JPS62100248A - 中空菓子の製造方法 - Google Patents

中空菓子の製造方法

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JPS62100248A
JPS62100248A JP60238989A JP23898985A JPS62100248A JP S62100248 A JPS62100248 A JP S62100248A JP 60238989 A JP60238989 A JP 60238989A JP 23898985 A JP23898985 A JP 23898985A JP S62100248 A JPS62100248 A JP S62100248A
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JP
Japan
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flour
water
sheet
hollow
baking
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JP60238989A
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Yozo Konishi
小西 陽造
Takayuki Nagata
永田 隆幸
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Ezaki Glico Co Ltd
Original Assignee
Ezaki Glico Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 産業上の利用分野 この発明は含油量が少く、膨化して中空に形成された膜
壁の厚さを所望のものに調整でき、かっこなつぼさく穀
類の粉に固有の生ぐさい粉ワぽい臭いのことをいう。以
下おなじ)のない中空菓子の製造方法にかかわるもので
ある。
■ 従来の技術とその問題点 従来、本願菓子に近いフライ製品として、マツシュポテ
トを使つて中空のフライ製品にすると膜が薄くなりすぎ
しかも油っぽい欠点がある。父、別の例としては、コー
ンの混練物をオーブンで焙焼後フライ処理して製される
トルティラがあるが、このものはコーンチップとは逆に
含油量は少いが、膨らまず中空のものにもならないとい
う欠点がある。本願発明は、かかる従来品の欠点のない
、つまり膨化が適度でソフトな感触をもち、含油量の少
い中空状菓子を製造することを得たものである。
■ 問題点を解決する手段 本発明においては、小麦、コーン、米その他の穀類の粉
の1種又は2種以上の混合物を主原料とし、これに水を
加えてアルファ化し又はアルファ化した粉に水を加えて
混練物を調整し、圧延・成形・焼成・フライ処理するの
である。ただし、本願において「主原料とする」とは、
アルファ化されたでん粉の総重量が、全混練物のうち加
水量分を除いた原料混合総重量の約80%をこえて使用
される場合のことを指体するものである。
アルファ化でん粉の起源は、地上でん粉、地下でん粉の
区別あるいはうるち種、もち種の区別その他品種、産地
等の区別なくいずれも使用できる。
本発明においては、任意に使用する原料としてたとえば
、マーガリン、砂糖、食塩等の調味料のほか膨剤等が挙
げられる。
本発明では上記諸原料に水を加えてアルファ化し又は単
に水を加えて混合・捏和して混練物を製する。原料の混
入順序については特定ではない。
加水量も原料の種類、混合比等により一概に規定できな
いが全混練物中太よそ25〜40重量%程度である。
混練を了えたものは圧延してシートにする。シートの厚
みは大よそ1〜41程度、就中1.5〜2.0謂程度に
するのが最終製品の膨化状態その他の品質面からみてよ
いようである。これを切断又は打抜きにより製品の原形
に成形する。
成形されたシートは焼成工程へ導かれる。
焼成の要領は、焼成によって中空状に膨化したシートが
引き続いてその中空形状を保ちうる程度に硬化させるに
あるが、そのためにはたとえば、約190〜200 ’
C・5分間程度の焼成をするを要し、もってシートの水
分を約15%以下好ましくは約12%以下に低減させる
のである。ふつうにはこの程度の焼成では焼色はつくか
つかない位である。もっとも、上記焼成条件は絶対的な
ものではなく、混練物用原料配合の差異、シートの水分
、シートの厚みその他のシートの有する特性によって適
宜好適な焼成条件が採用される。また、焼成条件は、所
望菓子の膜の厚さをどの程度のものにするかによっても
変る。たとえば、小麦粉30部(重量部、以下同じ)、
アルファワキシでん粉80部、マツシュポテト20部及
びマーカリン5部よりなる混練物で、厚さ1〜2間のシ
ートを焼成して焼成後の膜の厚さ1.5麿程度のものを
調製したいときは、190℃・5分間焼成すればよいし
、また上記シートを使つて焼成後膜の厚さ約1麿のもの
にしたいときはガスオーブン(対流式)280℃・8分
間焼成したらよい。
上述により一旦焼成されたものをフライ処理する。フラ
イ処理条件として一般的にいえることは、高温短時間処
理がよいということである。たとえば、150〜200
℃1115〜40秒程度でフライし、シート水分を約2
%以下にする、というが如くである。フライ用油につい
ては通常のたとえば天ぷら油の如きものでよく、また、
加圧、減圧又は常圧のいずれの条件下においてフライ処
理してもよい。かくて、目的物中空菓子が収得される。
■ 発明の作用及び効果 本願発明の如き原料配合よりなる菓子を焼成のみにて処
理すると、どうしてもこなりぼさが抜けず風味がよくな
い。その理由の1つとして焼成のみによる加熱の場合は
、内部まで均一に加熱するのは困難であるからである。
しかし、フライ処理によるときは、内部まで均一に加熱
でき、しかも油の風味によってこなつぼさがなくなると
いう効果をもっている。なお、小麦粉の場合はアルファ
化不足がニなつぼさの理由の1つとなるが、かといって
小麦粉のアルファ化度を高くするとこなりぼさは減るが
組織が硬くなってしまい、所望のソフトな菓子とはなり
がたい。
そこで、本発明において焼成により一旦中空状のものと
し、かつシート水分を適当なレベルまで減じたのち、フ
ライ処理することによりシート全体のアルファ化度を上
げ、こなっぽさを消失させ、−i子を香ばしいソフトな
ものに仕上げるのである。
又、油の風味によりてもこなつぽさがなくなる。
小麦粉の場合は、アルファ化度を上げたときにおこりや
すい組織の硬化が本発明では起きない。
それは焼成後のフライ処理即ち高温短時間処理によった
から膨化力が大きく中空を形成している膜壁中に多数の
微小気泡を有するものが得られるからであり、つれて製
品はソフトなものとなる。フライ処理のみによるときは
、一般的には膜層がうすくなって、膨化しすぎたり或い
は膨化しなかったりの変動が大きくて膨化度の調節がで
きないし、かつ製品中の油の含量も多くなりすぎ保存性
が低下すると共に油のべたべたした味のものになりてし
まう。膨化させようとして高温フライ処理のみによると
、処理時間が余りに短かすぎて膨化度の調整ができず、
所望膜厚のものが得られない。これに反し、本願では膜
厚を調整できる。
本願ではフライより緩和な温度条件が適用されるオーブ
ンその他による焼成工程を経るので厚さを調整するだけ
の時間的余裕があるからであり、このようにして調整さ
れた膜厚のものをフライ処理することによりて所望の厚
みのものとすることができるものである。なお、焼成す
るときの条件である本願規定の水分範囲、即ち約15%
をこえたものは、次工程で火ぶくれをおこす共に吸油量
も多くなってしまう。
■ 実施例 例1゜ 下記配合で原料を混合した。
小麦粉            100部アルファワキ
シスターチ     80部マツシュポテト     
    60部マーガリン           20
部砂糖               5部食塩   
            3部炭酸アンモニウム   
      3部合成調味料            
5部乳化剤              0.5部水 
                       10
0部合計             876.5部全原
料を混練し、圧延して厚さ1.1 rmのシートとした
。これを直径15朋の円形に打抜き;約180゛C・5
分間焼成して水分10%の中空状シート(膜の厚さは約
1.5 朋)とした。ついで、これを195〜200℃
の食用油中20秒間フライ処理した。
得られたものの水分は2%であった。
このものはこなっぽさがなく香ばしくて美味であった。
例2゜ マツシュポテト90部とワキシスターチ10部に水55
部を加えて7分間蒸練し、アルファ化した。これに調味
料、水等を適宜加えて混練し、巾5履、厚さ3層、長さ
80m1の角棒状シートに成形した。これを180℃・
6分間焼成し、シート水分を約9%とした。かくしてえ
られた中空棒状シートを180″C・40秒間食用油中
にてフライ処理した。このものも例1におけると同様、
油の含有量は少く、膨化して軽い歯ざわりがあり、こな
りぽさもなく美味であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 小麦、コーン、米その他の穀類の粉の1種又は2種以上
    の混合物を主原料として、これに水を加えてアルファ化
    し又はアルファ化した粉に水を加えて混練物を調整し、
    ついでこれを圧延・成形し、焼成し、フライ処理するこ
    とを特徴とする中空菓子の製造方法。
JP60238989A 1985-10-24 1985-10-24 中空菓子の製造方法 Granted JPS62100248A (ja)

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JPS62100248A true JPS62100248A (ja) 1987-05-09
JPS6319136B2 JPS6319136B2 (ja) 1988-04-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7553508B1 (en) 1999-03-15 2009-06-30 Cooperative Verkoop-En Productievereniging Van Aardappelmeel En Derivaten Avebe B.A. Amylopectin potato flakes or granules and their use in snack foods
JP2010154835A (ja) * 2009-01-05 2010-07-15 Japan Frito-Lay Ltd スナック菓子

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JPS5279057A (en) * 1975-12-23 1977-07-02 Riyuuichirou Ishiguro Method of producing baked and fried rice cracker
JPS5521783A (en) * 1978-08-01 1980-02-16 Kanebo Shokuhin Kk Preparation of rice cake of hollow solid shape

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