JP3188634U - 飲料用容器 - Google Patents
飲料用容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3188634U JP3188634U JP2013006547U JP2013006547U JP3188634U JP 3188634 U JP3188634 U JP 3188634U JP 2013006547 U JP2013006547 U JP 2013006547U JP 2013006547 U JP2013006547 U JP 2013006547U JP 3188634 U JP3188634 U JP 3188634U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- beverage container
- peripheral surface
- curved
- stacked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Stackable Containers (AREA)
Abstract
【課題】積み重ね可能で、積み重ね状態からの分離が容易になるように、積み重ねた容器の密着を回避する構造において、外観に境界箇所が確認できる凹凸形状が存在しない飲料用容器を提供する。【解決手段】上方開口部が大径で下方が小径の積み重ね可能な飲料用容器であって、積み重ねられる上段容器Aが挿入される範囲において、外周面を上下二か所の係止湾曲膨出部4,5を備える連続曲線回転体面に形成し、内周面を前記係止湾曲膨出部4,5と一致する内径の湾曲膨出受部6,7を備える連続曲線回転体面に形成してなる。【選択図】図3
Description
本考案は、積み重ね構造の飲料用容器に関するものである。
コップのような飲料用容器の形状としては、上方が末広がり形状となって積み重ね可能なものが広く知られている。しかし上段容器を下段容器内に差し入れて積み重ねた際に、上段容器の外側面と下段容器の内側面が密着して、分離させるのが困難な場合がある。
この対応として上段容器の外側面と下段容器の内側面が密着しないように、容器中間部分に、縮径する段差部を内外に形成し、当該段差部で係止される構造(特許文献1)、外周面に突出部を設け、当該突出部が他方容器の縁部に載置される構造(特許文献2)、容器内底方内周面に縦突条を設け、当該突部上に上段容器の底部を載置する構造(特許文献3)などが知られている。
前記した従前の積み重ね可能な飲料用容器における密着回避構造は、段差部並びに突出部は外観から視認され、内周面の縦突条も喫飲時に視認され、美観上優れたものと言えない。
また前記の段差部及び突出部並びに縦突条は、容器外周面又は内周面と滑らかに連続していないので、当該境界部分に汚れが溜まりやすく、且つ洗浄し難い。
そこで本考案は、積み重ね可能であって、積み重ね時にも密着せず、美観上も優れ且つ洗浄容易な新規な飲料用容器を提案したものである。
本考案に係る飲料用容器は、上方開口部が大径で下方が小径の積み重ね可能な飲料用容器であって、積み重ねられる上段容器が挿入される範囲において、外周面を上下二か所の係止湾曲膨出部を備える連続曲線回転体面に形成し、内周面を前記係止湾曲部と一致する内径の湾曲膨出受部を備える連続曲線回転体面に形成してなることを特徴とするものである。
従って上記飲料用容器を積み重ねると、上段容器の外周面における係止湾曲膨出部が、下段容器の内周面の係止湾曲部と当接して係止されることになり、上下段の容器は内外周面が密着せずに、上下二か所の周面部分のみが当接することになるので、積み重ねた上下容器を容易に分離できる。また容器の内外周面は、連続曲線回転体面で形成されているために、内外周面は滑らかであり、汚れが溜まる箇所が無く、洗浄が容易である。
また本考案の請求項2に係る飲料用容器は、飲料用容器がステンレス製真空二重構造の容器であり、また請求項3記載に係る飲料用容器は、内周面における上方湾曲膨出受部を、ステンレス製真空二重構造の容器における上縁接合部の直下の二重壁上端箇所に形成してなるものである。
而して所謂マグボトルと称される保温保冷容器において、容器の積み重ね化を実現できる。
本考案は上記のとおりで、容器の内外周面を連続曲線回転体面で形成して、美観を損ねる外観とせずに、積み重ね可能で且つ分離が容易な飲料用容器を提供できたものである。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示したのは所謂マグボトルと称されている保温保冷容器で、その構造は、周知のとおり外側容器部aと内側容器部bの二重構造にして、外側容器部aと内側容器部bの上縁端部を上縁接合部cとし、内部を真空構造としたものである。
前記容器は、上方開口部1が大径で下方部分が徐々に小径として積み重ね可能な形状としたものである。特に外周面2及び内周面3を、積み重ねられる上段容器Aが挿入される範囲Xにおいて、傾斜直線回転体面(円錐面)とせずに、所定の連続曲線回転体面に形成したものである。
前記の連続曲線回転体面は、外周面に上下二か所の係止湾曲膨出部4,5を備え、内周面に湾曲膨出受部6,7を設けたものである。即ち前記係止湾曲膨出部4,5は、その接線Yを結んだ際に、範囲Xにおいて当該係止湾曲膨出部4,5以外は接線Yより中心側に凹んでいるものである。
また湾曲膨出受部6,7は、内周面において前記接線Yと接する箇所で、係止湾曲膨出部4,5と径が一致し、且つ上下間隔が一致するもので、特に上方の湾曲膨出受部6は、上縁接合部cの直下の二重壁上端箇所に形成してなるものである。
而して前記の飲料用容器は、外観的に外周面が滑らかな曲線形状で美観的に優れたものとなり、上段容器Aの係止湾曲膨出部4,5が、下段容器Bの内周面に湾曲膨出受部6,7に当接して積み重ねられることになる。
従って当該当接箇所以外には空隙dが存在することになり、積み重ね状態から容易に上段容器Aを分離させることができるものである。
1 上方開口部
2 外周面
3 内周面
4,5 係止湾曲膨出部
6,7 湾曲膨出受部
a 外側容器
b 内側容器
c 上縁接合部
d 空隙
A 上段容器
B 下段容器
2 外周面
3 内周面
4,5 係止湾曲膨出部
6,7 湾曲膨出受部
a 外側容器
b 内側容器
c 上縁接合部
d 空隙
A 上段容器
B 下段容器
Claims (3)
- 上方開口部が大径で下方が小径の積み重ね可能な飲料用容器であって、積み重ねられる上段容器が挿入される範囲において、外周面を上下二か所の係止湾曲膨出部を備える連続曲線回転体面に形成し、内周面を前記係止湾曲部と一致する内径の湾曲膨出受部を備える連続曲線回転体面に形成してなることを特徴とする飲料用容器。
- 飲料用容器がステンレス製真空二重構造の容器である請求項1記載の飲料用容器。
- 内周面における上方湾曲膨出受部を、ステンレス製真空二重構造の容器における上縁接合部の直下の二重壁上端箇所に形成してなる請求項2記載の飲料用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013006547U JP3188634U (ja) | 2013-11-18 | 2013-11-18 | 飲料用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013006547U JP3188634U (ja) | 2013-11-18 | 2013-11-18 | 飲料用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3188634U true JP3188634U (ja) | 2014-01-30 |
Family
ID=78223890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013006547U Expired - Fee Related JP3188634U (ja) | 2013-11-18 | 2013-11-18 | 飲料用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3188634U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103783945A (zh) * | 2014-02-27 | 2014-05-14 | 慈溪市芮奇塑胶有限公司 | 一种多杯体组合式保温茶杯 |
-
2013
- 2013-11-18 JP JP2013006547U patent/JP3188634U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103783945A (zh) * | 2014-02-27 | 2014-05-14 | 慈溪市芮奇塑胶有限公司 | 一种多杯体组合式保温茶杯 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USD874281S1 (en) | Bottle | |
USD838038S1 (en) | Detergent/cleaning packet | |
USD820044S1 (en) | Drinking cup with lid | |
USD740119S1 (en) | Bottle | |
USD768440S1 (en) | Pineapple shaped drinking vessel | |
USD796886S1 (en) | Home beverage brewer | |
USD799330S1 (en) | Container | |
USD1030418S1 (en) | Beverage container | |
USD926528S1 (en) | Combined lid and serving dish | |
USD675530S1 (en) | Bottle | |
USD842043S1 (en) | Beer mug | |
USD815528S1 (en) | Container | |
USD906806S1 (en) | Bottle closure | |
JP3188634U (ja) | 飲料用容器 | |
USD815529S1 (en) | Container | |
USD928613S1 (en) | Container | |
USD911665S1 (en) | Household beer storage container | |
USD782308S1 (en) | Lid for beverage container | |
USD956578S1 (en) | Beverage container | |
USD1011882S1 (en) | Beverage cup lid having a condiment container receptacle set | |
CN206491622U (zh) | 冷热饮料杯盖 | |
WO2017141289A1 (ja) | 器 | |
USD956577S1 (en) | Beverage container | |
CN204445183U (zh) | 一种饮用便捷式杯盖 | |
USD744782S1 (en) | Beverage mug |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3188634 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |