JP3155936U - 生活異変告知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】家外の訪問者に異変を知らせて生活異常の発見が迅速にできる生活異変告知装置を提供する。【解決手段】生活異変告知装置は、1人住まいの要支援者など住人の動きを感知する人感知センサー1と、外部に対する告知部3、タイマー回路を有する制御部2、及び電源装置4を備えている。制御部2のタイマー回路は人感知センサー1が反応しなくなってからの時間を計測し、予め設定された時間経過したときに制御部2が告知部3を作動させ、告知部3は、住人が居住する家屋の窓等の屋内側に設置する。【選択図】図1
Description
本考案は、老人や病人等の要支援者が自宅等において健康上の異変を生じた際に、外部からその異変を察知することのできる簡易型生活異変告知装置に関する。
老人や病人等、一人住まいの要支援者に対する異変を遠隔地より察知する方法については従来から数多く提案されている。その1つに監視カメラと無線通信装置とを組み合わせたものが知られているが、システムが高度かつ複雑で価格が高価になってしまうという問題点がある。また、カメラの場合は常に監視する人が必要となる。
また、特開2003−109158号公報(特許文献1)には、住宅等における水の使用を検出して生活における異変を感知しようとするシステムが示されている。このシステムの場合も上記の例と同様に、システムが高度かつ複雑で価格が高価になってしまうという問題点がある。
一方、特開2003−308579号公報(特許文献2)においては、人体から出ている赤外線を感知するセンサーと、人が動かなくなったことを感知してからの時間を調節する時間調節手段と、自動的に警報を出す警報手段と、装置が動作していることを示す動作表示手段とを1つのケース内に収納した簡易的な自動警報装置が示されている。この装置は、小型で設置工事費も不要であり、価格も廉価、維持費も乾電池で1年以上使用可能な簡易型警報装置である。しかしながら、この装置は警報手段をセンサーと同じケース内に収納しているため、警報が鳴ってもそれを聞き取れる範囲が狭く、一人暮らしの人の場合にはあまり有用でない。
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、家の外部に異変を知らせて生活異常の発見が迅速にできるようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するため本考案による生活異変告知装置においては、住人の動きを感知する人感知センサーと、外部に対する告知部、タイマー回路を有する制御部、及び電源装置を備え、前記タイマー回路は前記人感知センサーが反応しなくなってからの時間を計測し、予め設定された時間経過したときに前記制御部が前記告知部を作動させ、前記告知部は、前記住人が居住する家屋の窓等の屋内側に設置されることを要旨としている。
プライバシー保護を考慮して、前記告知手段は、作動したときのみ連絡先の情報を表示し、前記告知手段が作動していない際は情報が表示されないよう構成されていることが望ましい。
また、前記告知手段は、異変のない通常時の安心表示手段および異常が発生した際の異常発生表示手段の両方を備えていることが好適である。
本考案による生活異変告知装置は、人感知センサーを居間等の普段生活する空間に設置し、告知部を例えば窓の内側に外に向けて設置しておくことにより、住人が病気などによって動けなくなった際に、人感知センサーが感知しなくなったときに告知部によって表示することができる。このとき、連絡相手や電話番号などを表示しておけば、定期的または不定期に訪問する民生委員や近所の人、或いは郵便、新聞配達者が家に入らずに異変を察知することができる。また、上記の情報はプライバシーに関するものであるため、常時視認できることは好ましくない。そこで、告知部が作動している時のみ、例えば電光掲示などにより情報が視認できるようにすれば、プライバシー保護ができる。さらに、住人に異常が無く人感知センサーが常時作動しているときは、それを示す安心表示手段を設けておけば、訪問した人が異常のないことを確認することができる。また、この安心表示手段が点灯してれば生活異変告知装置自体が動作していることも確認できる。
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例について説明する。図1に本考案による生活異変告知装置の構成を示す。本装置は、人感知センサー1、タイマー回路を含む制御部2、告知部3、及び、電源装置4からなる。制御部2には、人感知センサー1及び告知部3が接続されている。電源装置4はAC−DCコンバータが内蔵され、家庭用コンセントに接続することにより、AC100Vを例えばDC5Vに変換する。このAC−DCコンバータとしては、一般に市販のコンバータが使用される。なお、電源装置4には、停電時のために乾電池等による補助電源を設けておくことが望ましい。
人感知センサー1は、市販の赤外線センサーを利用することができる。この人感知センサー1は住人10の動きを感知し、住人10が動いたときに感知信号を発生する。この人感知センサー1は制御部2に接続されている。制御部2にはタイマー回路が設けられ、人感知センサー1から感知信号が入力されなくなったときに作動を開始するように構成されている。タイマー回路は、切り換えによって例えば、10,20,30,40時間等に設定することができる。
告知部3は制御部2に接続され、住人10の動作状態を告知している。告知部3には安心表示灯3a、異常発生表示灯3b及び連絡先表示部3cが設けられている。安心表示灯3aとしては、青や緑等の色彩の発光ダイオード、異常発生表示灯3bは、赤等の色彩の発光ダイオードが用いられる。また、連絡先表示部3cとしては、発光ダイオード等による電光掲示、或いは表示パネルを内側からランプによりバックライト照明するなどの方法を用いることができる。一方、連絡先表示部3cは、図2に示す訪問者11に連絡してもらいたい連絡先として、親戚、自治体、民生委員、病院等の電話番号や住所等を表示しておくことが望ましい。
また、本装置にはセンサー感知による告知作動の他に、告知作動スイッチ5を設け、このスイッチを押すことにより手動で告知部3を作動させるようにしてもよい。このスイッチ5を設けることにより、住人が自分で具合が悪いと感じた際に、その異常を知らせることが可能となる。
上述した告知部3は、図2に示すように、住人10が居住する家屋6の窓7の屋内側に設置する。窓7は、透明ガラスが好ましく、告知部3の安心表示灯3a、異常発生表示灯3b及び連絡先表示部3cが透明ガラスを透過して目視できるようにしている。告知部3を設置する場所は、建設時から家屋6に設けられた窓7の他、風雨及び盗難から防御可能なケースに内に設置してもよく、このケースにおいても窓が設けられ、外部から目視可能に設置される。なお、窓は、玄関用ドアに設けられた窓であってもよく、窓の種類や大きさは問わない。
次に動作を説明する。まず、電源装置4を家庭用コンセントに接続する。この接続によって、制御部2に例えばDC5Vの電源が供給される。制御部2は、電源が供給されたときにタイマー回路等がリセットされるリセット回路が設けられていて、コンセントへの接続によって動作が開始する。制御部2が動作することにより人感知センサー1が作動し、人感知センサー1から信号が入力されるとタイマー回路がリセットされ、告知部3には安心表示灯3aの点灯する。すなわち、人感知センサー1が設置された範囲において住人10が移動している間は、都度タイマー回路がリセットされるので、安心表示灯3aの点灯が継続される。
住人10が病気などによって動けなくなった際には、人感知センサー1が住人10の移動を感知しないため、人感知センサー1の出力が長時間停止する。この場合は、制御部2のタイマー回路が作動し、予め設定された10,20,30,40時間を越えたときに、安心表示灯3aを消灯するとともに、異常発生表示灯3bを点灯させる。また、連絡先表示部3cを設けた場合には、電光掲示用の発光ダイオード等の点灯、或いは、バックライト照明用のランプが点灯される。
一人住まいの住人10が居住する家屋には、民生委員や近所の人、或いは郵便、新聞配達者等の訪問者11が定期的または不定期に訪問する。このとき、異常発生表示灯3bが点灯しているときに、訪問者11は住人10に何らかの異常が生じたことを、その屋内に入らなくても住人10の安否が察知される。そして、民生委員や近所の人などの場合は、住人10に対してしかるべき所定の処置が施される。一方、郵便、新聞配達者等の訪問者11の場合は、連絡先表示部3cの表示内容を見て、その表示に従って電話等により連絡される。
以上、本考案の好適な実施例について説明したが、本考案の精神を逸脱しない範囲において多くの改変をなし得ることは言うまでもない。
本考案は、住人の異変を家外の訪問者に知らせることができる生活異変告知装置に適用される。
1 人感知センサー
2 制御部
3 告知部
3a 安心表示灯
3b 異常発生表示灯
3c 連絡先表示部
4 電源装置
5 告知作動スイッチ
6 家屋
7 窓
10 住人
11 訪問者
2 制御部
3 告知部
3a 安心表示灯
3b 異常発生表示灯
3c 連絡先表示部
4 電源装置
5 告知作動スイッチ
6 家屋
7 窓
10 住人
11 訪問者
Claims (3)
- 住人の動きを感知する人感知センサーと、外部に対する告知部、タイマー回路を有する制御部、及び電源装置を備え、
前記タイマー回路は前記人感知センサーが反応しなくなってからの時間を計測し、予め設定された時間経過したときに前記制御部が前記告知部を作動させ、
前記告知部は、前記住人が居住する家屋の窓等の屋内側に設置されることを特徴とする生活異変告知装置。 - 前記告知部は、作動したときのみ連絡先の情報を表示し、前記告知部が作動していない際は情報が表示されないよう構成されていることを特徴とする請求項1記載の生活異変告知装置。
- 前記告知部は、異変のない通常時の安心表示および異常が発生した際の異常発生表示することを特徴とする請求項1または2記載の生活異変告知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009007218U JP3155936U (ja) | 2009-09-15 | 2009-09-15 | 生活異変告知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009007218U JP3155936U (ja) | 2009-09-15 | 2009-09-15 | 生活異変告知装置 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3155936U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107683501A (zh) * | 2015-05-15 | 2018-02-09 | J·布拉施有限公司 | 用于对人进行主动监控的系统和方法 |
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2009
- 2009-09-15 JP JP2009007218U patent/JP3155936U/ja not_active Expired - Fee Related
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