容器(1)であり、底壁(2)の内径D1と上部開口部(4)の内径D2に対して、前記周壁(3)の高さ方向の中間部に位置する中間壁(6)の内径D3をD3<D1かつD3<D2となるように形成すると共に、該中間壁(6)を底壁と上部開口部に向けて湾曲形成し、
    前記中間壁(6)は、横断面に関して、外側に折曲された山折り部(7)と、内側に折曲された谷折り部(8)を、周方向に交互に配列した蛇腹壁(9)を形成することにより、前記内径D3を弾性的に拡径自在とするように構成され、
    前記底壁(2)の内面は、中心部が高くなる中高状に湾曲形成され、該中心部の周囲に環状凹部(2a)を形成しており、
    切断された果実(14)の切断面(14a)を前記底壁(2)に向けて、前記中間壁(6)の拡径を介して、カップ容器(1)に挿入した状態で、前記中間壁(6)を外部から押圧して弾性変形させることにより果実を絞り、搾り出した果汁(15)を前記環状凹部(2a)に貯留させるように構成し、
    更に、前記カップ容器(1)は、該カップ容器の直径方向に関して、一方の側に分厚い把手(10)を形成すると共に、他方の側に注出部(11)を形成しており、
    前記注出部(11)は、前記環状凹部(2a)から上部開口部(4)に至り、周壁(3)を外側に山折り状に折曲形成することにより樋状溝(12)を構成して成ることを特徴とする果汁搾出用容器。
  2. 前記底壁(2)は、中高状に形成された中心部の底面に隆起部(5)を形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の果汁搾出用容器。
  3. 前記注出部(11)は、上部開口部(4)に臨む樋状溝(12)に嘴部(13)を形成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の果汁搾出用容器。
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