JP3155902U - スナック菓子 - Google Patents

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美恵子 小林
美恵子 小林
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旭製粉株式会社
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Abstract

【課題】簡単な工程ながらも、家庭で電子レンジを利用し、気軽且つ遊び感覚でスナック菓子を作ることが出来るスナック菓子を提供する。【解決手段】食感に応じて各種パウダーを含有させた澱粉に対して、水が対澱粉70%〜150%加えられたものが撹拌されて略均一な含水澱粉とされ、前記含水澱粉が電子レンジで所望の時間加熱されてアルファー化させられ、アルファー化させられた前記澱粉が所望の大きさのペレット状に切られ、ペレット状に切られた前記澱粉が電子レンジで所望の時間加熱され膨化されてなるスナック菓子である。【選択図】 図1

Description

本考案は、家庭でも簡単に作ることの出来るスナック菓子に関する。
従来のスナック菓子としては、馬鈴薯澱粉に対して食感に応じて各種パウダーを含ませたものを湯温55〜70℃で攪拌して均一な乳液を得る工程と、得られた澱粉乳液を帯状に厚み2〜3mmに均一に広げた後に蒸気室にて温度帯95〜100℃で蒸し、完全にアルファー化させる工程と、アルファー化した帯状物を2〜10℃の温度域で1〜2時間かけて冷却させる工程と、冷却後の帯状物を型抜きする工程と、型抜きしたものを乾燥後の厚み0.4〜2mm、含水率8〜15%に収まるように乾燥させてスナックペレットを得る工程と、スナックペレットを電子レンジ対応用の袋に複数枚入れて調理する(膨化させる)工程とからつくられたものがあった(例えば、文献1参照)。
特開2002−27914号公報
上述した従来のスナック菓子においては、限られた温度帯にて撹拌したり、蒸したりしなければならず、また、限られた厚みに切り取ったりしなければならない為、非常に大きな手間を要し、家庭で気軽にスナック菓子を作るには耐え難きものであった。
本考案は、上記課題を解決する為になされたものであり、簡単な工程で得ることのできるスナック菓子であり、家庭で電子レンジを利用し、気軽且つ遊び感覚で作ることが出来るスナック菓子の提供を課題とする。
本考案に係るスナック菓子は、もち米粉、馬鈴薯、甘薯、タピオカ、小麦から一又は二以上選択された粉末状の澱粉に対し、塩系、酢系のパウダーが加えられ、さらにミキサーを用いて十分に撹拌され、この攪拌されたパウダー入り澱粉が、電子レンジ用カップに入れられ、水が対澱粉70%〜150%加えられ、略均一に水分が行き渡るまでスプーンや撹拌棒などで撹拌され、この含水澱粉が600Wの家庭用電子レンジにて約60秒加熱され、水分が蒸発させられると共に、アルファー化され、このアルファー化された澱粉が、オーブンシートに挟まれ、圧力を加えながら平面上に当該澱粉が伸ばされ、厚み5mm〜10mm程度の板状の生地が作成され、上記板状の生地がナイフを用いて、四角形、三角形などの多角形、或いは円形のペレットに切られ、オーブンシートに並べられ、当該ペレットが並べられたオーブンシートが、電子レンジで1分〜2分加熱され、当該ペレットが膨化されてなるスナック菓子である。
本考案は、上記の構成としたことにより、以下の効果を奏する。
本考案によれば、予め用意された粉末状の澱粉に対し、水が混ぜられ、電子レンジで加熱され、ペレット状に切られ、再度電子レンジで加熱されてなるスナック菓子であり、家庭でも簡単且つ気軽に作成を楽しむことができるスナック菓子である。
第1図は本考案のスナック菓子を示す斜視図である。
以下、本考案のスナック菓子を製造方法も含めて更に詳しく説明する。
まず、もち米粉、馬鈴薯、甘薯、タピオカ、小麦などから任意に一又は二以上選択された粉末状の澱粉に対し、食感に応じて、例えば、塩系、酢系の各種パウダーを適量加え、ミキサーなどを用いて十分に撹拌させたパウダー入り澱粉を用意する。
なお、使用される澱粉は限定されるものではないが、後述する第四の工程における膨化を加味した場合、もち米粉、馬鈴薯、甘薯、タピオカ、小麦は膨化性が良く、食感上のサクサク感もあり、好ましい。
次に、上記パウダー入り澱粉を電子レンジ用カップに入れ、更に水(例えば水道水)を対澱粉70%〜150%加え、略均一に水分が行き渡るまでスプーンや撹拌棒などで撹拌する(第一の工程)。
なお、考案者の実験検証によれば、後述する第四の工程の後に得られるスナック菓子の食感などを加味した場合、加える水は対澱粉80%〜120%であることが好ましく、より好ましくは、対澱粉90%〜110%である。
次に、第一の工程で得られた含水澱粉を電子レンジで所望の時間加熱し、水分を蒸発させると共に、アルファー化させる(第二の工程)。なお、考案者の実験検証によれば、600Wの家庭用電子レンジにて約60秒加熱することが、後述する第四の工程の後に得られるスナック菓子の食感などを加味した場合、好ましい。また、より好ましくは、第一の工程で得られた含水澱粉を電子レンジで約30秒加熱した後、当該含水澱粉を撹拌し、再度約30秒加熱する。
次に、第二の工程で得られたアルファー化させた澱粉を、例えばオーブンシートなどに挟み、圧力を加えながら平面上に当該澱粉を伸ばし、板状の生地を作成する。なお、考案者の実験検証によれば、後述する第四の工程の後に得られるスナック菓子の食感などを加味した場合、厚み5mm〜10mm程度の生地とすることが好ましい。
次に、上記板状の生地を家庭用のナイフなどを用いて、所望のサイズのペレット(切片)に切る(第三の工程)。この時、後述する第四の工程の後に得られるスナック菓子を、消費者が口に含むに当たり適した大きさとする為には、約1cm角のペレットに切ることが好ましい。なお、当該ペレットは、四角形、三角形などの多角形でも良く、或いは円形などでも良く、その形状は限定されるものではない。
次に、第三の工程で得られたペレットを1cm〜2cmの間隔、或いはそれ以上の間隔を設けて、例えばオーブンシートなどに並べる。
そして、当該ペレットが並べられたオーブンシートを、電子レンジで数分加熱し、当該ペレットを膨化させる(第四の工程)。なお、考案者の実験検証によれば、600Wの家庭用電子レンジにて1分〜2分加熱することで、良好に膨化させることが出来る。
なお、考案者の実験検証によれば、第一の工程における撹拌時の水分バラツキ、電子レンジにおける加熱時のペレット位置での加熱バラツキにより、各ペレットの膨化にもバラツキが生じる場合があることが判明している。従って、第四の工程においては、電子レンジで加熱している間、膨化過程を注視しながら、膨化が止まったペレットから随時取り出すことが好ましい。
以上に説明したように、本考案に係るスナック菓子によれば、油で炒める必要もなく、使用する水の温度管理をする必要もなく、蒸す工程なども必要なく、家庭用電子レンジと、家庭にて用意可能な電子レンジ用カップ、撹拌棒、ナイフ、オーブンシートなどを用いて、簡単且つ気軽に、例えば、あられ、おかき、せんべいなどのスナック菓子の作成を楽しく行うことが出来る。
また、各種パウダーを含有させた澱粉と、上述したスナック菓子の製造方法を記載した製造方法説明書を同梱した家庭用スナック菓子作成キットを消費者に提供することにより、従来、完成品しか手にすることが出来なかった消費者に対し、家庭におけるスナック菓子の調理(製造、作成)という遊び心を提供することが出来る。
なお、本実施に係る家庭用スナック菓子作成キットは、予め用意された各種パウダーを含有させた澱粉を一構成要素としているが、これに限られない。例えば、更に構成を分割し、澱粉と、各種パウダーをそれぞれ別々に同梱した構成も成り立つ。この場合、消費者は、当該澱粉と当該各種パウダーを家庭用のミキサーなどを用いて撹拌する工程から行えば良い。
本考案のスナック菓子の特徴は、澱粉と水と電子レンジを用いて、簡単且つ気軽にスナック菓子を得ることができるところにある。

Claims (1)

  1. もち米粉、馬鈴薯、甘薯、タピオカ、小麦から一又は二以上選択された粉末状の澱粉に対し、塩系、酢系のパウダーが加えられ、さらにミキサーを用いて十分に撹拌され、この攪拌されたパウダー入り澱粉が、電子レンジ用カップに入れられ、水が対澱粉70%〜150%加えられ、略均一に水分が行き渡るまでスプーンや撹拌棒などで撹拌され、この含水澱粉が600Wの家庭用電子レンジにて約60秒加熱され、水分が蒸発させられると共に、アルファー化され、このアルファー化された澱粉が、オーブンシートに挟まれ、圧力を加えながら平面上に当該澱粉が伸ばされ、厚み5mm〜10mm程度の板状の生地が作成され、上記板状の生地がナイフを用いて、四角形、三角形などの多角形、或いは円形のペレットに切られ、オーブンシートに並べられ、当該ペレットが並べられたオーブンシートが、電子レンジで1分〜2分加熱され、当該ペレットが膨化されてなるスナック菓子。
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